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生物由来製品
処方箋医薬品注)
・難治性のネフローゼ症候群(頻回再発型、ステロイド依存性あるいはステロイド抵抗性を示す場合)
通常、成人には、リツキシマブ(遺伝子組換え)として1回量375mg/m2を1週間間隔で点滴静注する。最大投与回数は8回とする。他の抗悪性腫瘍剤と併用する場合は、併用する抗悪性腫瘍剤の投与間隔に合わせて、1サイクルあたり1回投与する。維持療法に用いる場合は、通常、成人には、リツキシマブ(遺伝子組換え)として1回量375mg/m2を点滴静注する。投与間隔は8週間を目安とし、最大投与回数は12回とする。
他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人には、リツキシマブ(遺伝子組換え)として初回に1回量375mg/m2、2回目以降は1回量500mg/m2を、併用する抗悪性腫瘍剤の投与サイクルに合わせて、1サイクルあたり1回点滴静注する。最大投与回数は6回とする。
通常、リツキシマブ(遺伝子組換え)として1回量375mg/m2を1週間間隔で点滴静注する。最大投与回数は8回とする。
通常、成人には、リツキシマブ(遺伝子組換え)として1回量375mg/m2を1週間間隔で4回点滴静注する。
通常、リツキシマブ(遺伝子組換え)として1回量375mg/m2を1週間間隔で4回点滴静注する。
通常、成人には、リツキシマブ(遺伝子組換え)として1回量1,000mg/bodyを2週間間隔で2回点滴静注する。
通常、成人には、リツキシマブ(遺伝子組換え)として1回量375mg/m2を1週間間隔で4回点滴静注する。その後、初回投与から6ヵ月毎に1回量1,000mg/body(固定用量)を2週間間隔で2回点滴静注する。
通常、リツキシマブ(遺伝子組換え)として1回量375mg/m2を点滴静注する。ただし、患者の状態により適宜減量する。
通常、成人には、リツキシマブ(遺伝子組換え)として250mg/m2を1回、点滴静注する。
本剤は用時生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液にて1~4mg/mLに希釈調製し使用する。
効能又は効果
投与時期
注入速度
初回投与
最初の30分は50mg/時で開始し、患者の状態を十分観察しながら、その後30分毎に50mg/時ずつ上げて、最大400mg/時まで上げることができる。
2回目以降
下記のいずれかに該当する場合は、当該注入速度を選択することができる。
初回投与時に発現した副作用が軽微であった場合、100mg/時まで上げて投与を開始し、その後30分毎に100mg/時ずつ上げて、最大400mg/時まで上げることができる。
初回投与時に発現した副作用が軽微であった場合、100mg/時まで上げて投与を開始し、その後30分毎に100mg/時ずつ上げて、最大400mg/時まで上げることができる。なお、初回投与から6ヵ月目以降の投与の場合、6ヵ月毎に1回目の投与は「初回投与」の注入速度に従って投与すること。
最初の1時間は25mg/時とし、患者の状態を十分に観察しながら、次の1時間は100mg/時、その後は最大200mg/時までを目安とすること。
初回投与時に発現した副作用が軽微であった場合、100mg/時まで上げて投与を開始できる。
投与中又は投与直後に心電図、心エコー等によるモニタリングを行うなど、患者の状態を十分に観察すること。投与中又は投与後に不整脈、狭心症等を悪化又は再発させるおそれがある。
投与中又は投与直後に気管支痙攣や低酸素血症を伴う急性の呼吸器障害があらわれ、肺機能を悪化させるおそれがある。,
本剤の治療期間中及び治療終了後は継続して肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルスの再活性化の徴候や症状の発現に注意すること。B型肝炎ウイルスキャリアの患者又は既往感染者(HBs抗原陰性、かつHBc抗体又はHBs抗体陽性)で、本剤の投与により、B型肝炎ウイルスの再活性化による劇症肝炎又は肝炎があらわれることがある。なお、HBs抗体陽性患者に本剤を投与した後、HBs抗体が陰性の急性B型肝炎を発症した例が報告されている。,,
免疫抑制作用により病態を悪化させるおそれがある。,
好中球減少及び血小板減少を増悪させ重篤化させるおそれがある。,
病巣腫脹による呼吸困難が発現した場合は、副腎皮質ホルモン剤を投与するなど、適切な処置を行うこと。本剤投与後、炎症反応に起因する病巣の一過性の腫脹がみられ、病巣腫脹により呼吸困難をきたしたという報告がある。
間質性肺炎の増悪があらわれることがあるので、定期的に胸部CT検査や肺機能検査を行うなど患者の状態を十分に観察すること。
臨床試験では除外されている。,
*妊娠する可能性のある女性には、本剤投与中及び最終投与後12ヵ月間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること。
*妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。ヒトIgGは胎盤関門を通過することが知られており、妊娠中に本剤を投与した患者の出生児において、末梢血リンパ球の減少が報告されている。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。本剤は母乳中に移行することが報告されている3)。
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。一般に高齢者では生理機能が低下している。
生ワクチン
又は
弱毒生ワクチン
接種した生ワクチンの原病に基づく症状が発現した場合には適切な処置を行う。
Bリンパ球傷害作用により発病するおそれがある。
不活化ワクチン
ワクチンの効果を減弱させるおそれがある。
Bリンパ球傷害作用によりワクチンに対する免疫が得られないおそれがある。
免疫抑制作用を有する薬剤
発熱などの感染症(細菌及びウイルス等)に基づく症状が発現した場合は、適切な処置を行う。
過度の免疫抑制作用による感染症誘発の危険性がある。
降圧剤
一過性の血圧下降があらわれることがある。
血圧下降を増強させるおそれがある。
本剤の投与中又は投与開始後24時間以内に多くあらわれるinfusion reaction(症状:発熱、悪寒、悪心、頭痛、疼痛、そう痒、発疹、咳、虚脱感、血管浮腫等)が、投与患者の約90%に報告されており、これらの症状は、通常軽微~中等度で、主に本剤の初回投与時にあらわれている。また、アナフィラキシー、肺障害、心障害等の重篤な副作用(低血圧、血管浮腫、低酸素血症、気管支痙攣、肺炎(間質性肺炎、アレルギー性肺炎等を含む)、閉塞性細気管支炎、肺浸潤、急性呼吸促迫症候群、心筋梗塞、心室細動、心原性ショック等)があらわれることがある。抗ヒスタミン剤、解熱鎮痛剤、副腎皮質ホルモン剤等の前投与を行った患者においても、重篤なinfusion reactionが発現したとの報告がある。異常が認められた場合は、直ちに投与を中止し、適切な処置(酸素吸入、昇圧剤、気管支拡張剤、副腎皮質ホルモン剤、解熱鎮痛剤、抗ヒスタミン剤の投与等)を行うとともに、症状が回復するまで患者の状態を十分に観察すること。,,,,,
異常が認められた場合は、直ちに投与を中止し、適切な処置(生理食塩液、高尿酸血症治療剤等の投与、透析等)を行うとともに、症状が回復するまで患者の状態を十分に観察すること。,
B型肝炎ウイルスの再活性化による劇症肝炎又は肝炎の増悪による肝不全があらわれることがあり、死亡に至った症例が報告されている。異常が認められた場合には、直ちに抗ウイルス剤を投与するなど適切な処置を行うこと。,,
AST上昇(8.0%)、ALT上昇(8.2%)、Al-P上昇(3.3%)、総ビリルビン上昇(3.3%)等の肝機能検査値異常を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがある。
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、天疱瘡様症状、苔癬状皮膚炎、小水疱性皮膚炎等があらわれ、死亡に至った例が報告されている。
汎血球減少(頻度不明)、白血球減少(38.5%)、好中球減少(37.0%)、無顆粒球症(頻度不明)、血小板減少(11.3%)があらわれることがあり、重篤な血球減少も報告されている。好中球減少については、本剤の最終投与から4週間以上経過して発現する例が報告されている。,
細菌、真菌、あるいはウイルスによる重篤な感染症(敗血症、肺炎等)があらわれることがあるので、本剤の治療期間中及び治療終了後は患者の状態を十分に観察すること。,
本剤の治療期間中及び治療終了後は患者の状態を十分に観察し、意識障害、認知障害、麻痺症状(片麻痺、四肢麻痺)、言語障害等の症状があらわれた場合は、MRIによる画像診断及び脳脊髄液検査を行うとともに、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
心室性あるいは心房性の不整脈、狭心症、心筋梗塞が報告されている。
血清クレアチニン上昇(0.8%)、BUN上昇(2.1%)等の腎障害があらわれることがあり、透析を必要とする腎障害が報告されている。尿量減少、血清クレアチニンやBUNの上昇が認められた場合は投与を中止し、適切な処置を行うこと。
異常が認められた場合は、直ちにX線、CT検査等を実施して出血部位、穿孔・閉塞所見の有無を確認し、適切な処置を行うこと。
一過性の血圧下降が発現することがある。
可逆性後白質脳症症候群(症状:痙攣発作、頭痛、精神症状、視覚障害、高血圧等)があらわれることがある。また、本剤の治療終了後6ヵ月までの間に、失明、難聴等の視聴覚障害、感覚障害、顔面神経麻痺等の脳神経障害が報告されている。
5%以上
5%未満
頻度不明
呼吸器
**咽喉頭炎(25.5%)、鼻炎(15.8%)、口腔咽頭不快感(12.8%)、咳
呼吸障害、喘鳴、鼻出血
循環器
**血圧上昇(12.3%)、頻脈、潮紅
動悸、血管拡張、徐脈、末梢性虚血
消化器
**悪心・嘔吐(15.6%)、腹痛、口内炎、食欲不振、下痢
口内乾燥、便秘、しぶり腹
過敏症
**発熱(29.8%)、そう痒(14.0%)、発疹(13.6%)、悪寒(12.6%)、ほてり
蕁麻疹、関節痛、筋肉痛、インフルエンザ様症候群
血清病
全身状態
**疼痛(24.7%)、倦怠感(15.2%)、虚脱感(14.6%)、頭痛(13.2%)、多汗、浮腫
胸痛、体重増加、無力症
精神神経系
異常感覚、しびれ感、眩暈、不眠症
血液・凝固
**貧血(17.3%)
好酸球増多
フィブリン分解産物[FDP、Dダイマー]増加、血小板増加
腎臓
**電解質異常、BUN上昇、クレアチニン上昇
肝臓
ALT上昇、AST上昇
**総ビリルビン上昇、Al-P上昇
その他
**CRP上昇(13.7%)、LDH上昇
帯状疱疹、結膜炎、総蛋白減少、尿酸値上昇、皮脂欠乏性湿疹、投与部位反応(疼痛、腫脹等)、アルブミン減少、しゃっくり、筋攣縮
他剤との混注はしないこと。
国内臨床第Ⅰ相試験及び第Ⅱ相試験において測定された140例中、本剤に対するヒト抗キメラ抗体は4例に検出された4),5),6),7)。
海外臨床試験において測定された356例中、本剤に対するヒト抗キメラ抗体は4例に検出された8)(外国人データ)。
国内臨床第Ⅱ相試験において測定された7例中、本剤に対するヒト抗キメラ抗体は検出されなかった9)。
国内臨床試験において測定された79例中、本剤に対するヒト抗キメラ抗体は21例に検出された10),11),12)。
国内臨床試験において測定された48例中、本剤に対するヒト抗キメラ抗体は9例に検出された13)。
国内臨床試験において測定された20例中、本剤に対するヒト抗キメラ抗体は5例に検出された14)。
国内臨床試験において測定された19例中、本剤に対するヒト抗キメラ抗体は1例に検出された15)。
国内臨床試験において測定された20例中、本剤に対するヒト抗キメラ抗体は検出されなかった16)。
国内臨床試験において測定された24例中、本剤に対するヒト抗キメラ抗体は検出されなかった17)。
投与量(mg/m2)
Cmax(μg/mL)
T1/2(hrs)
平均滞留時間(hrs)
AUC(μg・hr/mL)
375×4週
194.3±58.3
387.8±188.7
517±248
118237±53412
Mean±SD(n=8)
375×8週
445.2±103.0
393.6±185.2
568±267
502147±174273
Mean±SD(n=15)
375×20回
367.0±78.9
344±349
496±504
3370000±714000
Mean±SD(n=12)
375×6回
294.0±41.4
270±46.1
389±66.6
548000±93900
375×8回
329.0±46.4
282±64.1
407±92.5
753000±119000
Mean±SD(6回:n=13、8回:n=8)
投与量
375mg/m2×1回500mg/m2×5回
351±36.3
242±237
349±342
804000±155000
Mean±SD(n=5)
375mg/m2(500mg/回)×2週
375±45.0
154±64.1
223±92.5
216000±49300
Mean±SD(n=17)
375mg/m2(500mg/回)×4週
421±84.7
234±86.7
337±125
366000±110000
Mean±SD(n=22)
300±58.3
78.8±58.5
114±84.3
171000±85100
Mean±SD(n=6)
T1/2(hrs)注4)
485±268
515±140
789±284
338000±117000
T1/2(hrs)注5)
1,000mg/body×2回
433±79.5
535±255
566±310
283000±90200
375×2回
192.0±49.6
172±112
248±161
178000±38500
289.0±54.7
79.5±42.9注6)
115±61.8注6)
179000±32500
375×1回
251.0±54.8
94.3±27.4
136±39.3
62500±12500
Mean±SD(2回:n=14、1回:n=6)
海外のCD20陽性のB細胞性非ホジキンリンパ腫患者に、本剤100、250、500mg/m2注7)を単回点滴静注後、2週目に腫瘍組織を採取し、本剤と結合した腫瘍細胞数を測定して全腫瘍細胞数に対する割合を算出した。その結果、腫瘍組織への移行は採取した7例中6例に認め、結合した割合は30~100%であった。なお、半減期の極めて短かった1例(T1/2:21.2hrs)については、腫瘍組織中への移行を認めなかった28)(外国人データ)。
低悪性度又はろ胞性非ホジキンリンパ腫、マントル細胞リンパ腫に、本剤1回量375mg/m2を1週間間隔で4回投与した臨床第Ⅱ相試験の有効性及び安全性は以下のとおりであった4),5)。
組織型
適格症例
完全寛解
部分寛解
奏効率95%信頼区間
PFS中央値95%信頼区間
低悪性度又はろ胞性リンパ腫
61
14
23
61%(47%、73%)
245日(189日、337日)
マントル細胞リンパ腫
13
0
6
46%(19%、75%)
111日(50日、146日)
protocol compatible解析
奏効率:部分寛解以上
PFS(progression-free survival:無増悪生存期間)
安全性評価症例90例中、副作用は97.8%に認められ、主な副作用は、発熱(66.7%)、悪寒(37.8%)、血圧上昇(28.9%)、そう痒(27.8%)、頻脈(25.6%)、頭痛(23.3%)、発疹(21.1%)、ほてり(17.8%)で、血液障害は以下のとおりであった5)。
副作用名
発現頻度
最低値(/μL)中央値(範囲)
最低値までの期間中央値(範囲)
回復までの期間中央値(範囲)
白血球減少
55.6%(2,000/μL未満:15.6%)
2,510(900~3,900)
12.5日(1~266日)
13日(3~125日)
好中球減少
55.6%(1,000/μL未満:20.0%)
1,370(250~1,980)
29.5日(1~266日)
14日(3~154日)
血小板減少
15.6%(5万/μL未満:3.3%)
6.75万(2万~9.9万)
2日(0~201日)
5.5日(2~42日)
ヘモグロビン減少
20.0%
9.95注8)(9.0~10.9)
20日(1~178日)
7日(2~63日)
また、本剤が再投与された症例の有効性及び安全性は以下のとおりであった5),6)。
再投与症例注9)
5
38%(14%、68%)
152日(124日、230日)
再投与が行われた16例で発現した主な副作用は、発熱(50.0%)、そう痒(43.8%)、血圧上昇(37.5%)、発疹(25.0%)、悪寒(12.5%)、頻脈(12.5%)であった。主な臨床検査値異常は白血球減少(68.8%、2,000/μL未満の白血球減少6.3%)、好中球減少(68.8%、1,000/μL未満の好中球減少6.3%)であった5)。
中・高悪性度非ホジキンリンパ腫患者に本剤1回量375mg/m2を1週間間隔で8回投与した臨床第Ⅱ相試験の有効性及び安全性は以下のとおりであった5)。
中・高悪性度リンパ腫注10)
57
7
37%(24%、51%)
54日(35日、111日)
安全性評価症例67例中、副作用は88.1%に認められ、主な副作用は、発熱(61.2%)、悪寒(29.9%)、ほてり(23.9%)、倦怠感(20.9%)、頭痛(17.9%)、疼痛(16.4%)、発汗(14.9%)、そう痒(13.4%)で、血液障害は以下のとおりであった5)。
発現までの期間中央値(範囲)
37.3%(2,000/μL未満:7.5%)
35日(2~148日)
6日(1~77日)
32.8%(1,000/μL未満:16.4%)
39日(2~148日)
5日(1~35日)
3.0%
33日(31~35日)
7日(7~7日)
n=67
また、再投与症例(適格症例)2例中、1例で部分寛解を認めた。この2例のPFSは、68日及び109日であった5)。再投与が行われた3例で発現した副作用は、発熱1例、倦怠感1例、頭痛1例、疼痛1例、発赤1例であった。臨床検査値異常は白血球減少(2例、2,000/μL未満の白血球減少2例)、好中球減少(2例、1,000/μL未満の好中球減少2例)であった5)。
未治療の低悪性度又はろ胞性非ホジキンリンパ腫患者に、R-CHOPレジメン(本剤、シクロホスファミド水和物、ドキソルビシン塩酸塩、ビンクリスチン硫酸塩及びプレドニゾロンの併用)による寛解導入療法後、効果が認められた患者に本剤維持療法(375mg/m2を8週間隔で最大12回投与)を実施した。全解析対象集団は本試験に登録された62例であった5)。,寛解導入療法終了時の全解析対象集団における奏効率(95%信頼区間)は95.2%(86.5%、99.0%)であった。本試験登録日からのPFSについて、全解析対象集団における4年PFS率(95%信頼区間)は69.8%(55.9%、80.0%)であった5)。R-CHOPレジメンによる寛解導入療法の安全性評価症例62例中、副作用は98.4%に認められ、主な副作用は鼻咽頭炎等の感染症(48.4%)、悪心(46.8%)、倦怠感(43.5%)、食欲減退(40.3%)、口内炎(37.1%)、味覚異常(35.5%)、発熱(32.3%)、口腔咽頭不快感(27.4%)、嘔吐(25.8%)であった。主な臨床検査値異常は、白血球数減少(100%、2,000/μL未満の白血球減少82.3%)、好中球数減少(95.2%、1,000/μL未満の好中球減少90.3%)であった。維持療法が実施された58例中、副作用は86.2%に認められ、主な副作用は、鼻咽頭炎等の感染症(69.0%)であった。主な臨床検査値異常は、白血球減少(63.8%、2,000/μL未満の白血球減少5.2%)、好中球減少(58.6%、1,000/μL未満の好中球減少17.2%)であった5)。
未治療の非ホジキンリンパ腫患者(ろ胞性リンパ腫又はびまん性大細胞型B細胞リンパ腫)に、R-CHOPレジメン(本剤、シクロホスファミド水和物、ドキソルビシン塩酸塩、ビンクリスチン硫酸塩及びプレドニゾロンの併用)による寛解導入療法を実施した。第1サイクルは本剤の希釈濃度を4mg/mLとして投与し、Grade 3以上のinfusion reaction(NCI-CTCAEによる)及び臨床的に重篤な心疾患(Grade 3又は4の高血圧、心筋梗塞、急性冠動脈症候群又は心室性不整脈、及びNYHA分類グレードⅡ以上)が認められず、かつ投与前の末梢血リンパ球数が5,000/μLを超えない場合は、第2サイクル以降に本剤375mg/m2を全量として250mLに調製(希釈濃度は1~4mg/mL)して90分間で投与した。なお、本剤投与時は、R-CHOPレジメンに含まれる副腎皮質ホルモン剤の前投与を行った。主要評価項目である第2サイクルに本剤を90分間で投与した時のGrade 3以上のinfusion reactionの発現率は、0%(0/30例)であった。副次評価項目であるろ胞性リンパ腫患者及びびまん性大細胞型B細胞リンパ腫患者の奏効率(95%信頼区間)は、それぞれ100%(63.1%、100%)(8/8例)、91.7%(73.0%、99.0%)(22/24例)であった。安全性評価症例32例中、副作用は90.6%に認められ、主な副作用は、高血圧(15.6%)、そう痒症(15.6%)であった。主な臨床検査値異常は、好中球数減少(78.1%、1,000/μL未満の好中球減少78.1%)、白血球数減少(68.8%、2,000/μL未満の白血球減少68.8%)、発熱性好中球減少症(15.6%)であった5)。
未治療のろ胞性非ホジキンリンパ腫患者に、R-CHOPレジメン(本剤、シクロホスファミド水和物、ドキソルビシン塩酸塩、ビンクリスチン硫酸塩及びプレドニゾン(国内未承認)の併用)、R-CVPレジメン(本剤、シクロホスファミド水和物、ビンクリスチン硫酸塩及びプレドニゾン(国内未承認)の併用)又はR-FCMレジメン(本剤、フルダラビンリン酸エステル、シクロホスファミド水和物及びミトキサントロン塩酸塩の併用)による寛解導入療法後、効果が認められた患者に本剤維持療法(375mg/m2を8週間隔で最大12回投与)又は無治療観察を実施した。全解析対象集団は1,193例であった29)。,881例にR-CHOPレジメン、268例にR-CVPレジメン、44例にR-FCMレジメンが実施され、寛解導入療法終了時の奏効率(95%信頼区間)は、それぞれ92.8%(90.9%、94.5%)、84.7%(79.8%、88.8%)、75.0%(59.7%、86.8%)であった。維持療法について、治験責任医師判定によるPFSの結果は以下のとおりであった29)。
維持療法群(n=505)
無治療観察群(n=513)
中央値(95%信頼区間)
NE(NE、NE)
NE(34.5ヵ月、NE)
ハザード比(95%信頼区間)
0.50(0.39、0.64)
p値(log-rank検定)
p<0.0001
intent to treat解析
NE(not estimable:評価不能)
R-CHOPレジメン、R-CVPレジメン又はR-FCMレジメンによる寛解導入療法時の安全性評価症例1,193例において、重篤な副作用は、R-CHOPレジメン(881例)で16.7%、R-CVPレジメン(268例)で14.9%、R-FCMレジメン(44例)で29.5%に認められ、主に発熱性好中球減少症(2.1%)、薬物過敏症(1.2%)、肺炎(1.2%)、発熱(0.9%)、好中球減少症(0.8%)、注入に伴う反応(0.6%)及び便秘(0.6%)であった29)。維持療法群の安全性評価症例501例において、重篤な副作用、Grade 3以上の副作用又は本剤との因果関係が否定できないGrade 2以上の感染症のいずれかが29.3%に認められ、主に気管支炎(5.2%)、好中球減少症(3.4%)、上気道感染(3.4%)、副鼻腔炎(2.2%)、白血球減少症(1.6%)、口腔ヘルペス(1.4%)、尿路感染(1.4%)、感染(1.2%)及び肺炎(1.2%)であった29)。
再発又は難治性のろ胞性非ホジキンリンパ腫患者に、CHOPレジメン(シクロホスファミド水和物、ドキソルビシン塩酸塩、ビンクリスチン硫酸塩及びプレドニゾン(国内未承認)の併用)又はR-CHOPレジメンによる寛解導入療法を実施した。全解析対象集団は465例であった30)。,231例にCHOPレジメン、234例にR-CHOPレジメンが実施され、寛解導入療法終了時の奏効率は、それぞれ74.0%(95%信頼区間67.9%、79.6%)、87.2%(95%信頼区間82.2%、91.2%)であった。R-CHOPレジメンで奏効率が有意に高かった(p=0.0003、カイ二乗検定)30)。R-CHOPレジメンによる寛解導入療法時の安全性評価症例234例において、副作用は97.9%に認められた。CHOPレジメンと比較してR-CHOPレジメンで発現頻度が5%以上高かった副作用は、脱毛症(45.3%)、便秘(26.9%)、過敏症(17.5%)及び悪寒(7.7%)であった30)。維持療法又は無治療観察時の安全性評価症例332例において、副作用は維持療法群(166例)の73.5%で認められた。無治療観察群と比較し維持療法群で発現頻度が5%以上高かった副作用は、無力症(25.3%)、関節痛(9.0%)、咳嗽(7.8%)、口内炎(7.8%)及び上気道感染(6.0%)であった30)。
未治療の非ホジキンリンパ腫患者(ろ胞性リンパ腫又はびまん性大細胞型B細胞リンパ腫)に、R-CHOPレジメン(本剤、シクロホスファミド水和物、ドキソルビシン塩酸塩、ビンクリスチン硫酸塩及びプレドニゾン(国内未承認)の併用)又はR-CVPレジメン(本剤、シクロホスファミド水和物、ビンクリスチン硫酸塩及びプレドニゾン(国内未承認)の併用)による寛解導入療法を実施した。第1サイクルは本剤の希釈濃度を1~4mg/mLとして投与し、第1サイクルにおいて、Grade 3以上のinfusion reaction(NCI-CTCAEによる)が認められず、初回投与時に、併用化学療法に含まれる以外の副腎皮質ホルモン剤を前投薬として用いていない場合で、かつ投与前の末梢血リンパ球数が5,000/μLを超えない場合は、第2サイクル以降に本剤(希釈濃度は1~4mg/mL)を90分間で投与した。なお、90分間投与時は、R-CHOPレジメン又はR-CVPレジメンに含まれる副腎皮質ホルモン剤の前投与を行った。主要評価項目である第2サイクルに本剤を90分間で投与した時のGrade 3又は4のinfusion reactionの発現率(95%信頼区間)は、1.1%(0.3%、2.8%)(4/363例)であった。安全性評価症例425例中、副作用は51.8%に認められ、主な副作用は、疲労(12.0%)、悪心(9.9%)、悪寒(6.6%)、そう痒症(5.4%)であった5)。
未治療のCD20陽性慢性リンパ性白血病患者に、FCRレジメン(本剤、フルダラビンリン酸エステル、シクロホスファミド水和物)を実施した。全解析対象集団は本試験に登録された7例であった。治験期間中の全奏効率(95%信頼区間)は71.4%(29.0%、96.3%)であった31)。安全性評価症例7例において、副作用は全例に認められ、主な副作用は悪心(28.6%)、発熱(28.6%)、鼻咽頭炎(28.6%)、低血圧(28.6%)、低酸素症(28.6%)、斑状丘疹状皮疹(28.6%)であった。臨床検査値異常は白血球数減少(85.7%、2,000/μL未満の白血球減少85.7%)、好中球数減少(85.7%、1,000/μL未満の好中球減少85.7%)、血小板数減少(85.7%)、ヘモグロビン減少(71.4%)、赤血球数減少(42.9%)等であった32)。
未治療のCD20陽性慢性リンパ性白血病患者に、FCレジメン(フルダラビンリン酸エステル、シクロホスファミド水和物)又はFCRレジメン(本剤、フルダラビンリン酸エステル、シクロホスファミド水和物)を実施した。全解析対象集団は810例であった。主要評価項目である治験責任医師判定によるPFSの結果は以下のとおりであった31),33)。
FCレジメン群(n=407)
FCRレジメン群(n=403)
981日(835日、1,069日)
1,212日(1,098日、NE)
0.56(0.43、0.72)
p値(log-rank検定)(有意水準両側0.016)
安全性評価症例800例において、Grade 3又は4の副作用はFCRレジメン群(402例)の70.9%に認められた。FCレジメン群(398例)と比較してFCRレジメン群で発現頻度が2%以上高かったGrade 3又は4の副作用は、好中球減少症(30.3%)、白血球減少症(23.1%)、発熱性好中球減少症(9.0%)であった33)。
再発又は難治性のCD20陽性慢性リンパ性白血病患者に、FCレジメン(フルダラビンリン酸エステル、シクロホスファミド水和物)又はFCRレジメン(本剤、フルダラビンリン酸エステル、シクロホスファミド水和物)を実施した。全解析対象集団は552例であった。主要評価項目である治験責任医師判定によるPFSの結果は以下のとおりであった31),34)。
FCレジメン群(n=276)
FCRレジメン群(n=276)
627日(550日、731日)
932日(792日、1,161日)
0.65(0.51、0.82)
p値(log-rank検定)(有意水準両側0.045)
p=0.0002
安全性評価症例546例において、副作用はFCRレジメン群(274例)の95.6%に認められた。FCレジメン群(272例)と比較してFCRレジメン群で発現頻度が3%以上高かった副作用は、悪心(38.7%)、発熱(20.1%)、悪寒(15.0%)、下痢(9.9%)、便秘(9.9%)、低血圧(7.3%)、食欲減退(7.3%)、そう痒症(5.8%)、蕁麻疹(4.4%)であった34)。
多発血管炎性肉芽腫症又は顕微鏡的多発血管炎の初発例又は再発例を対象として、「大量副腎皮質ホルモン剤注11)と本剤375mg/m2を1週間間隔で4回投与する併用療法」(リツキシマブ群)と「大量副腎皮質ホルモン剤注11)とシクロホスファミド水和物の併用療法」(シクロホスファミド群)との非劣性第Ⅲ相試験における有効性は以下のとおりであった35)。
リツキシマブ群(n=99)
シクロホスファミド群(n=98)
2群間の有効率の差(リツキシマブ群-シクロホスファミド群)
完全寛解率注12)(95%信頼区間)
64%(54%、73%)
53%(43%、63%)
11%注13)(-3%、24%)
18歳未満で特発性ネフローゼ症候群を発症した難治性に至っていないネフローゼ症候群(頻回再発型あるいはステロイド依存性を示す場合)の患者に、本剤375mg/m2(最大量500mg/回)(リツキシマブ群)又はプラセボ(プラセボ群)を1週間間隔で2回投与した二重盲検プラセボ対照無作為化比較試験での有効性は以下のとおりであった36)。
リツキシマブ群(18例)
プラセボ群(22例)
無再発期間の中央値(95%信頼区間)
285.0日(173.0日、NE)
80.5日(66.0日、100.0日)
再発のハザード比(95%信頼区間)注14)
0.266(0.120、0.592)
p値注15)(有意水準両側0.05)
p=0.0006
full analysis set解析NE(not estimable:評価不能)
安全性評価症例37例中、副作用は89.2%に認められ、主な副作用は、咳嗽(18.9%)、口腔咽頭不快感(16.2%)、蕁麻疹(13.5%)であり、臨床検査値異常は、好中球数減少(8.1%)、好酸球数増加(8.1%)であった。また、infusion reactionは67.6%に認められた37)。
18歳未満で特発性ネフローゼ症候群を発症した3歳以上の難治性のネフローゼ症候群(頻回再発型あるいはステロイド依存性を示す場合)の患者に、本剤1回量375mg/m2(最大量500mg/回)(リツキシマブ群)又はプラセボ(プラセボ群)を1週間間隔で4回投与注16)した二重盲検プラセボ対照無作為化比較試験での有効性(中間解析時)は以下のとおりであった38),39)。
リツキシマブ群(21例)
プラセボ群(21例)
無再発期間注17)の中央値(95%信頼区間)
234日(170日、358日)
100日(76日、156日)
再発のハザード比(95%信頼区間)注18)
0.1917(0.0728、0.5043)
p値注19)(有意水準片側0.0025)
p=0.00015
full analysis set解析
安全性評価症例54例中、副作用は全例に認められ、主な副作用は上気道感染等の感染症(90.7%)、結膜炎(22.2%)、血圧上昇(22.2%)であり、主な臨床検査値異常は、CRP上昇(40.7%)、ALT上昇(25.9%)、好酸球増多(20.4%)であった。また、infusion reactionは63.0%に認められた40)。
18歳未満で特発性ネフローゼ症候群を発症した、ステロイドパルス療法と免疫抑制剤(シクロスポリン等)では寛解導入できない難治性のネフローゼ症候群(ステロイド抵抗性を示す場合)の患者に、ステロイドパルス療法併用下注20)で、本剤1回量375mg/m2(最大量500mg/回)を1週間間隔で4回投与した非盲検非対照試験注21)での有効性は以下のとおりであった41)。
例数
Day 169時注22)に尿蛋白クレアチニン比のベースラインからの減少率が50%以上の割合(95%信頼区間)
83.3%(43.6%、97.0%)
Wilsonのスコア法に基づく信頼区間
安全性評価症例6例中、副作用は5例に認められ、主な副作用は、呼吸困難(33.3%)、口腔咽頭不快感(33.3%)であった。また、infusion reactionは83.3%に認められた42)。
mRSSによる皮膚硬化の重症度が2(moderate)以上の全身性強皮症患者(%VC60%未満又は%DLco40%未満の十分な呼吸機能上の予備能のない患者、肺高血圧症を合併する患者、腎クリーゼ等の全身性強皮症に伴う重篤な合併症を有する患者、著しい心疾患等を有する患者は除外)を対象に、本剤1回量375mg/m2(リツキシマブ群)又はプラセボ(プラセボ群)を1週間間隔で4回投与(第1クール)し注23)、24週間後に両群共に本剤1回量375mg/m2を1週間間隔で4回投与(第2クール)した二重盲検プラセボ対照無作為化比較試験注24)、注25)において、有効性の主要評価項目である投与24週時のmRSSのベースラインからの変化量は以下のとおりであった43)。
リツキシマブ群
プラセボ群
ベースライン
14.4±3.7(28)
15.7±5.5(26)
投与24週時
8.3±4.0(27)
18.2±8.7(22)
ベースラインからの変化量注26)
-6.3±0.9
2.1±0.9
プラセボ群との差注26)[95%信頼区間]p値注26)、注27)
-8.4[-11.0, -5.9]<0.001
full analysis set解析mRSS(modified Rodnan Total Skin Thickness Score)平均値±標準偏差(例数)、ベースラインからの変化量:最小二乗平均値±標準誤差
第1クールの安全性評価症例28例中、副作用は21例に認められ、主な副作用は上咽頭炎(39.3%)、CRP上昇(10.7%)、好中球数減少(10.7%)、白血球数減少(10.7%)であった。第2クールのリツキシマブ群の安全性評価症例26例中、副作用は14例に認められ、主な副作用は上咽頭炎(42.3%)であった。第1クールのプラセボ群で第2クールに本剤を投与した安全性評価症例20例中、副作用は12例に認められ、主な副作用は上咽頭炎(40.0%)であった。また、infusion reactionは1例に認められた44),45)。
経口プレドニゾロン治療中に、再燃注28)のため経口プレドニゾロン10mg/日への減量が困難な難治性の尋常性天疱瘡及び落葉状天疱瘡の患者注29)に、プレドニゾロン併用下注30)で本剤1回1,000mgを2週間間隔で2回投与した非盲検非対照試験において、有効性の主要評価項目である、本剤投与開始24週時に完全寛解又は部分寛解注31)を達成した被験者の割合(寛解率)は以下のとおりであった46)。
リツキシマブ群(20例)
投与24週時の寛解率注34)(95%信頼区間)
75.0%(50.9%、91.3%)
full analysis set解析Clopper-Pearson法により信頼区間を算出
安全性評価症例20例中、副作用は25.0%に認められ、発現した副作用は動悸(5.0%)、発熱(5.0%)、低γグロブリン血症(5.0%)、肺炎(5.0%)であった。臨床検査値異常は、γ-グルタミルトランスフェラーゼ増加(5.0%)、免疫グロブリン減少(5.0%)であった。また、infusion reactionは5.0%に認められた47)。
プレドニゾン(国内未承認)60~120mg/日又は1.0~1.5mg/kg/日相当量の経口ステロイド投与を必要とする、中等症から重症の尋常性天疱瘡患者注35)を対象として、経口ステロイド併用下注36)で、「本剤注37)+ミコフェノール酸 モフェチルプラセボの併用療法」(リツキシマブ群)と「本剤プラセボ注37)+ミコフェノール酸 モフェチル(国内未承認)の併用療法」(ミコフェノール酸 モフェチル群)を比較した二重盲検実薬対照比較試験において、有効性の主要評価項目である、本剤投与開始52週までに治療失敗に該当せず完全寛解持続注38)を達成した被験者の割合(完全寛解持続達成率)は以下のとおりであった48)。
リツキシマブ群(62例)
ミコフェノール酸 モフェチル群(63例)
投与開始52週までの完全寛解持続達成率注39)
40.3%
9.5%
ミコフェノール酸 モフェチル群との差注40)(95%信頼区間)p値注41)
30.80%(14.70%, 45.15%)p<0.0001
modified intent to treat解析注42)
安全性評価症例135例中、リツキシマブ群67例では、副作用は47.8%に認められ、主な副作用は頭痛(6.0%)、上気道感染(4.5%)、疲労(4.5%)であった。また、infusion reactionは20.9%に認められた49)。
抗アクアポリン4抗体陽性(過去に陽性だった患者を含む)の視神経脊髄炎又は視神経脊髄炎スペクトラム障害の患者を対象に、経口プレドニゾロン併用下注43)で、本剤1回量375mg/m2(リツキシマブ群)又はプラセボ(プラセボ群)を1週間間隔で4回投与し、24週後及び48週後に維持治療として本剤1回量1,000mg/body(リツキシマブ群)又はプラセボ(プラセボ群)を2週間間隔で2回投与した二重盲検プラセボ対照無作為化比較試験での有効性は以下のとおりであった50),51)。
リツキシマブ群(19例)
プラセボ群(19例)
72週時点の累積無再発率
100%
63.2%
再発までの週数(平均値±標準偏差)
NE
38.4±19.6
p=0.0058
安全性評価症例19例中、副作用は89.5%に認められ、主な副作用は上咽頭炎(26.3%)であった。また、infusion reactionは36.8%に認められた51)。
ABO血液型不適合腎移植前の脱感作療法注44)で、本剤1回量375mg/m2を移植術14日前及び1日前に投与した後に移植が行われた適格症例17例の有効性は以下のとおりであった52)。
移植4週後の抗A抗B抗体関連型拒絶反応無発現率注45)(95%信頼区間)
移植48週後の腎生着率(95%信頼区間)
移植48週後の生存率(95%信頼区間)
17
100%(80.5%、100%)
per protocol set解析
安全性評価症例20例中、副作用は90.0%に認められた。主な副作用は、発熱(40.0%)、サイトメガロウイルス感染(25.0%)であった。主な臨床検査値異常は、免疫グロブリンM減少(85.0%)、免疫グロブリンG減少(85.0%)、白血球減少(60.0%、2,000/μL未満の白血球減少15.0%)、免疫グロブリンA減少(55.0%)、好中球減少(40.0%、1,000/μL未満の好中球減少25.0%)であった。また、infusion reactionは65.0%に認められた53),54)。
抗体関連型拒絶反応の抑制として、抗ドナー抗体陽性、抗HLA抗体陽性の生体腎移植前の脱感作療法注46)で、本剤1回量375mg/m2を移植術14日前及び1日前に2回投与、又は本剤1回量375mg/m2を移植術14日前に1回投与した後に移植が行われた非盲検非対照試験での有効性は以下のとおりであった55)。
移植24週後時点の腎生着率注47)(95%信用区間)
移植48週後の抗体関連型拒絶反応無発現率注48)(95%信頼区間)
24
90.8%注49)(81.3%、95.6%)
81.8%注50)(59.7%、94.8%)
91.7%注51)(73.0%、99.0%)
100%(85.8%、100%)
安全性評価症例24例中、副作用は75.0%に認められた。主な副作用は、尿路感染(25.0%)、下痢(16.7%)、嘔吐(12.5%)、貧血(12.5%)であり、主な臨床検査値異常は、白血球数減少(16.7%)、サイトメガロウイルス検査陽性(12.5%)、好中球数減少(8.3%)であった。また、infusion reactionは20.8%に認められた58)。
肝移植、心移植、肺移植、膵移植、小腸移植における抗ドナー抗体陽性、抗HLA抗体陽性患者を対象とした臨床研究において、肝移植、心移植、膵腎同時移植の患者9例が登録され、本剤375mg/m2注52)、500mg/回を1回注52)、又は本剤500mg/回と150mg/回注52)を2回、免疫抑制剤等と併用して投与する脱感作療法を実施した場合、移植を実施せず評価不能の1例と移植待機中のため移植を実施しなかった1例を除く7例(77.8%)で、移植後の6ヵ月間に抗体関連型拒絶反応を認めなかった。なお、移植待機中のため移植を実施しなかった1例では、抗HLA抗体の低下を認めた59)。9例中、副作用は66.7%に認められた。主な副作用は、サイトメガロウイルス血症(44.4%)、白血球数減少(22.2%)、尿路感染症(22.2%)であった59)。
ABO血液型不適合肝移植成人患者33例において、移植前に本剤375mg/m2注53)、500mg/回注53)、300mg/回注53)又は100mg/回注53)を、1回又は2回投与した1年時点の抗体関連型拒絶反応無発現率は91%、1年時点の生存率は82%であった。また、国内のABO血液型不適合肝移植小児患者4例では、移植前に本剤375mg/m2を1回又は100mg/m2注53)を2回投与し、観察期間注54)における抗体関連型拒絶反応無発現率及び生存率はそれぞれ100%であった60)。安全性評価症例37例中、副作用は51.4%に認められた。主な副作用は、CMVアンチゲネミア陽性(29.7%)、発熱(16.2%)、細菌感染症(16.2%)、ほてり(8.1%)、全身倦怠感(虚脱感、無力感)(8.1%)、血小板減少(8.1%)、ウイルス感染症(8.1%)であった60)。
移植前に抗ドナー抗体を認めた肝移植成人患者45例及び小児患者2例において、移植前に本剤287±159mg(375mg/m2注55)、100mg/m2注55)、50mg/m2注55)、500mg/回注55)、300mg/回注55))を免疫抑制剤等と併用して投与した脱感作療法を実施し、抗体関連型拒絶反応が13%で認められ、1ヵ月後、3ヵ月後、12ヵ月後の累積抗体関連型拒絶反応発現率は、11%、13%、13%であった。成人45例における1年後、3年後、5年後の生着率が85%、83%、83%であり、1年後、3年後、5年後の生存率が81%、77%、74%であった。小児2例で廃絶、死亡は認めなかった61)。成人45例において、移植前に10例、移植後に24例に有害事象を認め、移植前の主な副作用は、infusion reactionであり、移植後の主な副作用は、サイトメガロウイルス血症、尿路感染症、サイトメガロウイルス感染症、白血球数減少(好中球数減少)であった。また、infusion reactionは成人患者の4.4%に認められた61)。
腎移植後の抗体関連型拒絶反応に対して本剤1回量375mg/m2を1回又は2回投与を含む治療注56)を実施した非盲検非対照試験での有効性は以下のとおりであった62)。
本剤投与1ヵ月後の血清クレアチニン値の改善率注57)(95%信頼区間)
25
76.0%(54.9%、90.6%)
安全性評価症例28例中、副作用は57.1%に認められた。主な副作用は、口腔咽頭不快感(25.0%)、上咽頭炎(10.7%)であり、臨床検査値異常は、血圧低下(3.6%)、血中アルカリホスファターゼ増加(3.6%)、白血球数減少(3.6%)、好中球数減少(3.6%)であった。また、infusion reactionは32.1%に認められた63)。
肝移植、心移植、肺移植、膵移植、小腸移植後に抗体関連型拒絶反応と診断された患者を対象とした臨床研究において、肝移植、心移植、肺移植の患者5例が登録され、本剤375mg/m2注58)、600mg/回注58)、660mg/回注58)を1回、免疫抑制剤等と併用して投与した場合、移植後の6ヵ月間において、抗体の陰性化と臨床所見の改善を認めた患者が1例(20%)、抗体の増加と臨床症状の悪化を認めなかった患者が3例(60%)、短期的に臨床所見の改善を認めたが、抗体関連型拒絶反応が再発した患者が1例(20%)であった59)。5例中、副作用は60.0%に認められた。主な副作用は、サイトメガロウイルス血症(40.0%)であった59)。
肝移植において、成人8例に本剤50mg/m2から323mg/m2注59)を1回又は132mg/m2注59)を2回、小児5例に本剤50mg/m2又は200mg/m2注59)を1回又は2回投与し成人4例と小児2例で抗体関連型拒絶反応の改善を認め、成人4例と小児4例で生存(期間12日から7343日)を認めた64)。心移植において、成人3例に本剤372mg/m2注59)を1回、368mg/m2又は383mg/m2注59)を2回投与し、小児1例に375mg/m2注59)を1回投与し、4例で5件の抗体関連型拒絶反応の改善を認め、4例で生着(期間121日から4599日)、3例で生存(期間121日から4599日)を認めた65)。肺移植において、成人13例に本剤348mg/m2から377mg/m2注59)を1回又は2回、小児1例に375mg/m2注59)を1回投与し、治療3ヵ月以内の改善を8例で認め、3例で生着(期間27日から1727日)、4例で生存(期間27日から1727日)を認めた66)。膵移植において、成人4例に本剤50mg/m2又は200mg/回注59)を1回投与し、1例で生着(期間45日から1284日)、4例で生存(期間1114日から2966日)を認めた67)。副作用は、肝移植の46.2%、心移植の75.0%、肺移植の57.1%、膵移植の50.0%で認め、infusion reaction、感染症、サイトメガロウイルス検査陽性、血小板数減少、血中ビリルビン増加、白血球数減少、好中球数減少、肺炎、貧血等であった64),65),66),67)。
本剤は、pre-B細胞と成熟B細胞の細胞表面に存在するCD20抗原に特異的に結合することで、補体依存性細胞傷害作用(CDC)及び抗体依存性細胞介在性細胞傷害作用(ADCC)により、B細胞を傷害する8)。
本剤はヒト補体の存在下、2.2μg/mLの濃度でSB細胞(ヒト由来CD20陽性細胞)の50%を溶解したが、HSB細胞(ヒト由来CD20陰性細胞)は溶解せず、CD20抗原を有する細胞に対して補体依存性細胞傷害作用を有することが確認された。また、ヒト補体存在下、造血幹細胞(CD34陽性細胞)のコロニー形成能に影響しなかった68)。
本剤はヒトエフェクター細胞の存在下、3.9μg/mLの濃度でSB細胞の50%を溶解したが、HSB細胞は溶解せず、CD20抗原を有する細胞に対して抗体依存性細胞介在性細胞傷害作用を有することが確認された68)。
IDEC-2B8(リツキシマブと同一のCD20抗原認識部位(可変部領域)を有するマウス型CD20モノクローナル抗体)は、既存の抗CD20抗体であるB1のヒトCD20抗原に対する結合を濃度依存的に阻害し、そのIC50(50%阻害濃度)値はB1、Leu16(抗ヒトCD20抗体)の1/2~1/3と、ヒトCD20抗原に対して強い抗原特異的結合能を示した。この強い抗原特異的結合能は、本剤(マウス-ヒトキメラ型抗体)でも維持されていた69)。
本剤は、ヒト末梢血Bリンパ球やヒト低悪性度Bリンパ腫細胞と特異的に結合し、他の免疫系細胞とは反応しなかった70)。
カニクイザルに週1回4週間及び4日間連日静注投与した結果、末梢血液、骨髄及びリンパ節中のBリンパ球は著明に減少した。なお、Tリンパ球には変化を認めなかった68)。
成人ヒト正常組織の凍結切片との交叉反応性を調べた結果、本剤が反応性を示したのは、リンパ節、骨髄、末梢血細胞、扁桃、脾臓のみで、これ以外の非リンパ系組織とは反応しなかった71)。
リツキシマブ(遺伝子組換え)Rituximab(Genetical Recombination)(JAN)
144,510 Da(daltons)
ヒトBリンパ球表面に存在する分化抗原CD20(リンタンパク質)に結合するモノクローナル抗体で、CD20抗原の認識部位(可変部領域)がマウス由来、それ以外の部分(定常部領域)がヒト由来(IgG1κ)のマウス-ヒトキメラ型抗体であり、1,328個のアミノ酸から構成されている。
外箱開封後は遮光して保存すること。
10mL×1バイアル
50mL×1バイアル
1) 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議 公知申請への該当性に係る報告書:リツキシマブ(遺伝子組換え)(免疫抑制状態下のCD20陽性のB細胞性リンパ増殖性疾患(成人))
2) 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議 公知申請への該当性に係る報告書:リツキシマブ(遺伝子組換え)(免疫抑制状態下のCD20陽性のB細胞性リンパ増殖性疾患(小児))
3) Krysko KM, et al.:Neurol Neuroimmunol Neuroinflamm. 2020;7(1):e637
4) Igarashi T, et al.:Ann. Oncol. 2002;13:928-943
5) 「IDEC-C2B8 CD20陽性のB細胞性非ホジキンリンパ腫国内臨床試験及び海外臨床試験の概要」(社内資料)
6) Igarashi T, et al.:Int. J. Hematol. 2001;73:213-221
7) Tobinai K, et al.:Ann. Oncol. 1998;9:527-534
8) 米国添付文書 2001
9) 「IDEC-C2B8 CD20陽性の慢性リンパ性白血病国内臨床試験及び海外臨床試験の概要」(承認年月日:2019年3月26日、CTD 2.5.3.3.2)
10) 「IDEC-C2B8難治性のネフローゼ症候群(頻回再発型あるいはステロイド依存性を示す場合)国内臨床試験の概要」(承認年月日:2014年8月29日、CTD 2.5.3.3.2)
11) **「IDEC-C2B8ネフローゼ症候群(頻回再発型あるいはステロイド依存性を示す場合)国内臨床試験の概要(ヒト抗キメラ抗体)」(社内資料)
12) 「IDEC-C2B8難治性のネフローゼ症候群(ステロイド抵抗性を示す場合)国内臨床試験の概要(ヒト抗キメラ抗体)」(社内資料)
13) 「IDEC-C2B8全身性強皮症国内臨床試験の概要」(承認年月日:2021年9月27日、CTD 2.7.2.2.3)
14) 「IDEC-C2B8難治性天疱瘡(腫瘍随伴性天疱瘡を除く)国内臨床試験の概要」(承認年月日:2021年12月24日、CTD 2.5.3.3.2)
15) 「IDEC-C2B8視神経脊髄炎スペクトラム障害の再発予防国内臨床試験の概要」(承認年月日:2022年6月20日、CTD 2.5.3.3.3)
16) 「IDEC-C2B8 ABO血液型不適合腎移植国内臨床試験の概要」(承認年月日:2016年2月29日、CTD 2.5.3.3.2)
17) 「抗ドナー抗体陽性、抗HLA抗体陽性の生体腎移植の抗体関連型拒絶反応抑制国内臨床試験の概要」(承認年月日:2023年12月22日、CTD 2.5.3.3.2)
18) Alasfoor K, et al.:Ann. Hematol. 2009;88:239-243
19) 「CD20陽性のB細胞性非ホジキンリンパ腫におけるIDEC-C2B8薬物動態」(社内資料)
20) 「CD20陽性の慢性リンパ性白血病におけるIDEC-C2B8薬物動態」(承認年月日:2019年3月26日、CTD 2.7.2.2)
21) **「IDEC-C2B8ネフローゼ症候群(頻回再発型あるいはステロイド依存性を示す場合)国内臨床試験の概要(薬物動態)」(社内資料)
22) 「IDEC-C2B8難治性のネフローゼ症候群(頻回再発型あるいはステロイド依存性を示す場合)国内臨床試験の概要」(承認年月日:2014年8月29日、CTD 2.7.2.2.2.2.1)
23) 「IDEC-C2B8難治性のネフローゼ症候群(ステロイド抵抗性を示す場合)国内臨床試験の概要(薬物動態)」(社内資料)
24) 「IDEC-C2B8全身性強皮症国内臨床試験の概要」(承認年月日:2021年9月27日、CTD 2.7.2.2.1)
25) 「IDEC-C2B8難治性天疱瘡(腫瘍随伴性天疱瘡を除く)国内臨床試験の概要」(承認年月日:2021年12月24日、CTD 2.7.2.2.2)
26) 「ABO血液型不適合腎移植におけるIDEC-C2B8薬物動態」(承認年月日:2016年2月29日、CTD 2.5.3.2)
27) 「抗ドナー抗体陽性、抗HLA抗体陽性の生体腎移植の抗体関連型拒絶反応抑制におけるIDEC-C2B8薬物動態」(承認年月日:2023年12月22日、CTD 2.7.2.2.1)
28) 「IDEC-C2B8単回投与時の薬物動態と腫瘍移行性」(承認年月日:2001年6月20日、申請資料概要 ヘ. 吸収、分布、代謝、排泄)
29) 「IDEC-C2B8未治療CD20陽性のろ胞性非ホジキンリンパ腫に対する維持療法の海外臨床試験の概要」(社内資料)
30) 「IDEC-C2B8再発又は難治性のろ胞性非ホジキンリンパ腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用の海外臨床試験の概要」(社内資料)
31) 「IDEC-C2B8 CD20陽性の慢性リンパ性白血病国内臨床試験及び海外臨床試験の概要」(承認年月日:2019年3月26日、CTD 2.5.4.3)
32) 「IDEC-C2B8未治療CD20陽性の慢性リンパ性白血病国内臨床試験の概要」(社内資料)
33) 「IDEC-C2B8未治療CD20陽性の慢性リンパ性白血病海外臨床試験の概要」(社内資料)
34) 「IDEC-C2B8再発又は難治性のCD20陽性の慢性リンパ性白血病海外臨床試験の概要」(社内資料)
35) Stone J. et al.:N. Engl. J. Med. 2010;363:221-232
36) **「IDEC-C2B8ネフローゼ症候群(頻回再発型あるいはステロイド依存性を示す場合)国内臨床試験の概要(有効性)」(社内資料)
37) **「IDEC-C2B8ネフローゼ症候群(頻回再発型あるいはステロイド依存性を示す場合)国内臨床試験の概要(安全性)」(社内資料)
38) 「IDEC-C2B8難治性のネフローゼ症候群(頻回再発型あるいはステロイド依存性を示す場合)国内臨床試験の概要」(承認年月日:2014年8月29日、CTD 2.5.4.3.4)
39) 「IDEC-C2B8難治性のネフローゼ症候群(頻回再発型あるいはステロイド依存性を示す場合)国内臨床試験(RCRNS-01試験:中間解析)の概要」(社内資料)
40) 「IDEC-C2B8難治性のネフローゼ症候群(頻回再発型あるいはステロイド依存性を示す場合)国内臨床試験の概要」(承認年月日:2014年8月29日、CTD 2.7.4.2.1)
41) 「IDEC-C2B8難治性のネフローゼ症候群(ステロイド抵抗性を示す場合)国内臨床試験の概要(有効性)」(社内資料)
42) 「IDEC-C2B8難治性のネフローゼ症候群(ステロイド抵抗性を示す場合)国内臨床試験の概要(安全性)」(社内資料)
43) 「IDEC-C2B8全身性強皮症国内臨床試験の概要」(社内資料)
44) 「IDEC-C2B8全身性強皮症国内臨床試験の概要」(承認年月日:2021年9月27日、CTD 2.5.5.2.2)
45) 「IDEC-C2B8全身性強皮症国内臨床試験の概要」(承認年月日:2021年9月27日、CTD 2.5.5.3.1)
46) 「IDEC-C2B8難治性天疱瘡(腫瘍随伴性天疱瘡を除く)国内臨床試験の概要」(承認年月日:2021年12月24日、CTD 2.7.3.3.2.2)
47) 「IDEC-C2B8難治性天疱瘡(腫瘍随伴性天疱瘡を除く)国内臨床試験の概要」(承認年月日:2021年12月24日、CTD 2.7.4.2.1.1)
48) 「IDEC-C2B8尋常性天疱瘡海外臨床試験の概要」(承認年月日:2021年12月24日、CTD 2.7.3.3.2.1)
49) 「IDEC-C2B8尋常性天疱瘡海外臨床試験の概要」(承認年月日:2021年12月24日、CTD 2.7.4.2.1.1)
50) 「IDEC-C2B8視神経脊髄炎スペクトラム障害の再発予防国内臨床試験の概要」(承認年月日:2022年6月20日、CTD 2.7.3.3.2)
51) 「IDEC-C2B8視神経脊髄炎スペクトラム障害の再発予防国内臨床試験の概要」(社内資料)
52) 「IDEC-C2B8 ABO血液型不適合腎移植国内臨床試験の概要」(承認年月日:2016年2月29日、CTD 2.7.3.2.1)
53) 「IDEC-C2B8 ABO血液型不適合腎移植国内臨床試験の概要」(承認年月日:2016年2月29日、CTD 2.7.4.2.1)
54) 「IDEC-C2B8 ABO血液型不適合腎移植国内臨床試験の概要」(承認年月日:2016年2月29日、CTD 2.7.4.3.1)
55) 「抗ドナー抗体陽性、抗HLA抗体陽性の生体腎移植の抗体関連型拒絶反応抑制国内臨床試験の概要」(承認年月日:2023年12月22日、CTD 2.7.3.2)
56) Lefaucheur C, et al.:Am J Transplant. 2008;8:324-331
57) Haas M, et al.:Am J Transplant. 2018;18:293-307
58) 「抗ドナー抗体陽性、抗HLA抗体陽性の生体腎移植の抗体関連型拒絶反応抑制国内臨床試験の概要」(承認年月日:2023年12月22日、CTD 2.7.4.2)
59) 江川ら.:移植. 2023;58:43-57
60) 江川ら.:移植. 2015;50:62-77
61) Akamatsu N, et al.:Transplant Direct. 2021;7:e729
62) 「腎移植の抗体関連型拒絶反応治療国内臨床試験の概要」(承認年月日:2023年12月22日、CTD 2.7.3.2)
63) 「腎移植の抗体関連型拒絶反応治療国内臨床試験の概要」(承認年月日:2023年12月22日、CTD 2.7.4.2)
64) Sakamoto S, et al.:Hepatol Res. 2021;51:990-999
65) 縄田ら.:移植. 2021;56:43-52
66) 芳川ら.:移植. 2021;56:53-68
67) 伊藤ら.:移植. 2021;56:35-42
68) Reff ME, et al.:Blood. 1994;83:435-445
69) 「マウス抗体IDEC-2B8のヒトCD20に対する結合特異性」(社内資料)
70) 「マウス-ヒトキメラ抗体IDEC-C2B8のヒト末梢血中Bリンパ球及びヒト原発性Bリンパ腫細胞に対する結合特異性」(社内資料)
71) 「ヒト正常組織との交叉反応性試験」(承認年月日:2001年6月20日、申請資料概要 ニ. 毒性)
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