当ウェブサイトを快適にご覧いただくには、ブラウザのJavaScript設定を有効(オン)にしていただく必要がございます。
劇薬
処方箋医薬品注)
海外で実施した7~18歳の大うつ病性障害患者を対象としたプラセボ対照試験において有効性が確認できなかったとの報告、また、自殺に関するリスクが増加するとの報告もあるので、本剤を18歳未満の大うつ病性障害患者に投与する際には適応を慎重に検討すること。,,,,
うつ病・うつ状態
抗うつ剤の投与により、24歳以下の患者で、自殺念慮、自殺企図のリスクが増加するとの報告があるため、本剤の投与にあたっては、リスクとベネフィットを考慮すること。,,,,,,,,,
通常、成人には1日1回夕食後、初期用量としてパロキセチン12.5mgを経口投与し、その後1週間以上かけて1日用量として25mgに増量する。なお、年齢、症状により1日50mgを超えない範囲で適宜増減するが、いずれも1日1回夕食後に投与することとし、増量は1週間以上の間隔をあけて1日用量として12.5mgずつ行うこと。
躁転、自殺企図があらわれることがある。,,,,,,,,
自殺念慮、自殺企図があらわれることがある。,,,,,,,,,
精神症状を増悪させることがある。,,
てんかん発作があらわれることがある。
散瞳があらわれることがある。
皮膚及び粘膜出血(胃腸出血等)が報告されている。
*QT間隔延長を起こすおそれがある。
血中濃度が上昇することがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ本剤の投与を開始すること。また、本剤投与中に妊娠が判明した場合には、投与継続が治療上妥当と判断される場合以外は、投与を中止するか、代替治療を実施すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。授乳婦の患者にパキシル錠10~40mgを1日1回8日間以上反復経口投与した時、投与量の約1%が乳汁中へ移行した3)(外国人データ)。
血中濃度が上昇するおそれがあるため、十分に注意しながら投与すること。また、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)、出血の危険性が高くなるおそれがあるので注意すること。,
MAO阻害剤
,
セロトニン症候群があらわれることがある。MAO阻害剤を投与中あるいは投与中止後2週間以内の患者には投与しないこと。また、本剤の投与中止後2週間以内にMAO阻害剤の投与を開始しないこと。
脳内セロトニン濃度が高まると考えられている。
*ピモジド
QT延長、心室性不整脈(torsade de pointesを含む)等の重篤な心臓血管系の副作用があらわれるおそれがある。
ピモジド(2mg)との併用により、ピモジドの血中濃度が上昇したことが報告されている。本剤が肝臓の薬物代謝酵素CYP2D6を阻害することによると考えられる。
セロトニン作用を有する薬剤
セロトニン症候群等のセロトニン作用による症状があらわれることがある。これらの薬物を併用する際には観察を十分に行うこと。
相互にセロトニン作用が増強するおそれがある。
メチルチオニニウム塩化物水和物はMAO阻害作用を有するため、セロトニン作用が増強される。
フェノチアジン系抗精神病剤
リスペリドン
これらの抗精神病剤との併用により悪性症候群があらわれるおそれがある。これらの薬剤の作用が増強され、過鎮静、錐体外路症状等の発現が報告されている。
本剤が肝臓の薬物代謝酵素CYP2D6を阻害することにより、患者によってはこれら薬剤の血中濃度が上昇するおそれがある。ペルフェナジンとの併用により、ペルフェナジンの血中濃度が約6倍増加したことが報告されている。リスペリドンとの併用により、リスペリドン及び活性代謝物の血中濃度が約1.4倍増加したことが報告されている。イミプラミンとの併用により、イミプラミンのAUCが約1.7倍増加したことが報告されている。
三環系抗うつ剤
これら薬剤の作用が増強されるおそれがある。イミプラミンとの薬物相互作用試験において、併用投与により鎮静及び抗コリン作用の症状が報告されている。
抗不整脈剤
これら薬剤の作用が増強されるおそれがある。
β-遮断剤
メトプロロールとの併用投与により、重度の血圧低下が報告されている。
本剤が肝臓の薬物代謝酵素CYP2D6を阻害することにより、メトプロロールの(S)-体及び(R)-体のT1/2がそれぞれ約2.1及び2.5倍、AUCがそれぞれ約5及び8倍増加したことが報告されている。
アトモキセチン塩酸塩
併用によりアトモキセチンの血中濃度が上昇したとの報告がある。
本剤が肝臓の薬物代謝酵素CYP2D6を阻害することによると考えられる。
タモキシフェンクエン酸塩
タモキシフェンの作用が減弱されるおそれがある。併用により乳癌による死亡リスクが増加したとの報告がある。
本剤が肝臓の薬物代謝酵素CYP2D6を阻害することにより、タモキシフェンの活性代謝物の血中濃度が減少するおそれがある。
キニジン硫酸塩水和物シメチジン
本剤の作用が増強するおそれがある。
これらの薬剤の肝薬物代謝酵素阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。
フェニトインフェノバルビタールカルバマゼピンリファンピシン,
本剤の作用が減弱するおそれがある。
これらの薬剤の肝薬物代謝酵素誘導作用により、本剤の血中濃度が低下するおそれがある。
ホスアンプレナビルカルシウム水和物とリトナビルの併用時
作用機序は不明であるが、ホスアンプレナビルとリトナビルとの併用時に本剤の血中濃度が約60%減少したことが報告されている。
ワルファリンカリウム
ワルファリンの作用が増強されるおそれがある。
本剤との相互作用は認められていないが、他の抗うつ剤で作用の増強が報告されている。
ジゴキシン
ジゴキシンの作用が減弱されるおそれがある。
健康人において、本剤との併用によるジゴキシンの血中濃度の低下が認められている。
止血・血液凝固を阻害する薬剤
出血症状の報告のある薬剤
出血傾向が増強するおそれがある。
これらの薬剤を併用することにより作用が増強されることが考えられる。
アルコール(飲酒)
本剤服用中は、飲酒を避けることが望ましい。
不安、焦燥、興奮、錯乱、幻覚、反射亢進、ミオクロヌス、発汗、戦慄、頻脈、振戦等があらわれるおそれがある。セロトニン作用薬との併用時に発現する可能性が高くなるため、特に注意すること。異常が認められた場合には、投与を中止し、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。,,
無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合がある。抗精神病剤との併用時にあらわれることが多いため、特に注意すること。異常が認められた場合には、抗精神病剤及び本剤の投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発現時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。
主に高齢者において、低ナトリウム血症、痙攣等があらわれることが報告されている。異常が認められた場合には、投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。
肝不全、肝壊死、肝炎、黄疸等があらわれることがある。必要に応じて肝機能検査を行い、異常が認められた場合には、投与を中止する等適切な処置を行うこと。
筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意すること。
血液検査等の観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
*アナフィラキシー(発疹、血管性浮腫、呼吸困難等)があらわれることがある。
1%以上
1%未満
頻度不明
全身症状
倦怠(感)、疲労
ほてり
無力症、発熱、悪寒
精神神経系
傾眠、頭痛、めまい、感情鈍麻、振戦、緊張亢進、不眠、躁病反応
あくび、異常な夢(悪夢を含む)、知覚減退
神経過敏、錐体外路障害、離人症、激越、アカシジア注)、レストレスレッグス症候群、失神、味覚異常、健忘
消化器
嘔気、口渇、便秘、下痢、消化不良、腹痛、食欲不振
嘔吐
循環器
一過性の血圧上昇又は低下、心悸亢進
頻脈、起立性低血圧
*過敏症
発疹
そう痒、血管性浮腫、蕁麻疹、紅斑性発疹、光線過敏症
血液
白血球増多、赤血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット値増加又は減少、異常出血(皮下溢血、紫斑、胃腸出血等)
肝臓
肝機能検査値異常(ALT、AST、γ-GTP、LDH、Al-P、総ビリルビンの上昇、ウロビリノーゲン陽性等)
腎臓・泌尿器
排尿困難
BUN上昇、尿沈渣(赤血球、白血球)、尿蛋白、尿閉、尿失禁
眼
霧視
視力異常
散瞳、急性緑内障
その他
発汗、性機能異常(射精遅延、勃起障害等)、総コレステロール上昇
体重増加
血清カリウム上昇、総蛋白減少、乳汁漏出、末梢性浮腫、高プロラクチン血症、月経障害(不正子宮出血、無月経等)
外国において、パロキセチン単独2000mgまでの、また、他剤との併用による過量投与が報告されている。過量投与後にみられる主な症状は、11.副作用の項にあげる症状の他、発熱、不随意筋収縮及び不安等である。飲酒の有無にかかわらず他の精神病用薬と併用した場合に、昏睡、心電図の変化があらわれることがある。
健康成人(20~49歳)にパキシルCR錠12.5、25及び50mgを単回経口投与した時の血漿中パロキセチン濃度は、各投与の約4時間後から定量下限以上に上昇し、投与後8~10時間付近で最高血漿中濃度(Cmax)に達した。投与量で補正したCmaxの幾何平均値は12.5mg投与と比較して25及び50mg投与でそれぞれ1.27及び2.50倍であり、投与量の増加を上回った増加が確認された。また、投与量で補正した血漿中濃度曲線下面積(AUC)の幾何平均値は、12.5mg投与と比較して25及び50mg投与でそれぞれ1.58及び3.25倍であり、Cmaxと同様に投与量の増加を上回った増加がみられ、薬物動態の非線形性が確認された。パキシルCR錠の単回投与時の血漿中濃度をパキシル錠(速放錠)の10、20及び40mgを健康成人(20~27歳)に単回投与した時の血漿中濃度(19例)4)と比較すると、パキシルCR錠では4時間前後の吸収のタイムラグが存在し、Tmaxは遅延し、Cmaxは低下した。
投与量(mg)
Cmax(ng/mL)
Tmax(hr)
AUC(ng・hr/mL)
T1/2(hr)
12.5
1.804±2.130
8.0(5-10)
40.14±55.14注)
13.03±2.20注)
25
4.277±3.574
10.0(5-12)
96.32±94.26
13.42±2.28
50
17.547±10.665
10.0(6-12)
427.99±306.86
13.48±2.39
算術平均値±標準偏差、Tmaxは中央値(範囲)、18例(注):16例)Tmax:最高血漿中濃度到達時間、T1/2:消失半減期
健康成人(23~43歳)に、パキシルCR錠25mg及びパキシル錠20mgをそれぞれ1日1回14日間反復経口投与し、各製剤の反復投与後における血漿中パロキセチンの薬物動態を比較した。その結果、両製剤とも血漿中濃度は投与14日目までに定常状態に達した。パキシルCR錠投与後のパロキセチンの吸収は、パキシル錠投与後と比べて緩徐で、血漿中濃度は投与後5時間付近まで投与直前と同程度の濃度を維持し、その後上昇して投与後8時間付近でCmaxに達した。投与後約8~12時間の血漿中濃度はパキシルCR錠の方が緩徐に低下したが、その後の推移は両製剤で同様であった。パキシルCR錠25mg/日投与時の定常状態におけるCmax及び24時間のAUC(AUC0-24)の各幾何平均値は、パキシル錠20mg/日投与時のそれぞれ75%及び77%であった。最終投与後96時間までの血漿中濃度から算出したT1/2の平均値は両製剤とも約23.3時間であった。
投与量
Cmin(ng/mL)
AUC0-24(ng・hr/mL)
パキシルCR錠25mg/日
45.070±36.462
27.538±26.158
8.02(8-12)
836.85±735.66
パキシル錠20mg/日
54.273±32.725
30.247±23.131
6.00(3-8)
964.61±644.12
算術平均値±標準偏差、Tmaxは中央値(範囲)Cmin:最終投与の直前~24時間後の間の最小血漿中濃度
健康成人にパキシルCR錠25mgを空腹時及び食後にそれぞれ1日1回反復経口投与した時の定常状態における薬物動態学的パラメータに差は認められなかった(外国人データ)。従って、パキシルCR錠投与時の薬物動態に食事の影響はないと考えられる。
In vitroでヒト血漿にパロキセチンの100又は400ng/mLを添加した時の血漿タンパク結合率は、それぞれ約95及び93%であった。
In vitroでヒト血液に14C標識パロキセチン塩酸塩を添加した時の血球分配率は51%以上であり、血球移行が認められた。
ヒト肝ミクロソームを用いたin vitro試験により、パロキセチンのCYP2D6に対する阻害様式は拮抗阻害であり、sparteineの脱水素反応を指標としたKi値は0.15μMであった5)。パロキセチンは主に肝臓のCYP2D6により代謝されることから、薬物動態の非線形性はCYP2D6による代謝の飽和と考えられる。パロキセチンがCYP2D6を阻害し、表現型がExtensive MetabolizerからPoor Metabolizer様へ変換することから、CYP2D6で代謝される薬剤との相互作用が考えられる6),7),8)。なお、この表現型の変換は休薬後約1週間で回復する9)。
健康成人に14C標識パロキセチン塩酸塩30mgを単回経口投与した時の放射能は、投与後168時間以内に投与量の約64%が尿中にほとんど代謝物として排泄され、糞中には約35%が排泄された10)(外国人データ)。
腎機能障害者にパキシル錠20mgを1日1回18日間反復経口投与した時、重度の腎機能障害者(クレアチニンクリアランス値30mL/分未満)において、血漿中濃度の上昇及びAUCの増大が認められた(外国人データ)。
肝機能障害者に肝機能低下の程度に応じパキシル錠20又は30mgを1日1回14日間反復経口投与した時、血漿中濃度の上昇、T1/2の延長及びAUCの増大が認められた11)(外国人データ)。
健康高齢者(65~80歳)にパキシル錠20mgを単回経口投与した時の血漿中濃度は投与約6時間後にCmax 7.3ng/mLに達し、T1/2は約18時間であった12)。一方、非高齢の健康成人(21~27歳)にパキシル錠20mgを単回経口投与した時のCmaxは6.5ng/mL、T1/2は約14時間であった4)。
フェノバルビタール100mgを1日1回14日間反復投与し、14日目にパキシル錠30mgを単回経口投与した時、血漿中パロキセチンのAUC及びT1/2は、それぞれ平均25及び38%減少した。
フェニトイン300mgを1日1回14日間反復投与し、14日目にパキシル錠30mgを単回経口投与した時、血漿中パロキセチンのAUC及びT1/2は、それぞれ平均50及び38%減少した。パキシル錠30mgを1日1回14日間反復投与し、14日目にフェニトイン300mgを単回経口投与した時、フェニトインのAUCは平均12%減少した。
パキシル錠30mgを1日1回28日間反復投与し、投与22~28日目にシメチジン300mgを1日3回反復併用投与した時、定常状態におけるパロキセチン濃度は、併用投与期間中に約50%増加した。
ジゴキシン0.25mgを1日1回28日間反復投与し、投与15~42日目にパキシル錠30mgを1日1回反復併用投与した時、定常状態におけるジゴキシンの平均AUCは、パロキセチンの併用により15%減少した。
プロプラノロール、ジアゼパム、ワルファリン、ジゴキシン、メチルドパ又はアルコールとの併用投与において、パロキセチンの薬物動態に影響はみられなかった。また、パロキセチンはワルファリン、グリベンクラミド及びフェニトインの血漿タンパク結合率に影響を及ぼさなかった(in vitro)。
パキシルCR錠は、薬物の溶出開始までの時間を製剤の胃部通過後まで遅延させるために腸溶性フィルムコートを施し、素錠の有効成分を含有する親水性マトリックス薬物層から、腸管内で有効成分が緩徐に放出するよう設計されている。
プラセボを対照とした日韓共同無作為化二重盲検比較試験(総症例416例、日本人症例369例を含む)において、うつ病・うつ状態患者に対してプラセボ、パキシルCR錠(25~50mg)又はパキシル錠(速放錠)(20~40mg)を1日1回投与した際、HAM-D(17項目)合計点のベースラインからの変化量は表のとおりであり、プラセボとパキシルCR錠の対比較において、統計学的な有意差が認められた(p<0.001)13)。
投与群
例数
HAM-D(17項目)合計点
変化量注)
ベースライン値(平均値±SD)
最終評価時(平均値±SD)
ベースラインからの変化量(平均値±SE)
群間差(95%CI)
プラセボ
171
22.6±2.75
12.7±6.55
-10.4±0.62
-
パキシルCR錠
158
22.7±2.62
10.3±6.33
-12.8±0.61
-2.4(-3.8, -1.1)
パキシル錠
83
22.7±2.64
10.7±5.92
-12.5±0.78
-2.0(-3.7, -0.4)
注)ベースラインのHAM-D(17項目)合計点及び地域(日本及び韓国)で調整した共分散分析
副作用発現頻度は、本剤が投与された総症例161例(日本人症例141例を含む)中、65.2%(105/161例)であった。主な副作用は、嘔気17.4%(28/161例)、傾眠9.3%(15/161例)、口渇8.1%(13/161例)及び便秘8.1%(13/161例)であった。
パロキセチン塩酸塩は選択的なセロトニン(5-HT)取り込み阻害作用を示し、神経間隙内の5-HT濃度を上昇させ、反復経口投与によって5-HT2C受容体のdown-regulationを誘発することにより、抗うつ作用及び抗不安作用を示すと考えられる。
ラットにおいてパロキセチン塩酸塩はmCPP誘発自発運動活性減少に対して単回投与では作用を示さなかったが、反復投与で拮抗作用を示したことから、反復投与により5-HT2C受容体のdown-regulationを誘発することが示された17)。
パロキセチン塩酸塩水和物(Paroxetine Hydrochloride Hydrate)
(3S,4R)-3-[(1,3-Benzodioxol-5-yloxy)methyl]-4-(4-fluorophenyl)piperidine monohydrochloride hemihydrate
C19H20FNO3・HCl・1/2H2O
374.83
白色の結晶性の粉末である。メタノールに溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けやすく、水に溶けにくい。
約140℃(分解)
アルミピロー包装開封後は、湿気を避けて保存すること。
28錠[14錠(PTP)×2(乾燥剤入り)]
140錠[14錠(PTP)×10]、500錠[瓶、バラ]
1) Chambers CD,et al.:N Engl J Med.2006;354:579-587
2) Kallen B,et al.:Pharmacoepidemiol Drug Saf.2008;17:801-806
3) Öhman R,et al.:J Clin Psychiatry.1999;60:519-523
4) 入江 廣ほか:薬理と治療.2000;28(Suppl 1):47-68
5) Crewe HK,et al.:Br J Clin Pharmacol.1992;34:262-265
6) Özdemir V,et al.:Clin Pharmacol Ther.1997;62:334-347
7) Albers LJ,et al.:Psychiatry Res.1996;59:189-196
8) Hemeryck A,et al.:Clin Pharmacol Ther.2000;67:283-291
9) Sindrup SH,et al.:Clin Pharmacol Ther.1992;51:278-287
10) Kaye CM,et al.:Acta Psychiatr Scand Suppl.1989;350:60-75
11) Dalhoff K,et al.:Eur J Clin Pharmacol.1991;41:351-354
12) 永田良一ほか:薬理と治療.2000;28(Suppl 1):89-110
13) Higuchi T,et al.:Psychiatry Clin Neurosci.2011;65:655-663
14) Thomas DR,et al.:Psychopharmacology.1987;93:193-200
15) Gartside SE,et al.:Br J Pharmacol.1995;115:1064-1070
16) Lassen JB:Psychopharmacology.1978;57:151-153
17) Kennett GA,et al.:Neuropharmacology.1994;33:1581-1588
18) Perrault GH,et al.:Pharmacol Biochem Behav.1992;42:45-47
19) 島田 瞭ほか:実中研・前臨床研究報.1996;20:163-167
20) Lightowler S,et al.:Pharmacol Biochem Behav.1994;49:281-285
21) Cadogan AK,et al.:Br J Pharmacol.1992;107(Proc Suppl Oct):108P
グラクソ・スミスクライン株式会社
東京都港区赤坂1-8-1
カスタマー・ケア・センターTEL:0120-561-007(9:00~17:45/土日祝日及び当社休業日を除く)FAX:0120-561-047(24時間受付)
東京都港区赤坂1-8-1http://jp.gsk.com
Copyright © Pharmaceuticals and Medical Devices Agency, All Rights reserved.