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カーミパックACD−A液

添付文書番号

333950AX1021_1_05

企業コード

200162

作成又は改訂年月

2024年1月改訂(第1版)

日本標準商品分類番号

873339

薬効分類名

血液保存液A液(生物学的製剤基準)

承認等

カーミパックACD−A液

販売名コード

YJコード

333950AX1021

販売名英語表記

Karmipack ACD-A

販売名ひらがな

かーみぱっく えーしーでぃーえーえき

承認番号等

承認番号

16200EZZ01464000

販売開始年月

1987年4月

貯法・有効期間

貯法

室温保存

有効期間

3年

一般的名称

-

3. 組成・性状

3.1 組成

本品は、下記の成分を含有する血液保存液(ACD-A液)である。

カーミパックACD−A液

300mL中

有効成分クエン酸ナトリウム水和物   6.6g
クエン酸水和物   2.4g
ブドウ糖   6.6g

500mL中

有効成分クエン酸ナトリウム水和物   11.0g
クエン酸水和物   4.0g
ブドウ糖   11.0g

3.2 製剤の性状

カーミパックACD−A液

pH4.5~5.5
浸透圧比約1 (生理食塩液に対する比)
性状無色澄明~微黄色透明な水溶液である

4. 効能又は効果

血液保存

6. 用法及び用量

生物学的製剤基準(保存血液)により血液量100mLにつき15mLの割合で用いる。

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 本品は可塑剤であるフタル酸ジ2-エチルヘキシルが溶出するおそれがあるので、注意すること。

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので観察を十分行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.2 その他の副作用

頻度不明

短時間大量投与

クエン酸による血中カルシウムイオン濃度の低下1),2)

14. 適用上の注意

14.1 全般的な注意

  1. 14.1.1 輸液口に針を刺す際は、まっすぐ刺すこと。斜めに刺すと輸液口の側壁を貫通し、液漏れの原因となることがある。

14.2 血液製剤調製時の注意

  1. 14.2.1 カルシウム含有製剤と混和すると凝血をおこすおそれがあるため混合輸注はしないこと。

20. 取扱い上の注意

  1. 20.1 液漏れの原因となるので、強い衝撃や鋭利なものとの接触等を避けること。
  2. 20.2 使用期限内でも包装を開封したものは速やかに使用すること。
  3. 20.3 以下の場合には使用しないこと。
    • 外袋内や容器表面に水滴や結晶が認められた場合
    • 容器から薬液が漏れている場合
    • 性状その他薬液に異状が認められる場合
    • 輸液口カバーがはずれている場合
  4. 20.4 蒸気滅菌工程の水蒸気あるいはその後の熱処理のため、バッグが不透明になったり、輸液口内に微量の水分が残留することがあるが、使用上問題はない。ただし著しい水濡れや、内容液のリークが疑われる場合は使用しないこと。
  5. 20.5 直射日光や水濡れのおそれのある場所や湿度の高い場所での保存はさけること。

22. 包装

300mL 30袋 ソフトバッグ[ポリ塩化ビニル(可塑剤:フタル酸ジ2―エチルへキシル)]

500mL 20袋 ソフトバッグ[ポリ塩化ビニル(可塑剤:フタル酸ジ2―エチルへキシル)]

24. 文献請求先及び問い合わせ先

SBカワスミ株式会社

〒210-8602
神奈川県川崎市川崎区殿町3丁目25番4号

電話番号:044-589-8070

26. 製造販売業者等

26.1 製造販売元

SBカワスミ株式会社

〒210-8602
神奈川県川崎市川崎区殿町3丁目25番4号

〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル

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