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処方箋医薬品注)
循環血液量及び組織間液の減少時における細胞外液の補給・補正、代謝性アシドーシスの補正、エネルギーの補給
通常成人、1回500mL~1,000mLを点滴静注する。投与速度は通常成人ブドウ糖として1時間あたり0.5g/kg体重以下とする。なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。
血糖値が上昇することにより、症状が悪化するおそれがある。
循環血液量の増加により、症状が悪化するおそれがある。
水分補給が必要であり、電解質を含む本剤の投与により症状が悪化するおそれがある。
水分、電解質等の排泄が障害されているため、症状が悪化するおそれがある。
水分、電解質の過剰投与に陥りやすく、症状が悪化するおそれがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
低出生体重児、新生児、乳児を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
頻度不明
大量・急速投与
脳浮腫、肺水腫、末梢の浮腫
代謝異常
高血糖、尿糖
肝臓
肝機能障害
薬剤を配合する場合には、配合変化に注意すること。
主として全身麻酔下の手術症例、熱傷及び肝障害を含むその他の症例(小児含む)計363例(ブドウ糖加酢酸リンゲル液190例)を対象として、ブドウ糖加酢酸リンゲル液と対照薬(ブドウ糖加乳酸リンゲル液、マルトース加乳酸リンゲル液、ソルビトール加乳酸リンゲル液、乳酸リンゲル液、酢酸リンゲル液)との比較試験を行った。その結果、細胞外液の減少に対する電解質の補給・補正、エネルギー補給による異化亢進の抑制及び外科的侵襲に伴う代謝性アシドーシスの補正がなされ、ブドウ糖加酢酸リンゲル液の有用性が認められ、肝・腎機能、血行動態その他の観察項目は良好に推移し、副作用の報告もなく、ブドウ糖加酢酸リンゲル液の安全性が確認された1),2),3),4),5),6),7),8),9),10),11),12),13),14),15),16),17)。
継続投与(2~3日)あるいは投与後継続観察(1~4日)を行った症例の臨床所見及び臨床検査より、細胞外液補充液として、水・電解質の補給・維持、代謝性アシドーシスの補正、エネルギーの補給が認められ、その他は副作用もなく、順調な経過を示したことが確認された13),14),15),16),17)。
本剤は水分、電解質及びエネルギーの補給効果を示す。
ブドウ糖加酢酸リンゲル液投与によりイヌ(雑種成犬)の実験的出血性ショックモデルにおける循環動態(血圧、心拍数及び血流量)の異常が改善した。また、ブドウ糖加酢酸リンゲル液はショック犬の腎機能及び肝機能に対して影響を与えなかった18)。
200mL×20袋(プラスチックバッグ)500mL×20袋(プラスチックバッグ)
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