当ウェブサイトを快適にご覧いただくには、ブラウザのJavaScript設定を有効(オン)にしていただく必要がございます。
劇薬
下記疾患に伴う鎮咳上気道炎、急性気管支炎、肺炎
通常、下記1日量を3回に分け、用時溶解して経口投与する。
2才未満
0.3~0.45g(ジメモルファンリン酸塩として7.5~11.25mg)
2~3才
0.5~0.8g(ジメモルファンリン酸塩として12.5~20.0mg)
4~6才
0.8~1.1g(ジメモルファンリン酸塩として20.0~27.5mg)
7~14才
1.2~1.4g(ジメモルファンリン酸塩として30.0~35.0mg)
但し、年齢・症状により適宜増減する。
耐糖能に軽度の変化を来たすことがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
0.1~5%未満
0.1%未満
頻度不明
過敏症
発疹
精神神経系
めまい、眠気、頭痛・頭重
脱力感、倦怠感
消化器
口渇、食欲不振、悪心、嘔吐、下痢
循環器
頻脈、動悸、顔面潮紅
ジメモルファンリン酸塩DS小児用2.5%「タカタ」とアストミンシロップ0.25%をクロスオーバー法により、健康成人男子23名にそれぞれジメモルファンリン酸塩として20mgを空腹時に単回経口投与し、投与前、投与後0.5、1、1.5、2、3、4、6、8、12、24及び48時間に前腕静脈から採血した。LC/MS/MSにより測定したジメモルファンの血漿中濃度の推移及びパラメータは次のとおりであり、統計解析にて90%信頼区間を求めた結果、判定パラメータの平均値の差はlog0.8~log1.25の範囲にあり、両剤の生物学的同等性が確認された1)。
判定パラメータ
参考パラメータ
AUCt(pg・hr/mL)
Cmax(pg/mL)
tmax(hr)
t1/2(hr)
ジメモルファンリン酸塩DS小児用2.5%「タカタ」
19448.32±27351.78
1391.48±1631.65
2.9±1.1
9.1±2.0
アストミンシロップ0.25%
19317.10±26683.87
1291.70±1417.88
2.9±1.2
9.1±2.5
(Mean±S.D., n=23)
血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
ジメモルファンリン酸塩は、非麻薬性中枢性鎮咳薬で、鎮咳効果は麻薬性のものに及ばないが、耐性や依存性がないという利点がある。作用機序は咳中枢の抑制であるが、オピオイド受容体とは異なる受容部位に結合することによると考えられている2)。
ジメモルファンリン酸塩Dimemorfan Phosphate
(9S,13S,14S)-3,17-Dimethylmorphinan monophosphate
C18H25N・H3PO4
353.39
白色~微黄白色の結晶又は結晶性の粉末である。酢酸(100)に溶けやすく、水又はメタノールにやや溶けにくく、エタノール(95)に溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。融点 約265℃(分解)
〔α〕20D:+25~+27°(乾燥後、1g、メタノール、100mL、100mm)
1.0gを水100mLに溶かした液のpHは4.0~5.0である。
100g[プラスチック瓶、バラ、乾燥剤入り]500g[プラスチック瓶、バラ、乾燥剤入り]
1) 社内資料:生物学的同等性試験(ジメモルファンリン酸塩DS小児用2.5%「タカタ」)
2) 日本薬局方解説書編集委員会編:第十八改正 日本薬局方解説書 2021:C-2377-2380
高田製薬株式会社 文献請求窓口
〒336-8666 さいたま市南区沼影1丁目11番1号
電話 0120-989-813FAX 048-816-4183
高田製薬株式会社
さいたま市西区宮前町203番地1
Copyright © Pharmaceuticals and Medical Devices Agency, All Rights reserved.