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処方箋医薬品注)
〈適応菌種〉本剤に感性のレンサ球菌属、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、インフルエンザ菌、緑膿菌〈適応症〉敗血症、肺炎、膀胱炎、腎盂腎炎、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、肝膿瘍
通常、成人には1回1.5g(タゾバクタムとして0.5g/セフトロザンとして1g)を1日3回60分かけて点滴静注する。なお、腹膜炎、腹腔内膿瘍、胆嚢炎、肝膿瘍に対しては、メトロニダゾール注射液と併用すること。
通常、成人には1回3g(タゾバクタムとして1g/セフトロザンとして2g)を1日3回60分かけて点滴静注する。
クレアチニンクリアランス(CLCR)注8)
本剤投与量注9)
30~50mL/min
1回750mg注1)を1日3回投与
15~29mL/min
1回375mg注2)を1日3回投与
血液透析中の腎不全患者注10)
1回150mg注3)を1日3回投与。ただし、初回のみ750mg注1)とすること(血液透析実施日は透析終了後速やかに投与)。
1回1.5g注4)を1日3回投与
1回750mg注5)を1日3回投与
1回450mg注6)を1日3回投与。ただし、初回のみ2.25g注7)とすること(血液透析実施日は透析終了後速やかに投与)。
慎重に投与すること。本剤に対しアナフィラキシーがあらわれた場合は、投与を中止し、適切な処置を行うこと。交差反応性が認められている。
用量調節が必要である。セフトロザン及びタゾバクタムの血漿中濃度が増加し、副作用の発現リスクが高まるおそれがある。,,,
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。セフトロザンが動物において胎盤を通過するかどうかは不明である。セフトロザンの動物実験(ラット)において、妊娠及び授乳期間中に300mg/kg/日[本剤3g(タゾバクタム1g、セフトロザン2g)を60分かけて点滴静注で8時間ごとに反復投与した際のセフトロザンの臨床曝露量を下回る用量]以上を投与したとき、生後60日の出生児に聴覚性驚愕反応の低下が認められた。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。タゾバクタム及びセフトロザンがヒト乳汁中へ移行するかは不明である。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
腎機能検査を行うことは有用であり、腎機能に応じて用量を調節すること。一般的に腎機能が低下しているため、用量選択には注意が必要である。,,
プロベネシド
タゾバクタムの半減期が延長し、タゾバクタムの血漿中濃度を上昇させるおそれがある。
プロベネシドが腎尿細管分泌を阻害することにより、タゾバクタムの排泄速度を低下させると考えられる。
ショック、アナフィラキシー等の重篤な過敏症反応があらわれることがある。
腹痛、頻回の下痢があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
1%以上
頻度不明
感染症及び寄生虫症
カンジダ症(中咽頭カンジダ症及び外陰部腟カンジダ症を含む)、真菌性尿路感染、クロストリジウム・ディフィシレ感染
血液及びリンパ系障害
貧血、ヘモグロビン減少、鉄欠乏性貧血、血小板増加症
代謝及び栄養障害
低カリウム血症、高血糖、低マグネシウム血症、低リン酸血症
精神障害
不安、不眠症
神経系障害
頭痛
浮動性めまい
心臓障害
心房細動、頻脈、狭心症
血管障害
低血圧
呼吸器、胸郭及び縦隔障害
呼吸困難
胃腸障害
下痢、悪心
腹痛、便秘、嘔吐、胃炎、腹部膨満、消化不良、鼓腸、麻痺性イレウス
皮膚及び皮下組織障害
発疹、全身性皮疹、斑状丘疹状皮疹、そう痒性皮疹、斑状皮疹、エリテマトーデス皮疹、蕁麻疹
一般・全身障害及び投与部位の状態
注入部位紅斑、注入部位浮腫、注入部位硬結、注入部位疼痛、注入部位静脈炎、注入部位そう痒感、注入部位血栓、注入部位感染、注入部位発疹、発熱、体温上昇、高熱
臨床検査
AST増加、ALT増加
血中Al-P増加、γ-GTP増加、肝機能検査異常、トランスアミナーゼ上昇、クロストリジウム検査陽性
直接クームス試験陽性を呈することがある。
本剤は血液透析により体内から除去される。本剤750mg(タゾバクタム250mg、セフトロザン500mg)を末期腎不全患者に投与した試験では、タゾバクタムの約56%、タゾバクタム代謝物M1の約51%、セフトロザンの約66%が透析により除去された1)。
日本人健康成人に本剤を60分かけて点滴静注で単回投与した際のタゾバクタム及びセフトロザンの薬物動態パラメータを表1に示す。タゾバクタム及びセフトロザンのCmax及びAUC0-∞は用量に比例して増加した2)。
タゾバクタム
セフトロザン
用量
1.5g注11)
3.0g注12)
例数
10
9
Cmax(μg/mL)
16.9(14.7)
32.7(12.2)
71.1(14.3)
132(8.1)
AUC0-∞(μg・hr/mL)
22.0(22.2)
41.5(14.1)
154(12.6)
292(11.9)
t1/2(hr)
0.584(13.8)
0.581(6.0)
1.83(8.3)
1.81(8.4)
クレアチニンクリアランスが180mL/min以上の重症患者(10例)に本剤3gを60分かけて点滴静注で単回投与した際のタゾバクタム及びセフトロザンの薬物動態パラメータを表2に示す。遊離型タゾバクタムの血漿中濃度は8時間の投与間隔の60%にわたって1μg/mL超を維持していた。遊離型セフトロザンの血漿中濃度は8時間の投与間隔の70%にわたって8μg/mL超を維持していた3)(外国人データ)。
17.4(13.5, 22.5)
68.9(55.0, 86.5)
34.8(21.7, 55.9)注13)
223(152, 327)
1.47(43.5)注14)
2.59(51.1)注14)
国内第Ⅲ相試験において日本人の複雑性尿路感染症患者及び複雑性腹腔内感染症患者に本剤1.5gを60分かけて点滴静注で8時間ごとに反復投与した際の、母集団薬物動態解析に基づくタゾバクタム及びセフトロザンの定常状態時の薬物動態パラメータを表3に示す4)。国際共同第Ⅲ相試験において日本人を含む人工呼吸器を装着している院内肺炎患者に本剤3gを60分かけて点滴静注で8時間ごとに反復投与した際の、母集団薬物動態解析に基づくタゾバクタム及びセフトロザンの定常状態時の薬物動態パラメータを表4に示す5)。
複雑性尿路感染症患者
複雑性腹腔内感染症患者
103
97
18.7(36.5)
72.7(32.8)
17.8(53.6)
63.0(47.0)
AUCtau, ss(μg・hr/mL)
32.7(42.1)
215(33.0)
31.1(68.8)
179(49.2)
1.34(22.3)
2.68(28.3)
1.35(31.4)
2.40(28.1)
注)クレアチニンクリアランスが30~50mL/minの患者では本剤750mgを投与した。
247
24.2(41.6)
96.1(43.3)
56.1(73.7)
341(55.2)
2.89(40.0)
3.48(46.2)
注)クレアチニンクリアランスが50mL/min超の患者のデータ
ヒトでの血漿蛋白結合率はタゾバクタムが約30%、セフトロザンが約16%~21%である。健康成人51例に本剤1.5gを単回静脈内投与したとき、定常状態における分布容積の平均値(変動係数%)はタゾバクタムで18.2L(25%)、セフトロザンで13.5L(21%)であり、細胞外液量と同程度であった6)。肺炎患者(22例)に本剤3g(又はCLCRに基づいて調節した用量)を60分かけて8時間ごとに点滴静注したとき、肺上皮被覆液(ELF)中のタゾバクタム及びセフトロザンの濃度は投与間隔を通して、それぞれ1μg/mL超及び8μg/mL超であった。非結合型薬物のAUCのELF/血漿比はタゾバクタムで約0.62、セフトロザンで約0.50であった3)(外国人データ)。
タゾバクタムはβ-ラクタム環の加水分解により不活性代謝物のM1に代謝される7),8)。セフトロザンは主に未変化体として尿中に排泄され9)、ほとんど代謝されない(外国人データ)。
タゾバクタム、タゾバクタム代謝物M1及びセフトロザンは腎臓を介して排泄される。本剤1.5gを健康成人男性に単回静脈内投与したとき、タゾバクタムは投与量の80%超が未変化体として排泄され、残りは代謝物M1として排泄された。セフトロザンは投与量の95%超が未変化体として尿中に排泄された。単回投与後のセフトロザンの腎クリアランス(3.41~6.69L/hr)は全身血漿クリアランス(4.10~6.73L/hr)及び非結合型セフトロザンの糸球体ろ過量と同程度であることから、セフトロザンは腎臓の糸球体ろ過により排泄されると考えられた。腎機能が正常な健康成人における終末相消失半減期の平均値は、タゾバクタムが約1時間、セフトロザンが約2~3時間であった10)(外国人データ)。
軽度、中等度及び重度の腎機能障害者では腎機能正常者と比較し、タゾバクタムの用量補正したAUCの幾何平均がそれぞれ約1.3倍、2倍及び4倍に、セフトロザンの用量補正したAUCの幾何平均がそれぞれ約1.3倍、2.5倍及び5倍に増加した1),11)。また、タゾバクタム及びセフトロザンの投与量の約2/3が血液透析により除去される1)(外国人データ)。軽度、中等度及び重度の腎機能障害者並びに腎機能正常者に本剤を60分かけて点滴静注で単回投与した際のタゾバクタム及びセフトロザンの薬物動態パラメータを表5に示す。,,
腎機能障害の程度
AUC0-∞(μg·・hr/mL)
軽度(CLCR 60~89mL/min)(6例)
1.5g
22.1(15.9)
34.8(13.5)
98.7(24.7)
307(10.9)
16.4(9.3)
27.0(17.3)
76.0(13.3)
244(20.5)
中等度(CLCR 30~59mL/min)(7例)
26.4(6.9)
65.1(20.9)
85.0(25.2)
556(37.8)
20.0(27.9)
32.8(15.8)
76.1(51.5)
224(25.7)
重度(CLCR 30mL/min未満)(6例)
750mg
15.2注17)(22.2)
52.4注17)(26.5)
49.9注17)(27.8)
537注17)(23.1)
タゾバクタム及びセフトロザンは肝臓で代謝されず、本剤の消失は肝機能障害の影響を受けないと考えられる。
タゾバクタムは有機アニオントランスポーター(OAT1及びOAT3)の基質である。また、タゾバクタムはヒトOAT1及びOAT3を阻害し、そのIC50値はそれぞれ118μg/mL及び147μg/mLであった。
タゾバクタム及びセフトロザンがOAT1及びOAT3の基質(フロセミド)、CYP1A2の基質(カフェイン)並びにCYP3A4の基質(ミダゾラム)の薬物動態に及ぼす影響を表6に示す9)(外国人データ)。
併用薬
用量・用法
併用薬の薬物動態パラメータの幾何平均の比併用時/非併用時(90%信頼区間)
本剤
Cmax
AUC0-∞
フロセミド
20mg単回経口注18)
1.5g静注8時間ごと
16注21)
0.83(0.63, 1.10)
0.87(0.73, 1.04)
カフェイン
200mg単回経口注19)
16
0.97(0.91, 1.04)
1.10(1.05, 1.16)
200mg単回経口注20)
1.00(0.93, 1.06)
1.06(1.01, 1.12)
ミダゾラム
2mg単回経口注19)
0.99(0.92, 1.07)
1.07(1.02, 1.12)
2mg単回経口注20)
1.15(1.06, 1.23)
1.23(1.17, 1.29)
腎盂腎炎又は複雑性膀胱炎患者を対象に、本剤1.5gを1日3回、7日間点滴静注したときの有効性及び安全性を検討することを目的として、非盲検非対照試験を実施した。疾患別の有効率(投与終了後7日目の細菌学的効果)を表1に示す。また、原因菌別細菌学的効果を表2に示す12)。投与終了後7日目の敗血症に対する臨床効果(Microbiologically Evaluable集団)は57.1%(8/14例)であり、細菌学的効果(Microbiologically Evaluable集団)は100%(13/13例)であった13)。
尿路感染症
細菌学的効果
全体
72/95(75.8)
21/26(80.8)
51/69(73.9)
37/42(88.1)
14/27(51.9)
例数(%)
大腸菌
64/81(79.0)
シトロバクター属
1/1
クレブシエラ属
3/8(37.5)
エンテロバクター属
1/2
プロテウス属
5/5(100)
緑膿菌
本剤の投与を受けた114例中20例(17.5%)に副作用が認められた。主な副作用は下痢6例(5.3%)、ALT増加6例(5.3%)、AST増加4例(3.5%)、γ-GTP増加2例(1.8%)、肝機能異常2例(1.8%)であった。
腎盂腎炎又は複雑性膀胱炎患者を対象に、本剤1.5gを1日3回、7日間点滴静注したときの有効性及び安全性を検討することを目的として、レボフロキサシン注射液を対照とした無作為化二重盲検並行群間比較試験を実施した。投与終了後7日目の細菌学的効果(Microbiological modified intent-to-treat集団)は、本剤群79.0%(313/396例)及び対照群70.1%(281/401例)であった14)。本剤の投与を受けた530例中55例(10.4%)に副作用が認められた。主な副作用は頭痛10例(1.9%)、悪心7例(1.3%)、AST増加7例(1.3%)、ALT増加6例(1.1%)であった。
胆嚢炎、肝膿瘍、腹腔内膿瘍又は腹膜炎患者を対象に、本剤1.5g及びメトロニダゾール注射液0.5gを、1日3回、4~14日間点滴静注したときの有効性及び安全性を検討することを目的として、非盲検非対照試験を実施した。疾患別の有効率(投与開始後28日目の臨床効果)を表3に示す。また、原因菌別細菌学的効果を表4に示す15)。
腹腔内感染症
臨床効果
87/100(87.0)
27/30(90.0)
8/8(100)
61/68(89.7)
58/67(86.6)
レンサ球菌属
24/26(92.3)
38/43(88.4)
6/6(100)
17/18(94.4)
3/4(75.0)
8/9(88.9)
本剤の投与を受けた100例中19例(19.0%)に副作用が認められた。主な副作用はAST増加11例(11.0%)、ALT増加9例(9.0%)、下痢3例(3.0%)、悪心2例(2.0%)であった。
胆嚢炎、肝膿瘍、腹腔内膿瘍又は腹膜炎患者を対象に、本剤1.5g及びメトロニダゾール注射液0.5gを、1日3回、4~14日間点滴静注したときの有効性及び安全性を検討することを目的として、メロペネム注射液を対照とした無作為化二重盲検並行群間比較試験を実施した。投与開始後26~30日目の臨床効果(Intent-to-treat集団)は、本剤 + メトロニダゾール群83.8%(399/476例)及び対照群85.8%(424/494例)であった16)。本剤の投与を受けた472例中38例(8.1%)に副作用が認められた。主な副作用は下痢12例(2.5%)、悪心10例(2.1%)であった。
人工呼吸器を装着している院内肺炎患者726例(日本人13例、うち本剤投与5例を含む)を対象に、本剤3gを1日3回、8~14日間点滴静注したときの有効性及び安全性を検討することを目的として、メロペネムを対照とした無作為化二重盲検並行群間比較試験を実施した。本試験では、治験薬投与開始時からベースライン時の下気道検体の培養結果が得られるまでの期間は、すべての被験者に対してグラム陽性菌に対する経験的治療(リネゾリド又は代替抗菌薬の投与)を行うことが規定されていた。投与終了後7~14日目の臨床効果(Intent-to-treat集団)は、本剤群54.4%(197/362例)及び対照群53.3%(194/364例)であり、投与開始後28日の全死亡率(Intent-to-treat集団)は、本剤群24.0%(87/362例)及び対照群25.3%(92/364例)であった。原因菌別細菌学的効果を表5に示す。投与終了後7~14日目の敗血症に対する臨床効果(敗血症評価対象集団)は本剤群24.6%(15/61例)、対照群17.9%(7/39例)であり、細菌学的効果(敗血症評価対象集団)は本剤群49.2%(30/61例)、対照群41.0%(16/39例)であった17)。,
43/51(84.3)
7/8(87.5)
80/106(75.5)
12/18(66.7)
セラチア属
12/19(63.2)
21/27(77.8)
インフルエンザ菌
20/22(90.9)
47/63(74.6)
本剤の投与を受けた361例中38例(10.5%)に副作用が認められた。主な副作用は下痢4例(1.1%)、クロストリジウム・ディフィシレ大腸炎4例(1.1%)、肝酵素上昇4例(1.1%)、肝機能検査異常4例(1.1%)であった。
タゾバクタムは多くのAmblerクラスAのβ-ラクタマーゼ(CTX-M、SHV、TEM)に対して阻害作用を示すことによりセフトロザンが加水分解されることを防ぐ。セフトロザンはセファロスポリン系に属する抗菌薬で、細菌のペニシリン結合蛋白質に作用し、細胞壁合成を阻害して殺菌作用を示す18)。本剤は、基質特異性拡張型β-ラクタマーゼや他のタイプのβ-ラクタマーゼ(TEM、SHV、CTX-M、OXA)産生の腸内細菌科細菌に対して抗菌活性を示し、また、染色体性AmpC産生、菌体外膜蛋白質のポーリン(OprD)欠損あるいは排出ポンプ(MexXY、MexAB)の亢進した緑膿菌に対しても抗菌活性を示す19)。
本剤は、レンサ球菌属、腸内細菌科細菌(大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属等)、インフルエンザ菌、緑膿菌に対して抗菌活性を示す20)。
タゾバクタムナトリウム(Tazobactam Sodium)
Monosodium (2S,3S,5R)-3-methyl-7-oxo-3-(1H-1,2,3-triazol-1-ylmethyl)-4-thia-1-azabicyclo[3.2.0]heptane-2-carboxylate 4,4-dioxide
C10H11N4NaO5S
322.27
白色~淡黄白色の粉末で、水に溶けやすく、エタノール(99.5)又はアセトンに溶けにくい。
TAZ
セフトロザン硫酸塩(Ceftolozane Sulfate)
(6R,7R)-3-[(5-Amino-4-{[2-aminoethyl)carbamoyl]amino}-1-methyl-1H-pyrazol-2-ium-2-yl)methyl]-7-[(2Z)-2-(5-amino-1,2,4-thiadiazol-3-yl)-2-{[2-carboxypropan-2-yl)oxy]imino}acetamido]-8-oxo-5-thia-1-azabicyclo[4.2.0]oct-2-ene-2-carboxylate monosulfate
C23H30N12O8S2・H2SO4
764.77
白色の粉末で、水にやや溶けにくく、メタノールに極めて溶けにくく、エタノール(99.5)にほとんど溶けない。
約170℃(分解)
CTLZ
外箱開封後は遮光して保存すること。
医薬品リスク管理計画を策定の上、適切に実施すること。
1バイアル × 10
1) 社内資料:重度腎機能障害者対象海外臨床試験(2019年1月8日承認、CTD 2.7.2.2、CTD 2.7.2.3)
2) 社内資料:日本人健康成人対象海外単回投与試験(2019年1月8日承認、CTD 2.7.2.2)
3) 社内資料:肺炎患者対象肺移行性試験(2019年12月20日承認、CTD 2.7.2.2)
4) 社内資料:日本人患者対象国内反復投与試験(2019年1月8日承認、CTD 2.7.2.2)
5) 社内資料:肺炎患者の母集団薬物動態解析(2019年12月20日承認、CTD 2.7.2.3)
6) 社内資料:健康成人対象海外単回投与試験(2019年1月8日承認、CTD 2.7.6.2)
7) Halstenson CE, et al. J Clin Pharmacol. 1994; 34: 1208-17.
8) Sörgel F, et al. J Antimicrob Chemother. 1993; 31(Suppl. A): 39-60.
9) 社内資料:薬物相互作用試験(2019年1月8日承認、CTD 2.7.6.2)
10) 社内資料:健康成人対象海外試験の単回投与時の薬物動態の検討(2019年1月8日承認、CTD 2.7.2.3)
11) 社内資料:軽度及び中等度腎機能障害者対象海外臨床試験(2019年1月8日承認、CTD 2.7.2.3)
12) 社内資料:国内第Ⅲ相臨床試験(014試験)(2019年1月8日承認、CTD 2.7.6.3)
13) 社内資料:国内第Ⅲ相臨床試験(014試験)(2019年1月8日承認、CTD 2.7.3.3)
14) 社内資料:海外第Ⅲ相臨床試験(10-04/05試験)(2019年1月8日承認、CTD 2.7.6.3)
15) 社内資料:国内第Ⅲ相臨床試験(013試験)(2019年1月8日承認、CTD 2.7.6.3)
16) 社内資料:海外第Ⅲ相臨床試験(10-08/09試験)(2019年1月8日承認、CTD 2.7.6.3)
17) 社内資料:国際共同第Ⅲ相試験(008試験)(2019年12月20日承認、CTD 2.7.6.3)
18) Moyá B, et al. Antimicrob Agents Chemother. 2010; 54: 3933-7.
19) Takeda S, et al. Antimicrob Agents Chemother. 2007; 51: 826-30.
20) 日高裕介, 他. 日本化学療法学会雑誌. 2018; 66: 567-77.
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