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第11回ジェネリック医薬品品質情報検討会 議事概要

1. 開催日時等

日時:平成25年10月17日(木) 14:00-16:40
場所:砂防会館別館シェーンバッハ・サボー 会議室「六甲」

2.出席委員等 (敬称略)

出席委員(11名) 緒方宏泰、川西徹、喜多村孝幸、楠本正明、曽布川和則、西島正弘、檜垣和孝、三上栄一、
村田正弘(武藤正樹代理)、山本典男(永井恒司代理)、四方田千佳子
欠席委員(2名) 鈴木邦彦、冨山雅史
参考人 山田良太(日本製薬団体連合会)、伏見環(日本ジェネリック製薬協会)、
川俣知巳(日本ジェネリック製薬協会)
事務局 国立医薬品食品衛生研究所 合田幸広(薬品部)、伊豆津健一(薬品部)、
阿曽幸男(薬品部)、香取典子(薬品部)、
加藤くみ子(薬品部)
厚生労働省等 佐藤岳幸(審査管理課)井上隆弘(審査管理課)、
鶏内雅司(安全対策課)、江田美沙子(監視指導・麻薬対策課)、
斉藤和幸(医薬品医療機器総合機構一般薬等審査部)、
中村悟(医薬品医療機器総合機構安全第一部)

3.審議概要

(1)開会

開会に際し、座長の交代(西島委員から川西委員)及び新委員(檜垣委員、四方田委員)が紹介された。委員9名に代理出席2名を加えた11名で開会が告げられた。

(2)第8回検討会で製剤ワーキンググループの検討対象となった糖尿病薬等の溶出試験結果

第8回検討会において検討対象となり、製剤ワーキンググループ(製剤WG)*で検討を行なった糖尿病薬7品目(グリメピリド錠、グリメピリドOD錠、アカルボース錠、アカルボースOD錠、メトホルミン塩酸塩錠、ピオグリタゾン塩酸塩錠、ピオグリタゾン塩酸塩OD錠)及びベザフィブラート徐放錠(高脂血症用剤)の溶出試験結果について、資料11-1のように報告された。
  アカルボース錠について、公的溶出規格に対して問題となる製剤は無かったが、一部製剤の溶出が遅い傾向を示し、オレンジブック及び先発製剤のいずれとも類似性を確認できなかった。当該製剤のメーカー実施の溶出試験においても同ロット製剤の溶出速度の変動が確認され、原因調査と改善を要請した。
  ベザフィブラート徐放錠の先発2製剤が溶出規格に適合しない可能性が考えられた。各メーカーに問い合わせたところ、該当ロットを含めた前後20ロットにおいて、品質上問題となる製剤はなかったことが確認されたものの、溶出にバラつきが生じやすい製剤であることから、今後は工程管理を厳しくすることで、製品品質を確保していくとの回答が得られた。なお、規格適合の判定結果に相違が生じたのは、製剤間の溶出プロファイル比較を目的とした品質情報検討会の試験条件が、規格への適合判定を目的とした試験条件とはサンプリング回数などが異なることが原因と考えられるとの説明がなされた。ベザフィブラート徐放錠の後発品のうち、1製剤について類似性の許容範囲よりも速い溶出が確認され、メーカーが改善対応することとなった。
  以上の内容について、確認され了承された。

*製剤ワーキンググループ:ジェネリック医薬品の品質に関して、試験検査を実施し確認を行うため、国立医薬品
 食品衛生研究所及び地方衛生研究所の担当者から構成されるワーキンググループ。

(3)第2回ジェネリック医薬品品質情報検討会で品質課題が指摘されたリトドリン塩酸塩注射液の再試験結果報告

第2回検討会において不純物についての課題が報告されたリトドリン塩酸塩注射液2製剤について、第10回検討会で報告された改善状況を確認する目的で、純度試験を実施した(資料11-2-1)。市場流通品を試料とした試験において、第2回検討会で指摘された不純物の大幅な減少を確認するとともに、その他の不純物についても原薬規格内であることが示された。現在の市場流通品は不純物含量に問題がないことが確認され、その内容について了承された。

(4)学会等での発表・論文及び医薬品医療機器総合機構への相談内容に関する審議

平成24年10月~平成25年3月までの間の文献及び学会発表(資料11-3)、及び24年度下半期の医薬品医療機器総合機構への相談内容(資料11-4)において、明らかに後発医薬品の品質に問題があることを示すものはないと評価された。
  エダラボン点滴静注製剤について、一部の製剤に含まれる酸化防止剤がin vitroの実験においてラジカル消去能を示すとの学会発表があったが、第9回及び第10回検討会で報告された文献と同様な内容であり、エダラボン製剤間で臨床作用に有意な差を生じるとは考えにくいとする審議結果が確認された。
  文献等で取り上げられたものにつき、当該文献等の内容のみでは後発医薬品の品質について判断できないため、念のために製剤WGで検討することとした品目は以下のものである。

リスペリドン内用液/内服液(精神神経用剤)
ガベキサートメシル酸塩注射液(蛋白分解酵素阻害剤)

また、資料11-2-2として、リトドリン塩酸塩注射液の先発品と後発品について副作用発現頻度を比較した文献が事務局から紹介された。引き続き関係部署と協力し、情報収集を行なうと共に、必要に応じて本検討会で品質確認等の対応を行なうこととなった。
  以上について、確認され了承された。

4.提出資料

  1. (1)  議事次第
  2. (2)  ジェネリック医薬品品質情報検討会メンバー
  3. (3)  資料11-1 第8回検討会で製剤WGの検討対象となった糖尿病薬等の溶出試験結果
  4. (4)  資料11-2-1 リトドリン塩酸塩注射液の再試験結果報告
  5. (5) 資料11-2-2 リンドルフ参考文献(日本周産期・新生児医学会雑誌第49巻第1号P288-294)
               (著作権に関わるため非公開)
  6. (6)  資料11-3-1 後発医薬品文献調査報告書(概要)
  7. (7)  資料11-3-2 文献一覧表
  8. (8) 資料11-3-3 問題指摘論文集(著作権に関わるため非公開)
  9. (9)  資料11-4 医薬品医療機器総合機構後発医薬品相談受付状況

連絡先: ジェネリック医薬品品質情報検討会事務局
E-メール: oecqaged@nihs.go.jp
ファックス: 03-3707-6950
電話での応対はいたしません。御名前、御所属、連絡先、連絡先電話番号、問い合わせ内容を記して、E-メール、あるいはファックスを入れてください

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