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劇薬
処方箋医薬品注)
本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の使用が適切と判断される症例についてのみ投与すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
BRAF遺伝子変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫
https://www.pmda.go.jp/review-services/drug-reviews/review-information/cd/0001.html
通常、成人にはベムラフェニブとして1回960mgを1日2回経口投与する。
NCI-CTCAE注1)によるGrade判定
治療期間中の処置
Grade 1又は忍容可能なGrade 2
減量・休薬不要
忍容不能なGrade 2又はGrade 3
初回発現
休薬Grade 1以下又はベースラインまで軽快後、1回720mg(1日2回)で投与を再開注2)
2回目発現
休薬Grade 1以下又はベースラインまで軽快後、1回480mg(1日2回)で投与を再開注3)
3回目発現
投与中止
Grade 4
原則投与中止治療継続が患者にとって望ましいと判断された場合には、休薬Grade 1以下又はベースラインまで軽快後、1回480mg(1日2回)で投与を再開注3)
注1)NCI-CTCAE v4.0によりGradeを判定注2)休薬前に1回720mgに減量されていた場合には1回480mgとする。注3)休薬前に1回480mgに減量されていた場合には本剤の投与を中止する。
QT間隔
QTc値が500msを超え、かつ、ベースライン値からの延長が60msを超える場合
QTc値が500msを超え、かつ、ベースライン値からの延長が60ms以下の場合
休薬QTc値が500ms以下まで軽快後、1回720mg(1日2回)で投与を再開注2)
休薬QTc値が500ms以下まで軽快後、1回480mg(1日2回)で投与を再開注3)
QT間隔延長が起こるおそれがある。,,
重度の肝機能障害のある患者を対象とした臨床試験は実施していない。
*妊娠する可能性のある女性には、本剤投与中及び最終投与後2週間において避妊する必要性及び適切な避妊法について説明すること。経口避妊薬による避妊法の場合には、経口避妊薬以外の方法を併せて使用すること。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。妊娠ラット及びウサギを用いた胚・胎児発生に関する試験において、胚・胎児への影響は認められていないが、最大投与量におけるAUCは臨床曝露量の約1.2倍(ラット)及び約0.5倍(ウサギ)であった。
授乳しないことが望ましい。乳汁移行に関するデータはないが、ベムラフェニブは乳癌耐性蛋白(BCRP)の基質であるため、乳汁移行の可能性がある。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下していることが多い。
*CYP3A4の基質となる薬剤
これらの薬剤の血漿中濃度が低下する可能性がある。
併用薬剤の代謝が誘導され血漿中濃度が低下する可能性がある。
CYP3A4を誘導する薬剤
ベムラフェニブの血漿中濃度が低下し、本剤の有効性が減弱するおそれがあることから、誘導作用のない薬剤への代替を考慮すること。
ベムラフェニブの代謝が誘導され血漿中濃度が低下する可能性がある。
CYP3A4を阻害する薬剤
ベムラフェニブの血漿中濃度が上昇する可能性がある。CYP3A4阻害剤と併用する場合は、必要に応じ本剤の減量を考慮すること。
ベムラフェニブの代謝が阻害され血漿中濃度が上昇する可能性がある。
CYP1A2の基質となる薬剤
これらの薬剤の血漿中濃度が上昇する可能性がある。
併用薬剤の代謝が阻害され血漿中濃度が上昇する可能性がある。
CYP2C9の基質となる薬剤
P-gpの基質となる薬剤
本剤のP-gp阻害作用により併用薬剤の血漿中濃度が上昇する可能性がある。
QT間隔延長を引き起こすことが知られている薬剤
QT間隔延長作用を増強する可能性がある。
本剤及びこれらの薬剤はいずれもQT間隔を延長させるおそれがあるため、併用により作用が増強する可能性がある。
抗不整脈薬
放射線照射
放射線照射の併用又は本剤投与前後の放射線照射により放射線皮膚障害、放射線性肺臓炎等の放射線照射リコール反応、放射線増感作用があらわれることがある。
放射線毒性を増強させる可能性がある。
皮膚有棘細胞癌(18.7%)、ケラトアカントーマ(10.6%)、ボーエン病(0.6%)があらわれることがある。,
扁平上皮癌(皮膚以外)(頻度不明)、原発性悪性黒色腫(1.1%)等があらわれることがある。,
アナフィラキシーを含む重篤な過敏症があらわれることがある。
皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死融解症等の重篤な皮膚障害があらわれることがある。
初期症状として発疹、発熱が認められ、更に肝機能障害、リンパ節腫脹、白血球増加、好酸球増多、異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状があらわれることがある。本剤の投与中止後も発疹、発熱、肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意すること。
,,
肝不全、肝機能障害、黄疸等の肝障害があらわれることがある。
5%以上
1~5%未満
1%未満
頻度不明
皮膚
発疹(湿疹、丘疹等)(54.0%)、光線過敏症(46.0%)、脱毛症(46.0%)、過角化(25.9%)、そう痒症(21.8%)、皮膚乾燥、紅斑、日光性角化症、脂漏性角化症、手足症候群、毛孔性角化症、皮膚病変、毛包炎
ざ瘡様皮膚炎、皮膚剥脱、ざ瘡、メラノサイト性母斑、稗粒腫、皮膚嚢腫、全身性皮疹、結節性紅斑、掌蹠角皮症、色素沈着障害、皮膚炎、皮膚肥厚、毛質異常、蕁麻疹、日光皮膚炎、毛髪成長異常、アレルギー性皮膚炎、寝汗、多汗症、皮膚腫瘤、皮膚変色
せつ、顔面腫脹、休止期脱毛、苔癬様角化症、熱傷、皮膚刺激、皮膚毒性、皮膚疼痛、脂肪織炎
耳
回転性めまい
眼
ブドウ膜炎、眼充血、流涙増加、眼乾燥、結膜炎、羞明、眼刺激、霧視
眼痛
網膜静脈閉塞
筋・骨格
関節痛(49.4%)、筋骨格痛、四肢痛
筋骨格硬直、関節炎、関節腫脹、背部痛、筋力低下、筋痙縮
関節滲出液、頚部痛、変形性関節症、腱痛、デュプイトラン拘縮
血液・凝固
貧血、リンパ球減少、血小板減少、好中球減少
好酸球増加症、白血球減少
呼吸器
呼吸困難、咽頭喉頭痛、上気道感染(鼻咽頭炎、副鼻腔炎、上気道感染等)
消化器
悪心(26.1%)、下痢(21.3%)、嘔吐、腹痛
口内炎、逆流性食道炎、口唇炎、便秘、口内乾燥、消化不良、腹部膨満
鼓腸、口唇腫脹、腹部不快感、嚥下障害、膵炎
肝臓
血中ビリルビン増加、Al-P上昇、ALT上昇、AST上昇
γ-GTP増加
心・血管系
ほてり
リンパ浮腫
血管炎、動悸
精神神経系
頭痛、味覚異常、末梢神経障害
不眠症、浮動性めまい、知覚過敏、嗜眠
傾眠、振戦
顔面神経麻痺
生殖器
乳頭痛
代謝
食欲減退
低カリウム血症、脱水
高コレステロール血症
その他
疲労(43.7%)、皮膚乳頭腫(21.6%)、浮腫(全身性浮腫、末梢性浮腫)、発熱、体重減少
疼痛、乾燥症、棘細胞腫、悪寒、乳頭腫、アクロコルドン、インフルエンザ様疾患、カンジダ症、胸痛、全身健康状態低下、眼瞼乳頭腫、小結節
ヘルペスウイルス感染、腫瘤、転倒、乳頭腫ウイルス感染、膿瘍
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
イヌ39週間毒性試験において、忍容性低下のため早期(投与10日目)に終了した900mg/kg/日の1例に限局的な骨髄壊死が報告されており、この時のAUCは臨床曝露量の約0.5倍であった。
悪性黒色腫患者9例を対象にベムラフェニブとして960mgを単回経口投与したときの血漿中ベムラフェニブ濃度の推移を以下の図に示した。また、引き続き15日目までベムラフェニブとして1回960mgを1日2回反復経口投与した7例の血漿中ベムラフェニブ濃度推移図を示すと共に、薬物動態パラメータを単回投与時(1日目)の結果と併せて表に示した。単回投与時(1日目)と反復投与時(15日目)のAUC、Cmaxから算出した蓄積係数は、それぞれ20.5、16.5を示した3)。
n
AUC0-12(μg・h/mL)
Cmax(μg/mL)
t1/2(h)
Tmax(h)
960mg/回
1日目
9
46.4(57.8%)
6.40(54.9%)
12.7(18.2%)a)
3.88(3.83-5.98)
15日目
7
669(24.2%)
73.3(28.7%)
60.8(82.4%)b)
2.12(0.900-4.02)
平均値(CV%)Tmax:中央値(最小値-最大値)a)n=6、b)n=4
悪性黒色腫患者52例を対象にベムラフェニブとして240、480、720注)又は960mgを単回経口投与し、その後15日目まで、1日2回反復経口投与したところ、投与15日目までに多くの症例が定常状態に達していた。単回投与時、反復投与時ともに240mg注)から960mgの範囲で線形性が認められた4)(外国人データ)。注)承認された用法及び用量は、通常1回 960mgを1日2回経口投与である。
悪性黒色腫患者16例を対象にベムラフェニブとして960mgを単回経口投与したとき、食後(高脂肪・高カロリー食)投与では絶食時投与と比較して、Cmaxが2.5倍、AUCinfが4.6倍に増加し、Tmaxの中央値は4時間から7.5時間に延長した5)(外国人データ)。
悪性腫瘍患者4例を対象にベムラフェニブの絶対的バイオアベイラビリティを検討したところ、57.8%(幾何平均値)であった6)(外国人データ)。
ベムラフェニブは、血清アルブミン及びα1-酸性糖蛋白と結合し、蛋白結合率はいずれも99%以上であった7)(in vitro)。
母集団薬物動態解析によると、悪性黒色腫患者のみかけの分布容積は、90.9L(個体間変動64.8%)であった8)(外国人データ)。
悪性黒色腫患者7例を対象にベムラフェニブとして1回960mgを1日2回14日間連日反復投与し、15日目に14C-ベムラフェニブ960mgを単回経口投与したところ、血漿中放射能の95%がベムラフェニブ、代謝物は5%未満であった9)(外国人データ)。ヒト肝ミクロソームでは、ベムラフェニブは主にCYP3A4で代謝された10)(in vitro)。
悪性黒色腫患者7例を対象にベムラフェニブとして1回960mgを1日2回14日間連日反復投与し、15日目に14C-ベムラフェニブ960mgを単回経口投与したところ、放射能の94%が糞中に排泄され、尿中に排泄されたのは1%未満であった9)(外国人データ)。
悪性黒色腫患者458例を対象に母集団薬物動態解析を実施し、腎機能に関連するクレアチニンクリアランスで共変量探索を実施した結果、クレアチニンクリアランスは共変量として組み込まれなかった8)(外国人データ)。
悪性黒色腫患者458例を対象に母集団薬物動態解析を実施し、肝機能に関連するALT、Al-P、AST、総ビリルビン、肝転移の有無で共変量探索を実施した結果、これらの変数は共変量として組み込まれなかった8)(外国人データ)。
悪性黒色腫患者20例を対象に5種のCYP分子種(CYP1A2、CYP2D6、CYP3A4、CYP2C19、CYP2C9)の基質となるカクテル薬剤を用いて、本剤が各CYP分子種の基質となる薬剤の薬物動態に与える影響を検討した結果を表に示す11)(外国人データ)。
基質薬
薬物動態パラメータ
併用、非併用時の幾何平均値の比
幾何平均値の比の90%信頼区間
カフェイン(CYP1A2)
AUC0-last
2.56
(2.24-2.93)
Cmax
1.05
(0.98-1.13)
デキストロメトルファン(CYP2D6)
1.47
(1.21-1.78)
1.36
(1.07-1.72)
ミダゾラム(CYP3A4)
0.61
(0.50-0.74)
0.65
(0.54-0.78)
オメプラゾール(CYP2C19)
1.13
(0.92-1.37)
1.17
(0.92-1.49)
S-ワルファリン(CYP2C9)
1.18
(1.12-1.24)
1.00
(0.93-1.08)
(カフェインはn=19,他はn=20)
悪性腫瘍患者23例を対象にCYP3A4を誘導するリファンピシンを用いて、CYP3A4の誘導剤がベムラフェニブの薬物動態に与える影響を検討した結果を表に示す12)(外国人データ)。
ベムラフェニブ(CYP3A4)
0.614
(0.484-0.780)
1.11
(0.908-1.36)
(n=23)
悪性腫瘍患者8例を対象にCYP3A4を阻害するイトラコナゾールを用いて、CYP3A4の阻害剤がベムラフェニブの薬物動態に与える影響を検討した結果を表に示す13)(外国人データ)。
ベムラフェニブ
AUC0-tau
1.400
(1.210-1.610)
(n=8)
悪性腫瘍患者16例を対象にCYP1A2の基質であるチザニジンを用いて、本剤がCYP1A2の基質となる薬剤の薬物動態に与える影響を検討した結果を表に示す14)(外国人データ)。
チザニジン(CYP1A2)
4.22
(3.37-5.28)
2.15
(1.71-2.71)
(n=16)
悪性腫瘍患者29例を対象にP-gpの基質であるジゴキシンを用いて、本剤がP-gpの基質となる薬剤の薬物動態に与える影響を検討した結果を表に示す15)(外国人データ)。
ジゴキシン(P-gp)
1.82
(1.63-2.02)
(1.30-1.65)
(n=26)
In vitro試験において、ベムラフェニブはP-gp及びBCRPの基質であること、並びにCYP2C8、P-gp、BCRP及び胆汁酸排泄ポンプ(BSEP)を阻害することが示されている16),17)。,
BRAF V600変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫患者11例を対象とし、本剤1回960mgを1日2回空腹時(投与前2時間、投与後1時間絶食)に連日投与する第Ⅰ/Ⅱ相試験を実施した。有効性評価の対象となった8例における奏効率注1)は75.0%(95%信頼区間:34.9-96.8)であった18)。安全性評価対象例11例中11例(100%)に副作用が認められた。主な副作用は、関節痛10例(90.9%)、発疹(湿疹、丘疹等)10例(90.9%)、筋骨格痛7例(63.6%)、脱毛症7例(63.6%)、疲労6例(54.5%)等であった。注1)RECIST(ver1.1)ガイドラインによる判定(CR+PR)
化学療法歴のないBRAF V600変異を有する根治切除不能なⅢ期/Ⅳ期の悪性黒色腫患者675例を対象とし、ダカルバジン1000mg/m2を3週毎に投与注2)する群と本剤1回960mgを1日2回連日投与する群を比較した第Ⅲ相非盲検ランダム化比較試験の成績(2010年12月30日データカットオフ)を以下に示す。OS解析において、ダカルバジン投与群に対する本剤投与群のハザード比は0.37(95%信頼区間:0.26–0.55)であり、Kaplan-Meier法で推定した中央値は、ダカルバジン投与群7.75カ月(95%信頼区間:6.28–10.28)、本剤投与群9.23カ月(95%信頼区間:8.05–未到達)と、統計学的に有意なOSの延長が確認された(非層別Log-rank検定、p<0.0001)。また、PFS解析において、ダカルバジン投与群に対する本剤投与群のハザード比は0.26(95%信頼区間:0.20–0.33)であり、Kaplan-Meier法で推定した中央値はダカルバジン投与群1.61カ月(95%信頼区間:1.58–1.74)、本剤投与群5.32カ月(95%信頼区間:4.86–6.57)と、統計学的に有意なPFSの延長が確認された(非層別Log-rank検定、p<0.0001)19)。注2)承認された用法・用量外である。
本剤投与群の安全性評価対象例337例中329例(97.6%)に副作用が認められた。主な副作用は、発疹(湿疹、丘疹等)178例(52.8%)、関節痛162例(48.1%)、光線過敏症157例(46.6%)、脱毛症153例(45.4%)、疲労146例(43.3%)等であった(2012年2月1日 カットオフ)。
悪性黒色腫患者128例を対象に心電図の中央判定を行った結果、QTcの補正はQTcPが適切であると判断された。 サイクル2及びそれ以降にスクリーニング時からのQTcの変化量は、12~15msの延長がみられ、サイクル6 Day1で15.1ms(上側95%信頼区間:17.7ms)の延長がみられた(1サイクル:21日)20)(外国人データ)。
ベムラフェニブは、BRAF V600変異(V600E、V600D、V600R、V600K、V600G、V600M)を含む活性化変異型のBRAFキナーゼ活性を阻害することにより21)、BRAF活性化によるMEK及びERKのリン酸化を阻害し、BRAF V600変異を有する腫瘍の増殖を抑制すると考えられる22)。
ベムラフェニブは、in vitroにおいて、BRAF V600E変異を有するヒト悪性黒色腫由来Colo829及びA375細胞株並びにBRAF V600D変異を有するヒト悪性黒色腫由来WM2664細胞株に対して増殖抑制作用を示した。また、BRAF V600E変異を有するヒト悪性黒色腫由来細胞株(LOX、Colo829及びA375)を皮下移植したヌードマウスにおいて、ベムラフェニブ投与による腫瘍増殖抑制作用が示された22)。
ベムラフェニブ(Vemurafenib)(JAN)
N-{3-[5-(4-Chlorophenyl)-1H-pyrrolo[2, 3-b]pyridin-3-carbonyl]-2, 4-difluorophenyl}propane-1-sulfonamide
C23H18ClF2N3O3S
489.92
白色の粉末又は塊のある粉末である。N,N-ジメチルアセトアミドに溶けやすく、アセトンに溶けにくく、エタノールに極めて溶けにくく、水にはほとんど溶けない。
約271℃
湿気を避けて保存すること(PTP包装のまま保存すること)。
56錠(PTP8錠×7)
1) Callahan MK, et al. N Engl J Med. 2012;367(24):2316-21.
2) Ribas A, et al. N Engl J Med. 2013;368(14):1365-6.
3) 患者を対象とする国内臨床試験(JO28178)(2014年12月26日承認、CTD2.7.2.2.3.1)
4) Grippo JF, et al. Cancer Chemother Pharmacol. 2014;73(1):103-11.
5) 社内資料:食事の影響試験(NP25396)
6) 社内資料:絶対的バイオアベイラビリティ試験(GO28395試験)
7) In vitro血漿蛋白結合及び血球移行性(2014年12月26日承認、CTD2.7.2.2.1.1.1)
8) 母集団薬物動態解析(2014年12月26日承認、CTD2.7.2.3.4)
9) Goldinger SM, et al. Pharmacol Res Perspect. 2015;3(2):e00113.
10) 代謝関与酵素(2014年12月26日承認、CTD2.7.2.2.1.2.3)
11) 社内資料:海外臨床薬物相互作用試験(NP22676)
12) 社内資料:リファンピシンとの海外臨床薬物相互作用試験(GO28052)
13) 社内資料:イトラコナゾールとの海外臨床薬物相互作用試験(GO29475)
14) 社内資料:チザニジンとの海外臨床薬物相互作用試験(GO28396)
15) 社内資料:ジゴキシンとの海外臨床薬物相互作用試験(GO28394)
16) トランスポーターを介したin vitro輸送(2014年12月26日承認、CTD2.7.2.2.1.3.3)
17) 薬物代謝酵素阻害(2014年12月26日承認、CTD2.7.2.2.1.3.2)
18) 国内第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験(JO28178)(2014年12月26日承認、CTD2.7.3.2.4)
19) Chapman PB, et al. N Engl J Med. 2011;364(26):2507-16.
20) 薬物動態、QT延長評価サブスタディ(NP22657)(2014年12月26日承認、CTD2.7.2.2.3.6.1)
21) 変異BRAFキナーゼに対する阻害活性(2014年12月26日承認、CTD2.6.2.2.1.1)
22) Yang H, et al. Cancer Res. 2010;70(13):5518-27.
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