医療用医薬品 詳細表示

コタロー当帰芍薬散料エキス細粒

添付文書番号

5200111C1038_1_14

企業コード

270127

作成又は改訂年月

2023年7月改訂(第1版)

日本標準商品分類番号

875200

薬効分類名

漢方製剤

承認等

コタロー当帰芍薬散料エキス細粒

販売名コード

YJコード

5200111C1038

販売名ひらがな

こたろーとうきしゃくやくさんりょうえきすさいりゅう

承認番号等

承認番号

16100AMZ03830000

販売開始年月

1986年10月

貯法・有効期間

貯法

室温保存

有効期間

3年

一般的名称

当帰芍薬散

3. 組成・性状

3.1 組成

コタロー当帰芍薬散料エキス細粒

有効成分本剤9.0g中  
日局トウキ   3.0g
日局センキュウ   3.0g
日局シャクヤク   4.0g
日局ブクリョウ   4.0g
日局ビャクジュツ   4.0g
日局タクシャ   4.0g
上記の混合生薬より抽出した水製乾燥エキス   5.5gを含有する。
添加剤ステアリン酸マグネシウム、トウモロコシデンプン、乳糖水和物、プルラン、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム

3.2 製剤の性状

コタロー当帰芍薬散料エキス細粒

剤形細粒剤
色調淡褐色~黄褐色
識別コードN23
におい特異なにおい
やや甘ずっぱい

4. 効能又は効果

貧血、冷え症で胃腸が弱く、眼の周辺に薄黒いクマドリが出て、疲れやすく、頭重、めまい、肩こり、動悸などがあって、排尿回数多く尿量減少し、咽喉がかわくもの、あるいは冷えて下腹部に圧痛を認めるか、または痛みがあるもの、あるいは凍傷にかかりやすいもの。
心臓衰弱、腎臓病、貧血症、産前産後あるいは流産による貧血症、痔核、脱肛、つわり、月経不順、月経痛、更年期神経症、にきび、しみ、血圧異常。

6. 用法及び用量

通常、成人1日9.0gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。
なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。

8. 重要な基本的注意

  1. 8.1 本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。
  2. 8.2 他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意すること。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 著しく胃腸の虚弱な患者

    食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢等があらわれることがある。

  2. 9.1.2 食欲不振、悪心、嘔吐のある患者

    これらの症状が悪化するおそれがある。

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

9.7 小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

11. 副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

11.2 その他の副作用

頻度不明

過敏症

発疹、瘙痒等

肝臓

肝機能異常(AST、ALT等の上昇)

消化器

食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢等

20. 取扱い上の注意

  1. 20.1 本剤の品質を保つため、できるだけ湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい所に保管すること。
  2. 20.2 開封後は特に湿気を避け、取扱いに注意すること。
  3. 20.3 本剤は生薬を原料としているので、色調等が異なることがある。

22. 包装

500g[ポリ瓶、バラ]
3.0g×42包[分包]
3.0g×168包[分包]

24. 文献請求先及び問い合わせ先

小太郎漢方製薬株式会社 医薬事業部

〒531-0071
大阪市北区中津2丁目5番23号

TEL 06-6371-9106 FAX 06-6377-4140
(9:00~17:30/土、日、祝日、弊社休日を除く)

26. 製造販売業者等

26.1 製造販売元

小太郎漢方製薬株式会社

大阪市北区中津2丁目5番23号

〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-3-2 新霞が関ビル

画面を閉じる

Copyright © Pharmaceuticals and Medical Devices Agency, All Rights reserved.