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劇薬
処方箋医薬品注)
本剤の投与は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ投与すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分に説明し、同意を得てから投与を開始すること。
慢性期:通常、成人にはイマチニブとして1日1回400mgを食後に経口投与する。なお、血液所見、年齢・症状により適宜増減するが、1日1回600mgまで増量できる。移行期又は急性期:通常、成人にはイマチニブとして1日1回600mgを食後に経口投与する。なお、血液所見、年齢・症状により適宜増減するが、1日800mg(400mgを1日2回)まで増量できる。
通常、成人にはイマチニブとして1日1回400mgを食後に経口投与する。なお、年齢・症状により適宜減量する。
通常、成人にはイマチニブとして1日1回600mgを食後に経口投与する。なお、血液所見、年齢・症状により適宜減量する。
通常、成人にはイマチニブとして1日1回100mgを食後に経口投与する。なお、患者の状態により、適宜増減するが、1日1回400mgまで増量できる。
肝機能検査値(ビリルビン、AST、ALT)の上昇が認められた場合は次表を参考に投与量を調節すること。,,
ビリルビン値/AST、ALT値
投与量調節
慢性骨髄性白血病(CML)、消化管間質腫瘍(GIST)、フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病(Ph+ALL)、好酸球増多症候群(HES)又は慢性好酸球性白血病(CEL)
ビリルビン値>施設正常値上限の3倍又はAST、ALT値>施設正常値上限の5倍
1.ビリルビン値が1.5倍未満に、AST、ALT値が2.5倍未満に低下するまで本剤を休薬する。2.本剤を減量して治療を再開する。
好中球減少、血小板減少が認められた場合は次表を参考に投与量を調節すること。,
好中球数/血小板数
HES又はCEL(初回用量100mg/日)
好中球数<1,000/mm3又は血小板数<50,000/mm3
1.好中球数1,500/mm3以上及び血小板数75,000/mm3以上に回復するまで休薬する。2.休薬前(重度の副作用の発現前)と同用量で治療を再開する。
慢性期CML、GIST(初回用量400mg/日)、HES又はCEL(用量400mg/日)
1.好中球数1,500/mm3以上及び血小板数75,000/mm3以上に回復するまで休薬する。2.400mg/日で治療を再開する。3.再び好中球数が1,000/mm3を下回るか、又は血小板数が50,000/mm3を下回った場合は、1へ戻り、300mg/日で治療を再開する。
移行期CML、急性期CML又はPh+ALL(初回用量600mg/日)
注1) 好中球数<500/mm3又は血小板数<10,000/mm3
1.血球減少が白血病に関連しているか否かを確認(骨髄穿刺)する。2.白血病に関連しない場合は400mg/日に減量する。3.血球減少が2週間続く場合は更に300mg/日に減量する。4.白血病に関連しない血球減少が4週間続く場合は好中球数が1,000/mm3以上、及び血小板数が20,000/mm3以上に回復するまで休薬し、その後300mg/日で治療を再開する。
症状が悪化するおそれがある。また、心合併症を有する好酸球増多症候群患者において、心原性ショック及び左室機能不全が発現したことが報告されている。
本剤の投与開始後は継続して肝機能検査や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルスの再活性化の徴候や症状の発現に注意すること。Bcr-Ablチロシンキナーゼ阻害剤の投与によりB型肝炎ウイルスの再活性化があらわれることがある。,
代謝機能が低下しているため、本剤の体内濃度が上昇する可能性がある。また、肝障害が悪化するおそれがある。,,
妊娠可能な女性に対しては、投与中及び投与終了後一定期間は避妊するよう指導すること。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。外国においてヒトでの流産や奇形を有する児の出産が報告されている。また動物実験(妊娠ラット)では、ヒトでの最高臨床用量800mg/日にほぼ相当する(体表面積換算)100mg/kg/日を妊娠6~15日に投与することにより、着床後死亡率の増加及び胎児体重の低下等の初期胚発生への影響がみられ、更に外脳、脳瘤及び頭蓋骨欠損等が発現し催奇形性が認められたことが報告されている。,
授乳しないことが望ましい。ヒトでイマチニブ及びその活性代謝物が乳汁中に移行するとの報告がある。
小児等を対象にした臨床試験は実施していない。小児に投与した場合、成長遅延が報告されている。
減量するなど注意すること。一般に高齢者では生理機能が低下している。外国臨床試験では、軽度、中等度の表在性浮腫の発現頻度は65歳以上の高齢者で若年者より高いとの成績が報告されている。
ロミタピド(ジャクスタピッド)
ロミタピドの血中濃度が著しく上昇するおそれがある。注2)
本剤のCYP3A4阻害作用により、ロミタピドの代謝が阻害されると考えられる。
L-アスパラギナーゼ
本剤との併用により肝障害の発現率が上昇したとの報告がある。
機序は不明であるが、共に肝障害の副作用を有する。
アゾール系抗真菌剤
エリスロマイシン
クラリスロマイシン
本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。本剤とアゾール系抗真菌剤(ケトコナゾール)の併用により、本剤のCmax及びAUCはそれぞれ26%及び40%増加した。
これらの薬剤はCYP3A4活性を阻害することにより、本剤の代謝を阻害し、血中濃度を上昇させる可能性がある。
フェニトイン
デキサメタゾン
カルバマゼピン
リファンピシン
フェノバルビタール
セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort, セント・ジョーンズ・ワート)含有食品
本剤の血中濃度が低下する可能性がある。フェニトインを長期投与中の患者に本剤を投与した場合、フェニトインを服用していない患者と比べ本剤のAUCは約5分の1であった。リファンピシン投与中に本剤を併用投与した場合、単独投与時に比べ、本剤のCmax、AUCがそれぞれ54%及び74%低下した。
これらの薬剤等はCYP3A4を誘導することにより、本剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させる可能性がある。
シンバスタチン
シクロスポリン
ピモジド
トリアゾラム
ジヒドロピリジン系カルシウム拮抗剤
これらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。本剤とシンバスタチンの併用により、シンバスタチンのCmax及びAUCは平均でそれぞれ2及び3倍の増加を示した。また、この相互作用には大きな個体差がみられ、Cmax及びAUCにおける比(併用/単独)の個別値はそれぞれ0.54~17.6及び0.75~15.7(最小値~最大値)の範囲であった。
本剤のCYP3A4阻害作用によりCYP3A4基質薬物の代謝を阻害し、血中濃度を上昇させる可能性がある。
ニロチニブ
本剤及びニロチニブの血中濃度が上昇することがある。本剤とニロチニブの併用により、本剤のAUCは18~39%、ニロチニブのAUCは18~40%上昇したとの報告がある。
ニロチニブがCYP3A4及びP糖蛋白の活性を阻害して本剤の血中濃度を上昇させる可能性がある。また、本剤がCYP3A4及びP糖蛋白の活性を阻害してニロチニブの血中濃度を上昇させる可能性もある。
ワルファリン
本剤との併用によりプロトロンビン比が顕著に上昇したとの報告がある。抗凝固剤の投与が必要とされる場合は、ヘパリンの投与が望ましい。
本剤のCYP2C9阻害作用によりワルファリンの代謝を阻害し、血中濃度を上昇させる可能性がある。
アセトアミノフェン
本剤と高用量のアセトアミノフェン(3~3.5g/日)との併用により重篤な肝障害が発現したとの報告がある。
機序は不明であるが、両薬剤による肝毒性が増強される可能性がある。
グレープフルーツジュース
本剤の血中濃度が上昇することがある。本剤服用中は飲食を避けること。
発現機序の詳細は不明であるが、グレープフルーツジュースに含まれる成分がCYP3A4を阻害することにより、本剤の代謝を阻害し、血中濃度を上昇させる可能性がある。
汎血球減少(1%未満)、白血球減少(35%未満)、好中球減少(25%未満)、血小板減少、貧血(各30%未満)があらわれることがある。,
胃前庭部毛細血管拡張症による消化管出血では、明らかな下血や吐血等を認めずに、貧血が進行する場合もあるため留意すること。
特に、消化管間質腫瘍の患者では、腫瘍の急激な壊死・縮小をきたし腫瘍出血、消化管穿孔、腹膜炎等があらわれることがある。下血、吐血、貧血、腹痛、腹部膨満感、嘔気、嘔吐等の初期症状に注意するなど観察を十分に行うこと。異常が認められた場合には、直ちに腹部CT検査等を実施して出血部位、穿孔所見の有無の確認を行うこと。
AST、ALT、ALP、ビリルビン上昇を伴う肝機能障害、黄疸、肝不全があらわれることがある。,,
急激な体重の増加、呼吸困難等の異常が認められた場合には投与を中止し、利尿剤を投与するなど、適切な処置を行うこと。
肺炎(5%未満)、敗血症(1%未満)等の感染症があらわれることがある。また、B型肝炎ウイルスの再活性化があらわれることがある。,,
急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがある。
中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)、多形紅斑、剥脱性皮膚炎(各1%未満)等の重篤な皮膚症状があらわれることがある。
**水疱、びらん、痂皮等が認められた場合には、皮膚科医と相談すること。
胸痛等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
嘔気、嘔吐、腹痛、便秘等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
深部静脈血栓症、肺塞栓症等があらわれることがある。息切れ、胸痛、四肢の疼痛、浮腫等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがある。
異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置(生理食塩液、高尿酸血症治療剤等の投与、透析等)を行うとともに、症状が回復するまで患者の状態を十分に観察すること。
呼吸困難、胸痛等の症状があらわれた場合には投与を中止するとともに、他の病因(胸水、肺水腫等)との鑑別診断を実施した上で、適切な処置を行うこと。
*破砕赤血球を伴う貧血、血小板減少、腎機能障害等が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
注)発現頻度は使用成績調査を含む
5%以上
1~5%未満
1%未満
頻度不明
**皮膚
発疹
紅斑、脱毛、湿疹、そう痒
角化症、頭皮痛、疣贅、口唇炎、口唇ヘルペス、蕁麻疹、帯状疱疹、爪の障害、色素沈着障害、皮膚乾燥、紫斑、皮膚色素脱失、光線過敏性反応、脂肪織炎
挫創、乾癬悪化、水疱性皮疹、血管浮腫、好中球浸潤・有痛性紅斑・発熱を伴う皮膚障害(Sweet病)、苔癬様角化症、扁平苔癬、点状出血、斑状出血、手足症候群、偽性ポルフィリン症
精神神経系
-
頭痛
感覚減退、錯感覚、めまい、回転性めまい、末梢神経障害、うつ病、不安、片頭痛、記憶障害、不眠、頭重感、傾眠
リビドー減退、錯乱、痙攣発作、失神
眼
流涙増加
眼のそう痒感、結膜炎、結膜下出血、霧視、眼充血
網膜出血、眼刺激、眼乾燥、黄斑浮腫、乳頭浮腫、緑内障、硝子体出血
**筋・骨格系
筋痙攣
関節痛、筋肉痛
骨痛、関節・筋のこわばり、筋痙直、腰痛、関節腫脹、筋力低下
坐骨神経痛、関節炎、投与中止に伴う筋骨格系疼痛、骨壊死
消化器
嘔気、嘔吐、下痢、食欲不振
心窩部痛、腹部膨満、腹部不快感、腹痛、鼓腸放屁、味覚異常、口内炎
口渇、膵炎、消化管潰瘍、口腔アフタ、歯周炎、胃炎、血便、便秘、消化不良、胸やけ
逆流性食道炎、大腸炎、おくび、胃腸炎、食欲亢進、憩室炎、嚥下障害
肝臓
LDH、AST、ALT、ALP上昇
総ビリルビン上昇
LDH低下
呼吸器
咳嗽、急性上気道炎、鼻・咽頭炎、呼吸困難、咽喉頭痛、鼻出血
血液
リンパ球減少症、好酸球増多症
白血球増多
血小板増多
血管障害
血腫、舌血腫、潮紅、血圧上昇、血圧低下
末梢冷感
腎臓
BUN上昇、血清クレアチニン上昇
尿潜血、尿蛋白
腎臓痛、頻尿、尿沈渣異常、尿中ウロビリノーゲン増加
浮腫
表在性浮腫(眼窩周囲浮腫、顔面浮腫、眼瞼浮腫等)、下肢浮腫
全身浮腫
男性性器浮腫
生殖器
女性化乳房、月経過多
乳房腫大、乳頭痛、性的不能
臨床検査
血清カリウム低下、血清リン低下、血清アルブミン低下
血清カリウム上昇、血清ナトリウム低下、血清カルシウム低下、尿酸値上昇又は低下、血糖値上昇、CK上昇
フィブリノーゲン減少、CRP上昇、プロトロンビン時間の延長、血糖値低下、血清総蛋白低下、血中アミラーゼ上昇
ACTH上昇、TSH上昇、血清リン上昇、血清総蛋白上昇、プロトロンビン時間の短縮、 APTTの延長、フィブリノーゲン増加、FDP上昇、低マグネシウム血症
その他
けん怠感
発熱、疲労感、体重増加
発汗、体重減少、脱水、耳鳴、疼痛、脱力(感)、難聴、胸痛、動悸
頻脈、痛風、悪寒、寝汗
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
外国健康成人にイマチニブとして400mgをカプセル剤(100mgカプセル×4)又は錠剤(100mg錠×4)として単回経口投与した結果、両製剤の生物学的同等性が確認された1) 。
製剤
Cmax(μg/mL)
Tmax(h)
AUC0-96(μg・h/mL)
T1/2(h)
カプセル剤400mg※(30例)
1.75±0.70
2.98±1.09
27.4±12.9
15.8±2.9
錠剤400mg※※(30例)
1.64±0.60
3.10±1.04
26.4±11.7
15.9±3.1
[平均値±標準偏差]※:100mgカプセル×4、※※:100mg錠×4
投与量
投与日
AUC0-24(μg・h/mL)
200mg(3例)
1日目
0.735±0.149
3.33±1.15
7.78±1.53
10.5±0.4
28日目
1.12±0.16
16.7±0.6
17.0±2.1
400mg(3例)
1.41±0.41
2.67±1.15
19.4±7.1
12.4±1.9
2.14±0.67
33.2±14.9
18.0±4.9
600mg(6例)※
2.05±0.65
5.33±2.07
31.1±11.1
14.3±3.1
3.94±2.52
3.88±0.26
66.1±40.8
18.2±3.4
[平均値±標準偏差]※:定常状態データは5例
またカプセル剤400、600及び800mgを日本人の慢性骨髄性白血病患者(移行期・急性期)に14日間反復経口投与(400、600mgは1日1回投与、800mgは400mgを1日2回投与)した場合、Cmax及びAUCは初回投与に比べ反復投与後で0.8~2.9倍であった。
400mg(6例)
2.39±1.12
35.4±21.5
12.8±2.5
14日目※
3.73±0.55
3.21±1.12
61.3±15.5
19.7±5.8
600mg(9例)
3.24±1.62
5.03±2.45
49.1±31.1
13.4±2.5
14日目
3.83±1.38
3.75±1.87
68.0±26.7
23.0±5.1
800mg(400mg×2)(4例)
3.15±1.11
5.00±2.00
[26.0±6.4]
7.40±1.45
4.73±0.80
2.49±1.91
[47.3±8.1]
18.6±2.4
[平均値±標準偏差]※:n=5[ ]のデータはAUC0-12
400mg(9例)
2.51±1.00
3.23±1.91
34.7±13.6
15.5±1.9
29日目※
2.86±0.87
3.24±2.05
47.6±17.0
20.0±4.9
[平均値±標準偏差]※:n=8
カプセル剤400mgを健康成人に単回経口投与したときの生物学的利用率は、空腹時投与で98.3%であった5) 。
外国人の慢性骨髄性白血病患者に400mgを1日1回反復経口投与し、定常状態において高脂肪食と同時に服用した場合、空腹時服用と比較してCmax及びAUC0-24は減少したが、それぞれ11%及び7%の低下であり、臨床的に問題にならないと考えられた6) 。
イマチニブのヒト血漿蛋白への結合率はin vitro試験で約95%であり、主にアルブミン及びα1-酸性糖蛋白と結合し、リポ蛋白への結合はほとんどみられなかった7),8) 。
日本人の慢性骨髄性白血病患者にカプセル剤200、400及び600mgを1日1回反復経口投与したとき、主代謝物であるN-脱メチル体のAUC0-24値は未変化体の15~23%であった2) 。
外国人健康成人に14C-標識イマチニブ(200mg)を単回経口投与したとき、投与した放射能の80%が7日以内に排泄され、67%が糞中、13%が尿中に認められた。このうち未変化体は投与量の25%(20%は糞、5%は尿)であった9) 。
日本人の慢性骨髄性白血病患者にカプセル剤200、400及び600mgを1日1回反復経口投与したときの定常状態における未変化体の尿中排泄率(投与後24時間)は4.3~7.9%であった2) 。
インターフェロンアルファ(以下、IFN)不応及び不耐容の慢性期慢性骨髄性白血病患者532例に400mg/日より投与開始し、600mg/日まで増量を可能とする非盲検試験が実施され、血液学的完全寛解(CHR)が94.5%(503/532)に認められた。また、細胞遺伝学的効果(Major CyR)は64.5%(343/532)に認められ、そのうち完全寛解(Complete CyR)は48.3%(257/532)であった。投与期間の中央値は、883.5日(範囲:16~959日)であった。なお、200mg/日投与以下での有効性は確認されていない10) 。細胞遺伝学的効果Major Cytogenetic Response(Major CyR):骨髄中のPhiladelphia染色体(Ph)が0%となる完全寛解Complete Cytogenetic Response(Complete CyR)と骨髄中のPhiladelphia染色体が1~35%以下に減少するPartial Cytogenetic Response(Partial CyR)を含む。臨床検査値異常を除く副作用発現率は94.4%(502/532例)であった。主な副作用は、悪心51.3%(273/532例)、筋痙直38.7%(206/532例)、眼窩周囲浮腫27.6%(147/532例)、嘔吐22.2%(118/532例)、下痢20.3%(108/532例)であった。
移行期慢性骨髄性白血病患者235例に400mg/日、あるいは600mg/日より投与を開始する非盲検試験が実施され、血液学的効果は71.5%(168/235)に認められ、そのうち血液学的完全寛解(CHR)は42.1%(99/235)であった。また、細胞遺伝学的効果(Major CyR)は、27.2%(64/235)に認められ、そのうち完全寛解(Complete CyR)は20.4%(48/235)であった。投与期間の中央値は、553日(範囲:6~1,056日)であった。なお、200mg/日投与以下での有効性は確認されていない10) 。臨床検査値異常を除く主な副作用は、悪心62.1%(146/235例)、嘔吐47.7%(112/235例)、眼窩周囲浮腫37.4%(88/235例)、下痢33.6%(79/235例)、筋痙直29.4%(69/235例)、四肢浮腫23.0%(54/235例)であった。
急性期慢性骨髄性白血病患者260例に400mg/日、あるいは600mg/日より投与を開始する非盲検試験が実施され、血液学的効果は30.8%(80/260)に認められた。また、細胞遺伝学的効果(Major CyR)は、15.4%(40/260)に認められた。投与期間の中央値は、121日(範囲:3~1,071日)であった。なお、200mg/日投与以下での有効性は確認されていない10) 。臨床検査値異常を除く副作用発現率は92.3%(240/260例)であった。主な副作用は、悪心61.2%(159/260例)、嘔吐41.2%(107/260例)、眼窩周囲浮腫26.5%(69/260例)、筋痙直23.5%(61/260例)、四肢浮腫22.7%(59/260例)、下痢21.9%(57/260例)であった。
慢性期慢性骨髄性白血病(n=532)400mg
移行期慢性骨髄性白血病(n=235)600mg n=158400mg n=77
急性期慢性骨髄性白血病(n=260)600mg n=223400mg n=37
血液学的効果注3) (95%信頼区間)
94.5%(92.3~96.3)
71.5%(65.3~77.2)
30.8%(25.2~36.8)
血液学的完全寛解(CHR)
94.5%
42.1%
8.1%
白血病の証拠なし(NEL)
12.3%
4.6%
慢性期への回復(RTC)
17.0%
18.1%
細胞遺伝学的効果注4) (95%信頼区間)
64.5%(60.2~68.5)
27.2%(21.7~33.4)
15.4%(11.2~20.4)
完全寛解
48.3%
20.4%
7.3%
IFN不応及び不耐容の慢性期慢性骨髄性白血病患者12例(200mg/日投与群及び400mg/日投与群各3例、600mg/日投与群6例)に対する非盲検試験が実施され、血液学的完全寛解率は91.7%(11/12)であった。また、細胞遺伝学的効果(Major CyR)は66.7%(8/12)であり、そのうち完全寛解(Complete CyR)は58.3%(7/12)であった。投与期間の中央値は、338日(範囲:189~502日)であった。なお、200mg/日投与以下での有効性は確認されていない11) 。
副作用発現率注5) は100%(12/12例)であった。主な副作用は、リンパ球数減少83.3%(10/12例)、血中リン減少75.0%(9/12例)、悪心66.7%(8/12例)、好中球数減少58.3%(7/12例)、白血球減少症50.0%(6/12例)、血中ブドウ糖増加50.0%(6/12例)、好中球減少症41.7%(5/12例)、血中アルカリホスファターゼ増加41.7%(5/12例)、血小板数減少41.7%(5/12例)、貧血33.3%(4/12例)、血小板減少症33.3%(4/12例)、眼瞼浮腫33.3%(4/12例)、血中カルシウム減少33.3%(4/12例)、血中カリウム減少33.3%(4/12例)、ヘモグロビン減少33.3%(4/12例)であった。
IFN不応と不耐容の慢性期慢性骨髄性白血病患者32例及びIFN未治療例7例の計39例に初回投与量として400mg/日を投与する非盲検試験が実施され、血液学的完全寛解率は92.3%(36/39)であった。また、細胞遺伝学的効果(Major CyR)は64.1%(25/39)であり、そのうち完全寛解(Complete CyR)は43.6%(17/39)であった。投与期間の中央値は、237日(範囲:11~292日)であった。なお、200mg/日投与以下での有効性は確認されていない12) 。副作用発現率は100%(39/39例)であった。主な副作用は、血中リン減少76.9%(30/39例)、リンパ球数減少71.8%(28/39例)、ヘモグロビン減少56.4%(22/39例)、血中ブドウ糖増加53.9%(21/39例)、好中球数減少51.3%(20/39例)、血小板数減少46.2%(18/39例)、悪心43.6%(17/39例)、血小板減少症38.5%(15/39例)、血中カリウム減少38.5%(15/39例)、好中球減少症35.9%(14/39例)、血中アルカリホスファターゼ増加35.9%(14/39例)、白血球減少症33.3%(13/39例)、眼瞼浮腫33.3%(13/39例)、白血球数減少33.3%(13/39例)であった。
移行期慢性骨髄性白血病患者9例及び急性期慢性骨髄性白血病患者10例、計19例(400mg投与群6例、600mg投与群9例、800mg投与群4例)に対する非盲検試験が実施され、血液学的寛解率は36.8%(7/19;400mg投与群16.7%、600mg投与群44.4%、800mg投与群50.0%)であった。また、細胞遺伝学的効果(Major CyR)は31.6%(6/19;400mg投与群16.7%、600mg投与群33.3%、800mg投与群50.0%)で、いずれも完全寛解(Complete CyR)であった。投与期間の中央値は、100日(範囲:8~286日)であった。なお、200mg/日投与以下での有効性は確認されていない13) 。副作用発現率は100%(19/19例)であった。主な副作用は、血中リン減少63.2%(12/19例)、好中球減少症57.9%(11/19例)、リンパ球減少症52.6%(10/19例)、血中ブドウ糖増加52.6%(10/19例)、貧血47.4%(9/19例)、白血球減少症47.4%(9/19例)、血小板減少症47.4%(9/19例)、嘔吐47.4%(9/19例)、血中カリウム減少47.4%(9/19例)、悪心36.8%(7/19例)、血中ナトリウム減少36.8%(7/19例)、浮腫31.6%(6/19例)、血中アルブミン減少31.6%(6/19例)であった。
切除不能又は転移性のKIT(CD117)陽性消化管間質腫瘍患者に400mg/日を投与した非盲検試験で、奏効率(Complete ResponseとPartial Responseの計)は67.1%(49/73)であった。また、400mg/日を投与したときの病勢コントロール率(Complete Response、Partial ResponseとStable Diseaseの計)は80.8%(59/73)であった。なお、200mg/日投与以下での有効性は確認されていない。副作用発現率は98.6%(72/73例)であった。主な副作用は、嘔気57.5%(42/73例)、眼窩周囲浮腫53.4%(39/73例)、下痢49.3%(36/73例)、筋痙攣45.2%(33/73例)、疲労42.5%(31/73例)、下肢浮腫34.2%(25/73例)、発疹32.9%(24/73例)、鼓腸放屁28.8%(21/73例)、頭痛21.9%(16/73例)、腹痛20.5%(15/73例)であった14) 。
400mg(n=73)
奏効率注6)(95%信頼区間)
67.1%(55.1~77.7)
病勢コントロール率注7)(95%信頼区間)
80.8%(69.9~89.1)
Complete Response
0%
Partial Response
67.1%
Stable Disease
13.7%
Progressive Disease
16.4%
Could not be evaluated
2.7%
最大腫瘍径が3cm以上の腫瘍の完全切除を受けたKIT(CD117)陽性消化管間質腫瘍患者を対象に、本剤の術後補助療法(400mg/日を1年間投与)の検討を目的とした、プラセボ対照、二重盲検比較試験が実施された。2007年4月時点での集計(観察期間の中央値:14ヵ月)において、主要評価項目である無再発生存期間は本剤投与群で有意に延長し、75%の患者が無再発で生存している期間は、本剤投与群(359例)が38ヵ月であったのに対し、プラセボ投与群(354例)は20ヵ月、ハザード比は0.398(p<0.0001)であった。副作用発現率は95.8%(323/337例)であった。主な副作用は、疲労49.9%(168/337例)、下痢49.6%(167/337例)、嘔気47.8%(161/337例)、眼窩周囲浮腫46.3%(156/337例)、ヘモグロビン減少37.4%(126/337例)、末梢性浮腫23.4%(79/337例)、剥脱性発疹22.8%(77/337例)であった15) 。
2003年3月時点での集計において、切除不能又は転移性のKIT(CD117)陽性消化管間質腫瘍患者に400mg/日を投与したときの奏効率(Complete ResponseとPartial Responseの計)は46.4%(13/28)であり、病勢コントロール率(Complete Response、Partial ResponseとStable Diseaseの計)は100%(28/28)であった。なお、200mg/日投与以下での有効性は確認されていない16) 。副作用発現率は100%(28/28例)であった。主な副作用は、血中リン減少92.9%(26/28例)、リンパ球数減少75.0%(21/28例)、好中球数減少71.4%(20/28例)、白血球数減少64.3%(18/28例)、下痢57.1%(16/28例)、悪心50.0%(14/28例)、ヘモグロビン減少50.0%(14/28例)、眼瞼浮腫42.9%(12/28例)、顔面浮腫42.9%(12/28例)、血中アルブミン減少42.9%(12/28例)、末梢性浮腫32.1%(9/28例)、血中カリウム減少32.1%(9/28例)、AST増加28.6%(8/28例)、ALT増加28.6%(8/28例)、けん怠感25.0%(7/28例)、筋痙攣21.4%(6/28例)、血中クレアチニン増加21.4%(6/28例)、血中ナトリウム減少21.4%(6/28例)であった。
400mg(n=28)
奏効率注8)(95%信頼区間)
46.4%(27.5~66.1)
病勢コントロール率注9)(95%信頼区間)
100%(87.7~100)
46.4%
53.6%
再発/治療抵抗性のフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病患者56例注10) に本剤400mg/日、あるいは本剤600mg/日より単独投与を開始する臨床試験が実施された。600mg/日投与での血液学的効果は26.1%(12/46)に認められた。また、細胞遺伝学的効果(Major CyR)は、34.8%(16/46)に認められた。投与期間の中央値は、62日(範囲:14~1,356日)であった。600mg/日投与での臨床検査値異常を除く副作用発現率は100%(46/46例)であった。主な副作用は、悪心80.4%(37/46例)、嘔吐60.9%(28/46例)、末梢性浮腫37.0%(17/46例)、眼窩周囲浮腫28.3%(13/46例)、筋痙攣21.7%(10/46例)であった17) 。
400mg(n=10)
600mg(n=46)
血液学的効果注11) (95%信頼区間)
26.1%(14.3~41.1)
8.7%
2.2%
15.2%
細胞遺伝学的効果注12) (95%信頼区間)
10.0%(0.3~44.5)
34.8%(21.4~50.2)
フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病患者(再発/治療抵抗性又は初回寛解導入療法不適応例)8例に本剤600mg/日を単独で投与したときの血液学的効果(最低1回は末梢血中の芽球消失かつ骨髄中芽球5%未満)は8例全例に認められ、4週間以上の効果持続を認めた症例は62.5%(5/8)であった。2例は治療後に造血幹細胞移植を施行した。また、細胞遺伝学的効果(Major CyR)は87.5%(7/8)で、うち5例は完全寛解(Complete CyR)であった18) 。副作用発現率は100%(8/8例)であった。主な副作用は、白血球数減少100%(8/8例)、リンパ球数減少100%(8/8例)、悪心87.5%(7/8例)、ヘモグロビン減少87.5%(7/8例)、好中球数減少75.0%(6/8例)、血中カリウム低下75.0%(6/8例)、血中リン低下75.0%(6/8例)、嘔吐62.5%(5/8例)、発疹62.5%(5/8例)、ALP上昇62.5%(5/8例)、AST上昇62.5%(5/8例)、補正カルシウム低下62.5%(5/8例)、けん怠感50.0%(4/8例)、浮腫50.0%(4/8例)、顔面浮腫50.0%(4/8例)、好中球減少症50.0%(4/8例)、血小板減少症50.0%(4/8例)、血中アルカリホスファターゼ増加50.0%(4/8例)、アルブミン低下50.0%(4/8例)、ALT上昇50.0%(4/8例)、上腹部痛37.5%(3/8例)、発熱37.5%(3/8例)、貧血37.5%(3/8例)、白血球減少症37.5%(3/8例)、血中ビリルビン増加37.5%(3/8例)、食欲不振37.5%(3/8例)、血小板数減少37.5%(3/8例)、血中クレアチニン上昇37.5%(3/8例)であった。
コア フェーズ注13)
コア+エクステンション フェーズ注13)
All response
Sustained response
血液学的効果注14)(95%信頼区間)
100%(8/8)(63.1~100.0)
62.5%(5/8)(24.5~91.5)
37.5%(3/8)
0%(0/8)
骨髄内完全寛解(Marrow-CR)
62.5%(5/8)
25.0%(2/8)
細胞遺伝学的効果注15)(95%信頼区間)
87.5%(47.3~99.7)
フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病患者(初発)を対象に実施された本剤を組入れた併用療法注16) における血液学的完全寛解率注17) は96.2%(77/80)で、1年時予測無イベント生存率は60.0±6.1%、1年時予測生存率は76.1±5.5%であった。49例は治療後に造血幹細胞移植を施行した19) 。
イマチニブメシル酸塩(Imatinib Mesilate)
4-(4-Methylpiperazin-1-ylmethyl)-N-[4-methyl-3-(4-pyridin-3-ylpyrimidin-2-ylamino)phenyl]benzamide monomethanesulfonate
C29H31N7O・CH4O3S
589.71
白色~淡黄色又はうすい褐色の粉末である。水に極めて溶けやすく、メタノールにやや溶けにくく、エタノール(95)に溶けにくく、その他の低極性溶媒にはほとんど溶けない。また、溶解度にpH依存性があり、酸性側では溶けやすいが、pHが5.5より大きくなると溶けにくくなる。
<0.01(1-オクタノール/0.1mol/L塩酸)>100(1-オクタノール/pH6.8のリン酸塩緩衝液)
20錠[10錠(PTP)×2]120錠[10錠(PTP)×12]
1) 社内資料:ヒトにおける生物学的同等性試験[20051889]
2) 社内資料:日本人における薬物動態成績(2001年11月21日承認、申請資料概要へ3)[20032380]
3) 社内資料:外国人における薬物動態成績(2001年11月21日承認、申請資料概要へ3)[20016180]
4) 社内資料:日本人消化管間質腫瘍患者における薬物動態成績(2003年7月17日承認、申請資料概要へ1.(1))[20032854]
5) 社内資料:生物学的利用率(2001年11月21日承認、申請資料概要へ3.(1)1))[20016181]
6) 社内資料:食事の影響(2001年11月21日承認、申請資料概要へ3.(1)2))[20016182]
7) 社内資料:血漿蛋白質との結合(蛋白結合率)(2001年11月21日承認、申請資料概要へ2.(2)4))[20016183]
8) 社内資料:血漿蛋白質との結合(2001年11月21日承認、申請資料概要へ2.(2)4))[20016184]
9) 社内資料:外国人における尿及び糞中累積排泄率(2001年11月21日承認、申請資料概要へ3.(5))[20016185]
10) 社内資料:海外における臨床試験結果-CML患者に対する第II相臨床試験(2001年11月21日承認、申請資料概要ト1.(1))[20016186]
11) 社内資料:国内におけるPhiladelphia染色体陽性慢性期CML患者に対する第I相臨床試験(2001年11月21日承認、申請資料概要ト1.(2)1))[20032381]
12) 社内資料:国内におけるPhiladelphia染色体陽性慢性期CML患者に対する第II相臨床試験(2001年11月21日承認、申請資料概要ト1.(2)1))[20032382]
13) 社内資料:国内におけるPhiladelphia染色体陽性移行期・急性期CML患者に対する第I相臨床試験(2001年11月21日承認、申請資料概要ト1.(2)2))[20032383]
14) 社内資料:海外における切除不能・転移性GIST患者に対する第II相臨床試験(2003年7月17日承認、申請資料概要ト1.(1)1))[20032855]
15) 社内資料:海外における完全切除GIST患者に対する術後補助療法の検討を目的としたプラセボ対照無作為化二重盲検比較試験[20091899]
16) 社内資料:国内における切除不能・転移性GIST患者に対する第II相臨床試験(2003年7月17日承認、申請資料概要ト1.(2)1))[20041492]
17) 社内資料:海外におけるPhiladelphia染色体陽性急性リンパ性白血病患者に対する第II相臨床試験[20070449]
18) 社内資料:国内におけるPhiladelphia染色体陽性急性リンパ性白血病患者に対する第II相臨床試験[20070448]
19) Yanada,M.et al.:J.Clin.Oncol. 2006;24(3):460-466[20065089]
20) 社内資料:チロシンキナーゼ活性、チロシンキナーゼ依存性細胞増殖及び細胞内シグナル伝達に対する作用(2001年11月21日承認、申請資料概要ホ2)[20016190]
21) Druker,B.J.et al.:Nat.Med. 1996;2(5):561-566[20016379]
22) 社内資料:PDGF受容体及びc-Kitチロシンキナーゼを介した細胞内シグナル伝達に対する作用(2001年11月21日承認、申請資料概要ホ2)[20016191]
23) 社内資料:主代謝物のチロシンキナーゼ活性に対する作用(2001年11月21日承認、申請資料概要ホ3.(2))[20016192]
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25) Tuveson,D.A.et al.:Oncogene. 2001;20(36):5054-5058[20027368]
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28) le Coutre,P.et al.:J.Natl.Cancer Inst. 1999;91(2):163-168[20016382]
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