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日本薬局方
タンニン酸アルブミン
タンニン酸アルブミンとして、通常成人1日3~4gを3~4回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しない。治療期間の延長をきたすおそれがある。
肝障害を悪化させるおそれがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
経口鉄剤(フェロミア、フェロ・グラデュメット、インクレミンシロップ、フェルムカプセル)
相互に作用が減弱することがあるので、併用しないこと。
鉄と結合し、タンニン酸鉄となり、タンニン酸による収れん作用が減弱する。
ロペラミド塩酸塩
ロペラミド塩酸塩の効果が減弱するおそれがあるので、投与間隔をあけるなど併用に注意すること。
本剤がロペラミド塩酸塩を吸着することが考えられる。
呼吸困難、蕁麻疹、顔面浮腫等の過敏症状あるいは気管支喘息発作等の症状が発現することがある。
頻度不明
長期・大量投与
肝障害
消化器
便秘、食欲不振
膵液によってタンニン酸とアルブミンに分解され、タンニン酸は更に加水分解をうけて没食子酸とブドウ糖になり吸収される。
経口投与後、口腔、胃では分解を受けず、膵液により腸管内で徐々に分解しタンニン酸を遊離する。
本剤はタンニン酸がアルブミンと結合し、かつ加熱して硬化処理をほどこしてあるため、水に溶解せず、口腔、胃ではタンニン酸による収れん作用が現れない。腸に至って初めて膵液により徐々に分解してタンニン酸を遊離し、全腸管にわたって緩和な収れん作用を及ぼし止瀉作用を示す1) 。
開封後は、遮光して保存すること。
500g(アルミ袋)
1) 第十八改正日本薬局方解説書 廣川書店.2021:C-3161 - C-3164
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