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日本薬局方
ベンザルコニウム塩化物液
手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒、感染皮膚面の消毒、膣洗浄、結膜嚢の洗浄・消毒
効能又は効果
用法及び用量
手術部位(手術野)の粘膜の消毒、皮膚・粘膜の創傷部位の消毒
ベンザルコニウム塩化物0.01~0.02%溶液を用いる。
感染皮膚面の消毒
ベンザルコニウム塩化物0.01%溶液を用いる。
膣洗浄
ベンザルコニウム塩化物0.02%溶液を用いる。
結膜嚢の洗浄・消毒
ベンザルコニウム塩化物0.01~0.025%溶液を用いる。
ベンザルコニウム塩化物0.02~0.025%溶液を用いる。
頻度不明
過敏症
発疹、そう痒感等
タンパク変性及び酵素の切断、糖の分解と乳酸の酸化など代謝への作用、膜透過性障害による溶菌、リン及びカリウムの漏出、解糖の促進、原形質膜の活動を支える酵素に対する作用などが考えられている1) 。
グラム陽性、陰性菌のみならず、芽胞のない細菌やカビ類といった真菌類に対しても殺菌作用を有する。結核菌及び大部分のウイルスに対する殺菌効果は期待できない1) 。
ベンザルコニウム塩化物(Benzalkonium Chloride)
Ammonium,alkyldimethyl(phenylmethyl)-,chloride
[C6H5CH2N(CH3)2R]ClR:C8H17~C18H37で主としてC12H25及びC14H29からなる
354.01(C22H40ClNとして)
白色~黄白色の粉末又は無色~淡黄色のゼラチン状の小片、ゼリー様の流動体若しくは塊で、特異なにおいがある。水又はエタノール(95)に極めて溶けやすく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。水溶液は振ると強く泡立つ。
R:C8H17~C18H37で主としてC12H25及びC14H29からなる
1) 第十八改正日本薬局方解説書.廣川書店.2021:C-5320-5324
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