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痔核・裂肛の症状(出血、疼痛、腫脹、痒感)の緩解、肛門周囲の湿疹・皮膚炎
通常1日1~3回適量を患部に塗布又は注入する。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。また、大量又は長期にわたる使用は避けること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
観察を十分に行うこと。ステロイド剤の大量又は長期の投与により、小児の発育障害をきたしたという報告がある。
大量又は長期にわたる使用により、下垂体・副腎皮質系機能の抑制をきたすことがある。
頻度不明
皮膚及び陰部
真菌症(カンジダ症、白癬等)、ウイルス性疾患
過敏症
皮膚刺激感、そう痒等
長期連用
長期連用による全身投与の場合と同様な症状
眼科用として使用しないこと。
痔核、裂肛、肛門周囲の湿疹・皮膚炎等を対象とする坐薬及び軟膏の再評価結果において、総症例642例における有効率(「有効」以上)は90.3%であった。
痔疾患の症状(疼痛、炎症、そう痒、出血、腫脹、細菌感染等)に対し、各種有効成分が次の作用を発揮する。
Wistar系雄性ラットによる実験で、0.5%配合のヒドロコルチゾンの血管透過性の抑制作用及びカラゲニンによる足蹠浮腫発生に対する抑制作用がみられ、両作用はエスクロシドの配合により更に増強された1) 。
Hartley系雌性モルモット左右角膜による実験で、0.5%配合のジブカイン塩酸塩の局所麻酔作用がみられ、その作用は他成分配合によっても変動をきたさないことが認められた1) 。
dd系雌性マウス尾の切断面による実験で、1.0%配合のエスクロシドは対照と比較し、出血時間を有意に短縮した。また、その効果は他成分配合により妨害的な影響を受けていないことが認められた1) 。
精度管理用菌株7株及び臨床材料由来70株の計77株に対するMICを測定した。フラジオマイシン硫酸塩はグラム陽性菌及びグラム陰性桿菌のうち、S.faecalisと一部の耐性菌を除いてMIC値は低く、これらの菌に対して抗菌作用が認められた2) 。
ヒドロコルチゾン(Hydrocortisone)
11β,17,21-Trihydroxypregn-4-ene-3,20-dione
C21H30O5
362.46
白色の結晶性の粉末で、においはない。メタノール、エタノール(95)又は1,4-ジオキサンにやや溶けにくく、クロロホルムに溶けにくく、水又はジエチルエーテルに極めて溶けにくい。
フラジオマイシン硫酸塩(Fradiomycin Sulfate)
2,6-Diamino-2,6-dideoxy-α-D-glucopyranosyl-(1→4)-[2,6-diamino-2,6-dideoxy-β-L-idopyranosyl-(1→3)-β-D-ribofuranosyl-(1→5)]-2-deoxy-D-streptamine trisulfate
2,6-Diamino-2,6-dideoxy-α-D-glucopyranosyl-(1→4)-[2,6-diamino-2,6-dideoxy-α-D-glucopyranosyl-(1→3)-β-D-ribofuranosyl-(1→5)]-2-deoxy-D-streptamine trisulfate
C23H46N6O13・3H2SO4
908.88
白色~淡黄色の粉末である。水に溶けやすく、エタノール(95)にはほとんど溶けない。
ジブカイン塩酸塩(Dibucaine Hydrochloride)
2-Butyloxy-N-(2-diethylaminoethyl)-4-quinolinecarboxamide monohydrochloride
C20H29N3O2・HCl
379.92
白色の結晶又は結晶性の粉末である。水、エタノール(95)又は酢酸(100)に極めて溶けやすく、無水酢酸に溶けやすく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。吸湿性である。
エスクロシド(Esculoside)
6-(β-D-Glucopyranosyloxy)-7-hydroxy-2H-1-benzopyran-2-one sesquihydrate
C15H16O9・11/2H2O
367.31
白色の結晶性の粉末で、においはなく、味は苦い。メタノール又はジオキサンにやや溶けにくく、水、エタノール又は氷酢酸に溶けにくく、エーテルにほとんど溶けない。
70個[2g(チューブ)×70]350個[2g(チューブ)×350]20個[15g(チューブ)(アダプター付)×20]
1) 平松保造 他:基礎と臨床,1977;11(8):53-59
2) 神木照雄 他:医学と薬学,1980;4(1):77-79
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