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劇薬
処方箋医薬品注)
通常、成人にはエベロリムスとして1.5mgを、1日2回に分けて経口投与する。なお、開始用量は1日量として3mgまでを用いることができる。患者の状態やトラフ濃度によって適宜増減する。
通常、成人にはエベロリムスとして1.5mgを、1日2回に分けて経口投与する。患者の状態やトラフ濃度によって適宜増減する。
通常、成人にはエベロリムスとして2.0mgを、1日2回に分けて経口投与する。患者の状態やトラフ濃度によって適宜増減する。なお、原則、エベロリムスの投与開始は移植後4週以降とする。
本剤の平均血中トラフ濃度(ng/mL)
グレード3A(ISHLT)以上の急性拒絶反応発現率
副作用発現率
3未満
44.1%(30/68)
64.4%(47/73)
3~4未満
32.7%(16/49)
63.0%(34/54)
4~5未満
18.6%(8/43)
62.5%(25/40)
5~6未満
22.0%(11/50)
57.5%(23/40)
6~7未満
18.9%(7/37)
53.3%(16/30)
7~8未満
23.8%(10/42)
60.0%(18/30)
8~9未満
21.4%(6/28)
63.0%(17/27)
9~10未満
15.0%(3/20)
60.9%(14/23)
10以上
16.4%(11/67)
77.2%(44/57)
本剤の平均血中トラフ濃度の確認できた全症例
-
63.6%(238/374)
本剤投与全症例
26.4%(111/420)
66.2%(278/420)
※本剤の平均血中トラフ濃度は、副作用発現例については投与開始から発現までの平均、副作用非発現例では投与開始からカットオフ日(最大450日)までの平均※副作用は投与開始からカットオフ日(最大450日)まで、もしくは中止後7日以内に発現したもの
移植後経過期間
本剤1.5mg/日投与
本剤3mg/日投与
~5日
15.8%(33/209)
13.7%(29/211)
6日~14日(2週)
9.3%(19/204)
13.5%(28/207)
15日~30日(1ヵ月)
23.1%(46/199)
30.7%(62/202)
31日~90日(3ヵ月)
23.0%(44/191)
36.1%(69/191)
91日~365日(1年)
40.1%(73/182)
49.1%(84/171)
※副作用発現率(%)=(移植後経過期間中に1回以上副作用を発現した例数/移植後経過期間中に1日以上本剤を投与された例数)×100
本剤の投与期間
血中トラフ濃度(ng/mL)
例数
2日目
1.8±2.7
148
4.2±3.6
157
1週目
5.4±3.7
159
10.2±6.8
2週目
5.4±4.0
10.0±7.2
173
3週目
5.2±4.4
155
10.2±6.6
150
1ヵ月目
5.4±3.9
147
8.9±6.0
135
2ヵ月目
5.1±3.5
152
8.7±5.1
141
3ヵ月目
5.1±3.8
143
9.1±6.3
133
6ヵ月目
4.8±3.3
108
8.5±5.6
109
(血中トラフ濃度は平均値±SD)
免疫抑制により感染症が悪化するおそれがある。
肝炎ウイルスキャリアの患者に本剤を投与する場合は、肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルスの再活性化やC型肝炎の悪化の徴候や症状の発現に注意すること。免疫抑制剤を投与されたB型肝炎ウイルスキャリアの患者において、B型肝炎ウイルスの再活性化による肝炎があらわれることがある。また、HBs抗原陰性の患者において、免疫抑制剤の投与開始後にB型肝炎ウイルスの再活性化による肝炎を発症した症例が報告されている。また、C型肝炎ウイルスキャリアの患者において、免疫抑制剤の投与開始後にC型肝炎の悪化がみられることがある。
治療上の有益性が、危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。症状が悪化するおそれがある。
シクロスポリンの腎毒性を増強するおそれがある。
血中濃度が上昇するおそれがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。動物実験(ラット及びウサギ)で胚・胎児毒性を含む生殖発生毒性が認められたとの報告がある。
授乳しないことが望ましい。動物実験(ラット)において乳汁中に移行することが報告されている。
小児等の心移植、腎移植及び肝移植患者を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。また、乳児、幼児及び小児の肝移植患者を対象とした海外臨床試験において、成人での臨床試験と比較して移植後リンパ増殖性障害や重篤な感染症、胃腸障害の発現頻度が高いことが報告されている4)。
生ワクチン(乾燥弱毒生麻しんワクチン、乾燥弱毒生風しんワクチン、経口生ポリオワクチン、乾燥BCG等)
免疫抑制下で生ワクチンを接種すると発症するおそれがあるので併用しないこと。
免疫抑制下で生ワクチンを接種すると増殖し、病原性をあらわす可能性がある。
リファンピシン
本剤の血中濃度が低下することがあるので、併用する場合には治療上の有益性が危険性を上回る場合にのみ使用すること。
これらの薬剤の代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により本剤の代謝が促進されると考えられる。
抗てんかん剤
抗HIV剤
本剤の血中濃度が低下するおそれがあるので、併用する場合には血中濃度を参考に投与量を調節すること。
アゾール系抗真菌剤
本剤の血中濃度が上昇することがあるので、併用する場合には治療上の有益性が危険性を上回る場合にのみ使用すること。
代謝酵素(CYP3A4等)の抑制又は競合により、本剤の代謝が阻害されると考えられる。
マクロライド系抗生物質
カルシウム拮抗剤
HIVプロテアーゼ阻害剤
本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるので、併用する場合には血中濃度を参考に投与量を調節すること。
オムビタスビル・パリタプレビル・リトナビル
本剤のAUCが27倍、Cmaxが4.7倍に上昇したとの報告がある。やむを得ない場合を除き併用は避けること。やむを得ず併用する場合には、本剤の血中濃度をモニタリングするなど患者の状態を慎重に観察し、副作用発現に十分注意すること。
リトナビルのCYP3A4阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。
不活化ワクチン
ワクチンの効果が得られないおそれがある。
免疫抑制作用によってワクチンに対する免疫が得られないおそれがある。
セイヨウオトギリソウ(St.John’s Wort,セント・ジョーンズ・ワート)含有食品
本剤の血中濃度が低下するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。
セイヨウオトギリソウの代謝酵素誘導作用により本剤の代謝が促進されると考えられる。
グレープフルーツジュース
本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるので、本剤服用時は飲食を避けることが望ましい。
グレープフルーツジュースが腸管の代謝酵素を阻害することによると考えられる。
シクロスポリン
シクロスポリンのマイクロエマルジョン製剤との併用により、本剤のバイオアベイラビリティが有意に増加したとの報告がある。シクロスポリンのマイクロエマルジョン製剤との併用に際しては7.2、7.4、7.6-7.8及び8.1、8.2項を参照し投与すること。
代謝酵素(CYP3A4等)の競合により、本剤の代謝が阻害されると考えられる。
抗ヒト胸腺細胞ウサギ免疫グロブリン
過度の免疫抑制が起こることがある。海外で実施された新規心移植患者を対象とした臨床試験において、本剤、シクロスポリン(腎移植よりも高い血中トラフ濃度)及び副腎皮質ホルモン剤を併用し、サイモグロブリン(抗ヒト胸腺細胞ウサギ免疫グロブリン)導入療法を受けた患者集団において、移植後の3ヵ月間に重大な感染症の増加がみられた。特に過剰な免疫抑制状態となりやすい移植前の入院及び心室補助循環装置を必要とする患者においてより高い死亡率との関連が認められた。
共に免疫抑制作用を有するため。
ミダゾラム(経口剤:国内未販売)
ミダゾラムの血中濃度が上昇するおそれがある。
本剤がCYP3A4の基質となる薬剤の代謝を阻害し、血中濃度を上昇させる可能性がある。
腎尿細管壊死等の腎障害があらわれることがある。蛋白尿が認められることがあり、本剤の血中濃度の上昇がリスクとして考えられている。
細菌、真菌あるいはウイルスによる重篤な感染症(肺炎、敗血症、尿路感染症、単純疱疹、帯状疱疹、腎盂腎炎等)を併発することがある。また、免疫抑制剤を投与されたB型又はC型肝炎ウイルスキャリアの患者において、B型肝炎ウイルスの再活性化による肝炎やC型肝炎の悪化があらわれることがある。強力な免疫抑制下では急激に重症化することがある。
腎移植患者において、腎の動脈及び静脈の血栓症のリスク増加により、多くは移植後30日以内に移植腎廃絶に至ったとの報告がある。本剤の投与に際しては、腎血流量の低下、尿量減少等異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
本剤の類薬(シロリムス)の肝移植患者を対象とした海外臨床試験において、肝動脈血栓症の発現頻度がシロリムスを投与しなかった対照群に比べて高く、その多くは移植後30日以内に発現し、移植肝廃絶や死亡に至った例も報告されている。
悪性リンパ腫、リンパ増殖性疾患、悪性腫瘍(特に皮膚)があらわれることがある。
創傷治癒不良(1.3%)や創傷治癒不良による創傷感染(1.0%)、瘢痕ヘルニア(0.7%)、創離開(0.6%)等の合併症があらわれることがある。
血小板減少が生じた結果、消化管出血等の出血に至った症例も報告されている。
本剤の治療期間中及び治療終了後は患者の状態を十分に観察し、意識障害、認知障害、麻痺症状(片麻痺、四肢麻痺)、言語障害等の症状があらわれた場合は、MRIによる画像診断及び脳脊髄液検査を行うとともに、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
溶血性尿毒症症候群(HUS:血小板減少、溶血性貧血、腎不全を主徴とする)、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)様症状(血小板減少、微小血管性溶血性貧血、腎機能障害、精神症状を主徴とする)等の血栓性微小血管障害があらわれることがある。
死亡に至った例も報告されている。
特に心移植患者において、心嚢液貯留があらわれることがある。
急速に進行する呼吸困難、低酸素症、両側性びまん性肺浸潤影等の胸部X線異常等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
5%以上
1%~5%未満
1%未満
頻度不明
血液及びリンパ系障害
-
凝血異常、溶血
内分泌障害
男性性腺機能低下(テストステロン減少、黄体形成ホルモン増加、卵胞刺激ホルモン増加)
代謝及び栄養障害
高脂血症(16.0%)、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症
脂質異常症
低カリウム血症、高尿酸血症
血管障害
高血圧、リンパ嚢腫
呼吸器、胸郭及び縦隔障害
胸水注1)、咳嗽
咽頭炎
胃腸障害
下痢
悪心、嘔吐、口内炎、口腔内潰瘍
腹痛、消化不良、膵炎
肝胆道系障害
肝機能検査値異常、肝障害
黄疸、肝炎
皮膚及び皮下組織障害
ざ瘡
血管神経性浮腫、発疹
白血球破砕性血管炎
筋骨格系及び結合組織障害
関節痛
筋痛
腎及び尿路障害
血中クレアチニン増加
全身障害及び投与局所様態
浮腫
発熱
疼痛
神経系障害
振戦
*その他
無精子症、卵巣嚢胞
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
ラットを用いた雄性授胎能試験では、0.5mg/kg以上の用量で精巣の形態に影響が認められたほか、5mg/kg用量(治療量の範囲内)で精子運動能、精子数及び血漿中テストステロン濃度が減少し、これに伴って雄の授胎能が低下した。これらの所見は休薬による回復傾向がみられた。
健康成人24例に本剤0.5~4mgを単独で単回経口投与したとき、全血中濃度は投与後約1時間で最高濃度に達した。消失半減期は、低用量(0.5mg及び1mg)では消失相の濃度データ(定量限界以上の値)が少なかったため算出できなかったが、2mg投与群では38.5±5.8時間、4mg投与群では34.9±2.7時間であり、ほぼ同じ値を示した。薬物動態パラメータは以下のとおりであり、投与量とCmax及びAUCの関係は線形性を示した5)(日本人のデータ、分析方法:LC/MS法)。
本剤の薬物動態パラメータ
本剤の投与量
0.5mg
1mg
2mg
4mg
Tmax(hr)
0.8(0.5~1.0)
1.0(0.5~1.0)
0.8(0.5~1.5)
Cmax(ng/mL)
5.2±1.6
9.3±2.0
18.3±4.8
33.2±6.9
Cmax/Dose(ng/mL/mg)
10.3±3.3
9.2±2.4
8.3±1.7
AUC0-t(ng・hr/mL)
20±14
47±17
117±49
186±33
AUC0-t/Dose(ng・hr/mL/mg)
40±27
59±24
47±8
[承認された開始用量は1日量として、心移植では1.5mg(又は3mgまで)、腎移植では1.5mg、肝移植では2mgである。](Tmaxは中央値(範囲)、他は平均値±SD)
心及び腎移植患者に本剤をシクロスポリンのマイクロエマルジョン製剤とともに1日2回投与した場合の薬物動態は、4日目までに定常状態に到達し、血中濃度の蓄積比は初回投与後の曝露量の2~3倍であり、Tmaxは投与1~2時間後に得られた。なお、心移植患者に本剤0.75mg及び1.5mgを投与した時の投与2、3及び6ヵ月目の本剤の定常状態薬物動態パラメータは以下のとおりであった。観察した期間を通して、Cmaxssはそれぞれの投与量で約10及び約20ng/mL、AUCτssは約80及び約160ng・hr/mL、またPTF(ピーク-トラフ濃度変動)は約80%と安定していた6),7),8)(外国人のデータ、分析方法:ELISA法)。
本剤 0.75mg/回、1日2回投与
本剤 1.5mg/回、1日2回投与
22
23
20
14
Cminss(ng/mL)
4.7±2.6
4.9±3.0
4.5±2.4
10.0±4.3
10.2±5.2
9.8±5.6
Tmax(hr)
2(1~5)
2(0~5)
Cmaxss(ng/mL)
10.2±3.8
9.9±4.3
10.5±4.8
19.9±8.6
18.6±6.8
21.8±12.4
AUCτss(ng・hr/mL)
79±30
82±43
80±39
159±63
158±60
164±87
Cavgss(ng/mL)
6.6±2.5
6.9±3.6
6.7±3.3
13.3±5.3
13.1±5.0
13.7±7.2
PTF(%)
89±36
77±40
96±67
77±35
70±40
85±32
(Tmaxは中央値(範囲)、他は平均値±SD)
評価時点(移植後)
本剤の血中トラフ濃度平均値 ± 標準偏差
3日
3.442 ± 1.2880 (n=60)
7日
4.711 ± 1.4692 (n=60)
14日
5.113 ± 1.2745 (n=57)
1ヵ月
5.155 ± 1.3885 (n=57)
2ヵ月
5.450 ± 1.8292 (n=57)
3ヵ月
5.349 ± 1.4998 (n=55)
4ヵ月
5.380 ± 1.2988 (n=55)
6ヵ月
5.497 ± 1.5206 (n=55)
7ヵ月
5.295 ± 1.7832 (n=55)
9ヵ月
4.897 ± 1.1407 (n=54)
12ヵ月
5.050 ± 1.3027 (n=53)
本剤0.75mg/回、1日2回投与1ヵ月目
11
Cminss(ng/mL)
4.31 ± 1.25
2 (1~2)
Cmaxss(ng/mL)
13.5 ± 3.5
AUCτss(ng・hr/mL)
90.7 ± 17.7
Cavgss(ng/mL)
7.56 ± 1.47
PTF(%)
123 ± 32
5週
4.2 ± 2.20 (n=121)
6週
4.2 ± 1.94 (n=132)
4.6 ± 1.86 (n=132)
4.9 ± 2.10 (n=134)
5.1 ± 2.46 (n=131)
5.0 ± 2.13 (n=124)
5.0 ± 2.18 (n=121)
5.1 ± 2.12 (n=118)
本剤1.0mg/回、1日2回投与6ヵ月目
9
6.30 ± 1.98
1 (1~8)
15.2 ± 4.11
101 ± 18.9
8.42 ± 1.58
111 ± 47.2
単回及び反復経口投与時の血中濃度はELISA法、LC/MS法あるいはLC/MS/MS法にて測定した。なお、3~32ng/mLの濃度範囲では両測定法で測定した濃度はほぼ同等であった10)(日本人8例及び外国人1例のデータ、分析方法:LC/MS/MS法)。
腎移植患者に本剤を0.25~25mgで経口投与したとき、本剤の血中濃度は投与後1~2時間でピークに達した。また、本剤の血中濃度は、0.25~15mgの用量範囲では用量に比例して増加した11)(外国人のデータ)。
本剤を高脂肪食摂取後に服用すると、本剤のCmax及びAUCは空腹時投与と比べそれぞれ60%及び16%低下した。バラツキを最小限に抑えるため、本剤の服用は食後又は空腹時のいずれか一定の条件下で行う必要がある12)(外国人のデータ)。
本剤の血球移行率(5~5,000ng/mLの範囲では濃度に依存する)は27~83%であった。健康成人及び中等度の肝機能障害患者における血漿蛋白結合率は約74%であり、腎移植患者における終末相の分布容積(Vz/F)は342±107Lであった11),13)(外国人のデータ)。
本剤は主としてCYP3A4によって代謝される(in vitroのデータ)。腎移植患者に14C標識したエベロリムスを単回経口投与したとき、エベロリムスは主に未変化体として血液中に存在し、その他の主な代謝物として3種の水酸化体及び環状ラクトンの加水分解による2種の開環体及びフォスファチジルコリン抱合体が検出された14),15)(外国人のデータ)。
シクロスポリンを投与している腎移植患者に放射標識本剤を単回投与したところ、放射能のほとんど(80%)は糞便中に排泄され、尿中にはごく一部(5%)が排泄された。なお、尿中及び糞便中に未変化体は検出されなかった15)(外国人のデータ)。
腎移植患者における移植後の腎機能障害(Clcreaの範囲;11~107mL/min)は、本剤の薬物動態に影響を及ぼさなかった16)(外国人のデータ)。
中等度の肝機能障害(Child-Pugh分類クラスB)を有する患者8例における本剤の平均AUCは、健康成人8例の平均AUCよりも2倍高かった。AUCは、血清ビリルビン濃度及びプロトロンビン時間と正の相関を示し、血清アルブミン濃度と負の相関を示した。ビリルビン>2mg/dL、プロトロンビン時間>1.3INR(4秒を超える延長)又はアルブミン<3.5g/dLに該当する場合には、本剤のAUCが健康成人よりも高くなる傾向が認められた17)(外国人のデータ)。重度の肝機能障害(Child-Pugh分類クラスC)の影響は検討していないが、本剤のAUCに対する影響は中等度の肝機能障害と同等かそれ以上であると考えられる。
腎移植患者において、患者の年齢(1~16歳)、体表面積(0.49~1.92m2)及び体重(11~77kg)に比例して、本剤のCL/Fが直線的に増加した。定常状態のCL/Fは10.2±3.0L/hr/m2であり、消失半減期は30±11時間であった8)(外国人のデータ)。
16~70歳の腎移植患者において、年齢増加に伴う本剤の経口クリアランスの低下は、1歳あたり0.33%と小さかった18)(外国人のデータ)。
健康成人12例を対象として、本剤2mgとシクロスポリンのマイクロエマルジョン製剤(CsA)175mgを単回併用投与したところ、本剤の単独投与時に比べて本剤のAUCは168%(範囲46%~365%)、Cmaxは82%(範囲25%~158%)増加した19)(外国人のデータ)。
本剤単独
CsA併用
1.0(0.6~2.5)
11.6±3.3
20.5±3.5
AUC(ng・hr/mL)
74±26
193±47
T1/2(hr)
25.2±8.2
29.0±4.6
シクロスポリンのマイクロエマルジョン製剤の安定した用量の投与を受けている維持期腎移植患者24例を対象に、プラセボ、本剤0.75mg、2.5mg又は7.5mgを1日1回28日間併用投与したとき、シクロスポリンの薬物動態に対する本剤併用の大きな影響はみられなかった20)(外国人のデータ)。
シクロスポリンの薬物動態パラメータ
投与1日目
投与28日目
比
CsA単独
プラセボ併用
本剤0.75mg併用
Tmaxss(hr)
1.3(1.0~1.5)
1.5(1.0~1.6)
1.5(1.0~3.7)
119±48
119±27
1.08
126±55
118±41
1.02
1,162±339
1,293±317
1.17
949±201
1,210±186
1.31
326±88
375±63
1.20
310±58
368±72
1.19
AUCss(ng・hr/mL)
3,908±1,060
4,496±752
3,716±691
4,419±861
PTF(%)
324±54
310±43
0.99
280±112
301±39
1.21
本剤2.5mg併用
本剤7.5mg併用
1.5(1.1~1.5)
1.5(1.0~3.1)
1.5(1.0~1.5)
1.5(1.0~2.0)
141±40
187±21
1.40
145±30
167±68
1.12
1,227±180
1,705±260
1.41
1,274±475
1,528±309
1.28
399±60
496±55
1.26
393±89
453±118
4,783±723
5,946±660
4,715±1,063
5,437±1,420
275±41
305±26
280±85
312±90
1.16
[承認された開始用量は1日量として、心移植では1.5mg(又は3mgまで)、腎移植では1.5mg、肝移植では2mgである。](Tmaxは中央値(範囲)、他は平均値±SD)※比は投与1日目(CsA単独)に対する投与28日目(本剤併用)の比を示す。
以上より本剤とシクロスポリンの併用免疫抑制療法からシクロスポリンを除く場合には、本剤の体内曝露量は1/2~1/3に減少するおそれがある。よって、シクロスポリンの用量を変更する場合には、本剤の用量調節が必要であると考えられる。
健康成人を対象に本剤2mgとアトルバスタチン20mg又は本剤2mgとプラバスタチン20mgを単回併用投与したとき(各12例)、本剤及びこれらの薬剤の薬物動態に臨床的に重要な影響は認められなかった21)(外国人のデータ)。
維持期腎移植患者8例を対象とし、本剤3mg/日と標準量のタクロリムス(投与初日~10日目)あるいは減量したタクロリムス(投与11日目~3ヵ月;11日目より半量投与)を併用投与したとき、本剤の併用前と併用後でタクロリムスの薬物動態に変化はなかった。また、減量したタクロリムスと併用したときの本剤の薬物動態は、標準量のタクロリムスと併用したときとほぼ同様であった22)(外国人のデータ)。これらの結果より、本剤はタクロリムスの薬物動態にほとんど影響せず、またタクロリムスの減量は本剤の薬物動態に大きく影響しないと考えられた。
新規心移植患者を対象に本剤を1.5mg/日(209例)あるいは3mg/日(211例)で1日2回投与したときの移植後6ヵ月間の本剤の平均血中トラフ濃度(C0)は、生検で確認された急性拒絶反応及び血小板減少の発現率に関連していた7)(外国人のデータ)。
本剤の平均血中トラフ濃度(C0)(ng/mL)
≦3.5
3.6~5.3
5.4~7.3
7.4~10.2
10.3~21.8
急性拒絶反応抑制率
65%
69%
80%
85%
血小板減少(<75,000/mm3)
5%
6%
8%
9%
本剤1.5mg/日群及び3mg/日群の併合解析結果
<3
3~6
6~8
8~12
≧12
治療を要した急性拒絶反応抑制率(n=547)
64%
86%
91%
尿蛋白/クレアチニン比(≧300mg/g)(n=480)
73%
48%
56%
59%
92%
高コレステロール血症(≧6.2mmol/L)(n=544)
77%
84%
創傷治癒不良(n=529)
57%
28%
38%
移植後糖尿病(n=543)
0%
7%
11%
13%
20%
新規心移植患者を対象とした本試験では、標準量シクロスポリンのマイクロエマルジョン製剤(CsA)及び副腎皮質ホルモン剤と併用した本剤(固定用量1.5mg/日及び3mg/日)の有効性及び安全性を、標準量CsAと併用したアザチオプリン(AZA)1~3mg/kg/日と比較した。ISHLT基準によるグレード3A以上の急性拒絶反応、血行動態異常を伴う急性拒絶反応、移植心廃絶、死亡又は追跡調査不能からなる複合評価項目の6ヵ月後の発現率を主要評価項目とした。
本剤(固定用量1.5mg/日)+標準量CsA群(n=209)
本剤(固定用量3.0mg/日)+標準量CsA群(n=211)
AZA+標準量CsA群(n=214)
p値
効果不十分(6ヵ月)
76(36.4%)
57(27.0%)
100(46.7%)
0.031a<0.001b0.037c
生検で確認されたグレード3A(ISHLT)以上の急性拒絶反応
58(27.8%)
40(19.0%)
89(41.6%)
0.003a<0.001b0.032c
血行動態異常を伴う急性拒絶反応の臨床的疑い
14(6.7%)
11(5.2%)
16(7.5%)
n.s.
移植心廃絶
4(1.9%)
8(3.8%)
6(2.8%)
死亡
13(6.2%)
14(6.6%)
12(5.6%)
追跡調査不能
0
1(0.5%)
a:本剤(固定用量1.5mg/日)+標準量CsA群vs.AZA+標準量CsA群、b:本剤(固定用量3.0mg/日)+標準量CsA群vs.AZA+標準量CsA群、c:本剤(固定用量1.5mg/日)+標準量CsA群vs. 本剤(固定用量3.0mg/日)+標準量CsA群(Z検定による対比較、p≦0.05)、n.s.:not significant
なお、シクロスポリンの用量は、血中トラフ濃度(C0)が以下の目標範囲内に収まるように調節した:1~4週:250~400ng/mL、1~6ヵ月:200~350ng/mL、7~24ヵ月:100~300ng/mL。実際の血中トラフ濃度(C0)を以下の表に示す。
シクロスポリンの血中トラフ濃度(C0)(ng/mL)
本剤(固定用量1.5mg/日)+標準量CsA群
本剤(固定用量3mg/日)+標準量CsA群
220±120 n=167
226±132 n=167
270±119 n=163
255±111 n=159
201±109 n=112
185±87 n=115
12ヵ月目
166±84 n=99
148±70 n=94
24ヵ月目
150±92 n=65
137±55 n=58
また、血清クレアチニン値上昇の発現率は、AZA+標準量CsA群の患者よりも本剤を標準量CsAと併用した患者の方が高値を示した。この所見から、本剤はシクロスポリンによって誘発される腎毒性を増強することが示唆される。この影響は、シクロスポリンを減量することによって回復すると考えられるが、シクロスポリンの血中トラフ濃度(C0)が最初の3ヵ月間に175ng/mLを下回る場合、6ヵ月後に135ng/mLを下回る場合及び6ヵ月後以降に100ng/mLを下回る場合の心移植患者への本剤の投与については限られたデータしかない24)。副作用発現頻度は、本剤1.5mg群で69.9%(146/209例)及び本剤3mg群で73.0%(154/211例)であった(24ヵ月の集計)。主な副作用は、本剤1.5mg群では白血球減少症42例(20.1%)、高脂血症18例(8.6%)、血小板減少症16例(7.7%)、腎機能障害16例(7.7%)、本剤3mg群で白血球減少症41例(19.4%)、血小板減少症29例(13.7%)、高脂血症24例(11.4%)であった。
新規腎移植患者を対象とした本試験では、減量シクロスポリンのマイクロエマルジョン製剤(CsA)と併用した本剤(開始用量1.5mg/日、目標血中トラフ濃度3~8ng/mLを維持するように投与量を調整)の有効性及び安全性を、標準量CsAと併用したミコフェノール酸モフェチル(MMF)2g/日と比較した。なおいずれも副腎皮質ホルモン剤及びバシリキシマブを施設方法に準じて併用した。治療を要し生検で確認された急性拒絶反応(改訂Banff97分類による)、移植腎廃絶、死亡又は追跡調査不能からなる複合評価項目(効果不十分)の移植12ヵ月後の発現率を主要評価項目とした。
本剤(開始用量1.5mg/日)+減量CsA群(n=61)
MMF+標準量CsA群(n=61)
n(%)
効果不十分(12ヵ月)
7(11.5)
3(4.9)
5(8.2)
0(0.0)
4(6.6)
2(3.3)
なお、CsAの用量は、シクロスポリンの血中トラフ濃度(C0)が以下の目標範囲に収まるように調節した。移植後5日~1ヵ月:100~200ng/mL、2~3ヵ月:75~150ng/mL、4~5ヵ月:50~100ng/mL、6ヵ月以降:25~50ng/mL。実際の血中トラフ濃度(C0)を以下の表に示す9)。
シクロスポリンの血中トラフ濃度(C0)(ng/mL)、本剤(開始用量1.5mg/日)+減量CsA群
247.5(107~512)n=59
191.0(90~450)n=55
130.0(57~301)n=54
104.5(43~221)n=54
9ヵ月目
73.0(0~146)n=53
63.0(0~145)n=52
副作用発現頻度は、本剤群で95.1%(58/61例)であった(12ヵ月の集計)。主な副作用は、高脂血症26例(42.6%)、鼻咽頭炎18例(29.5%)、発熱及び高血圧各13例(21.3%)であった。
新規腎移植患者を対象とした本試験では、減量シクロスポリンのマイクロエマルジョン製剤(CsA)と併用した本剤(開始用量1.5mg/日(目標血中トラフ濃度3~8ng/mLを維持するように投与量を調整)及び開始用量3mg/日(目標血中トラフ濃度6~12ng/mLを維持するように投与量を調整))の有効性及び安全性を、標準量CsAと併用したミコフェノール酸ナトリウム腸溶錠(Myfortic:国内未承認)1.44g/日と比較した。なおいずれも副腎皮質ホルモン剤及びバシリキシマブを施設方法に準じて併用した。主要な評価項目は国内試験(A1202試験)と同じである。
本剤(開始用量1.5mg/日)+減量CsA群(n=277)
本剤(開始用量3mg/日)+減量CsA群(n=279)
Myfortic+標準量CsA群(n=277)
75(27.1)
60(21.5)
70(25.3)
48(17.3)
38(13.6)
50(18.1)
13(4.7)
9(3.2)
8(2.9)
6(2.2)
12(4.3)
シクロスポリンの血中トラフ濃度(C0)の目標範囲は国内試験(A1202試験)と同じである。実際の血中トラフ濃度(C0)を以下の表に示す23)。
本剤(開始用量1.5mg/日)+減量CsA群
本剤(開始用量3mg/日)+減量CsA群
185.0(13~571)n=265
179.0(20~596)n=266
161.5(32~705)n=244
162.0(25~887)n=245
110.0(25~469)n=221
112.0(25~808)n=218
75.0(12~502)n=200
74.5(24~241)n=188
48.3(20~136)n=196
43.0(19~274)n=192
45.5(11~350)n=191
43.5(20~176)n=180
(血中トラフ濃度は中央値(範囲))
副作用発現頻度は、本剤1.5mg群で70.4%(193/274例)及び本剤3mg群で76.3%(212/278例)であった(24ヵ月の集計)。主な副作用は、本剤1.5mg群では高コレステロール血症14.6%(40/274例)、脂質異常症14.2%(39/274例)、高脂血症13.9%(38/274例)、本剤3mg群で高脂血症16.9%(47/278例)、高コレステロール血症15.5%(43/278例)、脂質異常症11.9%(33/278例)であった。
生体肝移植患者を対象とした本試験では、減量タクロリムスと併用した本剤(開始用量2.0mg/日、目標血中トラフ濃度3~8ng/mLを維持するように投与量を調整)の有効性及び安全性を、標準量タクロリムスと比較した。なお本剤は移植後4週から投与を開始した。いずれも副腎皮質ホルモン剤及びMMF、バシリキシマブを施設方法に準じて併用し、MMFの投与は移植後4週までとした。治療を要し生検で確認された急性拒絶反応(Banff97分類による)、移植肝廃絶、死亡からなる複合評価項目(効果不十分)の移植12ヵ月後の発現率を主要評価項目とした。
本剤(開始用量 2.0mg/日)+減量タクロリムス群(n=142)
標準量タクロリムス群(n=142)
n (%)
7 (4.9)
8 (5.6)
3 (2.1)
5 (3.5)
0 (0)
4 (2.8)
なお、タクロリムスの用量は、タクロリムスの血中トラフ濃度(C0)が以下の目標範囲に収まるように調節した。移植後1ヵ月以降:3~5ng/mL。実際の血中トラフ濃度(C0)を以下の表に示す10)。
移植後の経過時点
タクロリムスの血中トラフ濃度(C0)(ng/mL)、本剤(開始用量 2.0mg/日)+減量タクロリムス群
5週目(本剤の投与から1週目)
6.3 (1.0~21.3) n=125
4.8 (1.9~13.0) n=131
5.2 (1.3~11.3) n=133
4.6 (0.7~12.5) n=126
4.0 (1.0~10.2) n=122
4.3 (0.1~10.1) n=121
副作用発現頻度は、日本人15例を含む本剤群で57.0%(81/142例)であった(12ヵ月の集計)。主な副作用は、白血球減少症12例(8.5%)、高脂血症12例(8.5%)、高コレステロール血症10例(7.0%)であった。
脳死肝移植患者を対象とした本試験では、減量タクロリムスと併用した本剤(開始用量2.0mg/日、目標血中トラフ濃度3~8ng/mLを維持するように投与量を調整)の有効性及び安全性を、標準量タクロリムスと比較した。なお本剤は移植後4週から投与を開始した。いずれも副腎皮質ホルモン剤及びMMFを医療機関での方法に準じて併用し、MMFの投与は移植後4週までとした。主要な評価項目は生体肝移植臨床試験(H2307試験)と同じである。
本剤(開始用量 2.0mg/日)+減量タクロリムス群(n=245)
標準量タクロリムス群(n=243)
24ヵ月
効果不十分
16 (6.5)
24 (9.8)
23 (9.5)
29 (11.9)
7 (2.9)
11 (4.5)
17 (7.0)
18 (7.4)
6 (2.4)
9 (3.7)
3 (1.2)
12 (4.9)
6 (2.5)
10 (4.1)
なお、本剤(開始用量2.0mg/日)+減量タクロリムス群でのタクロリムスの血中トラフ濃度(C0)の目標範囲は生体肝移植臨床試験(H2307試験)と同じである。実際の血中トラフ濃度(C0)を以下の表に示す2)。
8.2 (1.7~26.5) n=184
5.7 (2.0~28.0) n=186
5.2 (1.2~18.7) n=186
4.8 (2.0~15.1) n=160
4.8 (1.9~16.1) n=151
4.5 (0.8~10.6) n=135
18ヵ月目
4.4 (1.0~10.8) n=127
3.8 (0.7~15.3) n=109
副作用発現頻度は、本剤群で70.6%(173/245例)であった(24ヵ月の集計)。主な副作用は、白血球減少症22例(9.0%)、高血圧21例(8.6%)、高脂血症18例(7.3%)、腎不全18例(7.3%)であった。
ラットの同種及び同系大動脈移植モデルにおいて移植血管の新生内膜肥厚を抑制した32),33)。
エベロリムスは、ラット頚動脈バルーン傷害モデル、ブタ冠動脈PTCAモデル、ウサギ腸骨動脈ステントモデルにおいて新生内膜形成を抑制した37),38),39),40)。
エベロリムス(Everolimus)
(1R,9S,12S,15R,16E,18R,19R,21R,23S,24E,26E,28E,30S,32S,35R)-1,18-Dihydroxy-12-{(1R)-2-[(1S,3R,4R)-4-(2-hydroxyethoxy)-3-methoxycyclohexyl]-1-methylethyl}-19,30-dimethoxy-15,17,21,23,29,35-hexamethyl-11,36-dioxa-4-azatricyclo[30.3.1.04,9]hexatriaconta-16,24,26,28-tetraene-2,3,10,14,20-pentaone
C53H83NO14
958.22
白色~淡黄色の粉末で、エタノール(99.5)に溶けやすく、水にほとんど溶けない。
光及び湿気を避けるため、PTP包装のまま保存すること。
医薬品リスク管理計画を策定の上、適切に実施すること。
国内での治験は実施されておらず、患者数が極めて限られていることから、製造販売後、一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は、全症例を対象に使用成績調査を実施することにより、本剤使用患者の背景情報を把握するとともに、本剤の安全性及び有効性に関するデータを早期に収集し、本剤の適正使用に必要な措置を講じること。
60錠[10錠(両面アルミニウムPTP)×6]
1) Johnson,R.W.G.et al.:Transplantation. 2001; 72(5):777-786[20180269]
2) 社内資料:外国人脳死肝移植患者を対象とした比較対照試験(H2304試験)(2018年2月23日承認、CTD2.7.6-4.1.2) [20180030]
3) 社内資料:心移植患者及び腎移植患者を対象とした製造販売後調査(A1401調査及びA1402調査) [20180031]
4) 社内資料:小児肝移植患者を対象とした海外臨床試験(H2305試験)(2018年2月23日承認、CTD2.7.6-4.2.1) [20180032]
5) 社内資料:健康成人(日本人)に対する臨床第Ⅰ相試験(単回投与)(2007年1月26日承認、CTD2.7.6-4 試験番号1101) [20070981]
6) 社内資料:新規腎移植患者における3 剤併用免疫抑制療法の有効性及び安全性についての検討(2007年1月26日承認、CTD2.7.6-5 試験番号B251) [20070982]
7) Kovarik,J.M.et al.:J.Heart Lung Transplant. 2003; 22(10):1117-1125[20070265]
8) 社内資料:小児腎移植患者における薬物動態、安全性及び忍容性の検討(2007年1月26日承認、CTD2.7.6-5 試験番号B257, 試験番号B351 ) [20070983]
9) 社内資料:日本人新規腎移植患者を対象とした比較対照試験(2011年12月22日承認、CTD2.7.6-4.1.1)(A1202試験) [20116610]
10) 社内資料:生体肝移植患者を対象とした国際共同試験(H2307試験)(2018年2月23日承認、CTD2.7.6-4.1.1) [20180033]
11) 社内資料:維持期腎移植患者における安全性及び忍容性の検討(2007年1月26日承認、CTD2.7.6-8 試験番号W101)[20070984]
12) Kovarik,J.M.et al.:Pharmacotherapy. 2002; 22(2):154-159[20070266]
13) 社内資料:[3H]-エベロリムスの血中分布に関する検討(2007年1月26 日承認、CTD2.7.2-3.5)[20070985]
14) 社内資料:In vitro代謝(2007年1月26 日承認、CTD2.6.4-5.2) [20100156]
15) 社内資料:維持期腎移植患者における[14C]-エベロリムス単回経口投与後の吸収、分布、動態及び生体内変換についての検討(2007年1月26日承認、CTD2.7.6-5 試験番号W107)[20070986]
16) 社内資料:新規腎移植患者における安全性、忍容性及び薬物動態の検討( 1 年の検討)(2007年1月26日承認、CTD2.7.6-14 試験番号B157) [20070988]
17) Kovarik,J.M.et al.:Clin.Pharmacol.Ther. 2001;70(5):425-430[20070575]
18) 社内資料:新規腎移植患者における母集団薬物動態解析(2007年1月26日承認、CTD2.7.2-4.3)[20070987]
19) Kovarik,J.M.et al.:J.Clin.Pharmacol. 2002;42(1):95-99[20070576]
20) 社内資料:維持期腎移植患者における安全性、忍容性及び薬物動態の検討(2007年1月26日承認、CTD2.7.6-8 試験番号B154) [20070989]
21) Kovarik,J.M.et al.:J.Clin.Pharmacol. 2002;42(2):222-228[20070267]
22) Kovarik,J.M.et al.:Transplant.Proc. 2006;38(10):3456-3458[20070577]
23) 社内資料:外国人新規腎移植患者を対象とした比較対照試験(A2309試験)(2011年12月22日承認、CTD2.7.6-4.1.2) [20116609]
24) 社内資料:新規心移植患者における有効性及び安全性の検討(B253試験)(2007年1月26日承認、CTD2.7.6-9.1 試験番号B253) [20071399]
25) Schuler,W.et al.:Transplantation. 1997;64(1):36-42[20070268]
26) 社内資料:増殖因子によって刺激されたp70S6キナーゼ活性に対する阻害作用(2007年1月26日承認、CTD2.6.2-2.1.4) [20071257]
27) 社内資料:ラット末梢血リンパ球におけるp70S6キナーゼ活性(単回投与)(2007年1月26日承認、CTD2.6.2-2.1.4) [20071258]
28) 社内資料:マウス及びヒトT細胞の増殖に対する作用(2007年1月26日承認、CTD2.6.2-2.1.1, 2.2.1)[20071259]
29) 社内資料:T細胞非依存性抗原及びT細胞依存性抗原に対するマウスのB細胞応答に及ぼす作用(2007年1月26日承認、CTD2.6.2-2.2.3, 2.3.2) [20071260]
30) 社内資料:カニクイザルにおけるA及びB型肝炎ワクチン接種に対する作用(2007年1月26日承認、CTD2.6.2-2.3.2) [20071261]
31) Schuurman,H.J.et al.:Transplantation. 2000;69(5):737-742[20066503]
32) 社内資料:ラットの大動脈移植モデルに対する作用(2007年1月26日承認、CTD2.6.2-2.4.5)[20071262]
33) Schuurman,H.J.et al.:Transplant.Proc. 1999;31(1-2):1024-1025[20070269]
34) Schuurman,H.J.et al.:Transplantation. 1997;64(1):32-35[20070270]
35) Hausen,B.et al.:Transplantation. 1999;67(7):956-962[20066504]
36) Hausen,B.et al.:Transplantation. 2000;69(1):76-86[20066505]
37) 社内資料:ラット頚動脈バルーン傷害モデル(14日間)における内膜肥厚抑制作用(2007年1月26日承認、CTD2.6.2-3.2) [20071400]
38) 社内資料:ラット頚動脈バルーン傷害モデル(28日間)における内膜肥厚抑制作用(2007年1月26日承認、CTD2.6.2-3.2) [20071401]
39) 社内資料:ブタ冠動脈傷害(PTCA)モデル(14日間)における内膜肥厚抑制作用(2007年1月26日承認、CTD2.6.2-3.2) [20071402]
40) Farb,A.et al.:Circulation. 2002;106(18):2379-2384 [20070271]
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