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下記消化器症状の改善
食欲不振、胃部不快感、胃もたれ、嘔気・嘔吐
通常成人1回1.3g、7才~14才は1/2量、4~6才は1/3量を1日3回食後服用する。
炭酸水素ナトリウムを配合しているため、症状が悪化するおそれがある。
症状が悪化するおそれがある。
アルミニウムにより無機リンの吸収が阻害される。
長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症があらわれるおそれがある。
排泄障害により副作用があらわれるおそれがある。
治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
テトラサイクリン系抗生物質
本剤との併用により、これらの薬剤の効果が減弱することがあるので、同時に服用させない等注意すること。この作用は薬剤の服用時間をずらすことにより弱まるとの報告がある。
本剤中のAl3+、Mg2+、Ca2+と不溶性のキレートを形成して、これらの薬剤の吸収が阻害される。
ニューキノロン系抗菌剤
活性型ビタミンD
高カルシウム血症があらわれやすくなる。
活性型ビタミンDのカルシウム吸収促進作用により、本剤中のカルシウムが吸収されるおそれがある。
大量の牛乳・カルシウム製剤
Milk-alkali syndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがある。観察を十分に行い、症状が発現した場合には投与を中止すること。
尿細管でのカルシウム再吸収が増加する。
その他の併用薬剤
併用薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがある。この作用は薬剤の服用時間をずらすことにより弱まるとの報告がある。
本剤中のAl3+、Mg2+、Ca2+の吸着作用や消化管内・体液のpH上昇による。
頻度不明
長期・大量投与
腎結石、尿路結石
代謝異常注1)
高マグネシウム血症
消化器
便秘等
過敏症
発疹等
その他注2)
低カリウム血症、血圧上昇、体重増加、浮腫等
ジアスターゼはでんぷんを分解する酵素アミラーゼの俗称であるが、本薬は麦芽を原料とする植物アミラーゼに属し、α、βの両アミラーゼがあり、両者共にでんぷんに作用する。麦芽アミラーゼの至適pHは弱酸性(pH4.5~5.5)であり、強酸、強アルカリで失活する1)。
速効性、全身性の制酸作用を示す。ただし、胃液のアルカリ化によるペプシンの失活及び発生したCO2により胃粘膜を刺激して二次的に胃液分泌を促す。胃酸とは次式のように反応する。 NaHCO3 + HCl → NaCl + H2O + CO2炭酸水素ナトリウムは消化管から吸収されやすいため、過剰に用いるとアルカローシスを生じる。また、粘液をアルカリ化することにより局所性の粘液溶解作用を示す2)。
不溶性カルシウム剤の1種で制酸作用を呈し、また吸着作用も現すので胃潰瘍及び胃酸過多症に制酸薬として用いる。胃酸とは次式のように反応する。 CaCO3 + 2HCl → CaCl2 + H2O + CO2生じた塩化物は腸へ移行して腸液のアルカリとの反応により再び炭酸塩に変化した後、排泄される。大量投与により吸収性制酸薬となり、アルカローシスを生じる。また便秘を起こす傾向がある。本薬1gは0.1mol/L塩酸約200mLを中和する効力がある3)。
淡黄色~淡褐色の粉末である。吸湿性である。
白色の粉末又は粒である。水又はエタノール(99.5)にほとんど溶けない。1gを希塩酸10mLと加熱するとき、大部分溶ける。
NaHCO3
84.01
白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、特異な塩味がある。水にやや溶けやすく、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。湿った空気中で徐々に分解する。
CaCO3
100.09
白色の微細な結晶性の粉末で、におい及び味はない。水にほとんど溶けないが、二酸化炭素が存在すると溶解性を増す。エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。希酢酸、希塩酸又は希硝酸に泡立って溶ける。
暗褐色を呈し、強い特異なにおいがあり、味は舌をやくようで、後に僅かに舌を麻痺させる。
帯緑淡褐色~帯緑褐色を呈し、特異なにおい及び味がある。
赤褐色~褐色を呈し、特異な芳香があり、味は甘く、辛く、後にやや粘液性で、僅かに収れん性である。
淡灰褐色~淡灰黄色を呈し、特異なにおいがあり、味は極めて辛い。
黄褐色~灰黄褐色を呈し、弱いにおいがあり、味は極めて苦く、残留性で、唾液を黄色に染める。
暗黄褐色を呈し、強い特異な芳香があり、味は辛く舌を麻痺させる。
淡黄褐色又は淡黄色~灰黄色(皮去りカンゾウの粉末)を呈し、弱いにおいがあり、味は甘い。
直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管すること。
500g[袋、脱酸素剤入、箱入]
1) 第十八改正日本薬局方解説書 廣川書店 2021;C2131-C2133
2) 第十八改正日本薬局方解説書 廣川書店 2021;C3131-C3135
3) 第十八改正日本薬局方解説書 廣川書店 2021;C3124-C3127
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