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1. 14.1.1 ソフトコンタクトレンズは、本剤により着色するおそれがあるので、装着検査には使用しないこと。
2. 14.1.2 フルオレセインナトリウムを特に微量用いたいときは、生理食塩液1滴を試験紙の薬剤含有部に滴下し、一度雫を落としてから使用すること。
3. 14.1.3 試験紙を濡らさないで直接結膜に接触させた場合には、やや痛みを伴うことがあり、また、約5秒間おしつけていないと色素が出にくい場合があるので適当ではない。
4. 14.1.4 生理食塩液を滴下する時は、薬剤含有部の先端に、静かに一滴を落すこと。
5. 14.1.5 薬剤含有部に滴下する生理食塩液の代わりに、常用の化学療法剤、点眼麻酔剤、手術用滅菌点眼剤などの点眼液を使用することができる。

1. 17.1.1 国内臨床成績
   1. (1) 発表文献2、未発表文献2の4論文中における角膜疾患201例に対する眼検査の全例において良好な染色成績が得られた^1),2),3),4)。
   2. (2) Applanation Tonometryの臨床において236眼に応用し、全例に良好な染色成績が得られた¹⁾。
   3. (3) コンタクトレンズ装着検査179例の臨床に応用し、全例に良好な染色成績が得られた¹⁾。

フルオレセインは水溶性で、530nmの光により最も強い蛍光を発する。細隙灯顕微鏡検査ではコバルトブルーフィルターにより励起されると橙黄色のフルオレセインが黄緑色の蛍光として観察される。細胞そのものを染色するのではなく、上皮細胞の細胞間隙を染色することで角膜上皮、結膜上皮の欠損部を検出する⁵⁾。