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じん麻疹、皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎)、枯草熱、アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎、急性鼻炎、春季カタルに伴うそう痒
通常、成人1回3~5錠(ジフェンヒドラミン塩酸塩として30~50mg)を1日2~3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること。
抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい。抗ヒスタミン剤を投与された患者群で、奇形を有する児の出生率が高いことを疑わせる疫学調査の報告がある。
授乳を避けさせること。母乳を通して乳児の昏睡がみられたとの報告がある。
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
中枢神経抑制剤
減量するなど慎重に投与すること。
相互に作用を増強することがある。
MAO阻害剤
中枢神経抑制作用が増強され、また抗コリン作動性による副作用が増強されることがある。
抗コリン作用のある薬剤
併用により抗コリン作用が増強することがある。
アルコール
用量を調節するなど注意すること。
飲酒により相互に作用を増強することがある。
頻度不明
過敏症
発疹
循環器
動悸
精神神経系
めまい、倦怠感、神経過敏、頭痛、眠気
消化器
口渇、悪心・嘔吐、下痢
ヒスタミンH1受容体を遮断することにより、H1受容体を介するヒスタミンによるアレルギー性反応(毛細血管の拡張と透過性亢進、知覚神経終末刺激によるそう痒等)を抑制する。
炎症時の毛細血管透過性の抑制効果が認められている1)(ラット)。
ジフェンヒドラミン塩酸塩(Diphenhydramine Hydrochloride)
2-(Diphenylmethoxy)-N,N-dimethylethylamine monohydrochloride
C17H21NO・HCl
291.82
白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、味は苦く、舌を麻痺する。メタノール又は酢酸(100)に極めて溶けやすく、水又はエタノール(95)に溶けやすく、無水酢酸にやや溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。光によって徐々に変化する。
166~170℃
開封後は遮光して保存すること。
バラ:500錠(ガラス瓶)
1) 小倉保己.: 日本薬理学雑誌. 1958; 54: 33-46.
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