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診断または治療を目的とする散瞳
隅角の診断が未確定のまま本剤を投与しないこと。
通常1回、1~2滴宛点眼する。
急激な血圧上昇作用があらわれるおそれがある。本剤の血管収縮作用による。
閉塞性血管障害が促進されるおそれがある。本剤の血管収縮作用による。
症状を悪化させるおそれがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
全身の副作用が起こりやすい。小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
一般に生理機能が低下している。
MAO阻害薬で治療中又は治療後3週間以内の患者では急激な血圧上昇を起こすおそれがあるので、慎重に投与すること。
本剤はMAOによって代謝される。併用により代謝が阻害され、体内に蓄積し作用が増強する。
本剤の作用が増強され、急激な血圧上昇を起こすおそれがあるので、慎重に投与すること。
三環系抗うつ剤はカテコラミン類の神経細胞内への再取り込みを阻害し、受容体部分での交感神経興奮アミンの濃度を増加するため、作用を増強すると考えられる。
頻度不明
過敏症
眼瞼の発赤・腫脹・そう痒感、接触皮膚炎
眼
結膜炎、充血、角膜上皮障害(角膜びらん、点状角膜炎等)、眼圧上昇
循環器
血圧上昇
患者に対し以下の点に注意するよう指導すること。
長期にわたり散瞳していると虹彩が癒着するという報告がある。
フェニレフリン塩酸塩は選択的α1受容体刺激作用薬であり、瞳孔散大筋の収縮により散瞳作用を示す。
眼疾患を有しない成人5例に5.0%フェニレフリン塩酸塩溶液1滴を点眼したとき、点眼10分後から散瞳しはじめ、40~60分で最大に散瞳し、その後約30分持続してから徐々に縮瞳しはじめ、5~6時間で点眼前の大きさに戻った1) 。
フェニレフリン塩酸塩(Phenylephrine Hydrochloride)
(1R)-1-(3-Hydroxyphenyl)-2-methylaminoethanol monohydrochloride
C9H13NO2・HCl
203.67
白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、味は苦い。水に極めて溶けやすく、エタノール(95)に溶けやすく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。1.0gを水100mLに溶かした液のpHは4.5~5.5である。
140~145℃
プラスチック点眼瓶:10mL×1本
1) 戸松靖治.: 臨床眼科. 1955; 9: 1010-2.
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