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通常、成人1日9.0gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。
食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢等があらわれることがある。
これらの症状が悪化するおそれがある。
発汗過多、全身脱力感等があらわれることがある。
当該疾患及びその症状が悪化するおそれがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
マオウ含有製剤
エフェドリン類含有製剤
モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤
甲状腺製剤
カテコールアミン製剤
キサンチン系製剤
不眠、発汗過多、頻脈、動悸、全身脱力感、精神興奮等があらわれやすくなるので、減量するなど慎重に投与すること。
交感神経刺激作用が増強されることが考えられる。
カンゾウ含有製剤
グリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤
ループ系利尿剤
チアジド系利尿剤
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偽アルドステロン症があらわれやすくなる。また、低カリウム血症の結果として、ミオパチーがあらわれやすくなる。
グリチルリチン酸及び利尿剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下が促進されることが考えられる。
咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音の異常等があらわれた場合には、本剤の投与を中止し、速やかに胸部X線、胸部CT等の検査を実施するとともに副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。また、咳嗽、呼吸困難、発熱等があらわれた場合には、本剤の服用を中止し、ただちに連絡するよう患者に対し注意を行うこと。
低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症があらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測定等)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。,
低カリウム血症の結果としてミオパチーがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、脱力感、四肢痙攣・麻痺等の異常が認められた場合には投与を中止し、カリウム剤の投与等の適切な処置を行うこと。,
AST、ALT、Al-P、γ-GTP等の著しい上昇を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。
頻度不明
過敏症
発疹、発赤、瘙痒等
自律神経系
不眠、発汗過多、頻脈、動悸、全身脱力感、精神興奮等
消化器
食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢等
泌尿器
排尿障害等
通年性鼻アレルギー患者を対象に実施した二重盲検比較臨床試験において、本剤又はプラセボ1日9.0gを3回に分割して2週間投与した。本剤は、くしゃみ発作、鼻汁、鼻閉等の症状を改善し、最終全般改善度は以下の成績であった。副作用の発現率は、本剤群6.5%(7/107例)、プラセボ群6.4%(7/110例)であり、本剤群の主な副作用は、消化器症状(4例)であった1) 。
改善度(%)
中等度改善以上
軽度改善以上
小青竜湯群
44.6(41/92)
83.7(77/92)
プラセボ群
18.1(17/94)
43.6(41/94)
ラット腹腔肥満細胞において、抗原刺激によるヒスタミンの遊離を抑制した2) (in vitro)。
ブタ気管由来平滑筋細胞において、シクロオキシゲナーゼ代謝産物、リポキシゲナーゼ代謝産物の産生を増加させた3) (in vitro)。
混餌投与したラットにおいて、toluene-2,4-diisocyanate点鼻による鼻洗浄液中のサブスタンスP,カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)及び神経成長因子(NGF)の増加が抑制された4) 。
ヒト好酸球において、卵白アルブミン、ヒトIgG、ヒト分泌型IgA5) 、GM-CSF及びPAFによる脱顆粒を抑制し、好酸球上の接着分子であるCD11b/CD18の発現を抑制した6) 。また、rhIL-5による好酸球の生存率延長を抑制した5),6) (in vitro)。
経口投与したマウス脾臓細胞において、卵白アルブミン誘発IL-4産生が抑制されたが、IFN-γ産生は影響されなかった。また、IL-4産生CD4+T細胞(Th2細胞)増加が抑制されたが、IFN-γ産生CD4+T細胞(Th1細胞)は影響されなかった7) (in vitro)。
モルモット鼻腺細胞において、アセチルコリン刺激による細胞内Na+濃度の上昇を抑制した。また、アセチルコリンによるイオン電流増加を抑制した8) (in vitro)。
500g[ボトル]5kg(500g×10)[パウチ]3.0g×42包[分包]3.0g×189包[分包]
1) 馬場駿吉ほか:耳鼻臨床. 1995;88(3):389-405
2) Sakaguchi, M. et al. :Meth. Find. Exp. Clin. Pharmacol. 1997;19(10):707-713
3) 渡辺憲太朗ほか:炎症. 1993;13(4):389-393
4) 時田江里香ほか:薬理と治療. 2010;38(10):891-898
5) 大久保喜雄ほか:日本東洋医学雑誌. 1994;44(4):501-507
6) Okubo, Y. et al. :Phytotherapy Research. 1997;11(7):485-489
7) Ikeda, Y. et al. :Jpn. J. Pharmacol. 2002;90:328-336
8) Ikeda, K. et al. :Am. J. Chin. Med. 1994;22(2):191-196
9) Sakaguchi, M. et al. :Meth. Find. Exp. Clin. Pharmacol. 1996;18(1):41-47
10) Sakaguchi, M. et al. :Meth. Find. Exp. Clin. Pharmacol. 1999;21(4):303-308
11) 永井隆之ほか:漢方と免疫・アレルギー24. ファーマインターナショナル, 2011;85-103
12) 池谷洋一ほか:日本東洋医学雑誌. 2013;64(3):143-149
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