当ウェブサイトを快適にご覧いただくには、ブラウザのJavaScript設定を有効(オン)にしていただく必要がございます。
本剤の成分又はアミド型局所麻酔薬に対し過敏症の既往歴のある患者
眼科領域における表面麻酔
鎮痛のみの目的には使用しないこと。
通常、成人では1~5滴を点眼する。なお、年齢、体質により適宜増減する。
まれにショックを起こすことがあるので、本剤の投与に際しては、十分な問診により患者の全身状態を把握するとともに、異常が認められた場合に直ちに救急処置のとれるよう、常時準備をしておくこと。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
クラスⅢ抗不整脈剤
心機能抑制作用が増強するおそれがあるので、心電図検査等によるモニタリングを行うこと。
作用が増強することが考えられる。
アナフィラキシーショックを起こすおそれがある。
頻度不明
過敏症
クロロブタノール(保存剤)は冷時安定であるが、加熱滅菌により分解して塩酸を放出し、液に刺激性を与える懸念があるので、本剤は無菌操作法により調製されている。したがって、本剤を加熱再滅菌して使用したり、また、希釈して加熱再滅菌のうえ用いることは絶対にしないこと。
リドカイン塩酸塩は金属を侵す性質があるので、長時間金属器具(カニューレ、注射針等)に接触させないことが望ましい。なお、金属器具を使用した場合は、使用後十分に水洗すること。
ポルフィリン症の患者に投与した場合、急性腹症、四肢麻痺、意識障害等の急性症状を誘発するおそれがある。
リドカイン塩酸塩は眼球結膜・眼瞼結膜から吸収される。
リドカイン2μg/mLの血漿蛋白結合率は約65%で、α1-酸性糖蛋白及びアルブミンと結合する。血液/血漿中濃度比は約0.8であることから、血球への分布は少ないと考えられる。妊婦にリドカイン塩酸塩を硬膜外投与注1)したとき、臍帯静脈血液中濃度と母体血漿中濃度の比は0.5~0.7で、胎盤を通過する1)。
リドカインは、主として肝臓でN-脱エチル体monoethyl glycinexylidide(MEGX)に代謝された後、glycinexylidide(GX)、2,6-xylidineに代謝され、投与量の約70%が4-hydroxy-2,6-xylidineとして尿中に排泄される2)。
リドカイン塩酸塩250mgを健康人に経口投与注1)したとき、24時間後までの尿中放射能排泄率は投与量の83.8%、未変化体は投与量の2.8%であった2)(外国人データ)。
心不全患者及び腎不全患者にリドカイン塩酸塩50mgを静脈内投与後注1)の消失半減期は、健康人に比べ有意な変動はなく、肝機能低下患者では約3倍に延長した3)(外国人データ)。注1)本剤の承認された投与経路は点眼である。
リドカイン塩酸塩は、神経膜のナトリウムチャネルをブロックし、神経における活動電位の伝導を可逆的に抑制し、知覚神経・運動神経を遮断する局所麻酔薬である。
リドカイン(Lidocaine)(JAN)
2-Diethylamino-N-(2,6-dimethylphenyl)acetamide
C14H22N2O
234.34
リドカインは白色~微黄色の結晶又は結晶性の粉末である。メタノール又はエタノール(95)に極めて溶けやすく、酢酸(100)又はジエチルエーテルに溶けやすく、水にほとんど溶けない。希塩酸に溶ける。
66~69℃
外箱開封後は、遮光して保存すること。
[瓶]20mL
1) Burm,A.G.L.:Clin.Pharmacokinet. 1989;16:283-311
2) Keenaghan,J.B. et al.:J.Pharmacol.Exp.Ther. 1972;180:454-463
3) Thomson,P.D. et al.:Ann.Intern.Med. 1973;78:499-508
サンド株式会社 カスタマーケアグループ
〒105-6333 東京都港区虎ノ門1-23-1
TEL 0120-982-001FAX 03-6257-3633
サンドファーマ株式会社
東京都港区虎ノ門1-23-1URL:https://www.sandoz.jp/
サンド株式会社
Copyright © Pharmaceuticals and Medical Devices Agency, All Rights reserved.