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脳出血直後等の新鮮出血時の患者[血管拡張作用により出血を助長するおそれがある。]
高血圧症、メニエール症候群、閉塞性血栓血管炎(ビュルガー病)
更年期障害、網脈絡膜の循環障害
通常成人1回1~2錠(カプセル)、1日3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
通常成人1回1錠、1日3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
アンジオテンシン変換酵素阻害剤
過度の血圧低下が引き起こされる可能性がある。
本剤のキニン産生作用とアンジオテンシン変換酵素阻害剤のキニン分解抑制作用により、血中キニン濃度が増大し、血管平滑筋弛緩が増強される可能性がある。
0.1~5%未満
0.1%未満
頻度不明
過敏症
発疹
そう痒感、じん麻疹
循環器
心悸亢進
消化器
胃部不快感、嘔気、嘔吐、食欲不振、上腹部痛、下痢、便秘
肝臓
AST上昇、ALT上昇、肝機能障害
その他
ほてり
頭痛、頭重、眠気、倦怠感
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
本態性高血圧症等の患者53例を対象に、カルナクリン150単位/日又はプラセボを8週間投与して、二重盲検クロスオーバー試験を行った。開始時と投与終了時について、最高血圧及び最低血圧の変化量により分類した判定基準に基づき効果を判定した結果、それぞれの有効率は最高血圧が68.0%(36/53例)、最低血圧が54.8%(29/53例)であり、本剤の有用性が認められた1)。
更年期障害の患者41例を対象に、カルナクリン150単位/日又はプラセボを3週間投与して、二重盲検試験を行った。投与前後の更年期指数減少率が50%以上かつ更年期指数が19以下、または更年期指数減少率が80%以上を改善として判定した結果、改善が50.0%(10/20例)であり、本剤の有用性が認められた2)。
メニエール症候群の患者36例を対象に、カルナクリン150単位/日又はプラセボを4週間投与して、二重盲検クロスオーバー試験を行った。自覚症状の総合判定、めまいの総合判定、さらに他覚症状の総合判定において本剤の有用性が認められた3)。
ビュルガー病等の患者54例を対象に、カルナクリン150単位/日又はプラセボを8週間投与して、二重盲検試験を行った。自覚症状や他覚症状の変化をもとに総合的に判定した結果、本剤の有用性が認められた4)。
網脈絡膜の循環障害の患者25例を対象に、カルナクリン150単位/日を6カ月間投与して、臨床試験を行った。症状出現眼に対してやや有効以上改善眼を有効例とした改善率は網膜出血が100%(16/16例)、白斑が100%(8/8例)、網膜浮腫が93.8%(15/16例)であり、本剤の有用性が認められた5)。
血漿中のα2-グロブリン分画に属するキニノーゲンを酵素的に分解することでブラジキニンを遊離させる。ブラジキニンは、血管内皮細胞のβ2受容体を刺激して一酸化窒素(NO)やプロスタグランジン類の産生を亢進させることで強力な血管拡張作用を現す。また、微小循環速度の亢進作用を介して血流量を増加させ、組織の循環障害を改善する6)。
末梢血管の血管平滑筋に作用して、血管拡張作用を示した7)(ウサギ)。
カリジノゲナーゼ(Kallidinogenase)
本品は白色~淡褐色の粉末で、においはないか、又は僅かに特異なにおいがある。本品は水に溶けやすく、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。本品の水溶液(1→300)のpHは5.5~7.5である。
100錠(PTP10錠×10、乾燥剤入り)、1,000錠(PTP10錠×100、乾燥剤入り)、1,000錠(バラ、乾燥剤入り)
100錠(PTP10錠×10、乾燥剤入り)、1,000錠(PTP10錠×100、乾燥剤入り)、84錠(PTP21錠×4、乾燥剤入り)、1,050錠(PTP21錠×50、乾燥剤入り)、2,100錠(PTP21錠×100、乾燥剤入り)、1,000錠(バラ、乾燥剤入り)
100カプセル(PTP10カプセル×10、乾燥剤入り)、1,000カプセル(PTP10カプセル×100、乾燥剤入り)、1,000カプセル(バラ、乾燥剤入り)
1) 高橋龍之助 他:基礎と臨床. 1975;9(1):83-104
2) 大池哲郎 他:ホルモンと臨床. 1975;23(9):937-947
3) 猪 初男 他:耳鼻臨床 1974;67(4):391-406
4) 神谷喜作 他:基礎と臨床 1975;9(1):177-191
5) 片山寿夫 他:眼科臨床医報 1987;81(11):72-74
6) 第十八改正日本薬局方解説書, 廣川書店. 2021;C-1367-1374
7) 浅野 修 他:応用薬理 1975;10(1):101-116
8) 岩田忠彦 他:薬学雑誌 1979;99(1):45-50
9) 平岡 治 他:基礎と臨床 1975;9(1):52-63
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