独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
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安全対策業務

使用上の注意改訂情報(平成14年10月15日指示分)

【医薬品名】ゲフィチニブ

【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。

[警告]の項を新たに設け、

 「本剤の投与により急性肺障害、間質性肺炎があらわれることがあるので、胸部X線検査等を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。なお、患者に対し副作用の発現について十分説明すること。(「重要な基本的注意」及び「重大な副作用」の項参照)

を追記し、[重要な基本的注意]の項に

 「急性肺障害、間質性肺炎等の重篤な副作用が起こることがあり、致命的な経過をたどることがあるので、本剤の投与にあたっては、臨床症状(呼吸状態、咳及び発熱等の有無)を十分に観察し、定期的に胸部X線検査を行うこと。また必要に応じて胸部CT検査、動脈血酸素分圧(Pao2)、肺胞気動脈血酸素分圧較差(A-aDo2)、肺拡散能力(Dlco)等の検査を行い、急性肺障害、間質性肺炎等が疑われた場合には、直ちに本剤による治療を中止し、ステロイド治療等の適切な処置を行うこと。
 「本剤を投与するにあたっては、本剤の副作用について患者に説明するとともに臨床症状(息切れ、呼吸困難、咳及び発熱等の有無)を十分に観察し、これらが発現した場合には、速やかに医療機関を受診するように患者を指導すること。

を追記し、[副作用]の「重大な副作用」の項の間質性肺炎に関する記載を

 「急性肺障害、間質性肺炎:急性肺障害、間質性肺炎があらわれることがあるので、胸部X線検査等を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。」

と改める。

 〈参考〉企業報告

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