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鼓膜穿孔のある患者[症状を増悪させるおそれがある。]
耳垢の除去
通常綿棒等で外耳へ塗布して使用する。除去困難な場合は数滴点耳後5分~20分後に微温湯(37℃)にて洗浄を行う。高度の耳垢栓塞の場合は1日3回、1~2日連続点耳後、微温湯(37℃)洗浄を行う。
症状を増悪させるおそれがある。
頻度不明
投与部位
瘙痒感、外耳道発赤、疼痛、皮膚炎、かぶれ
本剤は耳科用のため、眼科用には使用しないこと。
健康成人20例を対象として、片耳ずつに本剤又は生理食塩水を割付け、それぞれ0.5mLを1日3回点耳するランダム化非盲検試験を実施した。本剤7例、生理食塩水2例に外耳道皮膚所見の変動が認められたが、炎症等の臨床的所見はなく、聴力検査もすべて正常であり、皮膚刺激性における安全性が確認された1)。副作用は、皮膚刺激5%(1/20例)であった1)。
ジオクチルソジウムスルホサクシネート製剤は耳垢水であり、外耳道内の皮膚表面にある耳垢に直接作用し、薬液の浸透、軟化を促進させる2),3)。
ジオクチルソジウムスルホサクシネートは界面活性剤であり、本剤は水と比べ、著明な表面張力低下能を示した4)。
ヒト耳垢に対し、37℃で15分間、30分間及び60分間後における経時的な溶解性が認められた5)。
ジオクチルソジウムスルホサクシネート(Dioctyl Sodium Sulfosuccinate)(JAN)
Sodium 1,4-bis(2-ethylhexyl)sulfosuccinate
C20H37NaO7S
444.56
白色のろう状又は樹脂状物質で、オクチルアルコールようの特異なにおいがある。エーテルに極めて溶けやすく、エタノール又はクロロホルムに溶けやすく、水又はメタノールにやや溶けにくい。吸湿性である。
10mL×10[プラスチック瓶]
1) 社内資料:臨床試験(安全性試験)
2) Seth R. Schwartz et al.:Otolaryngology–Head and Neck Surgery. 2017;156(1S):S1–S29
3) Chemist and Druggist. 1967;250
4) 社内資料:薬理試験(表面張力低下能試験)
5) 社内資料:薬理試験(可溶化能試験)
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