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通常成人1回1カプセルを1日1~3回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
レボドパ
レボドパの作用を減弱することがある。
本剤の成分であるピリドキシン塩酸塩がレボドパの末梢での脱炭酸化を促進し、脳内作用部位への到達量を減少させるためと考えられる。
頻度不明
過敏症
発疹、瘙痒感
消化器
食欲不振、胃部不快感、下痢
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTP シートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
α-ケト酸脱炭酸酵素の補酵素として働くほか、グルコース直接酸化系においてトランスケトラーゼの補酵素としても作用する。また、このビタミンとしての作用のほか、神経系においてその機能維持に関与し、VB1欠乏ラットでみられる有髄神経線維の変性がVB1投与によって回復される1)。
アミノ酸の脱炭酸、脱アミノあるいはアミノ基転移反応の補酵素として作用し、体内のアミノ酸、たんぱく質代謝に関与する。また、グルタメートデカルボキシラーゼの補酵素としてグルタミン酸からGABAを生成する反応にも関与する2)。
メチルマロニルCoAからサクシニルCoAへのイソメラーゼ反応やホモシステインからメチオニンを合成する際のメチル基転移反応の補酵素として働く。ウサギにおいて坐骨神経切断後の支配筋重量の回復促進や神経細胞内RNA蓄積の促進が認められ、ラット脳より分離したグリア細胞の増殖も促進する3)。
ラットでアクリルアミド神経炎の回復をVB1、VB6、VB12単独投与に比し促進する4)。
チアミンジスルフィド(Thiamine Disulfide)
N,N’ -{Dithiobis[2-(2-hydroxyethyl)-1-methyl-2,1-ethenediyl]}bis{N -[(4-amino-2-methyl-5-pyrimidinyl)methyl]formamide}
C24H34N8O4S2
562.71
チアミンジスルフィドは白色~淡黄白色の粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがあり、味はわずかに苦い。エタノール(95)に溶けにくく、水又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。希塩酸又は希硝酸に溶ける。飽和水溶液はほぼ中性である。
ピリドキシン塩酸塩(Pyridoxine Hydrochloride)
4,5-Bis(hydroxymethyl)-2-methylpyridine-3-ol monohydrochloride
C8H11NO3・HCl
205.64
ピリドキシン塩酸塩は白色~微黄色の結晶性の粉末である。水に溶けやすく、エタノール(99.5)に溶けにくく、無水酢酸、酢酸(100)にほとんど溶けない。光によって徐々に変化する。
約206℃(分解)
本品1.0gを水50mLに溶かした液のpHは2.5~3.5である。
シアノコバラミン(Cyanocobalamin)
Coα-[α-(5,6-Dimethylbenz-1H -imidazol-1-yl)]-Coβ-cyanocobamide
C63H88CoN14O14P
1355.37
シアノコバラミンは暗赤色の結晶又は粉末である。水にやや溶けにくく、エタノール(99.5)に溶けにくい。本品は吸湿性である。
本品0.10gを新たに煮沸して冷却した水20mLに溶かした液のpHは4.2~7.0である。
外箱(缶)開封後は遮光して保存すること。
100カプセル〔10カプセル(PTP)×10〕1,200カプセル〔10カプセル(PTP)×120、乾燥剤入り〕6,000カプセル〔10カプセル(PTP)×600、乾燥剤入り〕1,200カプセル〔バラ、缶、乾燥剤入り〕
1) 羽生恒雄 他:ビタミン、53、505(1979)
2) 松田 誠 :ビタミン、57、1(1983)
3) 中沢恒幸 他:ビタミン、34、576(1966)
4) 篠崎温彦 他:ビタミン、48、377(1974)
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