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通常成人1日3gを3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
抗生物質投与時に下痢を発症した小児患者20例に本剤を1回1g、1日3回、5~27日間経口投与した。その結果、排便回数の減少と便性の改善が認められ、全般的な改善度(4段階で評価し「改善以上」を集計)は70.0%(14/20例)であった。副作用は認められなかった1)。
本剤は耐性乳酸菌製剤で、腸内に抗菌剤が存在しても生育し、腸内有用菌としての作用を発揮して整腸作用を示す。
本剤の各種抗菌剤に対する耐性度(最小発育阻止濃度:MIC)を測定した結果、各種抗菌剤に対して耐性が認められた2)(in vitro)。
本剤の抗菌剤耐性機序に抗菌剤不活性化酵素及びRプラスミドの関与は認められなかった(in vitro)。また、その耐性は他の腸内細菌に伝達しないことが確認された3)(in vitro、マウス)。
本剤と標準製剤の各種抗菌剤に対する耐性度(MIC)は、ほぼ同等であった4)(in vitro)。
本剤と標準製剤を、それぞれ抗生物質とともにヒト糞便由来の菌株からなる腸内菌叢を持つノトバイオートマウスに7日間連続経口投与した結果、糞便中においてほぼ同じ回収菌数を示した5)。
耐性乳酸菌(Antibiotics-Resistant Lactic Acid Bacteriae)
白色~わずかに黄褐色の粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがある。
Bifidobacterium longum
本剤は生菌製剤であるので、吸湿に注意すること。特に本剤をグラシン紙等の包材に分包して投薬する場合には、気密性の高い容器に入れ、湿度の低い場所に保存すること。
バラ:500g、1kg(アルミ袋)分包:1g×1,200包(3包×20×20)
1) 坂田宏他.: 小児科臨床. 1994; 47: 1396-400.
2) 興和(株)社内資料: 効力に関する基礎試験
3) 興和(株)社内資料: 不活酵素,プラスミド,耐性伝達について
4) 興和(株)社内資料: 生物学的同等性(抗菌性物質に対する耐性度)
5) 興和(株)社内資料: 生物学的同等性(ノトバイオートマウスを用いた比較試験)
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