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生物学的製剤基準
乾燥人血液凝固第Ⅸ因子複合体
処方箋医薬品注)
特定生物由来製品
血液凝固第Ⅸ因子欠乏患者の出血傾向を抑制する。
本剤を添付の日本薬局方注射用水10mL(200単位製剤)あるいは25mL(500単位製剤)で溶解し、通常1回血液凝固第Ⅸ因子量200~1,200国際単位を静脈内に緩徐に注射する。用量は、年齢・症状に応じ適宜増減する。
抗IgA抗体を保有する患者では過敏反応を起こすおそれがある。
ヒトパルボウイルスB19の感染を起こす可能性を否定できない。感染した場合には、発熱と急激な貧血を伴う重篤な全身症状を起こすことがある。
ヒトパルボウイルスB19の感染を起こす可能性を否定できない。感染した場合には、持続性の貧血を起こすことがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。本剤の投与によりヒトパルボウイルスB19の感染の可能性を否定できない。感染した場合には胎児への障害(流産、胎児水腫、胎児死亡)が起こる可能性がある。
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。一般に、生理機能が低下している。
大量投与によりDICを起こすことがある。
頻度不明
過敏症
発熱、顔面紅潮、蕁麻疹等
**血液
**第Ⅸ因子抑制
その他
悪寒、腰痛
長期多回投与試験において、血友病B23症例303件の出血(出血部位:足関節95件、肘関節59件、膝関節19件、筋肉64件等)に対し、本剤を投与した結果、著効195件、有効91件で、有効率は94.4%(286件/303件)であった。全23例に対して385回の本剤投与が行われたが、副作用は認められなかった2)。
本剤の投与により、血友病Bに欠乏している血液凝固第Ⅸ因子を補充し、出血を抑制することができる。
血友病Bに本剤を投与したところ、活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)は、投与直後から著明な改善(短縮)がみられ、投与48時間後でも有意な短縮を示した1)。
本剤は特定生物由来製品に該当することから、本剤を投与又は処方した場合は、医薬品の名称(販売名)、製造番号、投与日又は処方日、投与又は処方を受けた患者の氏名、住所等を記録し、少なくとも20年間保存すること。
血液凝固第Ⅸ因子 200国際単位含有 1瓶溶解液(日本薬局方注射用水) 10mL 1瓶添付
血液凝固第Ⅸ因子 500国際単位含有 1瓶溶解液(日本薬局方注射用水) 25mL 1瓶添付
1) 安部 英 他:臨牀と研究 1987;64(4):1327-1337
2) 安部 英 他:臨牀と研究 1989;66(1):287-309
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