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本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
下記疾患の去痰
通常、幼・小児に1日0.06g/kg(アンブロキソール塩酸塩として0.9mg/kg)を3回に分け、用時溶解して経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物実験(ラット)で母乳中へ移行することが報告されている。
低出生体重児及び新生児を対象とした臨床試験は実施していない。
発疹、顔面浮腫、呼吸困難、血圧低下等があらわれることがある。
0.1~5%未満
0.1%未満
頻度不明
消化器
胃不快感
胃痛、腹部膨満感、腹痛、下痢、嘔気、嘔吐、便秘、食思不振、消化不良(胃部膨満感、胸やけ等)
過敏症
発疹、蕁麻疹、蕁麻疹様紅斑、そう痒
血管浮腫(顔面浮腫、眼瞼浮腫、口唇浮腫等)
肝臓
肝機能障害(AST上昇、ALT上昇等)
その他
口内しびれ感、上肢のしびれ感
めまい
「経口固形製剤の処方変更の生物学的同等性試験ガイドライン」に基づき、アンブロキソール塩酸塩DS小児用1.5%「タカタ」と、小児用ムコソルバンシロップ0.3%を対象とした生物学的同等性試験により同等性が確認されている旧処方製剤をクロスオーバー法により、健康成人男子23名にそれぞれ1g(アンブロキソール塩酸塩として15mg)を空腹時に単回経口投与し、投与前、投与後0.5、1、1.5、2、2.5、3、4、6、8、12及び24時間に前腕静脈から採血した。液体クロマトグラフィーにより測定したアンブロキソール塩酸塩DS小児用1.5%「タカタ」のアンブロキソールの血漿中濃度の推移及びパラメータは次のとおりであり、両剤は生物学的に同等であると判定された1)。
判定パラメータ
参考パラメータ
AUCt(ng・hr/mL)
Cmax(ng/mL)
tmax(hr)
t1/2(hr)
アンブロキソール塩酸塩DS小児用1.5%「タカタ」
196.49±75.30
23.51±8.44
1.8±0.5
8.1±2.5
(Mean±S.D., n=23)
血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
アンブロキソール塩酸塩は、肺表面活性物質の分泌促進作用、気道液の分泌促進作用、線毛運動亢進作用が総合的に作用して喀痰喀出効果を示すものと考えられる。この際、肺表面活性物質の役割としては、線毛の存在しない肺胞や呼吸細気管支を含め気道中の粘性物質を排出しやすくするものと考えられている2),3),4),5),6)。
アンブロキソール塩酸塩(Ambroxol Hydrochloride)
trans-4-[(2-Amino-3,5-dibromobenzyl)amino]cyclohexanol hydrochloride
C13H18Br2N2O・HCl
414.56
白色の結晶性の粉末で、においはなく、わずかに特異な味がある。メタノールにやや溶けやすく、水又はエタノール(99.5)にやや溶けにくく、酢酸(100)に溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。融点 約235℃(分解)
0.10gを水10mLに溶かした液のpHは4.0~6.0である。
0.2g×300包[分包、乾燥剤入り]0.4g×300包[分包、乾燥剤入り]100g[プラスチック瓶、バラ、乾燥剤入り]500g[プラスチック瓶、バラ、乾燥剤入り]
1) 社内資料:生物学的同等性試験(アンブロキソール塩酸塩DS小児用1.5%「タカタ」)
2) 長岡滋他:薬理と治療 1981;9(5):1845-1854
3) 千田勝一他:薬理と治療 1981;9(2):483-486
4) 前多治雄他: 薬理と治療 1981;9(2):487-490
5) Curti PC.: Pneumonologie. 1972; 147(1): 62-74
6) Curti PC, et al.: Arzneim-Forsch. 1978; 28(5a): 922-925
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