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メチルメチオニンスルホニウムクロリドとして、通常成人1回25~75mgを1日3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
0.1%未満
過敏症
発疹等
消化器
便秘、下痢、おくび等
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃炎、慢性肝炎における二重盲検比較試験の結果、有用性が認められた1),2),3),4),5)。
メチルメチオニンスルホニウムクロリドの詳細な機序は明確ではないが、胃粘液量増加、胃血流量増加等による潰瘍抑制作用及び肝機能改善作用を示す。
メチルメチオニンスルホニウムクロリド(Methylmethionine Sulfonium Chloride)
(3-Amino-3-carboxypropyl)dimethylsulfonium chloride
C6H14ClNO2S
199.70
白色の結晶又は結晶性の粉末で、わずかに特異なにおいがある。水に極めて溶けやすく、エタノール(99.5)、アセトン又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。水溶液(1→20)のpHは4.0~5.0である。水溶液(1→50)は旋光性を示さない。また、吸湿性である。
約140℃(分解)
アルミピロー包装開封後は湿気を避けて保存すること。
*PTP:100錠(10錠×10)、1000錠(10錠×100)
1) 伊藤緩他.: 薬理と治療. 1975; 3: 687-97.
2) 三好秋馬他.: 薬理と治療. 1975; 3: 677-86.
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4) 三好秋馬他.: 薬理と治療. 1977; 5: 1301-9.
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