レギュラトリーサイエンス活動報告書(2023 年度)
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す。 端科学技術の積極的な情報収集及び評価についてのガイドラインの作成」、「研究環境の充実と研究成果の積極的発信」 などを目標として定めておりました。本ページ以降では、2023年度の主な活動について記載しています。 PMDAは、業務上明らかとなった課題及び最先端技術の実用化のための課題について、PMDA自らが主体性を持って解決するため、大学、研究機関等の外部機関と協力・連携して取り組む体制を構築しています。具体的には、包括的連携協定においては、人材交流、共同研究、教員派遣、学位取得支援等に関し活動しており、包括的連携協定とは異なり教員派遣、学位取得支援等に焦点をおいた連携大学院協定として締結している場合もあります(図2)。 これらの活動は、PMDA及び連携機関の双方にとって、下記のような観点で意義があり、寄与すると考えています。 RSに関する知見の習得 連携大学院協定客員教員派遣PMDA職員の大学院入学・学位取得など人材交流包括的連携協定共同研究 PMDAは、独立行政法人医薬品医療機器総合機構中期計画を達成するために、年度ごとに年度計画を定めていま 2023年度(令和5年度)の計画3では、RSの推進による業務の質の向上のために、「包括的連携協定の推進」、「最先RS領域での議論をリードできる人材の育成に  医療あるいは研究の実情への理解向上  最新の科学的技術や知見の習得 3: 独立行政法人医薬品医療機器総合機構 令和5年度計画 https://www.pmda.go.jp/files/000251942.pdf 図2 包括的連携協定と連携大学院協定 6 人材育成 3. 活動実績 3.1 包括的連携及び連携大学院協定における活動:RS人材育成に向けて

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