独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
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安全対策業務

公開フォーラム「医薬品のリスクコミュニケーションの現状とこれから ~患者さんへの医薬品の安全性情報提供のあり方を考える~」

 この度、国立研究開発法人日本医療研究開発機構 平成29年度医薬品等規制調和・評価研究事業『患者及び医療関係者に向けた医薬品等のリスク最小化情報の伝達方法に関する研究』班として、公開フォーラムを開催することになりました。
 関係者の皆様方に、心から感謝し、厚く御礼申し上げます。
 フォーラムのテーマは、「医薬品のリスクコミュニケーションの現状とこれから ~患者さんへの医薬品の安全性情報提供のあり方を考える~」です。医薬品に関する情報は、専門性が高く消費者・患者にとって理解することが難しいこともあり、医薬品の安全性に関する情報提供、いわゆるリスクコミュニケーションの重要性が認識されるに至っております。リスクコミュニケーションはリスク評価の内容などに関して、専門家の中だけに留めず、関係者間で情報や意見をお互いに交換・共有し、合意形成を図ろうとするものです。このような患者参加の対話型医療(Shared Decision Making)の実現を目指すことで、社会における医薬品への信頼性を向上させ、安全で満足度の高い医療の実現が期待されるところです。
 実際の医療の中で、どのような医薬品を選ぶかは、そのベネフィットとリスクとのバランスを検討する必要があります。科学的な不確実性を考慮した十分なリスク・ベネフィットコミュニケーションがあって初めて、患者の健全な「医療決定」が可能になると考えます。
 第一部では、我々の研究班のこれまでの研究発表を行う予定です。(報告書は下記を参照ください。)
 (平成27年度研究成果報告書:https://www.amed.go.jp/program/houkoku_h27/0502053.html
 (平成28年度研究成果報告書:https://www.amed.go.jp/program/houkoku_h28/0502053.html
 第二部は行政の立場から安全性情報提供の状況、また患者さんの立場から情報提供のあり方についてお話しいただく予定です。
 本フォーラムでは、多くの方々に参加いただき、活発な議論と交流の場とすることを目指しております。皆様のご支援と多数の皆様のご参加を心からお待ちしております。
 

平成29年度医薬品等規制調和・評価研究事業

『患者及び医療関係者に向けた医薬品等のリスク最小化情報の伝達方法に関する研究』

研究代表者:山本美智子

盛会裏に終了しました。ご参加くださいました皆様には重ねて御礼申し上げます。報告

会場

東京理科大学(神楽坂キャンパス)森戸記念館 第1フォーラム(地下1階)
所在地・交通機関

プログラム 

プログラムPDF
 
【 1. 医薬品のリスク・ベネフィットコミュニケーションの取り組みとその動向】 資料
   山本 美智子(昭和薬科大学  医薬品情報部門 教授)

【 2. 薬物療法におけるコミュニケーション:インフォームド・コンセントとシェアード・デシジョンメイキング】 資料
   中山 健夫(京都大学大学院 医学研究科 教授)

【 3. 提供した情報は適切な行動に結びつくか?】 資料
   中村 敏明(大阪薬科大学 臨床薬学教育研究センター 教授)

【 4. 行政からの患者さんへの安全性情報提供について】 資料
   上野 清美((独)医薬品医療機器総合機構(PMDA) 安全第一部長)

【 5. 患者さんの立場から】
   坂田 和江(元薬害肝炎九州訴訟原告) 資料
   増山 ゆかり((公財)いしずえ(サリドマイド福祉センター) 理事) 資料
   山口 育子((認定NPO法人)ささえあい医療人権センターCOML 理事長) 資料

【 6. パネルディスカッション】

【 7. クロージング】
   大井 恒宏(厚生労働省 医薬・生活衛生局  医薬安全対策課 課長補佐)


主催:国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)医薬品等規制調和・評価研究事業
  『患者及び医療関係者に向けた医薬品等のリスク最小化情報の伝達方法に関する研究』班
 共催:(独)医薬品医療機器総合機構(PMDA)
 協賛:国立研究開発法人日本医療研究開発機構
 後援:厚生労働省