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日本薬局方
ピオグリタゾン塩酸塩・メトホルミン塩酸塩錠
劇薬
処方箋医薬品注)
2型糖尿病ただし、ピオグリタゾン塩酸塩及びメトホルミン塩酸塩の併用による治療が適切と判断される場合に限る。
通常、成人には1日1回1錠(ピオグリタゾン/メトホルミン塩酸塩として15mg/500mg又は30mg/500mg)を朝食後に経口投与する。
推算糸球体濾過量(eGFR)(mL/min/1.73m2)
メトホルミン塩酸塩としての1日最高投与量の目安※
45≦eGFR<60
1,500mg
30≦eGFR<45
750mg
※メトホルミン塩酸塩単剤の承認用法は1日量を1日2〜3回分割投与であるが、本剤(ピオグリタゾン/メトホルミン塩酸塩として15mg/500mg又は30mg/500mg)の承認用法は1日1回投与である。
循環血漿量の増加により心不全を発症させるおそれがある。,,
乳酸アシドーシスを起こすおそれがある。,
投与しないこと。
慎重に経過を観察し、投与の適否及び投与量の調節を検討すること。特に、eGFRが30mL/min/1.73m2以上45mL/min/1.73m2未満の患者には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。,
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。ピオグリタゾンについては、ラット器官形成期投与試験では、40mg/kg以上の群で胚・胎児死亡率の高値、出生児の生存率の低値が、ウサギ器官形成期投与試験では、160mg/kg群で親動物の死亡又は流産がそれぞれ1例、胚・胎児死亡率の高値がみられた。また、メトホルミンでは、ラット、ウサギで胎児への移行が認められており、ラットで催奇形作用が報告されている2)。また、妊婦は乳酸アシドーシスを起こしやすい。,
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。ピオグリタゾンでは、ラットで乳汁中への移行が報告されている3)。メトホルミンでは、低濃度ながらもヒト乳汁中への移行が認められている。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
アルコール(過度の摂取),,
乳酸アシドーシスを起こすことがある。本剤投与中は過度のアルコール摂取(飲酒)を避けること。
肝臓における乳酸の代謝能が低下する。また、脱水状態を来すことがある。
ヨード造影剤,
乳酸アシドーシスを起こすことがある。併用する場合は本剤の投与を一時的に中止する等適切な処置を行うこと。
併用により腎機能が低下し、メトホルミンの排泄が低下することが考えられている。
腎毒性の強い抗生物質
利尿作用を有する薬剤
,
脱水により乳酸アシドーシスを起こすことがあるため、脱水症状があらわれた場合には、本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。
利尿作用を有する薬剤により、体液量が減少し脱水状態になることがある。
糖尿病用薬
低血糖を発現するおそれがあるので、低用量から投与を開始するなど慎重に投与すること。
併用時には、血糖降下作用の増強により、低血糖のリスクが増加するおそれがある。
* イメグリミン
*
*消化器症状の発現に注意すること。
*特に併用初期に多く発現する傾向が認められている。
糖尿病用薬及びその血糖降下作用を増強又は減弱する薬剤を併用している場合
左記の併用に加え更に本剤を併用する場合には、糖尿病用薬の使用上の注意に記載の相互作用に留意するとともに、本剤のインスリン抵抗性改善作用が加わることによる影響に十分注意すること。
血糖降下作用の増強又は減弱による。
リファンピシン等のCYP2C8を誘導する薬剤
リファンピシンと併用するとピオグリタゾンのAUCが54%低下するとの報告があるので、リファンピシンと併用する場合は血糖管理状況を十分に観察し、必要な場合には本剤を増量すること。
CYP2C8を誘導することにより、ピオグリタゾンの代謝が促進されると考えられる。
*OCT2、MATE1、又はMATE2-K を阻害する薬剤
メトホルミンの血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。観察を十分に行い、必要に応じて本剤を中止するなど慎重に投与すること。
*OCT2、MATE1、又はMATE2-K を介したメトホルミンの腎排泄が阻害されると考えられている。
心不全が増悪あるいは発症することがあるので、浮腫、急激な体重増加、心不全症状・徴候(息切れ、動悸、心胸比増大、胸水等)がみられた場合には投与を中止し、ループ利尿剤等を投与するなど適切な処置を行うこと。特に心不全発症のおそれのある心疾患の患者には注意すること。,,
血中乳酸値の上昇、乳酸/ピルビン酸比の上昇、血液pHの低下等を示し、予後不良のことが多い。一般的に発現する臨床症状は様々であるが、胃腸症状、倦怠感、筋肉痛、過呼吸等の症状がみられることが多く、これらの症状があらわれた場合には直ちに投与を中止し、必要な検査を行うこと。なお、乳酸アシドーシスの疑いが大きい場合には、乳酸の測定結果等を待つことなく適切な処置を行うこと。,,,,,,,,,,,,,
循環血漿量の増加によると考えられる浮腫があらわれることがあるので、浮腫が認められた場合には、減量あるいは中止するなど適切な処置を行うこと。これらの処置によっても症状が改善しない場合には、必要に応じてループ利尿剤(フロセミド等)の投与等を考慮すること。ピオグリタゾンによる浮腫の発現頻度は、糖尿病性網膜症合併例で10.4%(44/422例)、糖尿病性神経障害合併例で11.4%(39/342例)、糖尿病性腎症合併例で10.6%(30/282例)であり、糖尿病性合併症発症例は非発症例に比べ高い傾向にある。これらの症例にあっては浮腫の発現に特に留意すること。,,,
AST、ALT、Al-P等の著しい上昇を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
低血糖症状(初期症状:脱力感、高度の空腹感、発汗等)が認められた場合、本剤あるいは併用している糖尿病用薬を一時的に中止するかあるいは減量するなど慎重に投与すること。また、本剤の投与により低血糖症状が認められた場合には糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること。,,,,,
筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがある。
発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音の異常(捻髪音)等が認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT、血清マーカー等の検査を実施し、異常が認められた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
5%以上
0.1~5%未満
0.1%未満
頻度不明
血液注1)
貧血、白血球減少、血小板減少
循環器
血圧上昇、心胸比増大注2)、心電図異常注2)、動悸、胸部圧迫感、顔面潮紅
過敏症
発疹、湿疹、そう痒
消化器
悪心・嘔吐、胃部不快感、胸やけ、腹痛、腹部膨満感、下痢、便秘、食欲亢進、食欲不振
肝臓
AST、ALT、Al-P、γ-GTPの上昇
精神神経系
めまい、ふらつき、頭痛、眠気、倦怠感、脱力感、しびれ
その他
LDH及びCKの上昇
BUN及びカリウムの上昇、総蛋白及びカルシウムの低下、体重及び尿蛋白の増加、息切れ
関節痛、ふるえ、急激な血糖下降に伴う糖尿病性網膜症の悪化
骨折注3)、糖尿病性黄斑浮腫の発症又は増悪注4)
消化器注5)
下痢、食欲不振、腹痛、悪心、嘔吐、腹部膨満感、便秘、消化不良、胃炎、胃腸障害、放屁増加
血液
貧血、白血球減少、血小板減少、白血球増加、好酸球増加
発疹、そう痒
肝機能異常
腎臓
BUN上昇、クレアチニン上昇
代謝異常
CK上昇、ケトーシス、乳酸上昇、血中カリウム上昇、血中尿酸増加
全身倦怠感注5)、頭痛、頭重、眠気、筋肉痛注5)、めまい・ふらつき、味覚異常、浮腫、発汗、脱力感、動悸、空腹感、ビタミンB12減少注6)
乳酸アシドーシスが起こることがある。
アシドーシスの補正(炭酸水素ナトリウム静注等)、輸液(強制利尿)、血液透析等の適切な処置を行う。
本剤とオルメサルタン メドキソミル製剤等との一包化は避けること。一包化して高温高湿度条件下にて保存した場合、本剤が変色することがある。
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
健康成人男子(82例)に対し、ピオグリタゾン/メトホルミン塩酸塩として30mg/500mg配合錠とピオグリタゾン塩酸塩30mg1錠とメトホルミン塩酸塩250mg2錠をクロスオーバー法により1日1回絶食下で経口投与した時のピオグリタゾン未変化体及びメトホルミン未変化体の血漿中濃度推移は次図のとおりであり、生物学的同等性が認められた。
また、30mg/500mg配合錠のピオグリタゾン未変化体、活性代謝物(M-Ⅱ~Ⅳ)及びメトホルミン未変化体の薬物動態学的パラメータは次表のとおりであった10)。
Cmax(ng/mL)
Tmax(h)
AUC0-72(ng・h/mL)
T1/2(h)
未変化体
1,073.1±407.59
2.5±1.03
11,242.1±3,679.00
10.4±13.66
M-Ⅱ
29.5±14.56
7.6±2.51
380.6±248.75
25.2±18.42
M-Ⅲ
180.4±58.37
17.2±6.72
8,112.7±2,454.85
32.7±13.96
M-Ⅳ
427.8±132.61
15.5±6.69
19,159.5±5,244.59
31.2±13.40
AUC0-48(ng・h/mL)
メトホルミン
1,426.0±387.41
2.8±0.95
8,641.7±1,698.97
4.4±1.40
(平均値±標準偏差)
なお、Wistar fattyラットで調べた血糖低下作用において、M-Ⅱ~Ⅳの活性は未変化体より弱かった。
[14C]ピオグリタゾン塩酸塩をヒトの血清、4%ヒト血清アルブミン溶液に添加したときの蛋白結合率は、いずれも98%以上であった3)。
腎機能正常者(クレアチニンクリアランス:>90mL/min)、軽度(クレアチニンクリアランス:61~90mL/min)及び中等度(クレアチニンクリアランス:31~60mL/min)の腎機能障害者にメトホルミン塩酸塩850mg注)を空腹時に単回経口投与したときのメトホルミンの薬物動態パラメータは以下のとおりであった18)(外国人データ)。,
Cmax(μg/mL)
AUC0-∞(μg・h/mL)
CLR(mL/min)
腎機能正常者(3例)
1.64±0.50
11.22±3.19
11.2±5.2
394.7±83.8
軽度腎機能障害者(5例)
1.86±0.52
13.22±2.00
17.3±21.2
383.6±122.3
中等度腎機能障害者(4例)
4.12±1.83
58.30±36.58
16.2±7.6
108.3±57.2
(平均値±標準偏差)CLR:腎クリアランス
注)本剤の最大承認用量は、ピオグリタゾン/メトホルミン塩酸塩として30mg/500mgである。
メトホルミン塩酸塩(1回250mg、1日2~3回)で効果不十分な2型糖尿病患者を対象に、1日1回ピオグリタゾンとして15mg12週間、その後30mg16週間併用投与したピオグリタゾン塩酸塩併用群と、プラセボ併用群でHbA1c(JDS値)を比較検討した結果、ピオグリタゾン塩酸塩併用群で0.67±0.80%(83例の平均値±標準偏差)の下降が、プラセボ併用群では0.25±0.92%(86例の平均値±標準偏差)の上昇が認められた。ピオグリタゾン塩酸塩の副作用はピオグリタゾン塩酸塩併用群の15.7%(13/83例)に認められ、主なものは浮腫・末梢性浮腫、BNP上昇、上腹部痛であった。メトホルミン塩酸塩の副作用はピオグリタゾン塩酸塩併用群12.0%(10/83例)、プラセボ併用群9.3%(8/86例)に認められた。
ピオグリタゾン(15mg又は30mg)で効果不十分な2型糖尿病患者を対象に、メトホルミン塩酸塩を16週間投与した結果、メトホルミン塩酸塩250mgを1日2回併用投与した際のHbA1c(JDS値)は0.45±0.63%(204例の平均値±標準偏差)の下降が、500mgを1日1回併用投与した際のHbA1c(JDS値)は0.43±0.52%(207例の平均値±標準偏差)の下降が認められ、1回500mg1日1回投与の1回250mg1日2回投与に対する非劣性が検証された。メトホルミン塩酸塩を500mg1日1回で併用投与した群の6.7%(14/208例)に副作用が認められ、主な副作用は下痢、浮腫であった。
Wistar fattyラットの後肢ヒラメ筋において、インスリンの作用(グリコーゲン合成及び解糖亢進作用)を増強した(ex vivo)。また、Wistar fattyラットの副睾丸周囲脂肪組織由来の単離脂肪細胞において、インスリンの作用(グルコース酸化及び総脂質合成亢進作用)を増強した19)(ex vivo)。
Wistar fattyラットにおいて、肝におけるグルコキナーゼの活性を亢進し、グルコース-6-ホスファターゼの活性を低下させ、糖産生を抑制した20)(in vivo)。
Wistar fattyラットの骨格筋において、低下したインスリン受容体及びインスリン受容体基質のリン酸化を正常化し、ホスファチジルイノシトール-3-キナーゼの活性を亢進させた21)(in vivo)。
Wistar fattyラットに認められる骨格筋TNF-α産生亢進を抑制し、これと並行して高血糖を軽減した22)(in vivo)。
インスリン抵抗性を有する肥満型2型糖尿病モデル動物(KKAyマウス、Wistar fattyラット)において、高血糖及び高インスリン血症を軽減した。一方、インスリン欠乏の1型糖尿病モデル動物(ストレプトゾシン糖尿病ラット)の高血糖、正常ラット(Sprague-Dawleyラット)の正常血糖には作用を示さなかった19),24)。
インスリン抵抗性を有し、耐糖能異常を示すWistar fattyラット及びZucker fattyラットにピオグリタゾンを10~12日間投与し、20時間絶食後にグルコースを経口投与したところ、グルコース投与後の血漿グルコース上昇の抑制及びインスリン過剰分泌の軽減が認められた19),24)。
メトホルミン塩酸塩は各種動物(マウス25)、ラット26),27)、ウサギ27)等)において血糖低下作用を示す。この血糖低下作用はエタノール(ウサギ28))、クロルプロマジン、クロルプロチキセン(ラット26))により抑制され、水素化麦角アルカロイド(ウサギ29))により増強された。
ピオグリタゾン塩酸塩(Pioglitazone Hydrochloride)
(5RS)-5-{4-[2-(5-Ethylpyridin-2-yl)ethoxy]benzyl}thiazolidine-2,4-dione monohydrochloride
C19H20N2O3S・HCl
392.90
白色の結晶又は結晶性の粉末である。N,N-ジメチルホルムアミド又はメタノールにやや溶けやすく、エタノール(99.5)に溶けにくく、水にほとんど溶けない。0.1mol/L塩酸試液に溶ける。N,N-ジメチルホルムアミド溶液(1→20)は旋光性を示さない。
メトホルミン塩酸塩(Metformin Hydrochloride)
1,1-Dimethylbiguanide monohydrochloride
C4H11N5・HCl
165.62
白色の結晶又は結晶性の粉末である。水に溶けやすく、酢酸(100)にやや溶けにくく、エタノール(99.5)に溶けにくい。
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