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処方箋医薬品注)
大腸内視鏡検査、大腸手術時の前処置における腸管内容物の排除
本剤1袋を水に溶解して約2Lの溶解液とする。通常、成人には溶解液を1時間あたり約1Lの速度で経口投与する。溶解液を約1L投与した後、水又はお茶を約0.5L飲用する。ただし、排泄液が透明になった時点で投与を終了し、投与した溶解液量の半量の水又はお茶を飲用する。排泄液が透明になっていない場合には、残りの溶解液を排泄液が透明になるまで投与し、その後、追加投与した溶解液量の半量の水又はお茶を飲用する。なお、本剤1袋(溶解液として2L)を超える投与は行わない。〈大腸内視鏡検査前処置〉検査当日の朝食は絶食(水分摂取は可)とし、検査開始予定時間の約3時間以上前から投与を開始する。〈大腸手術前処置〉手術前日の昼食後は絶食(水分摂取は可)とし、昼食後約3時間以上経過した後、投与を開始する。
腸閉塞及び腸管穿孔を起こすおそれがある。,,
腸管穿孔を起こすおそれがある。,,
腸閉塞を起こすおそれがある。,
溶血を起こすおそれがある。
誤嚥により、嚥下性肺炎、呼吸困難等を起こすことがある。
本剤投与時に電解質変動が起きた場合、不整脈を起こすおそれがある。
投与により体が冷えるため、まれに胸痛を起こすおそれがある。
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病態を悪化させるおそれがある。
体液/電解質異常を起こすおそれがある。
本剤投与時に電解質変動が起きた場合、痙攣発作を起こすおそれがある。
糖尿病用薬により血糖をコントロールしている患者については、検査前日の本剤投与は避け、検査当日に十分観察しながら本剤を投与すること。また、糖尿病用薬の投与は検査当日の食事摂取後より行うこと。食事制限により低血糖を起こすおそれがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
顔面蒼白、血圧低下、嘔吐、嘔気持続、気分不良、眩暈、冷感、じん麻疹、呼吸困難、顔面浮腫等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。,
異常が認められた場合には投与を中止し、腹部の診察や画像検査(単純X線、超音波、CT等)を行い、適切な処置を行うこと。,,,,,,,,,
意識障害、痙攣等があらわれることがあるので、この様な症状があらわれた場合には、電解質補正等の適切な処置を行うこと。
嘔吐、嘔気に伴うマロリー・ワイス症候群を起こすことがあるので、吐血、血便等が認められた場合には、適切な処置を行うこと。,
血圧低下を伴う症例も報告されている。
0.1~5%未満
頻度不明
過敏症
発疹
そう痒症、じん麻疹、血管浮腫
精神神経系
頭痛
睡眠障害、痙攣、浮動性めまい
消化器
悪心、嘔吐、腹痛
腹部膨満、肛門不快感、消化不良、嚥下障害、鼓腸
循環器
血圧低下、徐脈
血圧上昇
肝臓
AST増加、ALT増加、血中LDH増加、肝機能異常
腎臓
尿中蛋白陽性
血液
白血球数増加、好中球百分率増加、リンパ球百分率減少
その他
口渇、血中コレステロール増加、血中CK増加
倦怠感、悪寒、空腹、不快感、血中重炭酸塩減少、高カルシウム血症、低カルシウム血症、低リン酸血症、低カリウム血症、血中クロール異常、脱水
徴候及び症状を伴って、低ナトリウム血症、低カリウム血症、脱水、血液量減少などの重篤な電解質異常を発現するおそれがある。
(1)
(2)
上部のキャップを開けて★の目印まで水を入れる。
キャップをきちんと閉め、バッグを寝かせて、大室(A剤)の上から両手で押して大室と小室(B剤)との隔壁を開通させる。
(3)
(4)
バッグを良く振り本剤を溶解する。
キャップを開けて2Lの目盛り線までさらに水を入れる。
(5)
キャップをしっかりと閉めて軽く振り、本剤が完全に溶解したことを確認する。
溶解後速やかに使用することが望ましいが、やむを得ずすぐに使用できない場合には、冷蔵庫内に保存し、48時間以内に使用すること。
本剤2Lを健康成人男性12例に投与した際の血清中アスコルビン酸濃度のCmaxは47.43±7.32μg/mL(平均値±標準偏差、以下同様)、AUClastは993.44±177.64μg・hr/mL、AUCinfは2481.07±565.10μg・hr/mLであった。Tmaxの中央値は3.0hr、T1/2は108.367±33.181hrであった1)。
大腸内視鏡検査実施者を対象として、本剤またはニフレックⓇ配合内用剤を服用し腸管洗浄効果を検討した。その結果は次のとおりであり、本剤群のニフレックⓇ配合内用剤群に対する非劣性が検証された。なお、大腸手術前処置に対する臨床試験は実施していない2)。
本剤群
ニフレックⓇ配合内用剤群
有効率(例数)
98.6%(215/218例)
96.8%(212/219例)
本剤による副作用発現割合は11.0%(24/218例)であり、主な副作用はAST増加2.8%(6/218例)、尿中蛋白陽性2.3%(5/218例)、悪心1.8%(4/218例)、ALT増加1.4%(3/218例)、嘔吐0.9%(2/218例)であった。
本剤1袋を水に溶解して約2Lの溶解液とすると、溶解液の高張性により、受動的に体内水分が腸管内に移行し、腸管内水分量が増加し、腸管洗浄効果を発現する。
ラットに本剤を経口投与した結果、腸管内水分量が増加するとともに水様便を排泄し、腸管内容物が有意に減少した3)。
開封後は吸湿に注意して保管すること。
244.212g×5袋(プラスチックバッグ)
1) 古家英寿 他:臨床薬理、2013;44(2):53-60
2) 上野文昭 他:新薬と臨牀、2016;65(5):681-695
3) 松田砂織 他:新薬と臨牀、2012;61(12):2507-2513
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