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白内障手術・眼内レンズ挿入術・全層角膜移植術における手術補助
白内障手術・眼内レンズ挿入術を連続して施行する場合には、通常0.2~0.75mLを前房内へ注入する。また、眼内レンズのコーティングに約0.1mL使用する。ただし、白内障手術又は眼内レンズ挿入術のみを施行する場合には、以下のとおりとする。
移植眼の角膜片を除去後に、通常0.1~0.6mLを前房内へ注入し、移植片角膜を本剤上に浮遊させて縫合を行う。また、提供眼の移植片角膜のコーティングに約0.1mL使用する。
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。
頻度不明
眼
眼圧上昇、炎症反応、嚢胞様⻩斑浮腫、⾓膜浮腫、⾓膜混濁、前房出⾎、虹彩新⽣⾎管、虹彩後癒着、結膜癒着不全、散瞳、⽔晶体混濁、浅前房、疼痛、霧視、かゆみ
その他
眼内レンズ表⾯の混濁
前房形成効果についてはヒアルロン酸ナトリウムの高い粘稠性に基づくと考えられ、また角膜内皮保護効果についてもその高い粘稠性が一種の潤滑剤として働いていることに基づくと考えられる1)。
精製ヒアルロン酸ナトリウム(Purified Sodium Hyaluronate)
(C14H20NNaO11)n
平均分子量 150万~390万
白色の粉末、粒又は繊維状の塊である。水にやや溶けにくく、エタノール(99.5)にほとんど溶けない。吸湿性である。
外箱開封後は遮光して保存すること。
0.4mL×1シリンジ
0.6mL×1シリンジ
0.85mL×1シリンジ
1) 真崎厚司他.: 基礎と臨床. 1985; 19: 3076-92.
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本剤は、連続して行われる白内障手術及び眼内レンズ挿入術に伴って使用される場合に限り算定できるものである。(平成23年6月24日付保医発0624第2号厚生労働省保険局医療課長通知)
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