当ウェブサイトを快適にご覧いただくには、ブラウザのJavaScript設定を有効(オン)にしていただく必要がございます。
○下記疾患における止血及び自覚症状の改善 胃・十二指腸潰瘍、びらん性胃炎○逆流性食道炎における自覚症状の改善○胃生検の出血時の止血
効能・効果
用法・用量
胃・十二指腸潰瘍及びびらん性胃炎における止血及び自覚症状の改善並びに逆流性食道炎における自覚症状の改善
アルギン酸ナトリウムとして、通常1回1~3gを1日3~4回、空腹時に経口投与する。経口投与が不可能な場合には、ゾンデで経鼻的に投与する。年齢、症状により適宜増減する。
胃生検の出血時の止血
アルギン酸ナトリウムとして、通常1回0.5~1.5gを経内視鏡的に投与するか、1回1.5gを経口投与する。年齢、症状により適宜増減する。
0.1~5%未満
消化器
下痢、便秘
アルギン酸ナトリウムの吸収は極めて小さい(ラット)1) 。
14Cで標識したアルギン酸ナトリウムをラットに経口投与し17時間経過中の14Cを測定した結果、糞中85~91%、尿中0.11~0.16%、呼気中(CO2)0.21~0.42%、血漿中0.002~0.007%であった1) 。
国内10施設で総計261例について実施された臨床試験の概要は次のとおりである2),3),4),5),6),7),8) 。
胃潰瘍に対しては有効率90.6%(77/85)2),3),4),5) 、十二指腸潰瘍及び胃・十二指腸潰瘍に対しては有効率81.6%(31/38)2),3),4),5) 、びらん性胃炎に対しては有効率78.9%(15/19)2),4),5) を示した。
胃潰瘍に対しては有効率86.0%(37/43)3) 、十二指腸潰瘍及び胃・十二指腸潰瘍に対して有効率72.0%(18/25)3) 、食道炎に対しては有効率74.1%(43/58)3),6),7),8) を示した。
胃生検の出血時の止血に対しては、有効率90.0%(18/20)を示した3) 。
消化管(胃・十二指腸及び食道)粘膜に付着することにより、胃液等の攻撃因子から粘膜を保護する。また、消化管出血部位を被覆し、血液凝固を促進させる9),10),11),12),13) 。
アルギン酸ナトリウム(Sodium Alginate)
(C6H7O6Na)n
白色~帯黄灰白色の粉末でにおい及び味はなく、エタノール、クロロホルム及びエーテルにはほとんど溶けない。水に膨潤して徐々に溶け粘性の高い液となる。
200mL×10本(プラスチックボトル)
600mL×5本(プラスチックボトル)
1) Humphreys ER et al.:Nature,1968;219:1172-1173
2) 市橋秀仁ほか:日本臨床外科医学会雑誌, 1979;40(6):1169-1172
3) 岡田昌之ほか:診療と新薬, 1980;17(4):817-830
4) 隅井浩治ほか:診療と新薬, 1982;19(5):1245-1249
5) 長尾房大ほか:消化器内視鏡治療(朝倉書店), 1983:197-201
6) 大坂道敏ほか:診療と新薬, 1980;17(1):161-164
7) 沢田洋一ほか:診療と新薬, 1980;17(2):441-445
8) 本郷道夫:基礎と臨床, 1982;16(10):5259-5262
9) 醍醐皓二ほか:薬学雑誌, 1981;101(5):452-457
10) 醍醐皓二ほか:薬学雑誌, 1981;101(5):458-462
11) 醍醐皓二ほか:薬学雑誌, 1985;105(2):171-182
12) 醍醐皓二ほか:薬学雑誌, 1982;102(6):573-578
13) 醍醐皓二ほか:薬学雑誌, 1981;101(5):464-469
カイゲンファーマ株式会社 信頼性保証部 お客様相談室
〒541-0045 大阪市中央区道修町二丁目5番14号
TEL 06(6202)8975FAX 06(6202)0872
カイゲンファーマ株式会社
大阪市中央区道修町二丁目5番14号
Copyright © Pharmaceuticals and Medical Devices Agency, All Rights reserved.