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本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
下記の皮膚真菌症の治療
1日2~3回患部に塗布する。
妊婦(3ヵ月以内)又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
0.1~5%未満
頻度不明
皮膚
発赤・紅斑、局所の刺激感、丘疹、びらん
皮膚炎
基剤として使用されている油脂性成分は、コンドーム、ペッサリー等の避妊用ラテックスゴム製品の品質を劣化・破損する可能性があるため、これらとの接触を避けさせること。
健康成人5例で前腕手掌側の無傷皮膚表面200cm2に14C-クロトリマゾールの1%含有クリーム800mgを塗布し、6時間密封包帯した後洗浄し、48時間にわたって血中濃度を測定した場合、いずれの時点においても測定限界(0.001μg/mL)以下である1) (外国人データ)。
クロトリマゾールは真菌細胞の細胞膜、核膜等の膜系構造のリン脂質分子に特異的親和性を持って結合し、その透過性を変化させ、抗真菌作用を示す2),3) 。
クロトリマゾールは皮膚糸状菌(Trichophyton属、Microsporum属、Epidermophyton属)、酵母類(Candida属)及び癜風菌(Malassezia furfur)に優れた抗真菌作用を有する4),5) (in vitro)。
クロトリマゾールクリーム1%「イワキ」とエンペシドクリーム1%について、比濁法による力価試験(試験菌:Candida albicans)及び円筒平板法による力価試験( 試験菌:Penicillium chrysogenum及びAspergillus fumigatus)で行い検討した結果、両剤の抗菌力に有意な差は認められず、両剤の生物学的同等性が確認された6) 。
クロトリマゾール(Clotrimazole)
1-[(2-Chlorophenyl)(diphenyl)methyl]-1H-imidazole
C22H17ClN2
本品は白色の結晶性の粉末で、におい及び味はない。本品はジクロロメタン又は酢酸(100)に溶けやすく、N,N-ジメチルホルムアミド、メタノール又はエタノール(95)にやや溶けやすく、ジエチルエーテルに溶けにくく、水にほとんど溶けない。
10本[10g(チューブ)×10]50本[10g(チューブ)×50]600g[ボトル]
1) Duhm B: Arzneim-Forsch. 1972; 22: 1276-1280
2) 岩田和夫他: 日本細菌学雑誌. 1973; 28: 513-521
3) 山口英世他: 日本細菌学雑誌. 1974; 29: 379-385
4) Plempel M, et al.: Arzneim-Forsch. 1972; 22: 1280-1289
5) 宗義朗他: 真菌と真菌症. 1980; 21: 143-150
6) 岩城製薬株式会社 社内資料 (生物学的同等性試験)
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