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処方箋医薬品注)
妊娠率や生産率の報告を踏まえると、本剤を含む低用量卵胞ホルモン・黄体ホルモン配合剤で調節卵巣刺激の開始時期の調整を行った場合は、開始時期の調整を行わない場合と比べて、妊娠率や生産率が低下する可能性があるので、このことを患者に説明した上で、本剤の投与の要否は、患者ごとに治療上の必要性を考慮して慎重に判断すること。
1日1錠を毎日一定の時刻に21日間経口投与し、その後7日間休薬する。以上28日間を投与1周期とし、出血が終わっているか続いているかにかかわらず、29日目から次の周期の錠剤を投与し、以後同様に繰り返す。
1日1錠を毎日一定の時刻に、通常、14~21日間経口投与する。
下肢の急激な疼痛・腫脹、突然の息切れ、胸痛、激しい頭痛、四肢の脱力・麻痺、構語障害、急性視力障害等
患者に対しても、このような症状があらわれた場合は、直ちに服用を中止し、救急医療機関を受診するよう説明すること。
下肢の疼痛・腫脹・しびれ・発赤・熱感、頭痛、嘔気・嘔吐等
定期的に内診や画像診断等の検査を行うなど慎重に投与すること。筋腫の腫大を促すことがある。
一般に心筋梗塞等の心血管系の障害が発生しやすくなる年代であるため、これを助長するおそれがある。,,
乳癌が再発するおそれがある。
定期的に乳房検診を行うなど慎重に投与すること。エストロゲン投与と乳癌発生との因果関係についてその関連性を示唆する報告もある。
心筋梗塞等の心血管系の障害が発生しやすくなるとの報告がある。,,
血栓症等の心血管系の障害が発生しやすくなるとの報告がある。
脳血管障害(脳卒中等)が発生しやすくなるとの報告がある。
血栓症等の心血管系の障害が発生しやすくなるとの報告がある。,
血栓症等の心血管系の障害が発生しやすくなるとの報告がある。また、症状が増悪することがある。,
十分コントロールを行いながら投与すること。耐糖能が低下することがある。
症状が増悪することがある。
ナトリウム又は体液の貯留により症状が増悪することがある。
投与しないこと。代謝能が低下しており肝臓への負担が増加するため、症状が増悪することがある。
代謝能が低下しており肝臓への負担が増加するため、症状が増悪することがある。
投与しないこと。母乳の量的質的低下が起こることがある。また、母乳中への移行、児において黄疸、乳房腫大が起こるとの報告がある。
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
これらの薬剤の作用が増強するおそれがある。
本剤はこれらの薬剤の代謝を抑制すると考えられる。
チザニジン
本剤は肝の薬物代謝酵素(CYP1A2)を阻害し、この薬剤の代謝を抑制すると考えられる。
リファンピシンリファブチン
本剤の効果の減弱化及び不正性器出血の発現率が増大するおそれがある。
これらの薬剤は肝の薬物代謝酵素(CYP3A4等)を誘導し、本剤の代謝を促進すると考えられる。
これらの薬剤は肝の薬物代謝酵素を誘導し、本剤の代謝を促進すると考えられる。
これらの薬剤は腸内細菌叢を変化させ、本剤の腸肝循環による再吸収を抑制すると考えられる。
テルビナフィン塩酸塩
黄体ホルモン・卵胞ホルモン配合剤との併用で、月経異常があらわれたとの報告がある。
機序不明
これらの薬剤の作用を減弱するおそれがある。
これらの薬剤は性ホルモンの分泌を低下することにより薬効を示すため、性ホルモンである本剤の投与によってこれらの薬剤の効果を減弱する可能性が考えられる。
血糖降下剤の作用が減弱するおそれがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、血糖降下剤の用量を調節するなど注意する。
本剤は耐糖能を低下させ、血糖降下剤の作用を減弱させると考えられる。
ラモトリギンモルヒネサリチル酸
これらの薬剤の血中濃度が低下するおそれがある。
本剤はこれらの薬剤のグルクロン酸抱合を促進すると考えられる。
エチニルエストラジオールの血中濃度が低下するおそれがある。
リトナビルは薬物代謝酵素を誘導し、本剤の代謝を促進すると考えられる。
この薬剤は薬物代謝酵素を誘導し、本剤の代謝を促進すると考えられる。
本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。
本剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害すると考えられる。
非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤
この薬剤は本剤の代謝酵素(CYP2C9)を阻害すると考えられる。
アプレピタントホスアプレピタント
本剤の効果が減弱されるおそれがある。
機序は解明されていないが、これらの薬剤との併用により本剤の代謝が亢進すると考えられる。
フルコナゾール
フルコナゾールは本剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害すると考えられる。
ボリコナゾール
本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。ボリコナゾールの血中濃度が上昇するおそれがある。
ボリコナゾールは本剤の代謝酵素(CYP3A4)を阻害すると考えられる。本剤がボリコナゾールの代謝酵素(CYP2C19)を阻害すると考えられる。
アセトアミノフェン
本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。アセトアミノフェンの血中濃度が低下するおそれがある。
アセトアミノフェンはエチニルエストラジオールの硫酸抱合を阻害すると考えられる。本剤が肝におけるアセトアミノフェンのグルクロン酸抱合を促進すると考えられる。
ルフィナミド
本剤の効果が減弱化するおそれがある。
セイヨウオトギリソウ(St. John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品
本剤の効果の減弱化及び不正性器出血の発現率が増大するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。
この食品は肝の薬物代謝酵素を誘導し、本剤の代謝を促進すると考えられる。
下肢の急激な疼痛・腫脹、突然の息切れ、胸痛、激しい頭痛、四肢の脱力・麻痺、構語障害、急性視力障害等の症状があらわれた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
呼吸困難、蕁麻疹、血管浮腫、そう痒感等があらわれることがある。
5%以上
0.1~5%未満
頻度不明
過敏症
発疹、薬疹、顔面浮腫
血液
貧血
内分泌代謝
浮腫、体重増加、体重減少、高プロラクチン血症
高脂血症
精神神経
頭痛(15.5%)
倦怠感、めまい、いらいら感、ふらつき、感覚鈍麻、嗅覚錯誤、眠気、不眠症、感情不安定、顔面感覚鈍麻、片頭痛、異常感、知覚過敏、睡眠障害
神経過敏、頭重、しびれ感、振戦、抑うつ
眼
霧視
視覚障害(視力低下、視野欠損等)
循環器
血圧上昇、動悸、ほてり、末梢性浮腫、起立性低血圧
消化器
悪心(17.9%)、上腹部痛
嘔吐、腹痛、下痢、便秘、胃痛、腹部膨満、鼓腸、胃炎、過敏性腸症候群、胃不快感、歯痛、排便痛、消化管運動障害、口内炎、食欲不振、痔核、腸炎、腹部不快感、消化不良、胃腸炎
口渇、胸やけ、食欲亢進
肝臓
肝機能異常
黄疸
皮膚
ざ瘡、湿疹、蕁麻疹、多形紅斑、アトピー性皮膚炎、女性陰部そう痒症、紅斑、そう痒症、皮膚乾燥、紫斑
色素沈着注1)、脱毛症、結節性紅斑
筋・骨格
背部痛
四肢痛、筋痙縮、筋骨格硬直
腎・尿路
尿道炎、尿中蛋白陽性
卵巣
出血性卵巣嚢胞、卵巣新生物、卵巣嚢胞、卵巣血腫、卵巣出血
子宮
不正性器出血(破綻出血、点状出血)(LD:60.0%、ULD:81.1%)注2)、希発月経(LD:14.1%、ULD:35.8%)、月経過多、下腹部痛、過少月経、頻発月経
無月経、不規則月経、性器分泌物、子宮肥大、消退出血不規則、性交出血、子宮類線維腫の変性、子宮平滑筋腫、子宮頸管ポリープ、月経前症候群、子宮出血
経血量の変化、帯下の増加
乳房
乳房痛、乳房不快感
乳房緊満感、乳房萎縮、乳汁分泌、乳癌、乳房腫瘤、乳汁漏出症、線維嚢胞性乳腺疾患、乳腺線維腺腫
臨床検査
AST増加、ALT増加、γ-GTP増加、プラスミノーゲン増加、血中トリグリセリド増加、血中コレステロール増加、血中フィブリノゲン増加、血中鉄減少、血小板数増加、血中ビリルビン増加、血中鉄増加、子宮頸部スミア異常
フィブリンDダイマー増加
その他
性欲減退、熱感、胸部不快感、炎症性疼痛、帯状疱疹、副鼻腔炎、齲歯、カンジダ症、鼻炎、髄膜腫、発熱、耳鳴、外陰腟乾燥、アレルギー性鼻炎
多汗
含有するエチニルエストラジオールの作用による血清蛋白(コルチコイド結合性グロブリン、サイロキシン結合性グロブリン等)の増加により、総コルチゾール、総T3、総T4の上昇がみられることがある。また、これらの遊離型は変化しないとされている。これら検査値の判定に際しては注意すること。
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
健康成人女性29例へのLD配合製剤(ノルエチステロン1mg、エチニルエストラジオール0.035mg)単回経口投与時の薬物動態パラメータは、以下のとおりであった2)。
Cmax(ng/mL)
Tmax(hr)
t1/2(hr)
AUC0-∞(ng・hr/mL)
ノルエチステロン
12.4±4.4
1.7±1.0
6.8±1.1
75.2±34.1
エチニルエストラジオール
0.094±0.031
1.4±0.5
9.3±3.7
0.923±0.357
(n=29、平均値±標準偏差)
健康成人女性9例にLD配合製剤と同一成分・含量の薬剤を21日間反復経口投与した場合の薬物動態パラメータは、以下のとおりであった3)。
AUC0-24(ng・hr/mL)
22.4±11.1
2.6±3.7
9.7±2.2
175.7±51.3
0.172±0.052
1.3±1.0
12.5±2.7
1.999±0.455
(n=9、平均値±標準偏差)
健康成人女性12例へのULD配合製剤(ノルエチステロン1mg、エチニルエストラジオール0.02mg)単回経口投与時の薬物動態パラメータは、以下のとおりであった4)。
12.5±6.2
1.8±0.8
7.4±1.9
69.2±36.3
0.056±0.017
1.5±0.4
5.5±2.2
0.368±0.171
(n=12、平均値±標準偏差)
ノルエチステロン、エチニルエストラジオールともに投与4日目から定常状態に達すると考えられる5)。
フリウェル配合錠LD「サワイ」とルナベル配合錠LDを閉経後健康女性にそれぞれ1錠(ノルエチステロン1mg、エチニルエストラジオール0.035mg)空腹時単回経口投与(クロスオーバー法)し、ノルエチステロン及びエチニルエストラジオールの血清中濃度を測定した。得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.80)~log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された6)。
T1/2(hr)
AUC0-48hr(ng・hr/mL)
フリウェル配合錠LD「サワイ」
14.22±5.99
1.7±0.9
9.1±2.6
90.47±48.30
ルナベル配合錠LD
13.76±4.30
1.2±0.5
9.4±2.2
90.30±50.70
0.107±0.034
1.4±0.8
15.8±5.7
1.096±0.339
0.106±0.029
1.1±0.3
16.7±4.9
1.105±0.286
(Mean±S.D.)
フリウェル配合錠ULD「サワイ」とルナベル配合錠ULDを閉経後健康女性にそれぞれ1錠(ノルエチステロン1mg、エチニルエストラジオール0.02mg)空腹時単回経口投与(クロスオーバー法)し、ノルエチステロン及びエチニルエストラジオールの血清中濃度を測定した。得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.80)~log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された7)。
フリウェル配合錠ULD「サワイ」
16.08±4.96
1.2±0.7
9.1±2.2
90.50±24.34
ルナベル配合錠ULD
14.60±5.07
1.3±0.8
8.9±2.2
93.78±30.22
0.086±0.028
1.0±0.6
8.1±3.6
0.642±0.242
0.083±0.028
1.0±0.3
8.3±3.6
0.637±0.260
血清中濃度ならびにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
外国人において、ラジオイムノアッセイ法により測定したノルエチステロン及びエチニルエストラジオールの経口投与後の生物学的利用率はそれぞれ64%及び約40%であった8)。
限外ろ過法により測定したノルエチステロン及びエチニルエストラジオールのヒト血漿中蛋白結合率はそれぞれ約96%及び99%であった9)(in vitro)。
ノルエチステロンは主にステロイド骨格中のA環の還元により代謝され、その後硫酸抱合あるいはグルクロン酸抱合を受ける。エチニルエストラジオールは肝ミクロゾーム代謝酵素によって不活性代謝物へ変換され、その後3位で直接硫酸抱合あるいはグルクロン酸抱合を受ける8),10)。
ラットに経口投与した場合、ノルエチステロン及びエチニルエストラジオールは主に胆汁を経由して、糞中に排泄された9)。
子宮内膜症に伴う月経困難症患者(LD配合製剤群:21~44歳、平均31.7歳、プラセボ群:20~48歳、平均31.5歳)を対象とした4周期投与のプラセボ対照比較試験において、LD配合製剤は月経困難症スコア合計注3)の変化量でプラセボに対して有意差(2標本t検定:p<0.0001)が認められた。
投与前(-1周期)
最終観察周期(4周期投与後又は中止時)
LD配合製剤
4.4±1.12(n=49)
2.4±1.43(n=49)
プラセボ
4.3±1.02(n=47)
3.7±1.27(n=47)
(平均値±標準偏差)
副作用の発現頻度はLD配合製剤群80.0%(40/50例)、プラセボ群67.3%(33/49例)であった。LD配合製剤群の主な副作用(10%以上)は、不正性器出血60.0%(30例)、悪心24.0%(12例)、希発月経20.0%(10例)、頭痛14.0%(7例)、乳房不快感10.0%(5例)であった11),12)。
子宮内膜症に伴う月経困難症患者(18~45歳、平均30.6歳)を対象とした、LD配合製剤13周期投与の長期投与試験における月経困難症スコア合計注3)の推移は以下のとおりであった。
1周期投与後
3周期投与後
6周期投与後
9周期投与後
13周期投与後
4.3±0.99(n=123)
2.7±1.90(n=123)
2.1±1.67(n=121)
1.8±1.61(n=115)
1.5±1.64(n=107)
副作用の発現頻度は89.1%(114/128例)であった。主な副作用(10%以上)は不正性器出血59.4%(76例)、悪心25.8%(33例)、頭痛15.6%(20例)、希発月経12.5%(16例)、上腹部痛11.7%(15例)であった13),14)。
機能性月経困難症患者(20~44歳、LD配合製剤群:平均29.1歳、プラセボ群:平均29.2歳)を対象とした4周期投与のプラセボ対照比較試験において、LD配合製剤は月経困難症スコア合計注3)の変化量でプラセボに対して有意差(2標本t検定:p<0.001)が認められた15)。
3.8±0.94(n=52)
1.2±1.26(n=52)
3.6±0.71(n=55)
2.2±1.43(n=55)
月経困難症患者(ULD配合製剤群:17~50歳、平均32.4歳、プラセボ群:20~48歳、平均30.4歳)を対象とした4周期投与のプラセボ対照比較試験において、ULD配合製剤は月経困難症スコア合計注3)の変化量でプラセボに対して有意差(2標本t検定:p<0.001)が認められた。
ULD配合製剤
4.1±1.00(n=105)
1.8±1.57(n=105)
4.2±0.95(n=54)
2.9±1.55(n=54)
副作用の発現頻度は、ULD配合製剤群89.7%(96/107例)、プラセボ群57.4%(31/54例)であった。ULD配合製剤群の主な副作用(10%以上)は、不正性器出血70.1%(75例)、希発月経22.4%(24例)、頭痛12.1%(13例)、下腹部痛10.3%(11例)であった16)。
子宮内膜症に伴う月経困難症患者(20~47歳、平均33.2歳)を対象としたULD配合製剤13周期投与の長期投与試験において、月経困難症に対する効果はULD配合製剤投与期間中持続することが確認された。また、副作用の発現率は低下傾向を示し、発現率が上昇傾向を示す副作用は認められなかった。副作用の発現頻度は98.6%(145/147例)であった。主な副作用(10%以上)は、不正性器出血89.1%(131例)、希発月経45.6%(67例)、頭痛21.1%(31例)、月経過多16.3%(24例)、過少月経15.0%(22例)、悪心14.3%(21例)、頻発月経12.9%(19例)であった17)。
程度
内容
スコア
月経困難症の程度
なし
0
軽度
仕事(学業・家事)に若干の支障あり
1
中等度
横になって休憩したくなるほど仕事(学業・家事)への支障をきたす
2
重度
1日以上寝込み、仕事(学業・家事)ができない
3
鎮痛薬の使用
直前(あるいは現在)の月経期間中に、鎮痛薬を1日使用した
直前(あるいは現在)の月経期間中に、鎮痛薬を2日使用した
直前(あるいは現在)の月経期間中に、鎮痛薬を3日以上使用した
健康成人女性(14例)にノルエチステロン1mg及びエチニルエストラジオール(0.035mg又は0.02mg)配合製剤を1日1回1錠21日間投与した時、いずれもエストラジオール及びプロゲステロンの分泌抑制が認められた20)。
ノルエチステロン(Norethisterone)
17-Hydroxy-19-nor-17α-pregn-4-en-20-yn-3-one
C20H26O2
298.42
白色~微黄白色の結晶性の粉末で、においはない。エタノール(95)、アセトン又はテトラヒドロフランにやや溶けにくく、ジエチルエーテルに溶けにくく、水に極めて溶けにくい。光によって変化する。
203~209℃
エチニルエストラジオール(Ethinylestradiol)
19-Nor-17α-pregna-1,3,5(10)-triene-20-yne-3,17-diol
C20H24O2
296.40
白色~微黄色の結晶又は結晶性の粉末で、においはない。ピリジン又はテトラヒドロフランに溶けやすく、エタノール(95)又はジエチルエーテルにやや溶けやすく、水にほとんど溶けない。水酸化ナトリウム試液に溶ける。
180~186℃又は142~146℃
アルミピロー包装開封後は、遮光して保存すること。
PTP[乾燥剤入り]:63錠(21錠×3)
1) Farquhar, C. et al.:Cochrane Database Syst. Rev., 2017;5:CD006109
2) 健康成人女性への単回経口投与後の血中濃度検討(ルナベル配合錠:2008年4月16日承認、申請資料概要2.7.6.1)
3) 臨床第Ⅰ相試験-反復経口投与試験(ルナベル配合錠:2008年4月16日承認、申請資料概要2.7.2.2)
4) 健康成人女性への単回経口投与試験(ルナベル配合錠:2013年6月28日承認、申請資料概要2.7.6U.1)
5) 反復経口投与(ルナベル配合錠:2013年6月28日承認、申請資料概要2.7.2U.3)
6) 中川美聡他:新薬と臨床, 2017;66(10):1287-1297
7) 田中孝典他:診療と新薬, 2018;55(11):853-860
8) Orme, M. L'E. et al.:Clin. Pharmacokinet., 1983;8:95-136
9) 百瀬裕子他:基礎と臨床, 1990;24:4841-4872
10) 代謝(ルナベル配合錠:2008年4月16日承認、申請資料概要2.7.2.2)
11) Harada, T. et al.:Fertil. Steril., 2008;90:1583-1588
12) 第Ⅲ相比較試験-プラセボ対照二重盲検試験(ルナベル配合錠:2008年4月16日承認、申請資料概要2.7.6.3)
13) 百枝幹雄他:産科と婦人科, 2008;75:1165-1181
14) 第Ⅲ相長期投与試験(ルナベル配合錠:2008年4月16日承認、申請資料概要2.7.6.4)
15) Harada, T. et al.:Fertil. Steril., 2011;95:1928-1931
16) 第Ⅲ相比較試験-プラセボ対照二重盲検試験(ルナベル配合錠:2013年6月28日承認、申請資料概要2.7.6U.3)
17) 第Ⅲ相長期投与試験(ルナベル配合錠:2013年6月28日承認、申請資料概要2.7.6U.4)
18) 作用機序(ルナベル配合錠:2008年4月16日承認、申請資料概要2.6.2.1)
19) 作用機序(ルナベル配合錠:2022年3月11日承認、審査報告書)
20) 健康成人女性への反復経口投与試験(ルナベル配合錠:2013年6月28日承認、申請資料概要2.7.6U.2)
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