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齲蝕の予防
通常、歯面に対し年間1~2回次の方法により実施する。
塗布薬液量は2mL以下とし、幼小児においては必要最小限度にとどめること。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
頻度不明
過敏症
過敏症状
口腔・粘膜障害
一過性の口腔内軟部組織痛・感覚異常
誤って飲用し、嘔吐、腹痛、下痢等の急性中毒症状を起こした場合には、牛乳、グルコン酸カルシウム等のカルシウム剤を応急的に服用させ、医師の診療を受けさせること。
フッ化ナトリウムを高濃度(本剤はフッ化物イオン濃度として約9000ppmを含有)で歯質に作用させた場合には、反応生成物として主にフッ化カルシウムが生成される。フッ化カルシウムは最終的反応生成物ではなく、口腔内環境によって変化し、溶解することでカルシウムイオンやフッ化物イオンの供給源となり有益な働きをしている。歯質に対するフッ化物イオンの齲蝕予防の作用機序は、脱灰抑制と再石灰化促進効果である。また、再石灰化の過程でフッ化物イオンが吸着・置換することで、再石灰化ミネラルは酸に溶解しにくい性状となる3) 。
フッ化ナトリウム(Sodium Fluoride)
NaF
41.99
白色の結晶性の粉末で、においはない。水にやや溶けやすい。
使用後は必ず頭部を押し下げて密栓をし、青色カバーを装着すること。
1本150mL(ポリプロピレン製瓶)
1) 小瀬木克英 他.:歯科学報. 1996;96(4):293-304
2) 安藤良彦.:日歯保誌. 1990;33(3):690-697
3) 飯島洋一.:“フッ化物応用と歯質・再石灰化の科学”. フッ化物臨床応用のサイエンス. 中垣晴男,眞木吉信 編. 第1版,永末書店. 2002;13-28
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