当ウェブサイトを快適にご覧いただくには、ブラウザのJavaScript設定を有効(オン)にしていただく必要がございます。
日本薬局方
イオウ
本剤に対し過敏症の既往歴のある患者
疥癬、汗疱状白癬、小水疱性斑状白癬、頑癬、頭部浅在性白癬、黄癬、乾癬、座瘡、脂漏、慢性湿疹
通常、3~10%の軟膏、懸濁液またはローションとして1日1~2回適量を患部に塗布する。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
頻度不明
過敏症
過敏症状
皮膚
皮膚炎等
長期・大量使用又は高濃度の使用
皮膚炎
眼には使用しないこと。
硫黄は皮膚表面でも徐々に硫化水素やポリチオン酸、特にペンタチオン酸となり抗菌作用を現すので、寄生虫性皮膚疾患に奏効する。また皮膚角化に関係があるといわれるSH基をS-Sに変えることによって角質軟化作用を呈する。硫黄の粒子が細かくなるほど硫黄の化学変化は促進されるので、コロイド硫黄を用いるとき上記の諸作用は特に顕著に現れ、またアルカリ剤と配合すると角質軟化、殺菌、殺虫作用は増強される1) 。硫黄及び硫化物は、疥癬のつくった疥癬隧道Milbengangを破壊し、虫体並に虫卵は死滅する2) 。
イオウ(Sulfur)
淡黄色~黄色の粉末で、におい及び味はない。二硫化炭素に溶けやすく、水、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
S
32.07
火気に近づけないこと。
500g[内装:ポリ袋、外装:紙箱]
1) 第十八改正日本薬局方解説書.廣川書店.2021:C-498-501
2) 改訂新版 薬効学.医歯薬出版.1956:410
小堺製薬株式会社 学術情報室
〒130-0026 東京都墨田区両国4-36-9
TEL:03-3631-1495 FAX:03-3631-1457
小堺製薬株式会社
東京都墨田区両国4-36-9
Copyright © Pharmaceuticals and Medical Devices Agency, All Rights reserved.