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劇薬
処方箋医薬品注)
通常、移植1日前からシクロスポリンとして1日量9~12mg/kgを1日2回に分けて経口投与し、以後1日2mg/kgずつ減量する。維持量は1日量4~6mg/kgを標準とするが、症状により適宜増減する。
通常、移植1日前からシクロスポリンとして1日量14~16mg/kgを1日2回に分けて経口投与する。以後徐々に減量し、維持量は1日量5~10mg/kgを標準とするが、症状により適宜増減する。
通常、移植1日前からシクロスポリンとして1日量10~15mg/kgを1日2回に分けて経口投与する。以後徐々に減量し、維持量は1日量2~6mg/kgを標準とするが、症状により適宜増減する。
通常、シクロスポリンとして1日量14~16mg/kgを1日2回に分けて経口投与する。以後徐々に減量し、維持量は1日量5~10mg/kgを標準とするが、症状により適宜増減する。ただし、通常移植1日前からシクロスポリン注射剤で投与を開始し、内服可能となった後はできるだけ速やかに経口投与に切り換える。
通常、移植1日前からシクロスポリンとして1日量6~12mg/kgを1日2回に分けて経口投与し、3~6ヵ月間継続し、その後徐々に減量し中止する。
通常、シクロスポリンとして1日量5mg/kgを1日2回に分けて経口投与を開始し、以後1ヵ月毎に1日1~2mg/kgずつ減量又は増量する。維持量は1日量3~5mg/kgを標準とするが、症状により適宜増減する。
通常、1日量5mg/kgを2回に分けて経口投与する。効果がみられた場合は1ヵ月毎に1日1mg/kgずつ減量し、維持量は1日量3mg/kgを標準とする。なお、症状により適宜増減する。
通常、シクロスポリンとして1日量6mg/kgを1日2回に分けて経口投与する。なお、患者の状態により適宜増減する。
通常、シクロスポリンとして下記の用量を1日2回に分けて経口投与する。なお、症状により適宜増減する。
通常、シクロスポリンとして1日量5mg/kgを1日2回に分けて経口投与する。効果がみられた場合は徐々に減量し、維持量は3mg/kgを標準とする。なお、症状により適宜増減する。
通常、成人にはシクロスポリンとして1日量3mg/kgを1日2回に分けて経口投与する。なお、症状により適宜増減するが1日量5mg/kgを超えないこと。
*再生医療等製品の用法及び用量又は使用方法に基づき使用する。
膵機能が悪化するおそれがある。
血圧の上昇及び症状の悪化が報告されている。
免疫抑制により感染症が悪化するおそれがある。
免疫抑制により進行又は再発するおそれがある。
肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルスの再活性化やC型肝炎の悪化の徴候や症状の発現に注意すること。免疫抑制剤を投与されたB型肝炎ウイルスキャリアの患者において、B型肝炎ウイルスの再活性化による肝炎があらわれることがある。また、HBs抗原陰性の患者において、免疫抑制剤の投与開始後にB型肝炎ウイルスの再活性化による肝炎を発症した症例が報告されている。また、C型肝炎ウイルスキャリアの患者において、免疫抑制剤の投与開始後にC型肝炎の悪化がみられることがある。
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。
腎機能が悪化するおそれがあるため、慎重に投与すること。また、コルヒチンを服用中の患者には投与しないこと。,
肝機能が悪化し、本剤の代謝あるいは胆汁中への排泄が遅延するおそれがあるため、慎重に投与すること。また、コルヒチンを服用中の患者には投与しないこと。,
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(ラット)で催奇形作用、また、難産及び周産期死亡が報告されている。ヒトで胎盤を通過することが報告されている1),2),3),4) 。妊娠中に本剤を投与された女性において、早産及び児への影響(低出生体重、先天奇形)の報告がある5) 。
授乳しないことが望ましい。母乳中へ移行するとの報告がある。
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能(腎機能、肝機能、免疫機能等)が低下している。
生ワクチン(乾燥弱毒生麻しんワクチン、乾燥弱毒生風しんワクチン、経口生ポリオワクチン、乾燥BCG等)
免疫抑制下で生ワクチンを接種すると発症するおそれがあるので併用しないこと。
免疫抑制下で生ワクチンを接種すると増殖し、病原性をあらわす可能性がある。
**タクロリムス(外用剤を除く)(プログラフ、グラセプター)
本剤の血中濃度が上昇することがある。また、腎障害等の副作用があらわれやすくなるので併用しないこと。
本剤の代謝が阻害されること及び副作用が相互に増強されると考えられる。
ピタバスタチン(リバロ)ロスバスタチン(クレストール)
これらの薬剤の血中濃度が上昇(ピタバスタチン:Cmax6.6倍、AUC4.6倍、ロスバスタチン:Cmax10.6倍、AUC7.1倍)し、副作用の発現頻度が増加するおそれがある。また、横紋筋融解症等の重篤な副作用が発現するおそれがある。
本剤により、これらの薬剤の血漿中の濃度が上昇する。
ボセンタン(トラクリア)
ボセンタンの血中濃度が急激に上昇したとの報告があり、副作用が発現するおそれがある。また、本剤の血中濃度が約50%低下したとの報告がある。
本剤が、ボセンタンのCYP3A4による代謝を阻害すること及び輸送蛋白質を阻害し肝細胞への取り込みを阻害することにより、ボセンタンの血中濃度が上昇すると考えられる。また、ボセンタンはCYP3A4を誘導するため、本剤の代謝が促進され、血中濃度が低下すると考えられる。
アリスキレン(ラジレス)
アリスキレンの血中濃度が上昇するおそれがある。空腹時の併用投与によりアリスキレンのCmaxが約2.5倍、AUCが約5倍に上昇した。
本剤のP糖蛋白阻害によりアリスキレンのP糖蛋白を介した排出が抑制されると考えられる。
**グラゾプレビル(グラジナ)
グラゾプレビルの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。
本剤の有機アニオントランスポーター阻害により、これらの薬剤の肝取込みが抑制されると考えられる。
ペマフィブラート(パルモディア)
ペマフィブラートの血中濃度が上昇したとの報告がある。
本剤の有機アニオントランスポーター及びCYP3A阻害により、ペマフィブラートの血中濃度が上昇すると考えられる。
PUVA療法を含む紫外線療法
PUVA療法を含む紫外線療法との併用は皮膚癌発現のリスクを高める危険性があるため、やむを得ず併用する場合は定期的に皮膚癌又は前癌病変の有無を観察すること。
PUVA療法により皮膚癌が発生したとの報告があり、本剤併用による免疫抑制下では皮膚癌の発現を促進する可能性がある。
免疫抑制剤
過度の免疫抑制が起こることがある。
共に免疫抑制作用を有するため。
ホスカルネットアムホテリシンBアミノ糖系抗生物質
スルファメトキサゾール・トリメトプリムシプロフロキサシンバンコマイシンガンシクロビルフィブラート系薬剤
腎障害があらわれやすくなるので、頻回に腎機能検査(クレアチニン、BUN等)を行うなど患者の状態を十分に観察すること。
腎障害の副作用が相互に増強されると考えられる。
メルファラン注射剤
機序は不明である。
非ステロイド性消炎鎮痛剤
高カリウム血症があらわれるおそれがあるので、血清カリウム値に注意すること。
高カリウム血症の副作用が相互に増強されると考えられる。
アミオダロンカルシウム拮抗剤
マクロライド系抗生物質
クロラムフェニコールアゾール系抗真菌剤
ノルフロキサシンHIVプロテアーゼ阻害剤
コビシスタットを含有する製剤卵胞・黄体ホルモン剤ダナゾールブロモクリプチンアロプリノールフルボキサミンイマチニブダサチニブスチリペントール
本剤の血中濃度が上昇することがあるので、併用する場合には血中濃度を参考に投与量を調節すること。また、本剤の血中濃度が高い場合、腎障害等の副作用があらわれやすくなるので、患者の状態を十分に観察すること。
代謝酵素の抑制又は競合により、本剤の代謝が阻害されると考えられる。
**カルベジロール
カルベジロールのP糖蛋白阻害により本剤の血中濃度が上昇すると考えられる。
メトクロプラミド
胃腸運動が亢進し、胃内容排出時間が短縮されるため、本剤の吸収が増加すると考えられる。
アセタゾラミドヒドロキシクロロキンメトロニダゾール
グレープフルーツジュース
本剤の血中濃度が上昇することがあるので、本剤服用時は飲食を避けることが望ましい。
グレープフルーツジュースが腸管の代謝酵素を阻害することによると考えられる。
リファンピシンチクロピジン抗てんかん剤
モダフィニルデフェラシロクス
本剤の血中濃度が低下することがあるので、併用する場合には血中濃度を参考に投与量を調節すること。特に、移植患者では拒絶反応の発現に注意すること。
これらの薬剤の代謝酵素誘導作用により本剤の代謝が促進されると考えられる。
オクトレオチドランレオチドパシレオチドプロブコール
これらの薬剤が本剤の吸収を阻害すると考えられる。
テルビナフィン
エトラビリン
本剤の血中濃度に影響を与える可能性があるため、注意して投与すること。
エトラビリンの代謝酵素誘導作用により、本剤の血中濃度に変化が起こることがある。
セイヨウオトギリソウ(St. John’s Wort,セント・ジョーンズ・ワート)含有食品
本剤の代謝が促進され血中濃度が低下するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。
セイヨウオトギリソウにより誘導された代謝酵素が本剤の代謝を促進すると考えられる。
副腎皮質ホルモン剤
高用量メチルプレドニゾロンとの併用により本剤の血中濃度上昇及び痙攣の報告がある。また、プレドニゾロンのクリアランスを低下させるとの報告もある。
相互に代謝を阻害すると考えられる。
ドセタキセルパクリタキセル
本剤又はこれらの薬剤の血中濃度が上昇する可能性があるので、併用する場合には血中濃度を参考に投与量を調節すること。
代謝酵素を競合することにより、本剤又はこれらの薬剤の代謝が阻害される可能性がある。
レテルモビル
レテルモビルのCYP3A阻害により本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。また、本剤の有機アニオントランスポーター阻害によりレテルモビルの血中濃度が上昇する可能性がある。
エゼチミブ
コルヒチン,,
本剤の血中濃度が上昇することがあるので、併用する場合には血中濃度を参考に投与量を調節すること。
コルヒチンの血中濃度が上昇し、コルヒチンの作用が増強するおそれがあるので、患者の状態を十分に観察すること。なお、肝臓又は腎臓に障害のある患者にはコルヒチンを投与しないこと。
本剤のP糖蛋白阻害によりコルヒチンの血中濃度が上昇することがある。
トルバプタンチカグレロルレンバチニブ
これらの薬剤の血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。
本剤のP糖蛋白阻害によりこれらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
ダビガトランエドキサバン
これらの薬剤の血中濃度が上昇し、抗凝固作用が増強するおそれがある。
リファキシミン
リファキシミンの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。
本剤のP糖蛋白、CYP3A4、有機アニオントランスポーター阻害によりリファキシミンの血中濃度が上昇することがある。
リオシグアト
リオシグアトの血中濃度が上昇するおそれがある。
P糖蛋白及び乳癌耐性蛋白阻害によりリオシグアトの血中濃度が上昇することがある。
グレカプレビル・ピブレンタスビル
これらの薬剤の血中濃度が上昇したとの報告がある。
本剤の有機アニオントランスポーター、P糖蛋白及び乳癌耐性蛋白阻害により、これらの薬剤の血中濃度が上昇すると考えられる。
レパグリニド
レパグリニドの血中濃度が上昇し、血糖降下作用が増強するおそれがある。
本剤が、レパグリニドのCYP3A4による代謝を阻害すること及び輸送蛋白質を阻害し肝細胞への取り込みを阻害することにより、レパグリニドの血中濃度が上昇すると考えられる。
カスポファンギン
カスポファンギンのAUCが増加したとの報告がある。また、併用により一過性のAST及びALTの増加が認められたとの報告がある。本剤が投与されている患者へのカスポファンギンの投与は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合のみとし、併用する場合は、肝酵素の綿密なモニタリングを考慮すること。
本剤がカスポファンギンの肝細胞への取り込みを抑制することによると考えられる。
HMG-CoA還元酵素阻害剤
筋肉痛、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とした急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすいので、患者の状態を十分に観察すること。
HMG-CoA還元酵素阻害剤の血中からの消失が遅延すると考えられる。
ジゴキシン
ジゴキシンの血中濃度が上昇することがあるので、ジゴキシンの血中濃度を参考に投与量を調節するなどジギタリス中毒に注意すること。
ジゴキシンの腎からの排泄を抑制すると考えられる。
アンブリセンタン
本剤との併用によりアンブリセンタンの血中濃度が上昇しAUCが約2倍になるとの報告がある。
テオフィリン
テオフィリンの血中濃度が上昇するとの報告があるので、テオフィリンの血中濃度を参考に投与量を調節すること。
不活化ワクチン
ワクチンの効果が得られないおそれがある。
免疫抑制作用によってワクチンに対する免疫が得られないおそれがある。
ニフェジピン
歯肉肥厚があらわれやすい。
歯肉肥厚の副作用が相互に増強されると考えられる。
カリウム保持性利尿剤
エプレレノンカリウム製剤ACE阻害剤アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤β-遮断剤ヘパリンサクビトリルバルサルタン
利尿剤
高尿酸血症及びこれに伴う痛風があらわれやすいので、血中尿酸値に注意すること。
高尿酸血症の副作用が相互に増強されると考えられる。
ブロナンセリンナルフラフィン
代謝酵素の競合により、これらの薬剤の代謝が阻害されると考えられる。
**シロリムス
シロリムスの血中濃度が上昇するおそれがある。併用する場合には、シロリムスの減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用発現に十分注意すること。
代謝酵素の競合により、シロリムスの代謝が阻害されると考えられる。
エベロリムス
エベロリムスのバイオアベイラビリティが有意に増加したとの報告がある。本剤の用量を変更する際には、エベロリムスの用量調節も行うこと。
代謝酵素の競合により、エベロリムスの代謝が阻害されると考えられる。
エベロリムスが本剤の腎毒性を増強するおそれがある。
**サクビトリルバルサルタン
サクビトリルの活性代謝物(Sacubitrilat)又はバルサルタンの曝露量が増加し、サクビトリルバルサルタンの副作用が増強するおそれがある。
本剤の有機アニオントランスポーター阻害によりSacubitrilat又はバルサルタンの血中濃度が上昇すると考えられる。
**レムデシビル
レムデシビル及び中間代謝物(GS-704277)の血漿中濃度が上昇するおそれがある。
本剤の有機アニオントランスポーター阻害によりレムデシビル及び中間代謝物(GS-704277)の血中濃度が上昇すると考えられる。
ミコフェノール酸モフェチル
ミコフェノール酸モフェチルの血中濃度が低下したとの報告がある。
ミコフェノール酸モフェチルの腸肝循環が阻害され血中濃度が低下すると考えられる。
アメナメビル
アメナメビルの血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。
外用活性型ビタミンD3製剤
血清カルシウム値が上昇する可能性がある。
本剤による腎機能低下があらわれた場合に、活性型ビタミンD3による血清カルシウム値上昇がよりあらわれやすくなると考えられる。
エルトロンボパグ
エルトロンボパグの血中濃度が低下したとの報告6) 及び高値を示したとの報告7) がある。
腎機能障害は本剤の副作用として高頻度にみられる。主な発現機序は用量依存的な腎血管収縮作用によると考えられ、通常、減量又は休薬により回復する。BUN上昇、クレアチニン上昇を示し腎血流量減少、糸球体濾過値の低下がみられる。尿細管機能への影響としてカリウム排泄減少による高カリウム血症、尿酸排泄低下による高尿酸血症、マグネシウム再吸収低下による低マグネシウム血症がみられる。また、器質的な腎障害(尿細管萎縮、細動脈病変、間質の線維化等)があらわれることがある。移植後の大量投与や、腎疾患のある患者への使用あるいは腎毒性のある薬剤,との併用により起こりやすい。なお、腎移植後にクレアチニン、BUNの上昇がみられた場合は、本剤による腎障害か拒絶反応かを注意深く観察し、鑑別する必要がある。
肝機能障害、黄疸等の肝障害、肝不全があらわれることがあるので、AST、ALT、ALP、LDH、ビリルビンの上昇等の異常が認められた場合には、減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
全身痙攣、意識障害、失見当識、錯乱、運動麻痺、小脳性運動失調、視覚障害、視神経乳頭浮腫、不眠等の症状があらわれた場合には、CT、MRIによる画像診断を行うとともに、本剤を減量又は中止し、血圧のコントロール、抗痙攣薬の投与等適切な処置を行うこと。
細菌、真菌あるいはウイルスによる重篤な感染症(肺炎、敗血症、尿路感染症、単純疱疹、帯状疱疹等)を併発することがある。アトピー性皮膚炎患者で黄色ブドウ球菌による皮膚感染を併発した場合は、適切な抗菌剤によってコントロールすること。また、B型肝炎ウイルスの再活性化による肝炎やC型肝炎の悪化があらわれることがある。強力な免疫抑制下では急激に重症化することがある。
本剤の治療期間中及び治療終了後は患者の状態を十分に観察し、意識障害、認知障害、麻痺症状(片麻痺、四肢麻痺)、言語障害等の症状があらわれた場合は、MRIによる画像診断及び脳脊髄液検査を行うとともに、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
初期症状として上腹部の激痛、発熱、血糖上昇、アミラーゼ上昇等があらわれることがあるので、このような場合には減量又は投与を中止し、適切な処置を行うこと。
溶血性尿毒症症候群(HUS:血小板減少、溶血性貧血、腎不全を主徴とする)(1%未満)、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)様症状(血小板減少、微小血管性溶血性貧血、腎機能障害、精神神経症状を主徴とする)(頻度不明)等の血栓性微小血管障害があらわれることがある。
筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがあるので、このような場合には減量又は投与を中止し、適切な処置を行うこと。
他の免疫抑制剤と併用する場合に、過度の免疫抑制により悪性リンパ腫、リンパ増殖性疾患、悪性腫瘍(特に皮膚)の発現の可能性が高まることがある。
神経ベーチェット病症状(頭痛、発熱、情動失禁、運動失調、錐体外路症状、意識障害、髄液細胞増多等)が誘発又は悪化することがあるので、このような場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
使用に際しては患者の状態をよく観察し、このような症状があらわれた場合には人工呼吸器等の適切な処置を行うこと。
5%以上
1%~5%未満
1%未満
頻度不明
過敏症
‐
発疹
循環器
血圧上昇
血液
貧血、白血球減少
消化器
悪心・嘔吐
消化管潰瘍、腹痛、胃部不快感、食欲不振、下痢、腹部膨満感
皮膚
多毛
脱毛、ざ瘡
精神神経系
振戦
頭痛、しびれ、めまい、眠気、異常感覚、末梢神経障害
片頭痛
代謝異常
糖尿・高血糖、高尿酸血症、高脂血症
高カリウム血症、低マグネシウム血症、体液貯留
感覚器
耳鳴、難聴
視力障害
筋骨格系
ミオパシー、筋痛、筋脱力、筋痙攣、関節痛
下肢痛
その他
歯肉肥厚
出血傾向(鼻出血、皮下出血、消化管出血、血尿)、熱感、のぼせ、発熱、けん怠感、浮腫、体重増加、女性化乳房
月経障害、良性頭蓋内圧亢進症
悪心・嘔吐、傾眠、頭痛、頻脈、血圧上昇、腎機能低下等
服用後短時間であれば催吐、活性炭投与、胃洗浄が有効である。シクロスポリンの血中濃度と症状の程度に相関性がみられるので、血中濃度をモニターし、必要により対症療法を行う。シクロスポリンは透析によりほとんど除去されない。
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
パラメータ
本剤
サンディミュン
変化率(%)
AUC0-12hr/Dose(ng・hr/mL/mg)
34.4±11.14
29.4±14.19
22.7±20.8
Cmax/Dose(ng/mL/mg)
11.00±2.944
8.61±4.701
45.6±47.9
Cmin/Dose(ng/mL/mg)
0.749±0.427
0.701±0.420
8.8±17.0
Tmax(hr)
1.1±0.21
1.6±1.57
-12.9±31.0
(平均値±S.D.)
32.2±8.3
17.4±6.8
10.49±3.00
3.93±1.87
0.77±0.26
0.58±0.23
1.4±0.5
2.4±1.1
本剤はサンディミュンと比較して胆汁分泌量や食事による影響を受けにくいとの報告がある10),11) 。
シクロスポリンは主としてチトクロームP450 3A4(CYP3A4)で代謝され、主要代謝物はモノヒドロキシ体、ジヒドロキシ体、N-脱メチル体であった12),13),14) (外国人のデータ)。
シクロスポリンは主として胆汁を介して排泄される。腎機能が保たれている患者に3H-シクロスポリンを経口投与した場合、尿中排泄率は6%で、未変化体としては投与量の0.1%であった(96時間値)15) (外国人のデータ)。
新規投与例(生体腎47例、死体腎15例)における1年生着率及び生存率(Kaplan-Meier法)は、生体腎で94.8%及び100%、死体腎で93.3%及び100%であった。拒絶反応が発現した症例は、生体腎では51.1%(24例/47例)、死体腎では53.3%(8例/15例)であった。サンディミュンからの切り換え例では、検討した55例全体で移植腎の生着が維持された16),17) 。
サンディミュンではシクロスポリンの血中濃度が不安定な患者12例及びタクロリムスの治療継続に問題がある患者8例を対象とし、それら薬剤からの切り換え試験を実施した結果、本剤の肝移植患者への使用に臨床上問題となる所見はなかった18),19),20) 。
本剤とサンディミュンの新規心移植患者を対象とした多施設二重盲検群間比較試験における移植後6ヵ月までの成績では、国際心肺移植学会(ISHLT)の重症度基準でグレード3A以上の拒絶反応発現率は、本剤群42.6%(80例/188例)、サンディミュン群41.7%(80例/192例)であった。また、生存率は本剤群93.1%(175例/188例)、サンディミュン群92.7%(178例/192例)であった。移植後6ヵ月までに7.1%(27例/380例)の患者が死亡したが、その主な原因は移植臓器廃絶(12例)、敗血症(4例)、悪性腫瘍(2例)であった21) 。
心移植患者139例の3剤併用療法(シクロスポリン+アザチオプリン+ステロイド)による長期成績では、急性拒絶反応は21例に25回(患者当たり0.18回)と従来の治療法(シクロスポリン+ステロイド、患者当たり0.84回)に比べ発現頻度の減少がみられた。また、1年生存率は92%、3年生存率は85%、5年生存率は78%であった。一方、長期の安全性については従来の治療法に比べ、感染症、悪性腫瘍の発現率の低下を認めた22) 。
片肺移植患者73例及び両肺移植患者58例の計131例における1年生存率は、それぞれ87%及び76%、2年生存率はそれぞれ87%及び73%であった。入院中に8%(11例/131例)の患者が死亡したが、その原因は敗血症(3例)、心臓病(3例)、アスペルギルス感染(2例)、原因不明の成人呼吸窮迫症候群(2例)、気道合併症(1例)であった23) 。
片肺又は両肺移植患者44例をATG(抗胸腺細胞免疫グロブリン)群(シクロスポリン+アザチオプリン+ステロイド+ATG)と非ATG群(シクロスポリン+アザチオプリン+ステロイド)に無作為に割り付け比較検討した結果、肺生検によるグレードII以上の急性拒絶反応の発現率は、ATG群で23%(5例/22例)、非ATG群で55%(12例/22例)とATG群で有意(p=0.03)に少なかった。また、1年及び2年生存率はATG群で68%及び64%、非ATG群では73%及び68%であった。一方、移植後の感染症あるいは悪性腫瘍の発現率は両群で同様であった24) 。
膵腎同時移植患者476例の1年、5年及び10年生存率は、それぞれ96.5%、88.9%及び79.5%であった。また、移植膵の1年、5年及び10年生着率は、それぞれ87.9%、78.9%及び68.4%、移植腎では、それぞれ88.4%、81.0%及び63.5%であった。移植後の死亡の主な原因は、心又は脳血管障害(46%)、敗血症(16%)、悪性腫瘍(13%)であった25) 。
膵腎同時移植患者50例をATG群(シクロスポリン+アザチオプリン+ステロイド+ATG)と非ATG群(シクロスポリン+アザチオプリン+ステロイド)に無作為に割り付け比較検討した結果、移植後1年までの移植膵に対する急性拒絶反応は両群ともなく、移植腎に対する急性拒絶反応はATG群36%(9例/25例)、非ATG群76%(19例/25例)とATG群で有意(p<0.01)に少なかった26) 。
海外において、小腸移植におけるシクロスポリンの拒絶反応の抑制効果に関して報告されている27),28) 。
新規投与例に対して、サンディミュン注射剤及び本剤を投与して検討した結果、グレード2以上の急性移植片対宿主反応(GVHD)の累積発症率(Kaplan-Meier法)は血縁での移植で22.3%、非血縁で26.7%であった29) 。
新規投与例(16例)での検討では、改善率(「改善」以上)は81.3%(13例/16例)であった30) 。
新規投与例(16例)の全例で皮疹の改善効果が認められた。サンディミュンからの切り換え例での検討では、27例全例で効果が維持された31),32) 。
重症再生不良性貧血、赤芽球癆患者への新規投与の5例では、再生不良性貧血の1例で「Minimal response」、赤芽球癆の1例で輸血状況に著明改善がみられた。サンディミュンからの切り換え例(19例)では、18例で減量・休薬を要さず臨床効果は維持された33) 。
中等症以上のATG未治療の再生不良性貧血患者を対象としたエルトロンボパグの国内臨床試験において、ATG、シクロスポリン及びエルトロンボパグの3剤を併用した結果、奏効率は70.0%(7例/10例)であった。なお、奏効率は寛解(輸血非依存かつ血球数の改善)が得られた患者の割合と定義した34) 。
中等症以上かつ血小板数30,000/μL未満のATG治療を受けたが治療抵抗性若しくは再発又はATG治療が受けられない再生不良性貧血患者を対象としたエルトロンボパグの国内臨床試験において、シクロスポリン投与中の患者の75.0%(6例/8例)に投与開始26週時に血液学的反応率の改善が認められた。なお、血液学的反応率は1系統以上の血球に改善[血小板数が≥20,000/μL増加又は血小板輸血非依存、ヘモグロビン値が≥1.5g/dL増加(投与前値が9g/dL未満の場合)又は赤血球輸血量の減少、好中球数が≥100%(投与前値が500/μL未満の場合)又は≥500/μL増加のうち、1つ以上該当]を認めた患者の割合と定義した7) 。
*新規投与例では、頻回再発型患者で改善率(「改善」以上)が69.2%(9例/13例)、ステロイド抵抗性患者で改善率が75.0%(9例/12例)であった。サンディミュンからの切り換え例では、頻回再発型患者の18例、ステロイド抵抗性患者の13例のうち、ステロイド抵抗性の1例を除き効果が維持された35) 。
成人の最重症のアトピー性皮膚炎患者を対象に、本剤3mg/kg/日(2~5mg/kg/日)を1日2回に分けて8週間経口投与するプラセボとの比較試験を実施した。最終重症度スコアのベースラインからの変化率の群間差(本剤群-プラセボ群、以下同様)の平均値(95%信頼区間)は-30.3%(-41.1%~-19.6%)であり、投与群間に有意差が認められた(p<0.001、対応のないt検定)。また、最終罹病範囲スコアのベースラインからの変化率の群間差の平均値(95%信頼区間)は-21.8%(-32.8%~-10.9%)であり、投与群間に有意差が認められた(p<0.001、対応のないt検定)。以上より、本剤群のプラセボ群に対する有意な重症度及び罹病範囲スコア改善が検証された36),37) 。
評価項目 投与群
例数
ベースライン平均値±S.D.
ベースラインからの変化率平均値±S.E.
変化率の群間差
平均値
95%信頼区間
p値
重症度スコア
本剤群
44
54.0±16.30
-63.0±3.43
-30.3
(-41.1~-19.6)
<0.001
プラセボ群
45
51.1±16.13
-32.6±4.18
罹病範囲スコア
74.2±14.60
-41.4±4.08
-21.8
(-32.8~-10.9)
69.0±12.75
-19.5±3.71
重症度スコア:4項目の臨床所見(紅斑・浮腫(浸潤)、丘疹、湿潤、痒疹・苔癬化)を8ヵ所の身体部分ごとに4段階(0-3)で点数化(最大値96)罹病範囲スコア:8ヵ所の身体部分(全身に対する比率)ごとに4段階(0、1/3、2/3、3/3)で点数化(最大値100)
サンディミュンから本剤への切り換え症例における切り換え後の副作用発現率は4.71%(13例/276例)で、特異的な副作用の発現は認めなかった。切り換え後の血中トラフ値測定時の1日平均投与量は174.10±3.38mg/日(3.18±0.07mg/kg/日)から165.55±2.78mg/日(3.00±0.05mg/kg/日)と有意に低下した(p<0.001)。切り換え後の血中トラフ値も有意に低下した(p<0.05)が、AUC、Cmaxに有意差は認められなかった。また、切り換え症例における移植腎の生着を有効とした有効率は99.6%(275例/276例)であった38) 。
項目
症例数
切り換え前
切り換え後
(平均値±S.E.)
血中トラフ値(ng/mL)
262
97.80±2.56
91.96±2.51※
Cmax(ng/mL)
41
502.91±43.20
546.69±30.41
AUC(ng・h/mL)
10
1,471.46±329.77
1,411.06±235.94
※p<0.05(t検定:切り換え前と切り換え後の比較)
本剤の作用機序は直接的な細胞障害性によるものではなく、リンパ球に対し特異的かつ可逆的に作用し、強力な免疫抑制作用を示す。本剤は主にヘルパーT細胞の活性化を抑制するが、サプレッサーT細胞の活性化を阻害しないことが示されている。本剤はT細胞においてシクロフィリンと複合体を形成し、T細胞活性化のシグナル伝達において重要な役割を果たしているカルシニューリンに結合し、カルシニューリンの活性化を阻害する。これによって脱リン酸化による転写因子NFATの細胞質成分の核内移行が阻止され、インターロイキン-2に代表されるサイトカインの産生が抑制される39),40),41) 。
*本剤はマイトジェンにより刺激活性化されたリンパ球の増殖反応を抑制する42) (マウス脾細胞in vitro)。
本剤はT細胞増殖因子であるインターロイキン-2等のサイトカインの産生を抑制することが示されている43),44) (マウス脾細胞in vitro、ex vivo)。
本剤は主として、ヘルパーT細胞の活性化を抑制するが、サプレッサーT細胞の活性化を阻害しないことが示されている41),45) (ヒト末梢血リンパ球in vitro)。
本剤は動物において、腎(ウサギ、イヌ)、肝(イヌ)、骨髄(ウサギ、ラット)、心(ブタ)、肺(イヌ)、膵(イヌ)、小腸(イヌ)の同種移植片の生着又は生存期間を延長させ、骨髄移植における移植片対宿主反応の予防(ウサギ)及び治療(ラット)効果を示す45),46),47),48),49),50),51),52),53) 。
本剤は網膜可溶性抗原(S抗原)によって引き起こされる実験的自己免疫性ブドウ膜炎(EAU)の発症及び免疫反応を抑制することが示されている54) (ラット)。
乾癬患者の皮膚をヌードマウスに移植すると非投与対照マウスでは錯角化、表皮肥厚、乳頭腫症などの乾癬特有の組織所見を示すのに対し、本剤投与マウスではこれらの組織学的特徴を示さない55) 。
再生不良性貧血患者骨髄細胞より樹立したTリンパ球クローンは造血前駆細胞のin vitroにおけるコロニー形成を抑制し、本剤はこのTリンパ球クローンによるコロニー形成抑制を緩和した56) 。
本剤は抗糸球体基底膜(GBM)抗体投与により作成した腎炎モデルラットにおいて尿中蛋白排泄、尿中NAG活性、血清コレステロール値を低下させ、腎臓の組織所見を改善させる。この作用は白血球サブセットの糸球体浸潤の抑制並びに抗体産生の抑制によることが示唆されている57) 。
本剤をアトピー性皮膚炎モデルマウス(NC/Ngaマウス)に経口投与した試験において、対照群に比べて皮膚炎スコアが有意な低値を示した。また、そう痒行動回数は対照群と比較すると本剤投与群で低値を示す傾向が認められた。病理組織学的検査では対照群と比較して表皮のびらん・潰瘍の病変程度が総じて軽度であった58) 。
シクロスポリン(Ciclosporin)
cyclo{-[(2S,3R,4R,6E)-3-Hydroxy-4-methyl-2-methylaminooct-6-enoyl]-L-2-aminobutanoyl-N-methylglycyl-N-methyl-L-leucyl-L-valyl-N-methyl-L-leucyl-L-alanyl-D-alanyl-N-methyl-L-leucyl-N-methyl-L-leucyl-N-methyl-L-valyl-}
C62H111N11O12
1202.61
白色の粉末で、アセトニトリル、メタノール又はエタノール(95)に極めて溶けやすく、ジエチルエーテルに溶けやすく、水にほとんど溶けない。
吸湿によりカプセルが軟化したり、含有するエタノールが揮発することがあるので、服用直前までPTP包装のまま保存すること。
100カプセル[10カプセル(両面アルミニウムPTP)×10]
100カプセル[5カプセル(両面アルミニウムPTP)×20]
1) Baxi, L.V. et al.:Am. J. Obstet. Gynecol. 1993;169(1):33-34
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