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処方箋医薬品注)
本剤の耐性菌の発現を防ぐため、「5. 効能又は効果に関連する注意」及び「8. 重要な基本的注意」の項を熟読の上、適正使用に努めること。
本剤に感性の大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、緑膿菌、アシネトバクター属ただし、カルバペネム系抗菌薬に耐性を示す菌株に限る
各種感染症
通常、成人には1回1.25g(レレバクタムとして250mg/イミペネムとして500mg/シラスタチンとして500mg)を1日4回30分かけて点滴静注する。
クレアチニンクリアランス(CLCR)注4)
本剤投与量注5)
60~89mL/min
1回1g注1)を1日4回投与
30~59mL/min
1回0.75g注2)を1日4回投与
15~29mL/min
1回0.5g注3)を1日4回投与
血液透析中の末期腎不全患者
1回0.5g注3)を1日4回投与(血液透析実施日は透析終了後速やかに投与)。
観察を十分に行うこと。ビタミンK欠乏症状があらわれることがある。
痙攣、呼吸停止、意識障害、呼吸抑制等の中枢神経症状が起こりやすい。
減量等を考慮すること。痙攣、呼吸停止、意識障害、呼吸抑制等の中枢神経症状が起こりやすい。,
肝障害が悪化するおそれがある。,
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。イミペネム及びシラスタチンはヒト母乳中へ移行することがある。レレバクタムはラットの母乳中へ移行することが報告されているが、ヒト母乳中へ移行するかどうかは不明である。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
腎機能等、患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。生理機能が低下している高齢者では副作用があらわれやすい。本剤は腎排泄型の薬剤である。なお、他の抗生物質(セフェム系、アミノグリコシド系等)を投与した高齢者において、ビタミンK欠乏による出血傾向があらわれたとの報告がある。
バルプロ酸ナトリウム
本剤との併用により、バルプロ酸の血中濃度が低下し、てんかんの発作が再発することがある。
機序不明
ガンシクロビル
痙攣の発現が報告されている。
ファロペネムナトリウム
ファロペネムの血中濃度が上昇するおそれがある。
動物実験(ラット)において、シラスタチンにより代謝酵素(DHP-I)が阻害され、ファロペネムの血中濃度が上昇することが報告されている1)。
痙攣、呼吸停止、意識障害、意識喪失、呼吸抑制、錯乱、不穏(いずれも頻度不明注6))等の中枢神経症状があらわれることがある。,
初期症状として、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗又は呼吸困難、全身潮紅、浮腫等があらわれることがある。
劇症肝炎、肝炎、肝不全、黄疸(いずれも頻度不明注6))等の重篤な肝障害があらわれることがある。,
喘息発作及び誘発等の気管支痙攣、また発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎、PIE症候群等があらわれることがある。このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
汎血球減少症、骨髄抑制、無顆粒球症、溶血性貧血(いずれも頻度不明注6))等の重篤な血液障害があらわれることがある。
急性腎障害、尿崩症(いずれも頻度不明注6))等の重篤な腎障害があらわれることがある。
血便を伴う重篤な大腸炎があらわれることがある。腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には直ちに投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
3%以上
3%未満
頻度不明注7)
感染症及び寄生虫症
カンジダ症
血液及びリンパ系障害
好酸球増多
代謝及び栄養障害
高血糖
食欲不振、ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)
精神障害
幻覚、譫妄、激越
神経系障害
全身性強直性間代性発作
ジスキネジア、しびれ感、振戦、頭痛、味覚異常
血管障害
潮紅
胃腸障害
舌変色、口内炎、腹痛、下痢、嘔気、嘔吐
皮膚及び皮下組織障害
発疹、そう痒、蕁麻疹、紅斑
腎及び尿路障害
乏尿、血尿、頻尿
一般・全身障害及び投与部位の状態
発熱、注入部位紅斑
倦怠感、浮腫、胸痛、注射部位の疼痛及び硬結
臨床検査
腎クレアチニン・クリアランス減少
顆粒球減少、好塩基球増多、リンパ球増多、血小板減少・増多、赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少、AST上昇、ALT上昇、LDH上昇、Al-P上昇、γ-GTP上昇、尿ウロビリノーゲン上昇、BUN上昇、血清クレアチニン上昇、血中アミラーゼ上昇、血清ナトリウム低下、血清カリウム上昇・低下
直接クームス試験陽性を呈することがある。
レレバクタム、イミペネム及びシラスタチンは血液透析で除去されるが、過量投与に対する血液透析の有用性は不明である。
CLCR
本剤1回あたりの投与量
調製後の100mL点滴バッグからの抜き取り量
抜き取り後の点滴バッグ内容量
1g注8)
20mL
80mL
0.75g注9)
40mL
60mL
0.5g注10)
本剤投与患者において、イミペネムが分解され、尿が赤褐色を呈することがある。
妊娠ザルに、臨床推奨用量と同程度(体表面積換算値)のイミペネム・シラスタチンを器官形成期に静脈内投与した結果、催奇形性は認められなかったが、胚損失が増加したとの報告がある。
日本人健康成人男性にレレバクタム(125~500mg)とイミペネム(500mg)・シラスタチン(500mg)を点滴静注で併用単回投与注17)した際のレレバクタム、イミペネム及びシラスタチンの血漿中濃度推移を図1、2及び3に、薬物動態パラメータを表1に示す。レレバクタムのCeoi及びAUC0-∞は用量に比例して増加した。また、レレバクタムのt1/2に用量依存的な変化は認められなかった。
レレバクタム
イミペネム
シラスタチン
用量
125mg
250mg
500mg
例数
6
AUC0-∞(μg・hr/mL)
14.4(5)
29.6(12)
63.4(14)
49.0(9)
40.0(18)
Ceoi(μg/mL)注11)
7.23(16)
15.0(9)
32.6(12)
34.3(8)
36.5(11)
CL(mL/min)
145(5)
141(12)
131(14)
160(9)
196(18)
t1/2(hr)注12)
1.55(0.227)
1.71(0.194)
1.72(0.202)
1.11(0.105)
0.865(0.102)
イミペネム及びシラスタチンは、レレバクタム250mgとの併用時の値
日本人健康成人男性にレレバクタム(250mg又は500mg)とイミペネム(500mg)・シラスタチン(500mg)を点滴静注で6時間ごとに14日間併用反復投与注17)した際の定常状態でのレレバクタム、イミペネム及びシラスタチンの薬物動態パラメータを表2に示す。薬物動態パラメータは、単回投与時と反復投与時で類似しており、蓄積はわずかであった。
3
AUC0-6hr(μg・hr/mL)
25.9(6)
54.4(11)
42.7(1)
34.7(8)
Ceoi(μg/mL)注13)
17.6(19)
34.0(10)
37.6(20)
39.2(18)
161(6)
153(11)
184(1)
226(8)
t1/2(hr)注14)
1.73(0.0720)
1.90(0.134)
1.02(0.0482)
0.721(0.106)
日本人及び外国人被験者から得られたレレバクタム及びイミペネムの血漿中濃度データを用いて、それぞれ母集団薬物動態解析を実施した。日本人の院内肺炎又は人工呼吸器関連肺炎患者、及び複雑性腹腔内感染症又は複雑性尿路感染症患者に、本剤を点滴静注で6時間ごとに反復投与した際の定常状態でのレレバクタム及びイミペネムの薬物動態パラメータを表3に示す。
院内肺炎又は人工呼吸器関連肺炎患者
複雑性腹腔内感染症又は複雑性尿路感染症患者
26
81
80
AUC0-24hr(μg・hr/mL)
202.4(51.1)
241.5(32.8)
132.2(27.7)
187.7(22.4)
Cmax(μg/mL)
19.2(30.9)
32.5(23.8)
16.0(24.1)
30.1(25.8)
CL(L/hr)
3.5(82.5)
5.8(60.3)
5.8(41.5)
8.2(31.1)
t1/2(hr)注15)
1.8(0.9)
0.6(0.1)
1.2(0.5)
レレバクタムのヒトでの血漿蛋白結合率は約22%であり、イミペネム及びシラスタチンのヒトでの血清蛋白結合率はそれぞれ約20%及び40%であった(in vitroデータ)。日本人健康成人男性(3例)にレレバクタム(250mg)とイミペネム(500mg)・シラスタチン(500mg)を点滴静注で6時間ごとに14日間併用反復投与した際の定常状態での分布容積(幾何平均)は、レレバクタムで24.0L、イミペネムで16.2L、シラスタチンで14.0Lであった。健康成人(16例)にレレバクタム(250mg)とイミペネム(500mg)・シラスタチン(500mg)を点滴静注で6時間ごとに計5回併用反復投与した際、レレバクタムとイミペネムの血漿中曝露量に対する肺上皮被覆液への浸透(蛋白結合率で補正)は同程度で、レレバクタムで54%、イミペネムで55%であった(外国人データ)。レレバクタムは、ヒトにおける臓器・組織移行性は肺を除いて検討されていない。イミペネムは、ヒトの喀痰、前立腺、腎、胆嚢、胆汁、腹腔内滲出液、子宮、骨盤死腔滲出液、骨髄、羊水、乳汁等への移行が認められている2),3),4),5),6),7),8),9)。
イミペネムを単独投与した際、腎の酵素dehydropeptidase-I(DHP-I)により代謝され、ヒト尿中に排泄されるイミペネムの量は少なかった。シラスタチンはこの酵素の阻害剤であり、腎でのイミペネムの代謝を抑制する。レレバクタムは主に未変化体として腎排泄され(投与量の90%超)、ほとんど代謝されない。ヒト血漿中で検出された薬物関連物質は、レレバクタム未変化体のみであった(外国人データ)。
レレバクタム、イミペネム及びシラスタチンは主に腎臓から排泄される(外国人データ)。健康成人(6例)にレレバクタム(250mg)とイミペネム(500mg)・シラスタチン(500mg)を反復投与した際、レレバクタムは投与量の90%超が未変化体としてヒト尿中に排泄された。レレバクタムの平均腎クリアランスは135mL/minであり、血漿クリアランス(148mL/min)と同程度であったことから、レレバクタムのほぼすべてが腎臓から排泄されると考えられた。レレバクタムの非結合形の腎クリアランスは糸球体ろ過量を上回っていたことから、レレバクタムの腎排泄には糸球体ろ過だけでなく能動的尿細管分泌が関与し、能動的尿細管分泌が総クリアランスの約30%を占めると考えられた。また、健康成人にレレバクタム(250mg)とイミペネム(500mg)・シラスタチン(500mg)を反復投与した際、イミペネムの63%及びシラスタチンの77%が尿中に未変化体として排泄された。イミペネム及びシラスタチンの腎排泄には、糸球体ろ過及び能動的尿細管分泌の両方が関与する。
軽度、中等度及び重度腎機能障害者、血液透析中の末期腎不全患者並びに腎機能正常者にレレバクタムとイミペネム・シラスタチンを点滴静注で併用単回投与した際の薬物動態パラメータを表4に示す。軽度、中等度及び重度腎機能障害者におけるレレバクタムのAUC(幾何平均)は、腎機能正常者と比較して、それぞれ1.6、2.2及び4.9倍高かった。イミペネムのAUC(幾何平均)はそれぞれ1.4、1.5及び2.5倍高く、シラスタチンのAUC(幾何平均)はそれぞれ1.6、1.9及び5.6倍高かった。血液透析中の末期腎不全患者では、レレバクタム(67~87%)、イミペネム(66~87%)及びシラスタチン(46~56%)は血液透析により除去された(外国人データ)。,
腎機能障害の程度
Ceoi(μg/mL)
軽度腎機能障害
25.0(16.9)
8.47(12.5)
25.9(16.6)
13.2(26.2)
29.0(23.7)
17.3(18.7)
正常
15.7(12.7)
7.67(23.8)
17.6(15.3)
11.4(19.6)
17.2(11.0)
13.7(14.6)
中等度腎機能障害
37.3(14.6)
7.55(26.3)
30.6(17.5)
12.5(27.5)
38.1(18.6)
16.1(28.4)
17.6(33.8)
7.60(29.1)
20.1(25.6)
12.3(25.8)
20.0(28.2)
14.9(24.8)
重度腎機能障害
82.0(36.3)
8.56(19.6)
50.3(26.7)
14.6(16.6)
112(57.3)
20.0(15.9)
17.4(11.7)
6.96(18.4)
20.4(15.3)
11.7(20.8)
19.9(17.4)
14.2(19.4)
ESRD(透析直後)
146(97.9)
16.4(337.4)
57.4(80.4)
27.7(399.6)
250(105.1)
35.1(296.5)
ESRD(透析前)
27.2(55.0)
5.98(25.9)
18.4(20.3)
9.68(26.8)
65.2(73.0)
13.2(26.4)
16.0(16.8)
7.22(12.4)
18.5(17.3)
11.6(13.1)
17.9(18.7)
14.5(16.7)
ESRD:末期腎不全、Ceoi:静脈内投与終了時の血漿中濃度、CLCR:クレアチニンクリアランス各腎機能障害の分類ごとにn=6。ただし、ESRD(透析前)のレレバクタム及びシラスタチンのAUC0-∞はn=5腎機能障害の分類:健康被験者:CLCR≥80mL/min/1.73m2軽度腎機能障害者:50<CLCR<80mL/min/1.73m2中等度腎機能障害者:30≤CLCR≤50mL/min/1.73m2重度腎機能障害者:CLCR<30mL/min/1.73m2ESRD患者:血液透析中
レレバクタム、イミペネム及びシラスタチンは主に腎臓から排泄されるため、レレバクタム、イミペネム及びシラスタチンの曝露量は肝機能障害による影響を受けないと考えられる。
高齢の健康被験者(60~75歳)にレレバクタム(125mg)及びイミペネム(500mg)・シラスタチン(500mg)を点滴静注で併用単回投与注17)した際のCeoi及びAUC0-∞は非高齢の健康被験者(18~45歳)と比較して、レレバクタム、イミペネム及びシラスタチンでそれぞれ1~19%及び39%、-18~20%及び8~43%並びに-22~14%及び9%高かった(外国人データ)。
健康成人(14例)に本剤[レレバクタム(250mg)・イミペネム(500mg)・シラスタチン(500mg)、単回静脈内投与]とプロベネシド(1g、単回経口投与)を併用した際、臨床的に意味のある薬物相互作用は認められなかった(表5)(外国人データ)。
GMR
90%CI
AUC0-∞
1.24
(1.19, 1.28)
1.16
(1.13, 1.20)
Ceoi注16)
1.06
(1.00, 1.12)
1.07
(1.01, 1.13)
GMR:最小二乗幾何平均比(併用投与/単独投与)、CI:信頼区間
また、健康被験者を対象とした臨床薬理試験から、レレバクタム、イミペネム及びシラスタチンとの間で、薬物相互作用は認められなかった(外国人データ)。
レレバクタムは有機アニオントランスポーター(OAT)3、OAT4、Multidrug and toxin extrusion protein(MATE)1及びMATE2Kの基質である。In vitroで、プロベネシドはOAT3を介したレレバクタムの取込みを阻害し、そのIC50は1.9μMであった。しかしながら、臨床的に意味のある薬物相互作用は認められなかった。
院内肺炎又は人工呼吸器関連肺炎、複雑性腹腔内感染症又は複雑性尿路感染症のイミペネム耐性菌(中等度耐性を含む)感染症患者(50例、なお、日本人被験者は組み入れられなかった)に、本剤[レレバクタム(250mg)・イミペネム(500mg)・シラスタチン(500mg)]を6時間ごとに5又は7注22)~21日間投与した際の有効性及び安全性をコリスチンとイミペネム・シラスタチンの併用投与と比較する無作為化、実薬対照、二重盲検試験を実施した。本剤群及びコリスチン+イミペネム・シラスタチン併用群での有効率及び原因菌別の有効率を表1及び表2に示す。
本剤
コリスチン+イミペネム・シラスタチン
総合効果注18)注19)
71.4(15/21)
70.0(7/10)
%(例数)
本剤注21)
シトロバクター属
0.0(0/1)
クレブシエラ属
33.3(1/3)
エンテロバクター属
100.0(1/1)
緑膿菌
81.3(13/16)
本剤を投与された安全性解析対象例31例中5例(16.1%)に副作用が認められた。認められたすべての副作用は、腎クレアチニン・クリアランス減少2例(6.5%)、注入部位紅斑1例(3.2%)、発熱1例(3.2%)及び高血糖1例(3.2%)であった。
プラセボ及び陽性対照のQT/QTc試験では、健康成人(36例)にレレバクタム(1,150mg)を点滴静注で単回投与注23)した際のQT間隔への影響について検討した。QTc間隔のベースラインからの平均変化量のプラセボとの差の90%信頼区間の上限値は4.82msecであり、個々のベースラインからの変化量も、すべて10msec未満であった。また、Cmax時点及び他のいずれの時点でも、QTc間隔に対する有意な影響は認められなかった(外国人データ)。
レレバクタムはAmblerクラスA及びクラスCのβ-ラクタマーゼを阻害し10)、イミペネムがこれらの酵素により加水分解されるのを防ぐ。イミペネムはカルバペネム系抗菌薬であり、細菌のペニシリン結合蛋白質に作用し、細胞壁合成を阻害することで殺菌作用を示す11)。シラスタチンは腎臓におけるイミペネムの代謝・不活性化及び動物実験でみられるイミペネムの腎毒性を抑制する12),13)。なお、レレバクタム及びシラスタチンに抗菌活性は認められない14),15)。
レレバクタム水和物(Relebactam Hydrate)
(1R,2S,5R)-7-Oxo-2-[(piperidin-4-yl)carbamoyl]-1,6-diazabicyclo[3.2.1]octan-6-yl hydrogen sulfate monohydrate
C12H20N4O6S・H2O
366.39
白色の粉末で、水にやや溶けやすく、エタノール(99.5)にほとんど溶けない。
REL
イミペネム水和物(Imipenem Hydrate)
(5R,6S)-3-[2-(Formimidoylamino)ethylsulfanyl]-6-[(1R)-1-hydroxyethyl]-7-oxo-1-azabicyclo[3.2.0]hept-2-ene-2-carboxylic acid monohydrate
C12H17N3O4S・H2O
317.36
白色~淡黄色の結晶性の粉末で、水にやや溶けにくく、エタノール(99.5)にほとんど溶けない。
IPM
シラスタチンナトリウム(Cilastatin Sodium)
Monosodium(2Z)-7-{[(2R)-2-amino-2-carboxyethyl]sulfanyl}-2-({[(1S)-2,2-dimethylcyclopropyl]carbonyl}amino)hept-2-enoate
C16H25N2NaO5S
380.43
白色~微帯黄白色の粉末で、水に極めて溶けやすく、メタノールに溶けやすく、エタノール(99.5)に溶けにくい。吸湿性である。
CS
光を避けるため、箱のまま保存すること。
1バイアル×10
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