独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
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安全対策業務

Q6 市販のくすり(一般用医薬品・要指導医薬品)を使用する場合、どんなことに注意したらよいですか?

A6

 自分の症状によくあったくすりを選ぶことが大切です。選ぶときはパッケージに表示してある効能などの項を参考にします。ただし、治療中であったり、妊娠中、授乳中、くすりや食物のアレルギーがある、などの場合は、使用してはいけないくすりがあるので薬剤師などに相談しましょう。
 なお、使用に関し、特に注意が必要な、要指導医薬品や第1類医薬品を購入する際は、薬剤師から、適正使用のために必要な事項について説明を受けてください。
 パッケージの中に入っている説明書(添付文書)には大事な注意がかいてありますから、読むくせをつけましょう。症状が改善しない場合は早めに医療機関を受診しましよう。

解説

購入するとき

 ビタミン剤など、いつも服用していて問題がないくすりは、そのまま購入してよいでしょう。

医師から処方されたくすりを服用している人は、病気によって使ってはいけないくすりがあったり、飲み合わせなどの問題が起こることがあります。このように持病がある人や治療中の人、妊娠中、授乳中の人は、くすりを選ぶときに薬剤師に相談してください。症状によっては主治医を受診したほうがよい場合もあります。

また、いつも使用しているくすりや健康食品がある、くすりや食べ物のアレルギーがある、という人も、くすりを選ぶときに薬剤師にそのことを伝えましょう。

くすりによっては(15歳未満の)子供には使用できない場合や、商品名に小児用とあっても年齢によって使用できないことがあります。子供のくすりを選ぶときは、パッケージの表示の用量の項をみたり、薬剤師に子供の年齢を伝えて、使用できるかどうか確認してもらいましょう。
 

使う前に

購入したら使用期限や保管方法を確認して正しく保管します。パッケージに入っている説明書(添付文書)は使用する前に必ず一読してください。そして、くすりの使用中はしっかりと保管するようにしましょう。

症状が回復しないからといって漫然と使用すると、副作用が発現したり、重い病気の初期症状などを見過ごしてしまう恐れがあります。説明書(添付文書)で、使用中に注意すべき症状や使用する期間の目安をあらかじめ確認しましょう。
 

使用中

用法・用量を守って使用し、使用中に体調に異変を感じたり、効果が不十分な場合や症状がさらに進んだりした場合には使用を中止し、医療機関を受診するようにしましょう。
 

その他

くすりによっては、悪化すると死亡や後遺症の残る重い副作用が起こることがあります。「重篤副作用疾患別対応マニュアル」の「患者の皆様へ」では、このような副作用に早めに気づいて対処できるよう、副作用の概要、初期症状、早期対応の要点を紹介しています。インターネットで閲覧できます。
 


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