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劇薬
処方箋医薬品注)
嚢胞様黄斑浮腫を含む黄斑浮腫、及びそれに伴う視力低下を起こすとの報告がある。
喘息発作を悪化又は誘発するおそれがある。
類薬で眼圧上昇がみられたとの報告がある。
使用経験がない。
オミデネパグ イソプロピルエイベリス点眼液
中等度以上の羞明、虹彩炎等の眼炎症が高頻度に認められている。
機序不明
5%以上
1~5%未満
1%未満
頻度不明
眼
結膜充血(31.3%)、睫毛の異常(睫毛が長く、太く、多くなる等)、眼のそう痒感、眼刺激、眼の異物感、眼瞼色素沈着、点状表層角膜炎等の角膜上皮障害、眼の異常感(違和感、ねばつき感、乾燥感等)
眼痛、眼瞼部多毛、眼脂、羞明、眼重感、流涙増加、霧視、結膜浮腫、眼瞼炎
結膜下出血、乾性角結膜炎、結膜炎、虹彩炎
上眼瞼溝深化、黄斑浮腫
精神神経系
頭痛
めまい
皮膚
紅斑
発疹
その他
AST上昇、尿蛋白陽性、血清カリウム上昇
ALT上昇、γ-GTP上昇、尿糖陽性、好酸球増加、白血球数減少、尿酸上昇
・薬液汚染防止のため、点眼のとき、容器の先端が直接目に触れないように注意すること。・患眼を開瞼して結膜囊内に点眼し、1~5分間閉瞼して涙囊部を圧迫させた後、開瞼すること。・点眼したときに液が眼瞼皮膚等についた場合には、すぐにふき取るか、洗顔すること。・他の点眼剤を併用する場合には、少なくとも5分以上間隔をあけてから点眼すること。
・本剤に含まれているベンザルコニウム塩化物はソフトコンタクトレンズに吸着されることがあるので、ソフトコンタクトレンズを装用している場合には、点眼前にレンズを外し、点眼後少なくとも5~10分間の間隔をあけて再装用すること。
・開封時の容器破片除去のため、使用の際は、最初の1~2滴は点眼せずに捨てること。・保存剤を含有しないため、開封後は1回きりの使用とし、残液は廃棄すること。・遮光して保存すること。
原発開放隅角緑内障又は高眼圧症患者109例(有効性解析対象97例)を対象とした無作為化盲検比較試験において、本剤又は0.005%ラタノプロスト点眼液を1日1回、4週間点眼した結果、本剤投与後4週の眼圧変化値(平均値±標準偏差)は-6.6±2.5mmHgであり、対照薬に対する非劣性が検証された(表1)。副作用は、本剤群55例中22例(40.0%)に認められ、主な副作用は結膜充血16.4%(9/55例)であった4) 。
表1.眼圧値の比較(mmHg)
本剤(n=46)
対照薬(n=51)
ベースライン
23.8±2.3
23.7±2.3
治療期終了時(4週後または中止時)
17.2±2.8
17.5±2.7
眼圧変化値
-6.6±2.5
-6.2±2.5
平均値の群間差(本剤-対照薬)
-0.41
平均値の差の95%信頼区間
-1.42~0.60
(平均値±標準偏差)非劣性限界値:2mmHg
正常眼圧緑内障患者95例(有効性解析対象90例)を対象とした無作為化盲検比較試験において、本剤又はプラセボ点眼液を1日1回、4週間点眼した結果、本剤投与後4週の眼圧変化値(平均値±標準偏差)は-4.0±1.7mmHgであり、対照薬に比し有意な眼圧下降を認めた(表2)。副作用は、本剤群49例中25例(51.0%)に認められ、主な副作用は結膜充血26.5%(13/49例)であった5) 。
表2.眼圧値の比較(mmHg)
本剤(n=48)
プラセボ(n=42)
17.7±1.3
17.8±1.5
13.8±2.1
16.4±2.2
-4.0±1.7
-1.4±1.8
平均値の群間差(本剤-プラセボ)
-2.60
-3.35~-1.85
P値(t検定)
<0.001
(平均値±標準偏差)
タフルプロスト(Tafluprost)
1-Methylethyl(5Z)-7-{(1R,2R,3R,5S)-2-[(1E)-3,3-difluoro-4-phenoxy-1-butenyl]-3,5-dihydroxycyclopentyl}-5-heptenoate
C25H34F2O5
452.53
無色~淡黄色の粘性液体である。エタノール、ジエチルエーテル又はアセトニトリルに極めて溶けやすく、水にほとんど溶けない。
アルミピロー包装開封後は、添付の遮光用投薬袋に入れて2~8℃で保存し、1年以内に使用すること。添付の遮光用投薬袋に入れて室温で保存した場合には、1ヵ月以内に使用すること。
プラスチック点眼容器 2.5mL×5本、2.5mL×10本
プラスチック点眼容器 0.3mL×30本(アルミピロー1袋10本入り×3袋)
1) 社内資料:AFP-168(タフルプロスト、0.0025%及び0.005%)点眼液1週間点眼の安全性、忍容性、薬物動態、薬力学の検討。健康な日本人男性志願者における第Ⅰ相実薬/プラセボ対照群間比較試験(2008年10月16日承認、CTD2.7.6.2) 〔60765〕
2) Fukano Y. et al.:J. Ocul. Pharmacol. Ther. 2011;27:251-259 〔60766〕
3) Fukano Y. et al.:Drug Metab.Dispos. 2009;37:1622-1634 〔62068〕
4) 桑山泰明他:あたらしい眼科2008;25:1595-1602 〔60767〕
5) 桑山泰明他:日本眼科学会雑誌 2010;114:436-443 〔60768〕
6) Takagi Y. et al.:Exp. Eye Res. 2004;78,767-776 〔60134〕
7) 社内資料:0.0015%DE-085(タフルプロスト)点眼液の健康成人男性を対象とした臨床薬理試験-眼血流動態を指標とした検討-(2008年10月16日承認、CTD2.7.6.13) 〔60771〕
8) Akaishi T. et al.:J. Ocul. Pharmacol. Ther. 2010;26:181-186 〔60770〕
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タプロスミニ点眼液0.0015%は、以下の患者に使用した場合に限り算定するものであること。①ベンザルコニウム塩化物に対し過敏症の患者又はその疑いのある患者②角膜上皮障害を有する患者
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