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向精神薬
処方箋医薬品注)
本剤を交付する際には、本剤交付前に保護者(家族)又はそれに代わる適切な者が投与できるよう、本剤の投与が必要な症状の判断方法、本剤の保存方法、使用方法、使用時に発現する可能性のある副作用等を保護者(家族)又はそれに代わる適切な者が理解したことを確認した上で交付すること。
てんかん重積状態
通常、成人及び2歳以上の小児にはジアゼパムとして、患者の年齢及び体重を考慮し、5~20mgを1回鼻腔内に投与する。効果不十分な場合には4時間以上あけて2回目の投与ができる。ただし、6歳未満の小児の1回量は15mgを超えないこと。
患者の年齢及び体重
投与量
2歳以上6歳未満
6歳以上12歳未満
12歳以上
6kg以上12kg未満
10kg以上19kg未満
14kg以上28kg未満
5mg
12kg以上23kg未満
19kg以上38kg未満
28kg以上51kg未満
10mg
23kg以上
38kg以上56kg未満
51kg以上76kg未満
15mg
56kg以上
76kg以上
20mg
用いる製剤
投与方法
スピジア点鼻液5mg
片方の鼻腔1回
スピジア点鼻液10mg
スピジア点鼻液7.5mg
両方の鼻腔1回ずつ
症状が悪化するおそれがある。
作用が強くあらわれる。
排泄が遅延するおそれがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
授乳を避けさせること。ヒト母乳中へ移行し、新生児に嗜眠、体重減少等を起こすことがあり、また、黄疸を増強する可能性がある。
低出生体重児、新生児、乳児又は2歳未満の幼児を対象とした臨床試験は実施していない。ベンジルアルコールの静脈内大量投与(99~234mg/kg)により、中毒症状(あえぎ呼吸、アシドーシス、痙攣等)が新生児、低出生体重児に発現したとの報告がある(外国人データ)。本剤は添加剤としてベンジルアルコールを含有している。
他の疾患や他の治療等を考慮し、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。運動失調等の副作用が発現しやすい。
過度の鎮静や呼吸抑制等を起こすおそれがある。
これらの薬剤のCYPに対する競合的阻害作用により、併用した場合、本剤の血中濃度が大幅に上昇することが予測される。
作用が増強されることがある。
相互に中枢神経抑制作用を増強することが考えられている。
シメチジン・オメプラゾールにより肝臓のCYPによる代謝が阻害され、本剤のクリアランスが減少し、血中濃度が上昇することによる。本剤の代謝、排泄を遷延させるおそれがある。
本剤のクリアランスがシプロフロキサシンとの併用により低下することが報告されている。
本剤の代謝が阻害されることにより本剤のクリアランスが低下することが報告されている。
本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。
これら薬剤のCYP3A阻害作用により、本剤の代謝が阻害されるため。
本剤又はこれらの薬剤の作用が増強されるおそれがある。
本剤とこれらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる。
エトラビリンのCYP2C9、CYP2C19阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。
中枢神経抑制作用を増強することがある。
鎮静作用が増強されるおそれがある。また、ミルタザピンとの併用により精神運動機能及び学習獲得能力が減退するとの報告がある。
相加的な鎮静作用を示すことが考えられる。
本剤の作用が増強することがある。
本剤の非結合型の血中濃度を上昇させる。
筋弛緩作用を増強することがある。
相互に筋弛緩作用を増強することが考えられている。
本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。
リファンピシンのCYP3A4誘導作用により、本剤の代謝が誘導され、血中濃度が低下する可能性がある。
アパルタミドのCYP2C19誘導作用により、本剤の代謝が誘導され、血中濃度が低下する可能性がある。
これら薬剤の血中濃度に影響を与えるおそれがある。
血漿蛋白結合率が高いことによる。
本剤の血中濃度が減少することがある。
不明
連用により薬物依存を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること。
10%以上
5~10%未満
頻度不明注1)
精神神経系
傾眠
意識レベルの低下
眠気、ふらつき、眩暈、頭痛、言語障害、振戦、複視、霧視、眼振、失神、失禁、歩行失調、多幸症
肝臓
−
黄疸
血液
貧血
顆粒球減少、白血球減少
循環器
血圧低下、頻脈、徐脈
呼吸器
口腔咽頭不快感
消化器
悪心、嘔吐、便秘、口渇、食欲不振
過敏症
発疹
その他
倦怠感、脱力感、浮腫
本剤の過量投与が明白又は疑われた場合の処置としてフルマゼニル(ベンゾジアゼピン受容体拮抗剤)を投与する場合には、使用前にフルマゼニルの使用上の注意を必ず読むこと。
投与した薬剤が特定されないままにフルマゼニル(ベンゾジアゼピン受容体拮抗剤)を投与された患者で、新たに本剤を投与する場合、本剤の鎮静・抗けいれん作用が変化、遅延するおそれがある。
Cmax(ng/mL)
Tmax(h)
AUCt(ng・h/mL)
T1/2(h)
5mg(30例)
135.08±52.818
1.500[0.75, 4.00]
5096.6±1610.49
56.23±21.142
10mg(27例)
225.85±88.078
2.000[0.75, 8.00]
10389.0±3109.79
54.82±20.916
20mg(30例)
418.13±139.559
2.000[0.50, 8.00]
18982.1±5420.69
55.92±22.413
平均値±標準偏差、Tmaxは中央値[範囲]
AUCinf(ng・h/mL)
28.52±6.342
96.000 [36.00, 144.00]
9932.7±5579.31a)
205.38±140.003a)
53.19±12.588
96.000[36.00, 192.00]
15648.0±7023.83b)
159.39±99.629b)
98.26±28.594
96.000[36.00, 240.00]
29156.6±11199.01c)
168.12±107.339c)
平均値±標準偏差、Tmaxは中央値[範囲]a)27例、b)19例、c)23例
単回鼻腔内投与
5mg(32例)
85.6±57.5
1.50[0.33, 8]
2411±1164a)
70±30a)
10mg(31例)
133.6±85.7
1.50[0.75, 36]
4505±2528b)
71±32b)
20mg(32例)
235.3±138.0
1.38[0.50, 8]
9168±5055c)
74±36c)
4時間間隔で2回鼻腔内投与
10mg/回(29例)
180.2±122.1
5.25[0.50, 12]
7936±4535a)
74±33a)
平均値±標準偏差、Tmaxは中央値[範囲]a)25例、b)27例、c)26例
11.7±5.6
96[8, 240]
3229±1626a)
91±46a)
19.3±11.8
96[12, 240]
4503±1651a)
68±20a)
36.6±20.8
96[36, 240]
8838±5219b)
85±27b)
32.1±17.8
144[24, 240]
10840±2446c)
69±15c)
平均値±標準偏差、Tmaxは中央値[範囲]a)5例、b)7例、c)4例
AUC0-6h(ng・h/mL)
非発作時
全体(47例)
189±110
2.00[0.47, 12.00]
615±368
10mg(11例)
213±145
2.05[0.78, 6.00]
719±519
15mg(14例)
176±106
1.88[0.47, 5.23]
570±340
20mg(22例)
185±95
2.00[0.75, 12.00]
592±297
発作時
164±88
2.17[0.50, 12.3]
532±313
163±84
1.77[1.00, 3.18]
534±352
15mg(15例)
165±100
3.18[0.50, 12.3]
550±358
20mg(21例)
163±85
2.83[0.75, 8.08]
518±270
2, 3歳
5mg(3例)
94.3±60.3
5.35[2.10, 6.13]
391±212
10mg(15例)
269.3±258.8
3.08[1.37, 6.07]
1042±1027
4, 5歳
10mg(13例)
279.9±198.6
3.15[1.20, 6.07]
1038±764a)
15mg(4例)
243.1±249.4
4.43[1.37, 6.05]
847±776
平均値±標準偏差、Tmaxは中央値[範囲]a)12例
ジアゼパム静脈内投与に対する本剤投与時の絶対的バイオアベイラビリティ(AUC0-∞の幾何平均値比)は97%であった5)(外国人データ)。
ジアゼパム及びその代謝物デスメチルジアゼパムの血漿蛋白結合率はいずれも98%であった6)(外国人データ)。
ジアゼパムは主として肝薬物代謝酵素CYP2C19及びCYP3A4により代謝される7)(外国人データ)。
6歳以上18歳未満のてんかん重積状態又はてんかん重積状態に移行するおそれのある発作を有する患者を対象とした本剤の有効性及び安全性を検討する非盲検非対照試験が実施された。本剤の用法・用量は、患者の年齢及び体重に応じた用量(5~20mg注))を単回鼻腔内投与することとされた。発作がコントロールできない場合や再発が認められた場合は、4時間以上あけて2回目を投与することとされた。注)6歳以上12歳未満は0.3mg/kg、12歳以上は0.2mg/kgを目安として設定された。本試験では以下のいずれかの運動症状が持続していることを目視により確認した後、本剤を単回鼻腔内投与した。
6歳以上66歳未満のてんかん患者を対象とした本剤の安全性を検討する非盲検非対照試験が実施された。本剤の用法・用量は、患者の年齢及び体重に応じた用量(5~20mg注))を単回鼻腔内投与することとされた。発作がコントロールできない場合や再発が認められた場合は、4時間以上あけて2回目を投与することとされた。注)6歳以上12歳未満は0.3mg/kg、12歳以上は0.2mg/kgを目安として設定された。本剤2回目の投与が必要とされた発作は、12カ月間における4390回のうち485回であった。副作用発現率は18.4%(30/163例)であった。主な副作用は、鼻部不快感6.1%(10/163例)、頭痛2.5%(4/163例)、鼻出血、味覚異常、傾眠各1.8%(3/163例)、咳嗽、鼻痛、鼻漏、片頭痛、眼刺激、流涙増加及び疲労各1.2%(2/163例)であった9)(外国人データ)。
2歳以上6歳未満の小児てんかん患者を対象とした本剤の安全性を検討する非盲検非対照試験が実施された。本剤の用法・用量は、患者の年齢及び体重に応じた用量(5~15mg注))を単回鼻腔内投与することとされた。発作がコントロールできない場合や再発が認められた場合は、4時間以上あけて2回目を投与することとされた。注)0.5mg/kgを目安として設定された。本剤2回目の投与が必要とされた発作は、24カ月間における385回のうち45回であった。副作用発現率は20.0%(7/35例)であった。副作用は鼻粘膜障害、鼻浮腫、鼻漏、眼瞼炎、嘔吐、投与部位疼痛、誤嚥性肺炎及び傾眠各2.9%(1/35例)であった10)(外国人データ)。
ジアゼパムのGABAA受容体のベンゾジアゼピン結合部位に結合し、GABA作動性神経伝達を亢進すると考えられている。
ジアゼパム(Diazepam)(JAN)
7-Chloro-1-methyl-5-phenyl-1,3-dihydro-2H-1,4-benzodiazepin-2-one
C16H13ClN2O
284.74
白色~淡黄色の結晶性の粉末で、においはなく、味は僅かに苦い。アセトンに溶けやすく、無水酢酸又はエタノール(95)にやや溶けやすく、ジエチルエーテルにやや溶けにくく、エタノール(99.5)に溶けにくく、水にほとんど溶けない。
外箱開封後は遮光して保存すること。
医薬品リスク管理計画を策定の上、適切に実施すること。
0.1mL[1容器]
1) 社内資料:日本人健康成人を対象としたジアゼパムの薬物動態試験(2025年6月24日承認、CTD2.7.2.2.4)
2) 社内資料:外国人健康成人を対象としたジアゼパムの薬物動態試験(2025年6月24日承認、CTD2.7.2.2.1)
3) 社内資料:外国人てんかん患者を対象としたジアゼパムの薬物動態試験(2025年6月24日承認、CTD2.7.2.3.2)
4) 社内資料:外国人小児てんかん患者を対象としたジアゼパムの薬物動態試験(2025年6月24日承認、CTD2.7.2.2.5)
5) 社内資料:外国人健康成人を対象としたジアゼパムのバイオアベイラビリティ試験(2025年6月24日承認、CTD2.7.1.2.1)
6) 社内資料:ジアゼパムの分布(2025年6月24日承認、CTD2.6.4.4)
7) 社内資料:ジアゼパムの代謝(2025年6月24日承認、CTD2.6.4.5)
8) 社内資料:ジアゼパムの国内第Ⅲ相臨床試験(2025年6月24日承認、CTD2.7.6.7)
9) 社内資料:ジアゼパムの海外第Ⅲ相臨床試験(2025年6月24日承認、CTD2.7.6.8)
10) 社内資料:ジアゼパムの海外第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験(2025年6月24日承認、CTD2.7.6.6)
*アキュリスファーマ株式会社 製品情報担当
〒107-0061 東京都港区北青山2-14-4
0120-46-4193
ヴィアトリス製薬合同会社 メディカルインフォメーション部
〒106-0041 東京都港区麻布台一丁目3番1号
フリーダイヤル 0120-419-043
*本剤は厚生労働省告示第97号(平成20年3月19日付)に基づき、投薬量は1回14日分を限度とされています。
アキュリスファーマ株式会社
東京都港区北青山2-14-4 the ARGYLE aoyama 6F
ヴィアトリス製薬合同会社
東京都港区麻布台一丁目3番1号
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