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高カリウム血症があらわれることがある。
過剰に投与した場合、症状を悪化させることがある。
塩化カリウムの刺激により再発させるおそれがある。
投与しないこと。高カリウム血症が悪化する。、
高カリウム血症があらわれやすい。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。消化管運動が低下していることが多く、塩化カリウムの消化管粘膜刺激作用があらわれやすい。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続または中止を検討すること。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
エプレレノン
*エサキセレノン
これらの薬剤は血中のカリウムを上昇させる可能性があり、併用により高カリウム血症があらわれやすくなると考えられる。危険因子:腎障害患者
エプレレノン(慢性心不全)
*フィネレノン
血清カリウム値が上昇する可能性があるので、血清カリウム値を定期的に観察するなど十分に注意すること。
カリウム貯留作用が増強するおそれがある。
抗アルドステロン剤
カリウム保持性利尿剤
直接的レニン阻害剤
アンジオテンシン変換酵素阻害剤
アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤
β‐遮断剤
非ステロイド性消炎鎮痛剤
シクロスポリンヘパリンジゴキシンドロスピレノン・エチニルエストラジオール
*トルバプタン
抗コリン作動薬
本剤の消化管粘膜刺激があらわれやすい。症状があらわれた場合には、本剤の減量又はカリウムの液剤の使用を考慮する。
抗コリン剤の消化管運動の抑制による。
筋弛緩剤
筋弛緩剤の作用が減弱することがある。
カリウムイオンは骨格筋の収縮に関与している。
嚥下時の疼痛、激しい嘔吐・腹痛・腹部膨満、消化管出血等があらわれた場合には、直ちに投与を中止する。
一時に大量投与した場合にあらわれやすい。
頻度不明
消化器
悪心・嘔吐、腹部不快感、下痢
過敏症
蕁麻疹、発疹、そう痒感
通常経口投与では重篤な高カリウム血症があらわれることは少ないが、排泄機能の異常等がある場合には起こることがある。一般に高カリウム血症は初期には無症状のことが多いので、血清カリウム値及び特有な心電図変化(T波の尖鋭化、QRS幅の延長、ST部の短縮、P波の平坦化ないしは消失)に十分注意すること。なお、筋肉及び中枢神経系の症状として、錯感覚、痙攣、反射消失があらわれ、横紋筋の弛緩性麻痺は、呼吸麻痺に至るおそれがある。また、大幅な過量投与で本剤が胃石を形成した事例が報告されている。本剤による胃石は薬剤摂取から数時間に渡り、継続的な塩化カリウム放出の原因となる。
高カリウム血症が認められた場合には血清カリウム値、臨床症状に応じて以下を参考に適切な処置を行う。
本剤による胃石が認められた場合には胃洗浄等の適切な処置を行う。胃石の大きさ及び摂取錠剤の数に応じて内視鏡的又は外科的処置も考慮に入れる。
塩化カリウム徐放錠600mg「St」とスローケー錠600mgを、クロスオーバー法によりそれぞれ4錠(塩化カリウムとして2400mg)を健康成人男子に空腹時単回経口投与して尿中カリウム排泄量を測定し、得られた薬物動態パラメータ(平均滞留時間(MRT)及び体内滞留時間の分散(VRT))について統計解析を行った結果、両剤の生物学的同等性が確認された。
尿中排泄量は、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
カリウムイオン及びクロルイオンは広く生体内に分布し重要な生体活動に関与している。カリウムイオンの成人体内総量は約3000mEqで体内最多イオンである。カリウムイオンは主として細胞内で細胞浸透圧維持に役立ち、細胞外液中のナトリウムイオンと拮抗的に作用する。グリコーゲン、タンパク質の生合成及び分解機構に不可欠な要素であり、骨格筋、心筋及び胃腸平滑筋等の筋肉活動の生理に影響する。また、酵素作用の増強、細胞の代謝調整及び機能調整に関与する。カルシウムイオンと拮抗し神経系統の興奮と緊張に大きく影響する。ステロイドホルモン、チアジド系利尿薬及びジギタリス製剤などの長期投与でカリウム欠乏が起こるが、低カリウム性アルカローシスでは同時に低クロル血症を伴うことが多く、クロルをカリウムと同時補給することにより速やかに低カリウム血症を是正することができる。2)
塩化カリウム(Potassium Chloride)
KCl
74.55
無色又は白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、味は塩辛い。水に溶けやすく、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。水溶液(1→10)は中性である。
100錠[10錠(PTP)×10]1000錠[10錠(PTP)×100]
1) 社内資料:生物学的同等性試験
2) 第十八改正日本薬局方解説書 廣川書店 2021;C1138-C1142
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