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処方箋医薬品注)
クロラムフェニコールに対し過敏症の既往歴のある患者
〈適応菌種〉
本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、淋菌、髄膜炎菌、モラクセラ・ラクナータ(モラー・アクセンフェルト菌)、大腸菌、クレブシエラ属、セラチア属、インフルエンザ菌、ヘモフィルス・エジプチウス(コッホ・ウィークス菌)、アルカリゲネス属、トラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス)
〈適応症〉
眼瞼炎、涙嚢炎、麦粒腫、結膜炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)
通常、適量を1日1~数回点眼する。
なお、症状により適宜回数を増減する。
長期投与後、骨髄形成不全があらわれることがある。
頻度不明
過敏症
接触性皮膚炎
菌交代症
長期連用による菌交代症
長期連用注1)
全身的使用の場合と同様な症状
患者に対し以下の点に注意するよう指導すること。
クロラムフェニコール点眼液は、他の抗生物質に比し、眼内移行がきわめてよく、前房内移行が良好である1),2)。
タンパク合成阻害であり、細菌のリボソーム50Sサブユニットに作用し、ペプチド結合形成やt-RNAからのペプチド鎖の遊離を阻害することでタンパク合成を抑制し、抗菌効果を発揮するとされ、広範囲の抗菌スペクトルを有して静菌的に作用する3)。
クロラムフェニコール(Chloramphenicol)
2,2-Dichloro-N-[(1R,2R)-1,3-dihydroxy-1-(4-nitrophenyl)propan-2-yl]acetamide
C11H12Cl2N2O5
323.13
クロラムフェニコールは白色~黄白色の結晶又は結晶性の粉末である。メタノール又はエタノール(99.5)に溶けやすく、水に溶けにくい。
150~155℃
CP
[α]:+18.5~+21.5° (1.25g、エタノール(99.5)、25mL、100mm)
外箱開封後は遮光して保存すること。
プラスチック点眼容器 5mL×10本
1) Leopold et al.:Arch.Opthal.1950;44:22-36
2) 近藤有文:臨床眼科.1958;12(2):195-203
3) 第十八改正日本薬局方解説書:廣川書店.2021:C1808-1812
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