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妊娠3ヵ月以内又は妊娠を希望する女性へのビタミンA5,000IU/日以上の投与(ビタミンA欠乏症の女性は除く)
本剤に含まれるビタミン類の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦など)効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
通常成人1日1~2gを経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
適切な治療を行うこと。血液状態は改善するが、神経症状に効果がない。なお、診断の確立していない悪性貧血の患者の場合、血液状態の改善により悪性貧血を隠蔽し、診断及び治療に影響を与えるので注意すること。
ビタミンA欠乏症の治療に用いる場合を除いて本剤を投与しないこと。なお、ビタミンAの補給を目的として本剤を用いる場合は食品などからの摂取量に注意し、本剤による投与は5,000IU/日未満に留めるなど必要な注意を行うこと。外国において、妊娠前3ヵ月から妊娠初期3ヵ月までにビタミンAを10,000IU/日以上摂取した女性から出生した児に、頭蓋神経堤などを中心とする奇形発現の増加が推定されたとする疫学調査結果がある。,
大量投与を避けること。ビタミンDの大量投与により胎児障害を起こすとの報告がある。
頻度不明
脳神経系
大泉門膨隆注1)、神経過敏注1)、頭痛注1)
消化器
食欲不振注1),注2)、嘔吐注1)、口渇注2)、便秘注2)
肝臓
肝腫大注1)
泌尿器
多尿注2)
皮膚
脱毛注1)、そう痒感注1)
過敏症
発疹、紅斑、そう痒感等
その他
体重増加停止注1)、四肢痛注1)、体重減少注2)、発熱注2)
ビタミンB2により、尿を黄変させ、臨床検査値に影響を与えることがある。
本剤はアルカリ剤、吸湿性薬剤と配合しないこと。
糖質、蛋白質、脂質の生体内代謝は、各種ビタミンの相互協力の下で行われ、いずれのビタミンが欠乏しても生体内代謝の円滑を欠き生体機能の維持が困難となる。また、ビタミン欠乏症は、複合ビタミン欠乏症の形であらわれることが多く、相関する生理あるいは薬理作用をもつ数種のビタミンを投与することが合理的である1),2),3),4),5)。試験的には、ラットの成長6),7)、胎児・新生児の成長8)、運動能力6)等や、ヒトの妊娠経過9)に複合ビタミンが好影響をおよぼすことが示されている。
アルミ袋開封後は、湿気を避けて遮光して保存すること。本剤は特に吸湿しやすい製剤である。
100g[ポリエチレン袋、乾燥剤入り]、500g[100g(ポリエチレン袋)×5、乾燥剤入り]、1kg[200g(ポリエチレン袋)×5、乾燥剤入り]
1) 岸川基明 他:診断と治療. 1968;56:91-94
2) 島薗順雄:日本薬剤師会雑誌. 1955;7:2-4
3) 吉田順一 他:綜合臨牀. 1957;6:1161-1163
4) 中村恒男 他:小児科診療. 1954;17:194-198
5) 岸川基明 他:綜合臨牀. 1965;14:2002-2006
6) Tikhomirova A.N. et al.:Vopr Pitan. 1963;22:46-50
7) 早川清一 他:食糧研究所研究報告. 1959;14:9-10
8) Pfaltz H. et al.:Am J Obstet Gynecol. 1956;72:265-276
9) Baker H. et al.:Am J Clin Nutr. 1975;28:59-65
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