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処方箋医薬品注)
第1度無月経、無排卵性月経、希発月経の排卵誘発
シクロフェニルとして、1日400~600mgを2~3回に分け、5~10日間経口投与し、症状に応じてこれを反復する。
3クール反復投与しても排卵性月経の全くみられない場合には、原則として投与を中止すること。
治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。妊娠する可能性がある。
子宮内膜増殖症は細胞異型を伴う場合がある。
子宮筋腫の発育を促進するおそれがある。
症状が増悪するおそれがある。
乳癌が再発するおそれがある。
*卵巣過剰刺激を起こしやすい。
*妊娠初期の不注意な投与を避けるため、以下の対応を行うこと。,
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。類似化合物の動物実験で胎児毒性並びに催奇形性が認められている。,
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
AST、ALT、γ-GTP等の上昇、発熱、倦怠感等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。
頻度不明
卵巣過剰刺激
下腹部痛等の卵巣腫大症状
子宮
不正出血
過敏症
発疹等
消化器
悪心、嘔吐、便秘、下痢、食欲不振、胃痛、腹部膨満感等
精神神経系
頭痛、めまい、情動不安、眼精疲労等
その他
顔面潮紅、全身倦怠感、頻尿、尿量増加、鼻出血、口中異和感、体重増加
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
第1度無月経、無排卵性月経、希発月経の患者を対象に実施した臨床試験における排卵誘発率は626/1,191例(52.6%)、929/2,302周期(40.4%)で、疾患別では第1度無月経224/566例(39.6%)、299/1,041周期(28.7%)、無排卵性月経345/553例(62.4%)、531/1,088周期(48.8%)、希発月経57/72例(79.2%)、99/173周期(57.2%)であった1),2),3),4),5),6),7),8),9),10),11)。
動物実験において以下の作用が認められる。
シクロフェニル(Cyclofenil)
Bis(4-acetoxyphenyl)-cyclohexylidenemethane
C23H24O4
364.43
白色の結晶性の粉末である。においはない。クロロホルム又はN,N-ジメチルホルムアミドに溶けやすく、酢酸(100)にやや溶けやすく、ジエチルエーテルにやや溶けにくく、メタノール又はエタノール(95)に溶けにくく、水にほとんど溶けない。
137~141℃
120錠[10錠(PTP)×12]
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