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処方箋医薬品注)
高マグネシウム血症、甲状腺機能低下症の患者[高マグネシウム血症が悪化する又は誘発されるおそれがある。]
循環血液量及び組織間液の減少時における細胞外液の補給・補正、代謝性アシドーシスの補正
通常、成人には1回500mL~1,000mLを点滴静注する。投与速度は1時間当たり10mL/kg体重以下とする。なお、年齢、症状、体重に応じて適宜増減する。
循環血液量の増加により、症状が悪化するおそれがある。
水分補給が必要であり、電解質を含む本剤の投与により症状が悪化するおそれがある。
水分、電解質等の排泄が障害されているため、症状が悪化するおそれがある。
水分、電解質の過剰投与に陥りやすく、症状が悪化するおそれがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
投与速度を緩徐にし、減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
0.1~5%未満
頻度不明
泌尿器
尿たん白
血液
プロトロンビン時間延長
大量・急速投与
脳浮腫、肺水腫、末梢の浮腫
薬剤を配合する場合には、配合変化に注意すること。
軽度の侵襲を伴う手術患者19例を対象に、本剤の安全性を検討した結果、安全性解析対象症例における概括安全度(副作用の有無及びその重症度をもとに判定)を指標とした安全率は78.9%(15/19例)であった。副作用発現頻度は、15.8%(3/19例)4件(尿たん白3件、プロトロンビン時間延長1件)であった1)。
軽度の侵襲を伴う手術患者66例を対象に、本剤の一般臨床試験を実施した結果、解析対象症例における有効率について、「血液酸塩基平衡の維持・補正効果」は90.9%(60/66例)、「細胞外液のマグネシウム維持・補正効果」は93.9%(62/66例)、「細胞外液の電解質維持・補正効果」は90.9%(60/66例)であった。副作用は認められなかった2)。
中等度の侵襲を伴う手術患者201例を対象に、本剤(102例)又は対照薬として市販の酢酸リンゲル液(99例)を投与した二重盲検比較試験を実施した。その結果、本剤群の解析対象症例(95例)における「血液酸塩基平衡の維持・補正効果」の有効率は61.1%(58/95例)であった。また、本剤の優れた「細胞外液のマグネシウム維持・補正効果」が認められた。副作用は認められなかった3)。
本剤は細胞外液の補給・補正、代謝性アシドーシスの補正効果を示す。
イヌ出血性ショックモデル、ウサギ部分肝切除モデル及びウサギ手術侵襲負荷モデルを用い、本剤の有用性を検討した。その結果、本剤は、すべての病態モデルにおいて、アシドーシス補正効果、血中マグネシウム濃度維持・補正効果、電解質維持・補正効果を認めた4),5),6),7),8)。
500mL×20袋(プラスチックバッグ)[脱酸素剤入り]
1) 社内資料:国内前期第Ⅱ相試験(2004年2月27日承認、申請資料概要ト.1)
2) 社内資料:国内第Ⅲ相一般臨床試験(2004年2月27日承認、申請資料概要ト.2)
3) 大井良之, 他:新薬と臨牀. 2007;56(1):2-10
4) Satoh K., et al.:European Journal of Anaesthesiology. 2005;22:703-711
5) 大井良之, 他:蘇生. 2004;23(2):73-80
6) Satoh K., et al.:European Journal of Anaesthesiology. 2005;22:624-629
7) 社内資料:ウサギ部分肝切除モデルを用いたBSQの薬効評価(2004年2月27日承認、申請資料概要ホ.3)
8) 社内資料:ウサギ手術侵襲負荷モデルを用いたBSQの薬効評価(2004年2月27日承認、申請資料概要ホ.4)
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