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本品の適量を1日数回患部に塗布する。なお、必要に応じて1日1~2回の貼布療法を行う。
本品の適量を1日数回患部に塗布する。症状によりODT療法、ステロイド外用剤の併用を行う。
本剤の長期使用により過敏症状があらわれる可能性がある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
0.1~5%未満
皮膚
潮紅、発赤、そう痒症状の悪化、刺激感
眼科用として使用しないこと。
軟膏をヒト(5名)に塗布し、塗布直後及び24時間後の回収率ならびにそれらに基づき算出した吸収率は、それぞれ90.6±1.5%、75.2±1.0%、15.4±1.5%(平均±標準誤差)であった1)。
ラットに14C-ベンダザック軟膏248~312mg(2.69~2.87μCi)を塗布したところ、48時間後までに尿へ6.4%、糞へ2.1%がそれぞれ排泄された2)。
国内において実施した軟膏及びクリーム剤(販売中止)の二重盲検試験及び一般臨床試験の有効率は、次のとおりである。
疾患群
有効率
接触性皮膚炎
80.6%(29/36例)
急性湿疹
72.2%(16/22例)
アトピー性皮膚炎
59.8%(58/97例)
慢性湿疹
93.8%(30/32例)
尋常性乾癬
80.0%(16/20例)
乳幼児湿疹
97.4%(38/39例)
帯状疱疹
91.7%(44/48例)
褥瘡
81.4%(96/118例)
熱傷潰瘍
92.7%(38/41例)
放射線潰瘍
85.2%(23/27例)
明確な作用機序は不明であるが、ベンダザックは、抗炎症作用・抗蛋白変性作用・抗浮腫作用・抗壊死作用を示す。
Bendazac(JAN)
[(1-Benzyl-1H-indazol-3-yl)oxy]acetic acid
C16H14N2O3
282.29
白色の結晶性の粉末で、においはなく、味は苦い。アセトンにやや溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けにくく、ジエチルエーテルに溶けにくく、水にほとんど溶けない。温炭酸水素ナトリウム試液に溶ける。
160~164℃
10g×10、10g×50(チューブ)500g(プラスチック容器)
1) 社内資料:ジルダザック軟膏3%、ジルダザッククリーム3%の吸収に関する検討
2) 社内資料:ベンダザックの吸収、分布、代謝及び排泄に関する検討
3) 社内資料:ジルダザックに関する薬理学的研究-とくに局所消炎・抗壊死作用について-
4) 社内資料:ジルダザック軟膏の効力試験-モルモットPCA反応に対する抑制効果-
5) Silvestrini B, et al.:Arzneim. -Forsch. 1969;19:30-36
6) Lisciani R, et al.:Jpn. J. Pharmacol. 1971;21:69-73
7) 神村瑞夫ほか:薬物療法. 1972;5:1825-1830
8) Silvestrini B, et al.:Arzneim. -Forsch. 1970;20:250-253
9) 笠井久司:薬物療法. 1973;6:1733-1734
10) 網野三郎ほか:診療と新薬. 1974;11:833-836
11) 社内資料:ヒスタミンあるいはブラジキニンによる毛細血管透過性亢進に及ぼすベンダザックの影響について
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