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本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
外眼部及び前眼部の炎症性疾患の対症療法(眼瞼炎、結膜炎、角膜炎、強膜炎、上強膜炎、前眼部ブドウ膜炎、術後炎症)
通常、1回1~2滴を1日4回点眼する。なお、症状により適宜回数を増減する。
本剤による治療は原因療法ではなく対症療法であることに留意すること。
感染症を不顕性化するおそれがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(ラット:経口投与)で分娩遅延が認められている1)。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
低出生体重児、新生児又は乳児を対象とした臨床試験は実施していない。
1~5%未満
0.1~1%未満
頻度不明
過敏症
発疹、蕁麻疹、接触皮膚炎
眼
刺激感
結膜充血、そう痒感、眼瞼炎
びまん性表層角膜炎、眼瞼発赤・腫脹、異物感、眼脂、結膜浮腫、流涙
呼吸器
気道狭窄
患者に対し以下の点に注意するよう指導すること。
プラノプロフェンの抗炎症作用の作用機序は、プロスタグランジン生合成抑制、リソソーム膜安定化及びリソソーム酵素分泌抑制などによる。
起炎物質としてカラジーナン、アラキドン酸、ホルマリン、カオリンを用いた実験的急性結膜浮腫モデル(ラット)において、プラノプロフェン点眼液0.1%「ニットー」とニフラン点眼液0.1%で比較を行ったところ、抗炎症作用に有意な差は認められず、生物学的に同等であると考えられた2)。
起炎物質としてナイスタチン、マスタードを用いた実験的持続性結膜浮腫モデル(ラット)において、プラノプロフェン点眼液0.1%「ニットー」とニフラン点眼液0.1%で比較を行ったところ、抗炎症作用に有意な差は認められず、生物学的に同等であると考えられた2)。
実験的アレルギー性結膜炎モデル(ラット)において、プラノプロフェン点眼液0.1%「ニットー」とニフラン点眼液0.1%で比較を行ったところ、抗炎症作用に有意な差は認められず、生物学的に同等であると考えられた2)。
プラノプロフェン(Pranoprofen)〔JAN〕
(2RS)-2-(10H-9-Oxa-1-azaanthracen-6-yl)propanoic acid
C15H13NO3
255.27
プラノプロフェンは白色~微黄白色の結晶性の粉末である。
N,N-ジメチルホルムアミドに溶けやすく、酢酸(100)にやや溶けやすく、メタノールにやや溶けにくく、アセトニトリル、エタノール(95)又は無水酢酸に溶けにくく、ジエチルエーテルに極めて溶けにくく、水にほとんど溶けない。N,N-ジメチルホルムアミド溶液(1→30)は旋光性を示さない。
外箱開封後は、遮光して保存すること。
プラスチック点眼容器 5mL×5本、5mL×10本、5mL×50本
1) 浜田佑二ほか:医薬品研究.1978;9(1):194-204
2) 社内資料:プラノプロフェン点眼液0.1%「ニットー」生物学的同等性試験
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